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【2025年版】配信向け静音ゲーミングキーボードおすすめ10選|赤軸・静音赤軸でマイクにノイズを乗せない

【2025年版】配信向け静音ゲーミングキーボードおすすめ10選|赤軸・静音赤軸でマイクにノイズを乗せない

公開日
読了目安12

配信中にキーボードの音がマイクに入って「カタカタ」「カチカチ」...視聴者から「キーボード音がうるさい」と言われたことはありませんか?

配信向けのキーボード選びでは、打鍵音の静かさが重要。特に赤軸(リニア軸)は、クリック感がなく静音性に優れています。

この記事では、配信者のために静音性を重視したゲーミングキーボードを紹介します。

この記事でわかること - メカニカルキーボードの軸の種類と特徴 - 配信向けに静音性の高い軸の選び方 - テンキーレス vs フルサイズの使い分け - 予算別おすすめモデル10選 - OBSでキーボード音を軽減する設定

メカニカルキーボードの軸とは?

メカニカルキーボードには「軸」と呼ばれるスイッチが使われています。軸の種類によって打鍵感と音が大きく変わります。

主な軸の種類と特徴

代表的な軸の比較
赤軸リニア・静か・軽い・配信向き
青軸クリッキー・うるさい・重い・ゲーム向き
茶軸タクタイル・普通・中間・万能
銀軸リニア・静か・超軽い・FPS向き
静音赤軸リニア・超静か・軽い・配信最適

軸別の音量比較

軸の種類打鍵音配信向け度
静音赤軸(ピンク軸)★☆☆☆☆★★★★★
赤軸(リニア)★★☆☆☆★★★★☆
銀軸(スピード)★★☆☆☆★★★★☆
茶軸(タクタイル)★★★☆☆★★★☆☆
青軸(クリッキー)★★★★★★☆☆☆☆

配信には赤軸または静音赤軸(ピンク軸)がおすすめです。

赤軸が配信に向いている理由

  1. クリック感がない:「カチッ」という音が発生しない
  2. 軽いキータッチ:長時間の配信でも疲れにくい
  3. 滑らかな打鍵感:ストレスなくタイピングできる
  4. 高速入力に対応:ゲームでも活躍

配信向けキーボードの選び方

サイズの選び方

フルサイズ(104〜108キー)

テンキー付きのフルサイズ。数字入力が多い作業に便利。

おすすめの人

  • MMORPGをプレイする
  • 作業配信(プログラミング・表計算)が多い
  • 数字入力を頻繁にする

テンキーレス(87〜91キー)

テンキーを省いたコンパクトサイズ。マウスを大きく動かせる。

おすすめの人

  • FPS・TPSゲームをプレイする
  • デスクスペースが狭い
  • マウスを大きく振る

60%〜75%(60〜84キー)

さらにコンパクト。ファンクションキーなども省略。

おすすめの人

  • 持ち運びを重視する
  • ミニマルなデスクが好み
  • ショートカットを多用する

接続方式の選び方

接続方式遅延電池おすすめ度
有線なし不要★★★★★
2.4GHz無線極小必要★★★★☆
Bluetoothあり必要★★★☆☆

配信には有線接続が最も安定。無線を選ぶなら2.4GHz接続がおすすめです。

おすすめ静音ゲーミングキーボード【予算別】

【3,000〜5,000円】入門モデル

HUO JI CK608 赤軸(¥3,299)

フルサイズ104キーで赤軸。3,000円台とは思えない打鍵感です。

2.0mmの短い発動距離で高速入力に対応。初めてのメカニカルキーボードに最適です。

iClever G06 テンキーレス 赤軸(¥3,990)

テンキーレスでコンパクト。マクロ機能搭載でゲームに便利。

マクロ機能でよく使う操作を1キーに登録可能。配信のホットキー設定にも活用できます。

KEMOVE K98SE 赤軸(¥4,679)

98キーのコンパクトレイアウト。潤滑加工済みスイッチで滑らかな打鍵感。

潤滑加工済みスイッチで、箱出しから滑らかな打鍵感。キーマッピングやマクロ設定も可能です。

【5,000〜8,000円】バランス型

FnaticGear miniSTREAK SILENT JP(¥5,155)

CHERRY MX Silent Red搭載。打鍵音を約30%低減した静音モデル。

本物の静音赤軸「CHERRY MX Silent Red」搭載。配信で静音性を最重視するならこれ。

iClever G07 フルサイズ 赤軸(¥6,090)

フルサイズ112キーでマクロ機能搭載。作業配信にも最適。

G1〜G4のマクロキーで、配信のショートカットを登録可能。数字入力が多い作業配信に。

HUOJI ワイヤレス メカニカル 静音赤軸(¥6,499)

