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【2026年版】USB DAC・オーディオインターフェースおすすめ比較|配信音質を底上げする選び方

公開日
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【2026年版】USB DAC・オーディオインターフェースおすすめ比較|配信音質を底上げする選び方

4Gamerで「Sound BlasterX G6のUSB Type-C対応新モデル」が話題になり、あらためて注目されているのが配信音声の入口(マイク入力)と出口(モニター出力)をどう作るかです。

実際、同じマイクでも「USB直挿し」のまま配信するのと、USB DACやオーディオインターフェースを間に入れて調整するのとでは、視聴者が受ける印象がかなり変わります。特に雑談・ゲーム実況・歌枠・ポッドキャストは、音の聞きやすさが滞在時間に直結します。

この記事では、

この記事でわかること - USB DACとオーディオインターフェースの違い - 配信スタイル別の最適な機材選定 - 2026年時点で導入しやすいおすすめ機材

をまとめて解説します。


Sound BlasterX G6新モデルのニュースが示す「今のトレンド」

今回のニュースは、単に「新モデルが出た」という話に留まりません。配信者目線で重要なのは、USB Type-C化が進み、PC・ノート・モバイル環境の相互接続がより現実的になったことです。

以前は「据え置き配信前提」で機材を組む人が多かったですが、2026年は次のようなワークフローが増えています。

  • 自宅はデスクトップPC、外出先はノートPCで収録
  • メイン配信はOBS、ショート動画はスマホでも撮る
  • 同じマイクを複数デバイスで運用する

こうした運用では、配信機材に求められる条件は次の3つです。

  1. 接続が簡単(Type-C中心)
  2. 遅延が少ない(モニタリングしやすい)
  3. ノイズ管理しやすい(配信中に事故りにくい)

つまり、音質だけでなく「運用の安定性」が主役になっています。


USB DACとオーディオインターフェースの違い

まず混同しやすいポイントを整理します。

USB DACとオーディオインターフェースの役割
USB DAC主に「再生品質の向上」と「ヘッドホン駆動」
オーディオインターフェース主に「録音品質の向上」と「マイク入力管理」
共通点USB接続で低遅延化しやすく、配信向け機能を持つモデルが増加

USB DACが向いている人

  • ゲーム音・BGM・VCの聞き分けを改善したい
  • ヘッドホン出力のパワー不足を解消したい
  • 既存のマイク環境はある程度整っている

オーディオインターフェースが向いている人

  • XLRマイクを使いたい、または使っている
  • ゲイン調整、ファンタム電源、ループバックを使いたい
  • 配信・収録・通話の音声ルーティングを整理したい

どちらを先に買うべきか

結論は、「視聴者に聞かせる声」が優先ならオーディオインターフェース、本人の聞く環境を改善したいならUSB DACです。迷う場合は、マイク運用の自由度が高いオーディオインターフェースから入ると失敗しにくいです。

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失敗しない選び方|5つのチェックポイント

配信機材は「スペックの高さ」より「自分の運用に合っているか」で選ぶと失敗が激減します。

1. 入出力の数

  • マイク1本だけなら1入力でも十分
  • 将来、楽器・2人収録・ゲスト通話を考えるなら2入力以上
  • ヘッドホン端子の有無と独立音量調整は重要

2. ゲイン量とノイズ耐性

ダイナミックマイク(例: SM7B系)を使うなら、ゲインが足りるかを必ず確認しましょう。公称値だけでなく、実運用でノイズが増えないかが重要です。

3. ループバック機能

ゲーム音+BGM+マイクを配信ソフトへまとめるときに便利です。ループバックがあると仮想ミキサー依存が減り、トラブルも少なくなります。

4. ドライバーとソフトの安定性

毎日使う機材は、最新OSでの安定稼働が最優先。レビューで「音は良いけど接続が切れる」機材は避けるべきです。

5. 接続端子(Type-C)

今後の周辺機器構成を考えると、Type-C対応はほぼ必須。ハブ経由で不安定になるケースもあるので、可能なら直結を基本にしましょう。


おすすめ機材1: Creative Sound BlasterX G6

USB DACとゲーミング音響環境イメージ

G6は「聞く環境」を一段引き上げたい配信者向けの定番です。FPSの足音や定位把握など、ゲーム音の解像感を上げたい人に人気があります。新モデルのType-C対応トレンドとも相性が良く、今あらためて検討価値が高い機材です。

Creative Sound BlasterX G6 ポータブル ハイレゾ対応 ゲーミング USB DAC

Creative Sound BlasterX G6 ポータブル ハイレゾ対応 ゲーミング USB DAC

  • ハイレゾ対応のUSB DACでゲーム音・配信モニター音の解像感を向上
  • ヘッドホン出力ゲイン切替でインピーダンス違いにも対応しやすい
  • PC/PS系の利用実績が多く、導入ノウハウを見つけやすい
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おすすめ機材2: オーディオテクニカ AT-UMX3

ポッドキャスト収録・配信ミキサー環境イメージ

AT-UMX3は、配信に必要な要素をコンパクトにまとめたモデルです。初めてのオーディオミキサー/インターフェースとして扱いやすく、配信導線をシンプルにしたい人に向いています。

