
「歌枠をやりたいけど、マイクの音質が悪くて歌声が映えない...」
「BGMと自分の声のバランスがうまく取れない...」
歌配信・歌枠のマイク選びは、ゲーム配信や雑談配信とはまったく違うポイントを押さえる必要があります。ゲーム配信で定評のあるダイナミックマイクが、歌配信では逆に足を引っ張ることすらあるのです。
歌声は「ささやくような弱音」から「サビで張り上げる強音」までダイナミクス(音量幅)が非常に大きく、そのすべてを正確に拾うにはXLRコンデンサーマイク+オーディオインターフェース+適切なエフェクト設定という3点セットが不可欠です。
この記事では、歌枠・歌配信に完全特化して、マイク選び・オーディオIF選び・OBSの音声設定・リバーブ調整・BGMバランスまでを一気通貫で解説します。
この記事でわかること
- 歌配信に最適なXLRコンデンサーマイクの選び方と比較
- ループバック機能付きオーディオインターフェースの選び方
- OBSで歌声が映えるフィルター設定(リバーブ・コンプレッサー)
- BGM(カラオケ音源)と歌声の最適な音量バランス
- 歌配信で使える著作権的に安全なBGM調達方法
- 声質タイプ別のおすすめセットアップ
歌配信のマイクに求められる5つの条件

ゲーム配信や雑談配信では「環境ノイズの排除」や「キーボード音が入らないこと」が最優先されます。しかし歌配信では、それとはまったく異なる性能が求められます。
歌配信マイクに求められる5つの条件
| 高いダイナミックレンジ | ささやき声〜サビの張り上げまで歪みなく収音 |
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| フラットな周波数特性 | 特定の帯域を強調せず、歌声のニュアンスを忠実に再現 |
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| 低セルフノイズ | 弱音パートで「サー」というノイズが乗らない |
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| 十分な感度 | ブレスやビブラートの微細な表現を逃さない |
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| XLR接続 | ファンタム電源による安定した駆動と低ノイズ |
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なぜダイナミックマイクは歌配信に不向きなのか
ゲーム配信ではSHURE SM7BやElgatoのWave DXなどのダイナミックマイクが人気です。しかし歌配信では以下の理由で不向きとなります。
ダイナミックマイクの弱点(歌配信観点)
- 感度が低い -- 歌声の繊細なニュアンス(ブレス、ビブラートの震え、ファルセットへの切り替わり)を拾いきれない
- 高音域の倍音が減衰しやすい -- 歌声の「きらめき」や「透明感」を決定づける4kHz以上の倍音が失われ、歌が平坦に聞こえる
- ダイナミックレンジが狭い -- サビで声を張ったときに音が歪みやすく、弱音パートとの差が出にくい
- プリアンプゲインを上げる必要がある -- ゲインを大きく上げるとホワイトノイズが増加し、歌の静かなパートで目立つ
コンデンサーマイクはファンタム電源(48V)で駆動するため、こうした問題をすべて解消できます。環境ノイズを拾いやすいというデメリットはありますが、後述するリフレクションフィルターとOBSの設定で対策可能です。
おすすめXLRコンデンサーマイク 3選

歌枠・歌配信に最適なXLRコンデンサーマイクを、目的・予算別に3本厳選しました。いずれも歌声のダイナミクスを正確に伝えられるモデルです。
1. audio-technica AT2020 -- 歌配信の定番エントリーモデル
audio-technica AT2020 コンデンサーマイク XLR
- 全世界累計200万台突破のスタジオ定番モデル
- 20Hz〜20kHzの広い周波数特性
- 高耐入力設計で広いダイナミックレンジ
- 専用設計ダイヤフラムによる優れた過渡応答
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AT2020 スペック(歌配信向け注目ポイント)
| 型式 | バックエレクトレットコンデンサー |
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| 指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
|---|
| 周波数特性 | 20Hz〜20,000Hz |
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| 感度 | -37dB(14.1mV)re 1V at 1Pa |
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| 最大入力音圧レベル | 144dB SPL |
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| ダイナミックレンジ | 124dB以上 |
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| 歌配信との相性 | ★★★★★ |
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AT2020は「歌ってみた」や「歌枠」の入門機として不動の人気を誇ります。フラットな周波数特性は歌声の色づけが少なく、どのジャンルの楽曲でもバランスよく収音できます。144dB SPLという高い最大入力音圧レベルのおかげで、サビで声を張り上げても歪まないのが歌配信では大きなメリットです。
こんな方におすすめ:
- 歌枠を初めて本格的に始める方
- 幅広いジャンルの楽曲を歌う方
- コストパフォーマンスを重視する方
2. audio-technica AT2035 -- ワンランク上の歌声を求める方に
audio-technica AT2035 コンデンサーマイク XLR
- ダブルウェーブダイアフラム搭載で高感度・低ノイズ
- ローカットフィルター&-10dBパッドスイッチ搭載
- 専用ショックマウント付属
- AT2020からの正統進化モデル
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AT2035 スペック(歌配信向け注目ポイント)