3モード接続で有線・無線どちらも対応。ホットスワップ対応で軸交換も可能。

無線でも使いたい方に。ホットスワップ対応で、後から好みの軸に交換できます。

【8,000〜12,000円】高品質モデル

ロジクール K835GPR 赤軸(¥7,981)

シンプルでビジネス向けデザイン。作業配信に最適なロジクール製。

ゲーミング感のないシンプルデザイン。配信の背景に映っても違和感のない外観です。

エレコム Leggero 静音赤軸(¥10,336)

吸音シート内蔵で高い静音性。日本メーカーの安心感。

内部の吸音シートがタイピング時の反響音を抑制。静音性を追求した日本メーカー製品です。

【12,000円以上】プロ仕様

Logicool G512r-LN 赤軸(¥12,082)

FF14推奨モデル。航空機グレードのアルミニウムボディで高耐久。

USBパススルー搭載で、マウスやヘッドセットをキーボード経由で接続可能。配線がスッキリします。

Logicool G PRO G-PKB-002LNd 赤軸(¥14,646)

プロゲーマー向け。テンキーレスでコンパクト、着脱式ケーブルで持ち運びも◎。

プロも使用する本格モデル。大会でも使える着脱式ケーブルと高い信頼性が魅力です。

OBSでキーボード音を軽減する設定

静音キーボードでも、マイクに音が入ることがあります。OBSの設定で軽減しましょう。

ノイズゲートの設定

  1. 音声ミキサー → マイク → 歯車 → フィルタ
  2. + → ノイズゲート
  3. 閉鎖しきい値:-35dB〜-40dB
  4. 開放しきい値:-30dB〜-35dB

キーボード音のような小さな音はノイズゲートでカットできます。

ノイズ抑制の設定

  1. + → ノイズ抑制
  2. 方式:RNNoise

RNNoiseはAI処理でノイズを除去。キーボード音にも効果的です。

マイクの設置位置を見直す

  • マイクから遠い位置にキーボードを配置
  • 単一指向性マイクを使用(背面の音を拾いにくい)
  • マイクを口元に近づける(相対的にキーボード音が小さくなる)

購入前のチェックリスト

キーボードを買う前に、以下の点を確認しましょう。

環境チェック

  • デスクの横幅を測った(フルサイズは約45cm、TKLは約36cm)
  • 有線の場合、USBポートの位置を確認した
  • マウスを動かすスペースは十分か

用途チェック

  • メインでプレイするゲームジャンルは?
  • 数字入力は頻繁にするか?
  • マクロ機能は必要か?
  • バックライトは必要か?

予算チェック

本体価格以外にかかる可能性のある費用:

  • リストレスト:1,500〜3,000円
  • キーキャップ交換:2,000〜8,000円
  • Oリング(静音化):500〜1,500円

人気ブランドの特徴

ゲーミングキーボードを販売している主要ブランドをまとめました。

ブランド価格帯特徴
Logicool G中〜高信頼性◎、プロ御用達
Razer中〜高デザイン性、独自スイッチ
HyperXコスパ良好、初心者向け
SteelSeries中〜高eスポーツ向け、高品質
iCleverコスパ最強、入門に最適
KEMOVE安〜中カスタマイズ性高い
エレコム日本メーカー、静音重視

予算別おすすめブランド

3,000〜5,000円(入門)

  • iClever、HUO JI、KEMOVE
  • 機能は十分、まず試したい方に

5,000〜10,000円(中級)

  • FnaticGear、HUOJI、ロジクール K835
  • 静音性と品質のバランス

10,000円以上(上級)

  • Logicool G、Razer、SteelSeries
  • プロ仕様の信頼性

配信ジャンル別おすすめキーボード

FPS・TPS(Apex、Valorantなど)

反応速度と静音性を両立させたキーボードがおすすめ。

重視ポイント

  • テンキーレスでマウススペース確保
  • 軽い押下圧で高速入力
  • 全キーロールオーバー対応

おすすめ:Logicool G PRO、iClever G06

MMO・RPG(FF14、原神など)

数字キーやファンクションキーをよく使うため、フルサイズが便利。

重視ポイント

  • フルサイズまたは98キー
  • マクロ機能
  • 長時間使用でも疲れにくい軽い押下圧

おすすめ:iClever G07、KEMOVE K98SE

雑談・作業配信

見た目の静粛性と、ビジネスライクなデザインを重視。

重視ポイント

  • 静音赤軸(ピンク軸)
  • シンプルなデザイン
  • 日本語配列

おすすめ:エレコム Leggero、ロジクール K835

ASMR

最高レベルの静音性が求められます。

重視ポイント

  • 静音赤軸(必須)
  • 吸音シート内蔵
  • 底打ち音も静か

おすすめ:FnaticGear miniSTREAK SILENT、エレコム Leggero

キーボードの静音化カスタマイズ

既存のキーボードをより静かにするカスタマイズ方法です。

Oリングの装着

キーキャップの底に装着するゴムリング。底打ち音を軽減します。

  • 効果:底打ち音を約30%軽減
  • 価格:500〜1,500円程度
  • 注意:キーストロークが浅くなる

静音スイッチへの交換(ホットスワップ対応機種)

