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【2025年最新】OBSマイク設定完全ガイド|音声フィルターから音質向上まで徹底解説

【2025年最新】OBSマイク設定完全ガイド|音声フィルターから音質向上まで徹底解説

公開日
読了目安27

OBSでマイクの設定がよくわからない...

音声フィルターは何を使えばいい?

プロ配信者のようなクリアな音声にしたい

OBS Studio(以下OBS)は無料で高機能な配信ソフトですが、マイク設定は初心者にとって難しいポイントです。

設定を間違えると、ノイズが多い、音量が小さい、声がこもるなどの問題が発生します。

この記事では、OBSのマイク設定を基本から応用まで2万文字以上で徹底解説します。

音声フィルターの設定値、トラブルシューティング、プロ級の音質を目指すテクニックまで、この記事を読めばOBSのマイク設定をマスターできます。

この記事でわかること - OBSでマイクを正しく設定する方法 - 音声フィルターの種類と効果 - 各フィルターの推奨設定値 - トラブル別の対処法 - 配信スタイル別の最適設定 - マルチトラック録画の設定 - プロ配信者の音声設定を再現する方法 - OBSの隠れた便利機能

OBSでマイクを設定する前に確認すること

OBSでマイクを設定する前に、OS側の設定を確認しましょう。ここが正しく設定されていないと、OBSで問題が発生します。

Windowsの音声設定

入力デバイスの確認

  1. 設定を開く

    • Windowsキー + I で設定アプリを開く
    • 「システム」→「サウンド」を選択
  2. 入力デバイスを確認

    • 「入力」セクションで使用するマイクが選択されているか確認
    • マイクに向かって話し、入力レベルメーターが動くことを確認
  3. デバイスのプロパティを確認

    • 「入力」の下にある「デバイスのプロパティ」をクリック
    • 「無効にする」がオフになっていることを確認
    • 「ボリューム」が適切なレベル(50〜100%)になっていることを確認

サンプリングレートの統一

重要:サンプリングレートの不一致は音質劣化やノイズの原因になります。

  1. コントロールパネルを開く

    • 「サウンド」を検索して開く
    • 「録音」タブを選択
  2. マイクのプロパティを開く

    • 使用するマイクを右クリック→「プロパティ」
    • 「詳細」タブを選択
  3. 既定の形式を設定

    • 「2チャンネル、16ビット、48000Hz(DVDの音質)」を選択
    • OBSの設定と合わせる
サンプリングレートは統一が重要 マイク → オーディオインターフェース → Windows → OBS のすべてで48kHzに統一することで、リサンプリングによる音質劣化を防げます。

排他モードの設定

  1. マイクのプロパティ→「詳細」タブ
  2. 「排他モード」の設定を確認
    • 「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」
    • チェックを外すと複数アプリで同時使用可能
    • チェックを入れると1つのアプリが独占使用

推奨設定:

  • 配信のみの場合:チェックを入れる(音質優先)
  • Discord等と併用する場合:チェックを外す

Macの音声設定

入力デバイスの確認

  1. システム設定を開く

    • Appleメニュー→「システム設定」
    • 「サウンド」を選択
  2. 入力を選択

    • 「入力」タブで使用するマイクを選択
    • 入力音量を調整

Audio MIDI設定でサンプリングレート設定

  1. Audio MIDI設定を開く

    • Spotlight(Command + Space)で「Audio MIDI設定」を検索
    • または「アプリケーション」→「ユーティリティ」から起動
  2. デバイスを選択

    • 左側のリストから使用するオーディオデバイスを選択
  3. フォーマットを設定

    • 「フォーマット」を「48,000Hz」「2ch-24bit」に設定
    • 複数のデバイス(入力・出力)がある場合はすべて統一

オーディオインターフェースを使用する場合

オーディオインターフェースを使用している場合は、専用ドライバーのインストールと設定が必要です。

ドライバーのインストール

主要メーカーのドライバーダウンロードページ:

  • Focusrite: Focusrite Control
  • YAMAHA: Yamaha Steinberg USB Driver
  • MOTU: MOTU Pro Audio Installer
  • PreSonus: Universal Control

インストール手順:

  1. メーカー公式サイトからドライバーをダウンロード
  2. インストーラーを実行
  3. 再起動

バッファサイズの設定

バッファサイズは遅延と安定性のトレードオフです。

バッファサイズ遅延CPU負荷安定性
64 samples約1.3ms高い低い
128 samples約2.7ms中程度中程度
256 samples約5.3ms低い高い
512 samples約10.7ms非常に低い非常に高い

推奨設定:

  • 配信用途:256〜512 samples(安定性優先)
  • リアルタイム演奏:64〜128 samples(低遅延優先)

ダイレクトモニタリング

オーディオインターフェースのダイレクトモニタリング機能を使うと、遅延なく自分の声を聴けます。

主な製品での設定:

  • YAMAHA AG03MK2: 本体のMONITOR MUTEをオフ
  • Focusrite Scarlett: DIRECTボタンをオン
  • Elgato Wave XLR: Wave Linkアプリで設定

OBSでマイクを認識させる基本設定

手順1:OBSの設定を開く

  1. OBSを起動
  2. 画面右下の「設定」をクリック
  3. 左メニューから「音声」を選択

手順2:マイクデバイスを選択

設定箇所:

  • グローバル音声デバイス → マイク音声
  • 「既定」または使用するマイク/オーディオインターフェースを選択
「既定」とは Windowsのサウンド設定で「既定のデバイス」に設定されているマイクを使用します。特定のマイクを使いたい場合は、直接デバイス名を選択しましょう。

手順3:サンプリングレートの設定

設定箇所:

  • 設定 → 音声 → サンプリングレート

推奨設定:

  • サンプリングレート: 48kHz
  • チャンネル: ステレオ(または使用環境に合わせて)

サンプリングレートは、マイク、オーディオインターフェース、Windows設定と統一することが重要です。不一致があると、リサンプリング処理でノイズや遅延の原因になります。

手順4:マイクが認識されているか確認

音声ミキサーの「マイク」のレベルメーターを確認します。

  • 声を出すとメーターが動く → 正常
  • メーターが動かない → 設定を見直し

音声ミキサーの基本操作

OBSのメイン画面下部にある「音声ミキサー」で、音量やミュートを管理できます。

音量調整

各ソースの下にあるスライダーで音量を調整します。

目安:

  • マイク音量のピークが-6dB〜-3dB程度になるように調整
  • 0dBを超えると音割れの原因に

ミュート

スピーカーアイコンをクリックでミュート/解除。

配信中にミュートしたい場合は、ここをクリックするか、ホットキーを設定します。

音声の詳細設定

音声ミキサーの歯車アイコン(または右クリック)→「オーディオの詳細プロパティ」で詳細設定を開けます。

項目説明
音量(%)0〜1000%で音量調整
モノラルに変換ステレオ音声をモノラルに
同期オフセット音声の遅延調整(ms単位)
音声モニタリングモニターのみ/モニターと出力/オフ
トラックマルチトラック録画用

OBSの音声フィルター完全解説

OBSには標準で複数の音声フィルターが搭載されています。これらを正しく設定することで、プロ級の音質を実現できます。

フィルターの追加方法

  1. 音声ミキサーのマイクを右クリック
  2. 「フィルタ」を選択
  3. 左下の「+」ボタンでフィルターを追加

フィルターの処理順序

重要:フィルターは上から順に処理されます。

順序を間違えると期待通りの効果が得られません。

推奨順序:

1. ノイズ抑制(Noise Suppression)
2. ゲイン(Gain)※必要な場合のみ
3. ノイズゲート(Noise Gate)
4. コンプレッサー(Compressor)
5. リミッター(Limiter)

この順序で設定する理由を解説します。


フィルター1:ノイズ抑制(Noise Suppression)

概要

常時ノイズを除去するフィルターです。ホワイトノイズや環境音を軽減します。

方式の選択

方式特徴CPU負荷おすすめ度
RNNoiseAIベース、高品質、自動調整低い推奨
Speex従来型、手動調整可能低い代替
NVIDIA Noise RemovalNVIDIA GPU使用、最高品質GPU使用RTX持ちに最適

RNNoiseの設定

RNNoiseは機械学習ベースのノイズ除去で、設定項目は特にありません。

方式: RNNoise

有効にするだけで自動的に最適なノイズ除去が行われます。

メリット:

  • 声の品質をほとんど落とさない
  • 設定不要で手軽
  • CPU負荷が低い

デメリット:

  • 抑制レベルの調整ができない
  • 極端なノイズには対応しきれない場合がある

Speexの設定

Speexは従来型のノイズ除去で、抑制レベルを手動調整できます。

方式: Speex
抑制レベル: -10dB〜-30dB

抑制レベルの目安:

  • -10dB: 軽度のノイズ除去(声への影響最小)
  • -20dB: 中程度のノイズ除去(バランス型)
  • -30dB: 強力なノイズ除去(声がこもる可能性)

注意: 抑制レベルを上げすぎると、声の高周波成分もカットされて「こもった音」になります。

NVIDIA Noise Removalの設定

NVIDIA RTX GPUを持っている場合は、最も強力なノイズ除去が可能です。

方式: NVIDIA Noise Removal

NVIDIA Broadcastがインストールされていれば選択可能です。

GPU処理のため、CPU負荷を増やさずに高品質なノイズ除去ができます。

ノイズ抑制のトラブルシューティング

Q. 声がこもって聞こえる

A. 抑制が強すぎます。RNNoiseに変更するか、Speexの抑制レベルを下げてください。

Q. ノイズが消えない

A. ノイズ抑制だけでは限界があります。ノイズゲートを併用するか、NVIDIA Noise Removalを試してください。


フィルター2:ゲイン(Gain)