| 型式 | バックエレクトレットコンデンサー |
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| 指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
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| 周波数特性 | 20Hz〜20,000Hz |
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| 感度 | -33dB(22.4mV)re 1V at 1Pa |
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| 最大入力音圧レベル | 148dB SPL(パッド使用時158dB) |
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| ローカットフィルター | 80Hz(12dB/oct) |
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| 歌配信との相性 | ★★★★★+ |
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AT2035はAT2020の上位モデルです。「ダブルウェーブダイアフラム」により、AT2020よりもさらに感度が高く、S/N比に優れています。歌声の微細なビブラートやブレスの音色まで正確に拾えるため、表現力のある歌配信を目指す方に最適です。
ローカットフィルターを搭載しているのも歌配信では大きなメリット。配信中の足音や振動によるゴロゴロとした低域ノイズを、マイク本体のスイッチ一つでカットできます。ショックマウント付属なので追加購入の必要がないのもうれしいポイントです。
こんな方におすすめ:
- AT2020からのステップアップを考えている方
- ビブラートやブレスの表現力にこだわる方
- バラード系の繊細な楽曲を多く歌う方
3. MAONO AU-PM320S -- XLRマイクセットで一式揃えたい方に
MAONO AU-PM320S XLRコンデンサーマイクセット
- マイクアーム・ショックマウント・ポップフィルター付属のフルセット
- 16mmダイヤフラム搭載
- 20Hz〜18,000Hzの周波数特性
- XLRケーブル(2.5m)付属
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MAONO AU-PM320S スペック(歌配信向け注目ポイント)
| 型式 | コンデンサー |
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| 指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
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| 周波数特性 | 20Hz〜18,000Hz |
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| 感度 | -34dB±3dB |
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| ダイアフラムサイズ | 16mm |
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| 付属品 | マイクアーム・ショックマウント・ポップフィルター・XLRケーブル |
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| 歌配信との相性 | ★★★★☆ |
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「マイク本体だけ買っても、アームやケーブルを別途揃えるのが面倒...」という方にぴったりのフルセットモデルです。マイクアーム、ショックマウント、ポップフィルター、XLRケーブルがすべて付属しているため、オーディオインターフェースさえあれば、このセットだけで歌配信を始められます。
AT2020やAT2035と比較すると周波数特性の上限が18,000Hzとやや狭いため、超高域の倍音表現では劣りますが、歌枠のライブ配信においては十分な音質です。何より圧倒的なコストパフォーマンスが魅力で、「まず歌枠を始めてみたい」という方に最適な選択肢です。
こんな方におすすめ:
- 最小限の投資で歌配信を始めたい方
- 周辺機材を一括で揃えたい方
- 入門機として試してみたい方
マイク選びの比較まとめ
| 項目 | AT2020 | AT2035 | MAONO PM320S |
|------|--------|--------|-------------|
| 価格帯 | 約12,000円 | 約18,000円 | 約7,000円 |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜18kHz |
| ローカットフィルター | なし | あり(80Hz) | なし |
| ショックマウント | 別売 | 付属 | 付属(セット) |
| 歌配信おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★★+ | ★★★★☆ |
| 向いているジャンル | オールジャンル | バラード・繊細系 | ポップス・アニソン |
おすすめオーディオインターフェース 3選

XLRコンデンサーマイクを動かすには、48Vファンタム電源を供給できるオーディオインターフェースが必須です。歌配信では特にループバック機能の有無が極めて重要になります。
ループバック機能とは?
PC上で再生しているBGM(カラオケ音源)と、マイクに入力した歌声をミックスして配信ソフトに送る機能です。この機能がないと、リスナーにはあなたの歌声しか聞こえず、BGMが流れません。歌枠ではほぼ必須の機能です。
1. YAMAHA AG03MK2 -- 歌枠配信者の圧倒的定番
YAMAHA AG03MK2 ライブストリーミングミキサー(マイクケーブル付きセット)
- DSPエフェクト内蔵(COMP / EQ / REVERB)
- ループバック機能搭載
- 48Vファンタム電源対応
- スマホ/タブレット接続可能(4極ミニ入出力TRRS端子)