オーディオテクニカ AT-UMX3 USB オーディオミキサー

オーディオテクニカ AT-UMX3 USB オーディオミキサー

  • ドライバー不要で導入しやすく、PC/スマホ運用に対応
  • LOOPBACK機能やダイレクトモニターで配信時の操作がわかりやすい
  • ノイズに配慮した設計で、雑談配信や歌配信の土台作りに向く
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おすすめ機材3: SHURE MVX2U

マイク入力を強化した配信セットアップイメージ

「すでにXLRマイクは持っているけれど、もっと簡単にUSB化したい」というニーズにはMVX2Uが強力です。小型ながらゲインやモニタリング機能が実用的で、既存マイク資産を活かしやすいのが魅力です。

SHURE MVX2U デジタルオーディオインターフェース

SHURE MVX2U デジタルオーディオインターフェース

  • XLRマイクをUSB接続で活用できるコンパクト設計
  • 最大60dBゲインと48Vファンタム電源で幅広いマイクに対応
  • 遅延の少ないモニタリング出力で配信中の声チェックがしやすい
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※価格は記事執筆時点のものです。


比較表|どれを選ぶべきか

項目Sound BlasterX G6AT-UMX3SHURE MVX2U
主用途再生音質改善・ゲーム音最適化配信ミックス・初心者運用XLRマイクのUSB化
マイク運用限定的しやすいしやすい
配信導入難易度低〜中
向いている人聞く環境を改善したい人一台で配信基盤を作りたい人既存XLR資産を活かしたい人

配信スタイル別のおすすめ構成

A. ゲーム実況中心(VCとゲーム音の聞き分け重視)

  • USB DAC(G6系)
  • 既存USBマイクまたはXLR+簡易IF
  • 密閉型ヘッドホン

この構成は「自分が聞こえる音」を最適化しやすく、プレイ精度とコミュニケーション品質を同時に上げやすいです。

B. 雑談・歌・ナレーション中心(声の質感重視)

  • オーディオインターフェース(AT-UMX3系)
  • ダイナミックマイク or コンデンサーマイク
  • ポップガード、簡易吸音

視聴者体験の中心が声なので、録り音のクオリティが伸びる構成が有利です。

C. すでにマイクを持っている乗り換え組

  • MVX2UのようなXLR-USB変換IF
  • 今使っているマイクを継続使用
  • 必要なら後からミキサーを追加

初期コストを抑えつつ、音質の底上げがしやすい進め方です。


セットアップ時によくある失敗と対策

失敗1: ゲインを上げすぎてノイズが目立つ

対策: マイクとの距離を適正化(口元15cm前後)し、ゲインは必要最低限に。無理に機材側で稼ぐより、収音条件を整える方が効果的です。

失敗2: 配信音と通話音のルーティングが混線する

対策: 入力・出力の命名を統一し、OBSの音声ミキサーで用途ごとにトラックを分ける。最初にテンプレを作っておくと事故が減ります。

失敗3: USBハブ経由で接続が不安定になる

対策: 重要機材はPC直結を基本に。どうしてもハブを使う場合はセルフパワー型を使い、給電不足を回避しましょう。

失敗4: ヘッドホンとの相性でモニター音が小さい

対策: 出力インピーダンス・ヘッドホン感度を確認。高インピーダンス機を使うなら、駆動力のあるDAC/IFを選びます。


よくある質問

USBマイクを使っている初心者でも、オーディオインターフェースに乗り換えるべきですか?
必須ではありませんが、音作りの自由度を上げたいなら有効です。まずは現在の配信で「ノイズ」「音量不足」「こもり」が課題かを確認し、課題があるなら乗り換えの効果が出やすいです。
USB DACだけで配信音質は改善しますか?
視聴者に届く声の品質改善は限定的です。USB DACは主にモニター環境の改善に効くため、声そのものを改善したい場合はマイクやインターフェース側の見直しを優先してください。
Type-C対応モデルを選ぶメリットは何ですか?
ケーブル統一と接続の安定化、将来の機材更新時の互換性確保が主なメリットです。特にノートPC運用やモバイル収録を行う配信者ほど恩恵が大きくなります。

2026年に意識すべき運用ポイント

機材選びは「最強スペックを買う」ことではなく、配信を止めない設計が本質です。以下の順番で整えると失敗しにくいです。

  1. 視聴者に届く声の明瞭度を最優先
  2. モニタリング環境を改善
  3. ルーティングを固定化して事故を減らす
  4. 最後にプラグインやエフェクトで微調整

この順番を守るだけでも、配信品質はかなり安定します。

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まとめ

この記事のポイント

  • Sound BlasterX G6新モデルの話題は、Type-C化と運用安定化の流れを象徴している
  • 聞く環境改善はUSB DAC、録る環境改善はオーディオインターフェースが基本
  • 配信機材はスペック競争より「自分の運用に合うか」で選ぶのが正解

今日からできること: まず現在の配信アーカイブを1本見返し、「声の明瞭度」「ノイズ」「モニターしやすさ」の3項目だけチェックして、次に買う機材の優先順位を決める。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • Two microphones and two smartphones displaying a podcast: Photo by Detail .co
  • Audio recorder, two phones, and microphones on-air microphones: Photo by Detail .co
  • Man points at microphone during podcast recording: Photo by Detail .co

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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