概要

マイク入力の音量を増幅または減衰させるフィルターです。

いつ使うか

  • マイクの入力音量が小さいとき
  • オーディオインターフェースのゲインを最大にしても足りないとき

設定方法

ゲイン: 0dB〜10dB程度

注意点:

  • ゲインを上げるとノイズも増幅される
  • 必ずノイズ抑制のに配置する
  • できればオーディオインターフェース側でゲインを調整し、OBS側のゲインは使わない方がベター

推奨設定

ゲイン: 3dB〜6dB(必要な場合のみ)

0dBで十分な音量が得られる場合は、このフィルターは追加しないでください。


フィルター3:ノイズゲート(Noise Gate)

概要

一定音量以下の音をカットするフィルターです。話していないときのノイズを消すのに有効です。

動作の仕組み

  1. 音量が「開放閾値」を超えるとゲートが開く(マイクがON)
  2. 音量が「閉鎖閾値」を下回るとゲートが閉じる(マイクがOFF)

設定項目の詳細

項目説明単位
閉鎖閾値(Close Threshold)この音量以下でマイクがカットdB
開放閾値(Open Threshold)この音量以上でマイクが開くdB
アタック(Attack Time)開くまでの時間ms
ホールド(Hold Time)開いた状態を維持する時間ms
リリース(Release Time)閉じるまでの時間ms

推奨設定値

閉鎖閾値: -35dB
開放閾値: -30dB
アタック: 10ms
ホールド: 200ms
リリース: 150ms

設定のコツ

閾値の設定

  1. まず閉鎖閾値を調整

    • 無音時(話していない時)にマイクがカットされる最小値を探す
    • 数値を徐々に上げていき、環境音がカットされるポイントを見つける
  2. 開放閾値は閉鎖閾値より5〜10dB高く設定

    • 例:閉鎖閾値-35dB、開放閾値-30dB
    • この差がないとゲートがバタつく(頻繁に開閉する)

タイミングの設定

  • アタック: 短いほど反応が速い(10〜25ms推奨)
  • ホールド: 長いほど語尾が切れにくい(100〜200ms推奨)
  • リリース: 自然に閉じるための時間(100〜150ms推奨)

ノイズゲートのトラブルシューティング

Q. 声の出だしが切れる

A. 開放閾値が高すぎるか、アタックが長すぎます。開放閾値を下げるか、アタックを短くしてください。

Q. 語尾が切れる

A. ホールドを長くしてください(200〜300ms)。

Q. ゲートがバタつく(頻繁に開閉する)

A. 開放閾値と閉鎖閾値の差を広げてください(5〜10dB)。

Q. 環境音がまだ入る

A. 閉鎖閾値を上げるか、ノイズ抑制と併用してください。


フィルター4:コンプレッサー(Compressor)

概要

音量の大小差を縮めて、聞きやすくするフィルターです。小さな声と大きな声の差を均一化します。

なぜコンプレッサーが必要か

  • 配信では視聴者のボリューム設定はバラバラ
  • 小声が聞こえにくい、大声がうるさいという問題を解決
  • 安定した音量で聞きやすい配信に

設定項目の詳細

項目説明単位
比率(Ratio)圧縮の強さx:1
閾値(Threshold)圧縮が始まる音量dB
アタック(Attack)圧縮が始まるまでの時間ms
リリース(Release)圧縮が解除されるまでの時間ms
出力ゲイン(Output Gain)圧縮後の音量調整dB
サイドチェーン/ダッキングソース別ソースで圧縮を制御-

推奨設定値

初心者向け設定:

比率: 4:1
閾値: -18dB
アタック: 6ms
リリース: 60ms
出力ゲイン: 0dB(必要に応じて調整)

より積極的な圧縮:

比率: 6:1
閾値: -20dB
アタック: 3ms
リリース: 100ms
出力ゲイン: 3dB

各設定項目の解説

比率(Ratio)

圧縮の強さを決定します。

  • 2:1: 軽い圧縮(自然な音)
  • 4:1: 中程度の圧縮(配信向け)
  • 6:1: 強い圧縮(音量差を大きく縮める)
  • 10:1以上: 非常に強い圧縮(リミッターに近い)

例:比率4:1の場合 閾値を4dB超えた音は、1dBの超過として出力されます。

閾値(Threshold)

圧縮が始まる音量レベルです。

  • -10dB: 大声だけ圧縮(控えめ)
  • -18dB: 通常の声から圧縮(バランス型)
  • -25dB: 小声から圧縮(積極的)

アタック(Attack)

圧縮が始まるまでの時間です。

  • 1〜5ms: 速い反応(パンチのある音、ゲーム向け)
  • 6〜15ms: 中程度(トーク向け)
  • 20ms以上: 遅い反応(自然な音)