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YAMAHA AG03MK2 スペック(歌配信向け注目ポイント)
| チャンネル数 | 3チャンネル(XLR/TRS+LINE+USB/Bluetooth) |
|---|
| サンプリングレート | 最大192kHz/24bit |
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| ファンタム電源 | 48V対応 |
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| ループバック | 搭載 |
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| 内蔵エフェクト | COMP / EQ / REVERB / AMP SIM |
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| ミュートスイッチ | 物理ボタンあり |
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| 接続 | USB Type-C |
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| 歌配信との相性 | ★★★★★+ |
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AG03MK2は歌枠配信者にとっての「鉄板」モデルです。最大の魅力はDSPエフェクトが内蔵されている点。コンプレッサー、EQ、そしてリバーブがハードウェアレベルで搭載されているため、OBSのVSTプラグインなしでリバーブをかけた歌配信が可能です。
ループバック機能により、PCで再生するカラオケ音源と歌声を簡単にミックスでき、物理的なミュートスイッチで咳払いなどのときに瞬時にマイクを切れます。スマートフォンからの配信にも対応しているのも、歌枠の幅を広げるポイントです。
AG03MK2で歌枠リバーブを使うコツ
AG03MK2のREVERBつまみは、歌枠では9時〜10時の位置(約20〜30%)がベストバランスです。12時を超えるとカラオケボックスのようなエコー感が出てしまい、歌声が不自然に聞こえます。リバーブはあくまで「歌声に空気感を足す」程度にとどめましょう。
こんな方におすすめ:
- 歌枠配信を本格的に行う方(最もおすすめ)
- ハードウェアリバーブを使いたい方
- 操作が直感的な製品を求める方
2. audio-technica AT-UMX3 -- AT2020/AT2035との最強コンビ
audio-technica AT-UMX3 USBオーディオミキサー
- audio-technicaマイクに最適化された音質設計
- ループバック機能搭載
- ゼロレイテンシーダイレクトモニター
- 最大192kHz/24bitの高性能A/Dコンバーター
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AT-UMX3 スペック(歌配信向け注目ポイント)
| サンプリングレート | 最大192kHz/24bit |
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| ファンタム電源 | 48V対応 |
|---|
| ループバック | 搭載 |
|---|
| ダイレクトモニター | ゼロレイテンシー |
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| マイクモニターミュート | 搭載 |
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| 接続 | USB Type-C |
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| 対応機器 | PC / Mac / iPhone / iPad / Android / PS4 / PS5 |
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| 歌配信との相性 | ★★★★★ |
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audio-technicaのマイクを使うならAT-UMX3が最良の選択肢です。AT2020やAT2035に最適な音質になるよう設計されており、特殊なフィルタ回路と金属板シールドにより、ノイズに強くクリアな音質を実現しています。
歌配信で特に便利なのがマイクモニターミュート機能。通常のモニタリングでは自分の歌声がヘッドホンから聞こえますが、この機能を使うとリスナーには歌声が配信されつつ、自分はBGMだけを聴きながら歌えます。カラオケで「自分の声を聴かずにBGMだけ聴いて歌う」感覚で配信できるため、歌いやすいという方も多いです。
こんな方におすすめ:
- audio-technicaマイク(AT2020/AT2035)を使う方
- ドライバー不要で手軽に始めたい方
- スマホからも歌枠をしたい方
3. MAONO G1 NEO ゲーミングオーディオミキサー -- エフェクト重視のエンタメ歌枠に
MAONO G1 NEO ゲーミングオーディオミキサー
- リバーブ&サイドチェイン内蔵(カラオケ向け)
- ボイスチェンジャー4種搭載
- 55dBプリアンプ+48Vファンタム電源
- ループバック機能搭載
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MAONO G1 NEO スペック(歌配信向け注目ポイント)
| プリアンプゲイン | 55dB |
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| ファンタム電源 | 48V対応 |
|---|
| ループバック | 搭載 |
|---|
| 内蔵エフェクト | REVERB / SideChain / ボイスチェンジャー4種 |
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| ノイズ低減 | 2レベル搭載 |
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| カスタム効果音 | 4ボタン登録可能 |
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| RGB照明 | 12種類のカラーバリエーション |