ホットスワップ対応キーボードなら、後から静音スイッチに交換可能。

おすすめ静音スイッチ

  • Gateron Silent Red
  • Cherry MX Silent Red
  • Kailh Box Silent Pink

吸音フォームの追加

キーボード内部にフォームを敷くと、反響音が軽減されます。

  • 効果:打鍵時の反響音を軽減
  • 素材:EVAフォーム、ポリウレタンフォーム
  • 価格:1,000〜3,000円程度

キーボードのお手入れ方法

日常のケア

  • 毎日:使用後にエアダスターでホコリを飛ばす
  • 週1回:キーキャップの隙間をブラシで掃除
  • 月1回:キーキャップを外して内部を掃除

キーキャップの洗浄

  1. キーキャップを外す(キープラーがあると便利)
  2. ぬるま湯+中性洗剤で洗う
  3. しっかり乾燥させてから装着

やってはいけないこと

  • キーボードを水で丸洗い
  • 濡れた状態で電源を入れる
  • ドライヤーで乾かす(熱変形の原因)

製品比較表

製品サイズ価格
HUO JI CK608赤軸フル¥3,299
iClever G06赤軸TKL¥3,990
KEMOVE K98SE赤軸98キー¥4,679
FnaticGear miniSTREAK静音赤軸TKL¥5,155
iClever G07赤軸フル¥6,090
HUOJI ワイヤレス静音赤軸96%¥6,499
ロジクール K835赤軸TKL¥7,981
エレコム Leggero静音赤軸TKL¥10,336
Logicool G512r赤軸フル¥12,082
Logicool G PRO赤軸TKL¥14,646

まとめ:配信スタイルに合った静音キーボードを選ぼう

まとめ

配信向けキーボード選びのポイント - :赤軸または静音赤軸がおすすめ - サイズ:FPSならテンキーレス、MMO・作業ならフルサイズ - 接続:配信には有線が安定 - 静音性:CHERRY MX Silent Red搭載機が最強 - 予算:3,000円台から十分使えるモデルあり

キーボード音は配信の大敵。静音キーボードを導入して、視聴者に快適な配信を届けましょう。


青軸は本当に配信に向いていませんか?
青軸は「カチカチ」というクリック音が特徴で、マイクに音が入りやすいです。ただし、OBSのノイズゲートを適切に設定すれば使えないこともありません。打鍵感を重視して青軸を選ぶ配信者もいますが、静音性を求めるなら赤軸がおすすめです。
静音赤軸と通常の赤軸の違いは?
静音赤軸(ピンク軸)は、スイッチ内部にダンパーが内蔵されており、通常の赤軸より約30%静かです。底打ち音も軽減されるため、マイクに音が入りにくくなります。価格は少し高くなりますが、配信には静音赤軸がベストです。
日本語配列と英語配列、どちらがいい?
日本語入力が多い配信なら日本語配列がおすすめ。英語配列はEnterキーが小さく、日本語変換キーがないため慣れが必要です。ただし、英語配列の方がキー配置がシンプルで、プログラミングには便利という声もあります。

よくある質問

Q配信向けのキーボード軸は何がおすすめ?
A
配信には静音性の高い赤軸(リニア)がおすすめです。クリック感のある青軸はマイクに音を拾われやすく、視聴者にカチカチ音が届いてしまいます。さらに静かな静音赤軸(ピンク軸)もあります。
Qテンキーレスとフルサイズ、どちらがいい?
A
マウスを大きく動かすFPSゲームにはテンキーレスがおすすめ。数字入力が多い作業配信やMMOにはフルサイズが便利です。デスクスペースとプレイスタイルに合わせて選びましょう。
Qメカニカルキーボードとメンブレンの違いは?
A
メカニカルは各キーに独立したスイッチがあり、打鍵感と耐久性に優れます。メンブレンはゴム製のドームで反発し、価格が安いですが打鍵感は劣ります。配信で長く使うならメカニカルがおすすめです。
Q有線と無線、配信にはどちらがいい?
A
配信には有線がおすすめです。バッテリー切れの心配がなく、遅延も発生しません。無線は見た目がスッキリしますが、電池残量管理が必要です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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