リリース(Release)

圧縮が解除されるまでの時間です。

  • 30〜60ms: 速いリリース(ポンピングに注意)
  • 60〜100ms: 中程度(推奨)
  • 100ms以上: 遅いリリース(自然だがダイナミクス低下)

出力ゲイン(Output Gain)

圧縮によって下がった音量を補正します。

圧縮後に音量が下がったと感じたら、2〜6dB程度上げてください。

コンプレッサーのトラブルシューティング

Q. 声が潰れて聞こえる

A. 比率が高すぎるか、閾値が低すぎます。比率を4:1以下に、閾値を上げてください。

Q. ポンピング(音量が揺れる)が起きる

A. リリースが短すぎます。100ms以上に設定してください。

Q. 効果がわからない

A. 閾値が高すぎて圧縮がかかっていない可能性があります。閾値を下げてください。


フィルター5:リミッター(Limiter)

概要

音割れを防ぐ最終防衛ラインです。設定した閾値を超えた音を強制的にカットします。

いつ使うか

  • 突然の大声や叫び声で音割れを防ぎたいとき
  • コンプレッサーだけでは抑えきれない大音量があるとき

推奨設定値

閾値: -3dB
リリース: 60ms

設定のポイント

  • 閾値は-3dB〜-1dB程度に設定
  • あまり低く設定すると常にリミッターがかかり、音が潰れる
  • リミッターはあくまで「保険」として使用

コンプレッサーとリミッターの違い

項目コンプレッサーリミッター
目的音量差を縮める音割れを防ぐ
圧縮比率2:1〜10:1程度∞:1(完全カット)
使用場面常時大音量時のみ
音への影響緩やかに圧縮強制的にカット

その他の音声フィルター

OBSには上記以外にもフィルターがあります。必要に応じて使用してください。

イコライザー(EQ)

周波数帯域ごとに音量を調整するフィルターです。

使用例:

  • 低音をカットして明瞭度を上げる
  • 高音を持ち上げて抜けを良くする
  • 特定の周波数のノイズをカット

注意: EQは奥が深く、間違った設定は音質を悪化させます。初心者は使用しないか、プリセットを活用しましょう。

VST 2.xプラグイン

外部のオーディオプラグインを読み込めます。

おすすめ無料VSTプラグイン:

  • ReaPlugs: 高品質なコンプレッサー、EQなど
  • TDR Nova: パラメトリックEQ
  • Voxengo SPAN: スペクトラムアナライザー

反転(Invert Polarity)

音声の位相を反転します。

通常は使用しませんが、マルチマイク収録で位相の問題が発生したときに使用します。


配信スタイル別の推奨設定

ゲーム実況・配信

ゲーム配信では、ゲーム音と声のバランスが重要です。

マイク設定:

ノイズ抑制: RNNoise
ノイズゲート: 閉鎖-32dB、開放-27dB
コンプレッサー: 比率4:1、閾値-18dB
リミッター: -3dB

ポイント:

  • ノイズゲートでキーボード音をカット
  • コンプレッサーで声量を安定させる
  • ゲーム音に負けないようにする

ゲーム音との音量バランス:

  • マイク: -6dB〜-3dB(ピーク)
  • ゲーム: -18dB〜-12dB程度
  • 声がゲーム音より少し大きいくらいが聞きやすい

雑談配信

雑談配信では、自然な音声が重要です。

マイク設定:

ノイズ抑制: RNNoise
ノイズゲート: なし or 控えめ
コンプレッサー: 比率3:1、閾値-15dB
リミッター: -3dB

ポイント:

  • ノイズゲートは控えめまたは使わない
  • 自然な声の抑揚を活かす
  • 笑い声や相槌がカットされないように

歌配信

歌配信では、音質と表現力が重要です。

マイク設定:

ノイズ抑制: RNNoise(控えめ)
ノイズゲート: なし
コンプレッサー: 比率2:1、閾値-12dB
リミッター: -1dB

ポイント:

  • ノイズ抑制は控えめに(声質への影響を避ける)
  • ノイズゲートは使わない(ブレスを活かす)
  • コンプレッサーは軽めに(ダイナミクスを維持)

ASMR配信

ASMRでは繊細な音を拾うため、特別な設定が必要です。

マイク設定:

ノイズ抑制: なし or 最小限
ノイズゲート: なし
コンプレッサー: 比率2:1、閾値-10dB
リミッター: -3dB

ポイント:

  • ノイズ処理は最小限(繊細な音を消さない)
  • ノイズは物理的に対策する
  • 高品質なコンデンサーマイクを使用

配信プラットフォーム別の推奨設定

各配信プラットフォームによって推奨される音声ビットレートや設定が異なります。

YouTube Live

YouTubeは比較的高いビットレートに対応しています。

推奨音声設定:

音声ビットレート: 128kbps〜320kbps
サンプリングレート: 48kHz
チャンネル: ステレオ
音声コーデック: AAC

OBS設定(出力→配信):

  • 音声ビットレート: 160kbps(標準)または320kbps(高音質)

特徴:

  • アーカイブ用に高ビットレートを推奨
  • 遅延設定によって音声品質への影響は少ない
  • スーパーチャット通知音は別途対策が必要

Twitch

Twitchは比較的低遅延での配信が一般的です。

推奨音声設定:

音声ビットレート: 128kbps〜160kbps
サンプリングレート: 48kHz
チャンネル: ステレオ
音声コーデック: AAC

OBS設定(出力→配信):

  • 音声ビットレート: 160kbps(推奨最大値)

特徴:

  • Twitchは音声ビットレートの上限が320kbpsだが、実用上160kbpsで十分
  • VOD保存時の音声品質も考慮
  • 低遅延モードでも音声品質への影響は少ない

ニコニコ生放送

ニコニコは比較的低ビットレートで配信することが多いです。

推奨音声設定:

音声ビットレート: 96kbps〜128kbps
サンプリングレート: 44.1kHz または 48kHz
チャンネル: ステレオ
音声コーデック: AAC

OBS設定:

  • 全体のビットレート上限があるため、映像と音声のバランスを考慮

特徴:

  • 総ビットレートに制限がある場合がある
  • 音声を重視する配信では音声ビットレートを優先

ツイキャス

ツイキャスは手軽さが特徴で、設定もシンプルです。

推奨音声設定:

音声ビットレート: 96kbps〜128kbps
サンプリングレート: 44.1kHz
チャンネル: ステレオ

特徴:

  • モバイル視聴が多いため、過度に高音質にする必要はない
  • 安定性を優先した設定が推奨

ミラティブ

スマホゲーム配信が中心のプラットフォームです。

推奨音声設定:

音声ビットレート: 96kbps〜128kbps
サンプリングレート: 44.1kHz または 48kHz
チャンネル: ステレオ

特徴:

  • スマホ視聴者が多いため、帯域に配慮
  • ゲーム音とマイク音のバランスが重要

Discord配信(Go Live)

Discord内での画面共有配信です。

推奨音声設定:

音声品質: 高(Discord設定)
OBS仮想カメラ使用時: 128kbps

特徴:

  • Discord側の音声設定も確認が必要
  • OBS仮想カメラを使う場合は、OBSの音声も出力される

よくある失敗例と解決策

初心者がやりがちな設定ミスとその解決方法をまとめました。

失敗例1:マイクをデスクトップ音声に設定してしまう

症状:

  • マイクで話してもデスクトップ音声のメーターが動く
  • マイク音声のメーターが動かない

原因:

  • OBSの設定で「デスクトップ音声」にマイクを設定している

解決策:

  1. 設定→音声→グローバル音声デバイス
  2. 「デスクトップ音声」を「既定」またはスピーカー/ヘッドホンに
  3. 「マイク音声」を正しいマイクデバイスに設定

失敗例2:フィルターの順番が逆

症状:

  • ノイズ抑制が効かない
  • 声が変に加工される
  • 期待通りの効果が得られない

原因:

  • フィルターの処理順序(上から下)を理解していない
  • 例:コンプレッサーの後にノイズ抑制を入れている

解決策: 正しい順序でフィルターを並べ替える:

1. ノイズ抑制
2. ゲイン(必要な場合)
3. ノイズゲート
4. コンプレッサー
5. リミッター

フィルターはドラッグ&ドロップで並べ替え可能です。

失敗例3:ゲインを上げすぎてノイズまみれ

症状:

  • サーッというノイズがひどい
  • 声が割れる

原因:

  • マイクゲイン(OBS)を上げすぎている
  • オーディオインターフェースのゲインとOBSのゲイン両方を上げている

解決策:

  1. OBSのゲインフィルターを削除または0dBに
  2. オーディオインターフェースのゲインで調整
  3. マイクを口元に近づける(最も効果的)

失敗例4:ノイズゲートが強すぎて声が途切れる

症状:

  • 話し始めが切れる
  • 語尾が聞こえない
  • 「あー」「うーん」が消える

原因:

  • 開放閾値が高すぎる
  • ホールド時間が短すぎる

解決策:

開放閾値: -30dB〜-35dB(より低く)
閉鎖閾値: -35dB〜-40dB(開放より5〜10dB低く)
ホールド: 200ms〜300ms(より長く)

失敗例5:コンプレッサーで声が潰れる

症状:

  • 声が平坦で表現力がない
  • 常にコンプレッサーがかかっている
  • 音が「詰まった」感じ

原因:

  • 閾値が低すぎる
  • 比率が高すぎる

解決策:

比率: 3:1〜4:1(より低く)
閾値: -15dB〜-12dB(より高く)