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| 歌配信との相性 | ★★★★☆ |
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エンタメ性を重視した歌枠にはG1 NEOがユニークな選択肢です。リバーブとサイドチェイン機能が内蔵されており、カラオケ配信やリクエスト歌枠など、エンターテインメント寄りの歌配信に向いています。
ボイスチェンジャー(男声・女声・ベイビー・ロボット)は歌配信の「ネタ枠」として活用でき、カスタム効果音ボタンで拍手音や歓声を入れることもできます。RGB照明で配信画面の演出も可能です。
AG03MK2やAT-UMX3と比較すると音質の純粋さでは一歩譲りますが、歌枠をエンタメとして楽しみたい方にとっては魅力的な選択肢です。
こんな方におすすめ:
- 歌枠をエンタメとして楽しみたい方
- ボイスチェンジャーや効果音も使いたい方
- 予算を抑えつつ多機能なモデルが欲しい方
オーディオIF選びの比較まとめ
| 項目 | YAMAHA AG03MK2 | AT-UMX3 | MAONO G1 NEO |
|------|---------------|---------|-------------|
| 価格帯 | 約18,000円 | 約15,000円 | 約8,000円 |
| ループバック | あり | あり | あり |
| 内蔵リバーブ | あり(DSP) | なし | あり |
| 内蔵EQ | あり | なし | なし |
| ファンタム電源 | 48V | 48V | 48V |
| 歌配信おすすめ度 | ★★★★★+ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 向いている用途 | 本格歌枠 | ATマイクとのセット | エンタメ歌枠 |
ループバック機能がないオーディオIFを使う場合の代替方法
もし手持ちのオーディオIFにループバック機能がない場合でも、以下の方法でBGMと歌声をミックスできます。
- 仮想オーディオデバイスを使う: VoiceMeeter BananaやVB-CABLE(Windows)、Loopback(Mac)を使って、PCの音声出力をOBSの入力に回す
- OBSのデスクトップ音声キャプチャ: OBSの「音声出力キャプチャ」でデスクトップ音声を取り込む(ただし音量の個別調整が難しい)
ただし、いずれの方法も設定の手間とトラブルリスクがあるため、歌枠を頻繁に行うならループバック機能付きのオーディオIFへの乗り換えをおすすめします。
歌配信に必須のマイクアクセサリ
歌配信では、通常の配信以上にマイクアクセサリが重要になります。特にポップガードとリフレクションフィルターは、歌声の品質を大きく左右します。
ポップガード -- 歌配信では絶対に必須
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なぜ歌配信ではポップガードが「絶対必須」なのか
雑談配信では「あると便利」程度のポップガードですが、歌配信では必須アイテムです。
歌では「パ行」「バ行」の破裂音が雑談よりもはるかに強く発生します。特にサビの歌詞で「パッ」「ブッ」という音が入ると、リスナーのスピーカーやイヤホンから「ボフッ」という不快な低域ノイズが鳴り、せっかくの歌声が台無しになります。
コンデンサーマイクはダイナミックマイクよりも感度が高いため、この破裂音(ポップノイズ)をより敏感に拾ってしまいます。二重層のポップガードであれば、1層目で空気の衝撃を分散し、2層目で残りを吸収するため、効果的にポップノイズを防げます。
リフレクションフィルター -- 自宅でもスタジオ品質の音に
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リフレクションフィルターは、自宅の部屋の反射音(部屋鳴り)を抑えるアクセサリです。歌配信では特に重要な理由があります。
コンデンサーマイクは感度が高いため、壁や天井で跳ね返った歌声もマイクに入ります。この反射音が歌声と混ざると、音がぼやけて聴こえたり、不自然な響きが加わったりします。リフレクションフィルターはマイク周囲の反射音を吸収することで、クリアで芯のある歌声を収音できます。
リフレクションフィルターを使うべき環境
- フローリングの部屋(反射が強い)
- 壁がコンクリートや石膏ボード(反射が強い)
- 部屋が狭い(反射音がマイクに近い距離で届く)
- カーテンやカーペットが少ない部屋
逆に、カーペット敷きで厚手のカーテンがあり、本棚など凹凸のある家具が多い部屋では、自然に反射音が抑えられるため不要な場合もあります。
OBS音声設定 -- 歌声が映えるセッティング

マイクとオーディオインターフェースを揃えたら、次はOBSの音声設定です。歌配信ではゲーム配信とはまったく異なるフィルター設定が必要です。
歌枠で絶対やってはいけないOBS設定
- ノイズゲート ON -- 弱音パートやブレスが途切れてしまう。歌声のダイナミクスが失われ、「ぶつ切り」に聞こえる
- ノイズ抑制(RNNoise)を強くかける -- 歌声の倍音成分まで除去してしまい、声が「ロボットのように」聞こえる
- コンプレッサーのレシオを10:1以上にする -- 歌声のダイナミクスが完全に潰れ、弱音もサビも同じ音量になってしまう
- ゲインを上げすぎる -- 歌声がクリッピング(音割れ)を起こす。特にサビで破綻する
歌配信向けOBSフィルター設定
OBSのマイク音声に以下のフィルターをこの順番で追加してください。フィルターの順序が重要です。
歌配信向けOBSフィルター設定(推奨順序)
| 1. ノイズ抑制(Speex) | 抑制レベル: -10dB程度(軽めに設定) |
|---|
| 2. コンプレッサー | レシオ: 3:1 / 閾値: -18dB / アタック: 6ms / リリース: 60ms |
|---|
| 3. ゲイン | +0〜+3dB(必要に応じて微調整) |
|---|
| 4. リミッター | 閾値: -1.5dB(クリッピング防止の安全装置) |
|---|
各フィルターの役割(歌配信版)
-
ノイズ抑制: エアコンやPCファンの「サー」というノイズだけを除去。必ずSpeexを選択してください。RNNoiseは歌声の倍音まで除去してしまうため不向きです。抑制レベルは-10dB程度と軽めに。
-
コンプレッサー: 歌声の音量差を「適度に」縮めます。レシオ3:1は「歌声のダイナミクスを残しつつ、極端な音量差だけ抑える」設定です。雑談配信の5:1〜8:1とは異なりますので注意してください。
-
ゲイン: コンプレッサーで全体の音量が若干下がるため、それを補正するために使います。
-
リミッター: サビで声を張ったときの「音割れ」を防ぐ安全装置です。通常は作動しないように閾値を-1.5dBに設定しておき、万が一のクリッピングを防ぎます。
リバーブの設定方法(VSTプラグイン)
AG03MK2のように内蔵リバーブがあるオーディオIFなら、ハードウェアのリバーブを使えます。しかし、AT-UMX3などリバーブ非搭載のオーディオIFの場合は、OBSのVSTプラグインでリバーブを追加します。
OBSでリバーブを追加する手順
| Step 1 | 無料VSTプラグイン「OrilRiver」をダウンロード・インストール |
|---|
| Step 2 | OBSのマイクフィルターに「VST 2.xプラグイン」を追加 |
|---|
| Step 3 | プラグインリストから「OrilRiver」を選択 |
|---|
| Step 4 | プリセット「Small Room」または「Plate」を選択 |
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| Step 5 | Wet/Dryミックスを20〜30%に設定(Dryが多めに) |
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| Step 6 | Decay Time(残響の長さ)を1.0〜1.5秒に設定 |
|---|
リバーブ設定の黄金ルール
- Wet/Dryバランスは20〜30%: リバーブ(Wet)が多すぎると「お風呂場で歌っている」ように聞こえる
- Decay Timeは1.0〜1.5秒: これ以上長くすると歌詞が聞き取りにくくなる
- プリセットは「Plate」が万能: 金属板の振動を模したリバーブで、歌声に自然な空気感を足してくれる
- Pre-Delayは10〜20ms: 歌声の出だしをクリアに保ちつつ、リバーブだけ少し遅れて鳴るように設定
コンプレッサーの詳細設定 -- 歌声のダイナミクスを潰さないために
歌配信でのコンプレッサー設定は、雑談配信やゲーム配信とは根本的に考え方が異なります。
歌配信向けコンプレッサー設定の考え方
| 雑談配信 | レシオ5:1〜8:1で音量を均一にする(聞きやすさ重視) |
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| ゲーム配信 | レシオ4:1〜6:1でゲーム音に負けない声量を確保 |
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| 歌配信 | レシオ2:1〜4:1でダイナミクスを残しつつ極端な音量差だけ抑える |
|---|
歌の表現力は音量の強弱にあります。Aメロのささやくような歌声とサビの力強い歌声、その音量差こそが感情表現です。コンプレッサーをかけすぎると、この「感情」が失われ、歌が平坦で退屈に聞こえてしまいます。
歌のジャンル別コンプレッサー設定の目安
- バラード・静かな曲: レシオ 2:1 / 閾値 -20dB / アタック 10ms / リリース 100ms(ダイナミクスを最大限残す)
- ポップス・アニソン: レシオ 3:1 / 閾値 -18dB / アタック 6ms / リリース 60ms(バランス型)
- ロック・高音域の曲: レシオ 4:1 / 閾値 -15dB / アタック 3ms / リリース 40ms(サビの音割れ防止重視)
BGMとのバランス調整 -- 歌枠最大の課題を解決
歌枠配信で最も難しいのが、BGM(カラオケ音源)と歌声の音量バランスです。これを間違えると「歌声が聞こえない」「BGMがうるさすぎる」という視聴者からのコメントが頻発します。
OBS上のトラック分離方法
歌枠では、歌声とBGMを別々のオーディオソースとして管理することが重要です。
OBS上でのトラック分離設定
| マイク入力(歌声) | 「ソース」→「音声入力キャプチャ」→ オーディオIFのマイク入力を選択 |
|---|
| BGM(カラオケ音源) | 「ソース」→「音声出力キャプチャ」→ デスクトップ音声を選択 |
|---|
| または | 「ソース」→「メディアソース」→ カラオケ音源ファイルを直接読み込み |
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メディアソースでBGMを管理するメリット
デスクトップ音声をキャプチャする方法だと、配信中の通知音やDiscordの通知音もBGMに混ざってしまいます。カラオケ音源をOBSの「メディアソース」として直接読み込めば、BGMだけを独立して管理できます。
さらにメディアソースなら、OBSのミキサーでBGMだけの音量をリアルタイムに調整できるため、曲ごとにBGMの音量が異なる場合にも柔軟に対応できます。
歌声とBGMの最適な音量バランス
歌声とBGMの推奨音量設定
| 歌声(マイク) | -12dB〜-6dB程度(OBSミキサーの黄色ゾーン) |
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| BGM(カラオケ音源) | 歌声より-6dB〜-10dB低く設定 |
|---|
| 具体的な目安 | 歌声が-8dBのとき、BGMは-16dB〜-18dB |
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| テスト方法 | 録画して自分で聴き返す(配信前に必ず実施) |
|---|
音量バランスのチェックリスト
- Aメロの弱音パートでも歌声がBGMに埋もれていないか
- サビの強音パートでBGMが完全にかき消されていないか
- 歌の間奏部分でBGMが自然に聞こえるか
- イヤホンとスピーカー、両方で確認したか
EQで歌声を際立たせるテクニック
BGMと歌声が被る帯域を整理することで、音量を大きく変えなくても歌声を際立たせることができます。
歌声を際立たせるEQテクニック
歌声側のEQ(OBSフィルター内のVSTプラグイン or AG03MK2の内蔵EQ):
- 80Hz以下をカット: 歌声に不要な低域ノイズを除去(ローカットフィルター)
- 2kHz〜4kHzを+2dB〜+3dBブースト: 歌声の「存在感」を決める帯域。BGMの中でも歌声が前に出てくる
- 8kHz〜12kHzを+1dBブースト: 歌声の「きらめき」や「透明感」を加える
BGM側のEQ(OBSフィルター内のVSTプラグイン):