まずは比率を2:1まで下げて、徐々に調整していきましょう。

失敗例6:エコーが発生する

症状:

  • 自分の声がエコーのように聞こえる
  • 視聴者から「エコーしてる」と言われる

原因:

  • スピーカーの音をマイクが拾っている
  • OBSのモニタリング設定が「モニターと出力」になっている

解決策:

  1. ヘッドホン/イヤホンを使用する
  2. 音声ミキサー→オーディオの詳細プロパティ→音声モニタリング→「モニターオフ」
  3. スピーカーを使う場合はマイクから離す

失敗例7:Discordと同時使用できない

症状:

  • OBSを起動するとDiscordのマイクが使えない
  • またはその逆

原因:

  • Windowsの排他モードが有効になっている

解決策:

  1. サウンド設定→録音→マイク→プロパティ
  2. 「詳細」タブ
  3. 「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」のチェックを外す

失敗例8:録画ファイルに音声が入っていない

症状:

  • 配信では音声が出ているのに録画には音がない
  • 特定のトラックだけ音がない

原因:

  • マルチトラック録画で、録画用トラックにマイクを割り当てていない

解決策:

  1. 音声ミキサー→歯車アイコン→オーディオの詳細プロパティ
  2. マイクの「トラック」欄で、録画に使用するトラック(通常1)にチェック

ステップバイステップ設定チュートリアル

実際にゼロからOBSのマイク設定を行う手順を解説します。

STEP 1:事前準備(5分)

1-1. マイクの接続確認

  • USBマイク:直接PCに接続
  • XLRマイク:オーディオインターフェース経由で接続

1-2. ドライバーの確認

  • オーディオインターフェース使用時は最新ドライバーをインストール
  • デバイスマネージャーでエラーがないことを確認

1-3. Windowsサウンド設定

  1. タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
  2. 「サウンド」を選択
  3. 「録音」タブでマイクが認識されているか確認
  4. マイクに向かって話し、レベルメーターが動くことを確認

STEP 2:OBS基本設定(3分)

2-1. OBSの設定を開く

  1. OBSを起動
  2. 画面右下「設定」をクリック

2-2. 音声設定

  1. 左メニューから「音声」を選択
  2. 設定項目を入力:
    • サンプリングレート: 48kHz
    • チャンネル: ステレオ
    • マイク音声: 使用するマイクを選択
  3. 「OK」をクリック

2-3. 動作確認

  • 音声ミキサーの「マイク」のメーターが動くことを確認
  • 声を出してピーク(最大値)が-6dB〜-3dB程度になるよう確認

STEP 3:音声フィルター設定(10分)

3-1. フィルター画面を開く

  1. 音声ミキサーのマイクを右クリック
  2. 「フィルタ」を選択

3-2. ノイズ抑制を追加

  1. 左下「+」→「ノイズ抑制」
  2. 名前: そのままでOK
  3. 方式: RNNoise
  4. 「閉じる」をクリック

3-3. ノイズゲートを追加

  1. 左下「+」→「ノイズゲート」
  2. 設定:
    • 閉鎖閾値: -32dB
    • 開放閾値: -26dB
    • アタック: 10ms
    • ホールド: 200ms
    • リリース: 100ms

3-4. コンプレッサーを追加

  1. 左下「+」→「コンプレッサー」
  2. 設定:
    • 比率: 4:1
    • 閾値: -18dB
    • アタック: 6ms
    • リリース: 60ms
    • 出力ゲイン: 0dB

3-5. リミッターを追加

  1. 左下「+」→「リミッター」
  2. 設定:
    • 閾値: -3dB
    • リリース: 60ms

3-6. フィルター順序を確認

上から以下の順番になっていることを確認:

  1. ノイズ抑制
  2. ノイズゲート
  3. コンプレッサー
  4. リミッター

違う場合はドラッグ&ドロップで並べ替えます。

STEP 4:テストと微調整(5分)

4-1. 録画でテスト

  1. 「録画開始」ボタンをクリック
  2. 通常の声量で話す
  3. 大声を出す
  4. 小声で話す
  5. 無言で環境音を確認
  6. 30秒〜1分程度録画して停止

4-2. 録画を確認

  1. ファイル→録画を表示
  2. 録画ファイルを再生
  3. チェックポイント:
    • 通常の声が聞きやすいか
    • 大声で音割れしていないか
    • 小声でも聞こえるか
    • 無音時にノイズがないか

4-3. 問題があれば調整

  • 音が小さい: コンプレッサーの出力ゲインを上げる(2〜4dB)
  • ノイズが残る: ノイズゲートの閉鎖閾値を上げる
  • 声が途切れる: ノイズゲートの開放閾値を下げる
  • 声が潰れる: コンプレッサーの比率を下げる(3:1へ)

STEP 5:本番前の最終確認

5-1. 配信テスト

YouTubeやTwitchで非公開テスト配信を行い、実際の音声を確認します。

5-2. 視聴者目線で確認

  • 別デバイス(スマホなど)で視聴
  • スピーカーとイヤホン両方でチェック

5-3. 設定の保存

シーンコレクションをエクスポートして設定をバックアップしておきましょう。


マルチトラック録画の設定

マルチトラック録画を使うと、マイク音声とゲーム音を別々のトラックに録画できます。後から編集でノイズ除去や音量調整が可能になります。

設定手順

1. 出力設定

  1. 設定 → 出力 → 録画タブ
  2. 出力モード: 詳細
  3. 音声トラック: 使用するトラックにチェック(例:1と2)

2. 音声トラックの割り当て

  1. 音声ミキサーで各ソースを右クリック
  2. 「オーディオの詳細プロパティ」
  3. 各ソースで使用するトラックにチェック

例:

  • トラック1: ゲーム音 + マイク(配信用)
  • トラック2: マイクのみ(編集用)
  • トラック3: ゲーム音のみ(編集用)

3. 録画ファイルの確認

録画ファイル(MP4/MKV)を動画編集ソフトで開くと、複数の音声トラックが含まれています。

対応編集ソフト:

  • DaVinci Resolve
  • Premiere Pro
  • VEGAS Pro

マイクモニタリングの設定

自分の声をヘッドホンで聴きながら配信したい場合の設定です。

方法1:OBSのモニタリング機能

  1. 音声ミキサーでマイクを右クリック
  2. 「オーディオの詳細プロパティ」
  3. 「音声モニタリング」を変更
設定説明
モニターオフ自分の声は聞こえない
モニターのみ(出力はミュート)自分だけ聞こえる(配信には出ない)
モニターと出力自分も聞こえて配信にも出る

方法2:オーディオインターフェースのダイレクトモニター

オーディオインターフェースにダイレクトモニター機能がある場合は、そちらを使う方が遅延が少なくおすすめです。

対応製品例:

  • YAMAHA AG03MK2
  • Focusrite Scarlettシリーズ
  • MOTU M2/M4

トラブルシューティング

マイクが認識されない

確認事項:

  1. デバイスの接続確認

    • USBがしっかり接続されているか
    • ケーブルが断線していないか
  2. Windowsの設定確認

    • 設定 → システム → サウンド → 入力デバイス
    • マイクが認識されているか、ミュートになっていないか
  3. OBSの設定確認

    • 設定 → 音声 → マイク音声で正しいデバイスを選択
  4. 他のアプリとの競合

    • DiscordやZoomなど他のアプリがマイクを独占使用していないか
    • 他のアプリを終了してから試す
  5. 管理者権限

    • OBSを管理者として実行

音量が小さい

対処順序:

  1. マイクを口元に近づける(5〜15cm)
  2. オーディオインターフェースのゲインを上げる
  3. Windowsのマイク音量を確認
  4. OBSのゲインフィルターを追加

音割れ(クリッピング)する

対処順序:

  1. オーディオインターフェースのゲインを下げる
  2. マイクから少し離れる
  3. OBSのリミッターを設定
  4. コンプレッサーを設定

遅延がある

対処方法:

  1. 同期オフセットを調整

    • 音声ミキサー → オーディオの詳細プロパティ
    • 同期オフセットで遅延を調整(ms単位)
  2. ダイレクトモニターを使用

    • オーディオインターフェースのダイレクトモニター機能を使う

エコーが入る

原因と対処:

  1. スピーカーの音をマイクが拾っている

    • ヘッドホンを使用する
    • スピーカー音量を下げる
  2. OBSのモニタリング設定

    • モニタリングがオンになっていて、スピーカーから出ている
    • 「モニターオフ」に設定

ステレオで録音されない

確認事項:

  1. 設定 → 音声 → チャンネル → ステレオに設定
  2. マイク自体がモノラルの場合はステレオにならない

プロ配信者の設定を再現する

多くのプロ配信者が使用している設定をベースにした推奨設定です。

基本構成

【フィルター順序】
1. ノイズ抑制: RNNoise
2. ノイズゲート
   - 閉鎖閾値: -32dB
   - 開放閾値: -26dB
   - アタック: 10ms
   - ホールド: 200ms
   - リリース: 100ms
3. コンプレッサー
   - 比率: 5:1
   - 閾値: -18dB
   - アタック: 5ms
   - リリース: 80ms
   - 出力ゲイン: 4dB
4. リミッター
   - 閾値: -2dB
   - リリース: 60ms

さらにクオリティを上げるには

  1. 高品質マイクを使用

    • SHURE SM7B、Elgato Wave DXなど
  2. オーディオインターフェースを導入

    • Elgato Wave XLR、MOTU M2など
  3. 物理的な防音対策

    • 吸音パネル、リフレクションフィルター
  4. 外部プラグインを活用

    • VSTプラグインでより高度な処理

OBSの便利な音声機能

ホットキーの設定

音声関連のホットキーを設定すると便利です。

設定箇所:

  • 設定 → ホットキー

おすすめホットキー:

  • マイクをミュート: F1
  • マイクをミュート解除: F2
  • プッシュトゥトーク: 任意のキー

シーン別の音声設定

シーンごとに音声ソースを変えることができます。

例:

  • 配信シーン: マイク + ゲーム音
  • 休憩シーン: BGMのみ
  • エンディング: BGM + マイク

音声モニターデバイスの設定

モニタリング用の出力先を指定できます。

設定箇所:

  • 設定 → 音声 → モニタリングデバイス

ヘッドホンをモニタリングデバイスに設定すると、スピーカーには出さずヘッドホンだけで自分の声を確認できます。


よくある質問

Q. OBSのバージョンでフィルターは変わる?

A. 基本的なフィルター(ノイズ抑制、ノイズゲート、コンプレッサー、リミッター)はどのバージョンでも利用可能です。RNNoiseはOBS 26.0以降で利用可能です。

Q. 音声ビットレートはいくつに設定すべき?

A. 配信では128〜160kbps、録画では256〜320kbpsがおすすめです。

設定箇所:

  • 設定 → 出力 → 音声ビットレート

Q. マイクとデスクトップ音声のバランスはどうする?

A. 一般的に、マイク音量をデスクトップ音声より5〜10dB程度大きくします。

目安:

  • マイク: -6dB〜-3dB(ピーク)
  • デスクトップ: -18dB〜-12dB(ピーク)

Q. フィルター設定を保存できる?

A. シーンコレクションを書き出すことで、設定全体を保存できます。

手順:

  1. シーンコレクション → エクスポート
  2. JSONファイルとして保存

Q. 配信と録画で別々の設定にできる?

A. マルチトラック録画を使えば、配信用と録画用で異なる音声設定が可能です。


まとめ

この記事では、OBSのマイク設定を基本から応用まで解説しました。

まとめ

OBSマイク設定の基本 1. マイクデバイスを正しく設定 2. サンプリングレートを統一(48kHz推奨) 3. 音声フィルターを正しい順序で設定 4. 配信スタイルに合わせて調整

まとめ

推奨フィルター構成 1. ノイズ抑制(RNNoise): 環境音・ホワイトノイズを除去 2. ノイズゲート: 話していない時のノイズをカット 3. コンプレッサー: 音量差を縮めて聞きやすく 4. リミッター: 音割れを防止

音声設定は一度で完璧にならなくても大丈夫です。配信しながら少しずつ調整し、自分に最適な設定を見つけていきましょう。

クリアな音声は視聴者体験を大きく向上させます。この記事を参考に、プロ級の音質を目指してください。


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画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

よくある質問

QOBSでマイクが認識されないときはどうする?
A
①設定→音声→マイク音声で正しいデバイスを選択しているか確認、②Windowsのサウンド設定でマイクが有効か確認、③他のアプリがマイクを独占使用していないか確認、④OBSを管理者権限で実行、が主な対処法です。
QOBSのノイズ抑制はRNNoiseとSpeexどちらがいい?
A
RNNoiseがおすすめです。AIベースのノイズ除去で、声の品質をほとんど落とさずにノイズを除去できます。Speexは設定の自由度が高いですが、強くかけると声がこもりやすいです。
QOBSの音声フィルターはどの順番で設定する?
A
推奨順序は①ノイズ抑制→②ゲイン→③ノイズゲート→④コンプレッサー→⑤リミッターです。フィルターは上から順に処理されるため、この順序で設定すると最適な結果が得られます。
Qマイクの音量が小さいときの対処法は?
A
①オーディオインターフェースのゲインを上げる、②OBSのゲインフィルターを追加する、③マイクを口元に近づける、④Windowsのマイク音量を確認する、の順で試してください。
Qコンプレッサーの設定がわからない
A
初心者は「比率4:1、閾値-18dB、アタック6ms、リリース60ms」から始めましょう。小声と大声の差を縮めて聞きやすくします。声が潰れて聞こえたら比率を下げてください。
Qノイズゲートで声が切れるのを防ぐには?
A
閉鎖閾値を下げる(-35dB程度)、開放閾値との差を5〜10dBにする、アタックを短くする(10ms程度)、ホールドを長くする(200ms程度)と改善します。
QOBSでマイクテストをするには?
A
①音声ミキサーのマイクを右クリック→オーディオの詳細プロパティ、②モニタリングを「モニターのみ」または「モニターと出力」に変更、③ヘッドホンで自分の声を確認できます。
Q配信と録画で音声を分けて録音するには?
A
設定→出力→録画タブで「音声トラック」を複数選択し、音声ミキサーで各ソースのトラック割り当てを設定します。これでゲーム音と声を別々に録画できます。

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この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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