- 2kHz〜4kHzを-2dB〜-3dBカット: 歌声の帯域をBGM側で少し引っ込める(スペースを空ける)
この「歌声側をブースト、BGM側をカット」を同じ帯域で行うことで、音量差を大きくしなくても歌声が自然に際立ちます。
歌配信の著作権と安全な運用
歌枠配信で避けて通れないのが著作権の問題です。BGMの選び方を間違えると、配信のアーカイブがミュートされたり、最悪の場合チャンネルにペナルティが課されたりします。
著作権的に安全な歌枠BGM調達方法 3選
-
JASRAC管理楽曲をYouTube Live/ニコニコ動画で歌う
- YouTube LiveとニコニコはJASRACと包括契約を締結済み
- JASRAC管理楽曲を「歌唱」する行為自体は許諾範囲内
- ただし「カラオケ音源の著作権」は別。公式オフボーカルやフリー素材を使用すること
-
公式に配布されているオフボーカル版を使用する
- ボカロ楽曲の多くは、作曲者がオフボーカル(インスト)版をニコニコやpiaproで無料配布している
- 利用規約を必ず確認し、クレジット表記が求められる場合は配信説明欄に記載
-
フリー素材のカラオケ音源を使用する
- 「歌ってみた カラオケ フリー」で検索すると、利用可能なカラオケ音源が見つかる
- 商用利用(収益化配信)が可能かどうかを必ず確認
- CDやサブスクの音源をそのままBGMとして流す(原盤権の侵害)
- カラオケアプリの音源を配信で使う(多くのアプリで配信利用は禁止)
- 他の配信者の歌枠アーカイブから音源を切り出して使う
- 海外のMIDIカラオケサイトから音源をダウンロードして使う(権利関係が不明瞭)
プラットフォーム別の著作権対応
- YouTube Live: JASRACと包括契約あり。JASRAC管理楽曲の歌唱は可能。ただしContent IDにより音源の一致が検出されるとアーカイブがミュートされる可能性あり
- Twitch: JASRACとの包括契約なし(2026年2月現在)。JASRAC管理楽曲の歌唱自体がグレーゾーン。Twitchで歌枠を行う場合は著作権フリーの楽曲を推奨
- ニコニコ動画: JASRAC/NexToneと包括契約あり。歌ってみた文化の発祥プラットフォームとして最も歌枠に寛容
声質タイプ別おすすめセットアップ
同じ機材でも、声質によって最適な設定は異なります。ここでは代表的な3つの声質タイプ別に、おすすめのマイク+オーディオIFの組み合わせとEQ設定を紹介します。
高音域が得意な方(女性ボーカル / ハイトーンボイス)
| おすすめマイク | audio-technica AT2020(フラットな特性が高音を自然に拾う) |
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| おすすめオーディオIF | YAMAHA AG03MK2(内蔵EQで微調整可能) |
|---|
| EQ設定 | 8kHz以上を-1dBカット(耳に痛いキンキン感を抑える) |
|---|
| コンプレッサー | レシオ 3:1 / 閾値 -16dB(高音域のピークを抑える) |
|---|
| リバーブ | Plate / Wet 25% / Decay 1.2秒(高音に空気感を足す) |
|---|
| ポイント | サビの高音域が耳に刺さらないよう、コンプとEQで上品にまとめる |
|---|
低音域が得意な方(男性ボーカル / バリトンボイス)
| おすすめマイク | audio-technica AT2035(感度が高く低音の倍音まで拾える) |
|---|
| おすすめオーディオIF | YAMAHA AG03MK2(内蔵COMPで低音の安定感を確保) |
|---|
| EQ設定 | 200Hz〜300Hzを-2dBカット(モゴモゴした低音のこもりを除去) |
|---|
| コンプレッサー | レシオ 2.5:1 / 閾値 -20dB(低音のダイナミクスを活かす) |
|---|
| リバーブ | Room / Wet 20% / Decay 1.0秒(低音が過剰に響かないよう短めに) |
|---|
| ポイント | 低音が響きすぎると「こもった」印象になるため、ローカットとEQで明瞭感を確保 |
|---|
ミックスボイス / 地声〜裏声を行き来する方
| おすすめマイク | audio-technica AT2035(声質が変わる瞬間の微細な変化を捉える) |
|---|
| おすすめオーディオIF | audio-technica AT-UMX3(AT2035との相性が最良) |
|---|
| EQ設定 | フラット設定(声質の変化を自然に伝える) |
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| コンプレッサー | レシオ 3:1 / 閾値 -18dB / アタック 5ms(声の切り替わりに追従する速いアタック) |
|---|
| リバーブ | Plate / Wet 25% / Decay 1.3秒 |
|---|
| ポイント | 地声→裏声の切り替え時に音量差が大きくなりやすいため、コンプのアタックを速めに設定 |
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視聴者側の聴こえ方 -- 配信プラットフォームの音声圧縮を理解する
せっかく高品質なマイクとオーディオIFで録った歌声も、配信プラットフォームの音声圧縮を経て視聴者に届きます。この圧縮の影響を理解しておくことで、より最適な設定が見えてきます。
配信プラットフォーム別の音声圧縮仕様
| YouTube Live | AAC 128〜256kbps(配信設定による) |
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| Twitch | AAC 128〜320kbps(パートナー設定による) |
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| ニコニコ動画 | AAC 192kbps程度 |
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| OBSの推奨設定 | 音声ビットレート 192kbps以上(歌配信の場合) |
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圧縮後の音質を意識した設定のコツ
- 音声ビットレートは192kbps以上に: OBSのデフォルト(128kbps)では歌声の高域が犠牲になりやすい。歌配信では192kbps〜256kbpsを推奨
- 超高域のブーストは控えめに: 圧縮で高域が削られるため、10kHz以上をブーストしても効果が薄い。むしろ圧縮アーティファクト(ジリジリした歪み)が目立つことがある
- テスト配信で録画して確認: OBSのローカル録画ではなく、実際に配信して録画した音声を聴くことで、圧縮後の音質を確認できる
歌枠を始めるためのおすすめセット
最後に、予算別のおすすめセットを紹介します。
【エントリー】約2万円セット -- まず歌枠を始めたい方
| マイク | MAONO AU-PM320S(セット)約7,000円 |
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| オーディオIF | MAONO G1 NEO 約8,000円 |
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| ポップガード | セットに付属 |
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| 追加投資 | なし(マイクアーム・XLRケーブル付属) |
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| 合計 | 約15,000円 |
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【スタンダード】約3万円セット -- 本格的な歌枠をしたい方
| マイク | audio-technica AT2020 約12,000円 |
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| オーディオIF | audio-technica AT-UMX3 約15,000円 |
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| ポップガード | NEEWER 二重層ポップガード 約1,100円 |
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| 追加投資 | XLRケーブル 約1,000円 |
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| 合計 | 約29,000円 |
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【プレミアム】約4万円セット -- 歌声のクオリティに妥協しない方
| マイク | audio-technica AT2035 約18,000円 |
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| オーディオIF | YAMAHA AG03MK2 約18,000円 |
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| ポップガード | NEEWER 二重層ポップガード 約1,100円 |
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| リフレクションフィルター | Aokeo 360°防音シールド 約4,000円 |
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| 合計 | 約41,000円 |
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- 歌声の表現力が段違いに向上し、リスナーの反応が変わる
- ハードウェアリバーブで「聴いていて気持ちいい」歌配信が実現
- BGMとのバランスが取りやすくなり、配信中のストレスが激減
- アーカイブの音質が向上し、「歌ってみた」動画としても再利用できる
- 機材の質は配信者としての「信頼感」にもつながる
- コンデンサーマイクは環境ノイズを拾いやすい(リフレクションフィルターで対策可能)
- XLR接続はUSBマイクより初期設定が複雑
- オーディオIFの操作に慣れるまで少し時間がかかる
- ファンタム電源の入れ忘れでマイクが動作しないトラブルが初心者に多い
よくある質問
歌枠配信にUSBマイクは使える?
使えますが、本格的な歌配信にはXLRマイク+オーディオインターフェースを強く推奨します。USBマイクは手軽ですが、歌声のダイナミクス(弱い声〜強い声の幅)を正確に拾うにはダイナミックレンジが不足しがちです。また、オーディオIFのループバック機能がないと、BGM(カラオケ音源)と自分の歌声を同時にリスナーに届けるのが困難です。
歌枠でリバーブは必要?
必須ではありませんが、適度なリバーブをかけると歌声に奥行きが出て、視聴者の印象が大きく変わります。OBSのVSTプラグイン(OrilRiver等)やオーディオIFの内蔵エフェクトで設定可能です。ただしリバーブが強すぎるとカラオケボックスのようになり、逆に安っぽく聞こえるため注意が必要です。プリセットの「Small Room」や「Plate」から始めて、Wet/Dryバランスを20〜30%程度に設定するのがおすすめです。
BGMと歌声のバランスはどう調整する?
オーディオインターフェースのループバック機能を使って調整します。OBS上で歌声のトラックとBGMのトラックを分け、BGMの音量を歌声の-6〜-10dB程度に設定するのが基本です。歌声が埋もれる場合はBGMを下げるのではなく、OBSのEQで歌声の2〜4kHzを少しブーストすると、BGMの中でも歌声が際立って聞こえます。
ダイナミックマイクとコンデンサーマイク、歌配信にはどっち?
歌配信にはコンデンサーマイクが圧倒的に有利です。コンデンサーマイクは繊細な音のニュアンスまで拾えるため、ビブラートやブレスなど歌声の表現力を正確に伝えられます。ダイナミックマイクは環境ノイズに強いですが、歌声のディテール(特に高音域の倍音)が失われやすく、歌が平坦に聞こえてしまいます。防音環境が整っている場合はコンデンサーマイク一択です。
歌枠配信で著作権的にBGMを流すのは大丈夫?
YouTube LiveやTwitchでは、著作権管理された楽曲のBGMを流すとアーカイブがミュートされたり、著作権侵害の申し立てを受けるリスクがあります。安全に歌枠を行うには、JASRACと包括契約があるプラットフォーム(YouTube、ニコニコ等)でJASRAC管理楽曲を歌う、フリー素材のカラオケ音源を使用する、オフボーカル版が公式に配布されている楽曲を使う、の3つの方法があります。配信前に必ず利用規約を確認してください。
歌枠配信に最低限必要な予算は?
XLRコンデンサーマイク(約7,000〜12,000円)+オーディオインターフェース(約10,000〜18,000円)+ポップガード(約1,000〜2,000円)で、最低限の構成は約2万円前後から始められます。audio-technica AT2020とAT-UMX3の組み合わせなどが、コストパフォーマンスに優れたエントリーセットとして人気があります。
まとめ
歌枠・歌配信のマイク&オーディオIF選びで押さえるべきポイントをおさらいします。
マイク選び:
- 歌配信にはXLRコンデンサーマイクが最適(ダイナミックマイクは不向き)
- エントリーならaudio-technica AT2020、本格派ならAT2035が定番
- ポップガードは歌配信では必須アイテム
オーディオIF選び:
- ループバック機能は歌枠では必須(BGMと歌声のミックスに必要)
- YAMAHA AG03MK2なら内蔵リバーブ・EQ・コンプで完結
- audio-technicaマイクにはAT-UMX3が最適なパートナー
OBS設定:
- ノイズゲートは歌配信ではOFF(歌声が途切れる)
- コンプレッサーのレシオは2:1〜4:1(ダイナミクスを残す)
- リバーブのWet/Dryは20〜30%(かけすぎ注意)
- BGMは歌声より-6〜-10dB低く設定
著作権:
- JASRAC包括契約のあるプラットフォーム(YouTube、ニコニコ)でJASRAC管理楽曲を歌うのが最も安全
- CDやサブスクの音源をBGMとして流すのはNG
※ 価格は変動する場合があります。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
- スタジオでマイクの前に立つ人物: Photo by LT Ngema on Unsplash
- レコーディングスタジオでのボーカル録音: Photo by david de la vega on Unsplash
- コンデンサーマイクのクローズアップ: Photo by Randy Lu on Unsplash
- マイクのクローズアップ: Photo by Guney Akin on Unsplash
- オーディオミキサーのコントロールパネル: Photo by dlxmedia.hu on Unsplash
- ホームスタジオのマイクセットアップ: Photo by Will Francis on Unsplash
よくある質問
Q歌枠配信にUSBマイクは使える?
A使えますが、本格的な歌配信にはXLRマイク+オーディオインターフェースを強く推奨します。USBマイクは手軽ですが、歌声のダイナミクス(弱い声〜強い声の幅)を正確に拾うにはダイナミックレンジが不足しがちです。また、オーディオIFのループバック機能がないと、BGM(カラオケ音源)と自分の歌声を同時にリスナーに届けるのが困難です。
Q歌枠でリバーブは必要?
A必須ではありませんが、適度なリバーブをかけると歌声に奥行きが出て、視聴者の印象が大きく変わります。OBSのVSTプラグイン(ReaVerb等)やオーディオIFの内蔵エフェクトで設定可能です。ただしリバーブが強すぎるとカラオケボックスのようになり、逆に安っぽく聞こえるため注意が必要です。プリセットの「Small Room」や「Plate」から始めて、Wet/Dryバランスを20〜30%程度に設定するのがおすすめです。
QBGMと歌声のバランスはどう調整する?
Aオーディオインターフェースのループバック機能を使って調整します。OBS上で歌声のトラックとBGMのトラックを分け、BGMの音量を歌声の-6〜-10dB程度に設定するのが基本です。歌声が埋もれる場合はBGMを下げるのではなく、OBSのEQで歌声の2〜4kHzを少しブーストすると、BGMの中でも歌声が際立って聞こえます。
Qダイナミックマイクとコンデンサーマイク、歌配信にはどっち?
A歌配信にはコンデンサーマイクが圧倒的に有利です。コンデンサーマイクは繊細な音のニュアンスまで拾えるため、ビブラートやブレスなど歌声の表現力を正確に伝えられます。ダイナミックマイクは環境ノイズに強いですが、歌声のディテール(特に高音域の倍音)が失われやすく、歌が平坦に聞こえてしまいます。防音環境が整っている場合はコンデンサーマイク一択です。
Q歌枠配信で著作権的にBGMを流すのは大丈夫?
AYouTube LiveやTwitchでは、著作権管理された楽曲のBGMを流すとアーカイブがミュートされたり、著作権侵害の申し立てを受けるリスクがあります。安全に歌枠を行うには、JASRACと包括契約があるプラットフォーム(YouTube、ニコニコ等)でJASRAC管理楽曲を歌う、フリー素材のカラオケ音源を使用する、オフボーカル版が公式に配布されている楽曲を使う、の3つの方法があります。配信前に必ず利用規約を確認してください。
Q歌枠配信に最低限必要な予算は?
AXLRコンデンサーマイク(約7,000〜12,000円)+オーディオインターフェース(約10,000〜18,000円)+ポップガード(約1,000〜2,000円)で、最低限の構成は約2万円前後から始められます。audio-technica AT2020とAT-UMX3の組み合わせなどが、コストパフォーマンスに優れたエントリーセットとして人気があります。
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この記事を書いた人
モリミー
Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター
都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。