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【2025年版】VTuber機材おすすめ一式|初心者向けWebカメラ・マイクの選び方

【2025年版】VTuber機材おすすめ一式|初心者向けWebカメラ・マイクの選び方

公開日
読了目安13

VTuber機材おすすめ一式|初心者向けWebカメラ・マイクの選び方

「VTuberを始めたいけど、何を揃えればいいかわからない」

「できるだけ安く始めたいけど、音質や画質は妥協したくない」

「フェイストラッキングに必要なカメラの選び方がわからない」

VTuberデビューには、Webカメラ、マイク、そして配信用のPCが必要です。ただし、初期費用は意外と抑えられ、1〜2万円程度からスタートできます。

この記事では、VTuberに必要な機材を予算別に紹介し、フェイストラッキング用Webカメラの選び方から、おすすめのマイク、必要なソフトウェアまで詳しく解説します。

この記事でわかること - VTuber配信に必要な機材一覧 - フェイストラッキング用Webカメラの選び方 - 予算別おすすめ機材セット - 無料で使えるVTuberソフト - 配信を始めるまでの流れ

VTuber配信に必要な機材一覧

必須機材(これだけは必要)

1. Webカメラ

  • フェイストラッキング(表情認識)に使用
  • 60fps対応がおすすめ
  • 1080p以上推奨

2. マイク

  • 声を届ける必須アイテム
  • USBマイクが手軽
  • VTuberにはコンデンサーマイク人気

3. PC

  • 配信ソフトとトラッキングソフトを動かす
  • Core i5/Ryzen 5以上推奨
  • GPU搭載が望ましい

あると便利な機材

4. グリーンスクリーン

  • 背景を透過して合成
  • 部屋を映さずに配信
  • 1,000円〜購入可能

5. 照明

  • フェイストラッキングの精度向上
  • 肌映りも良くなる
  • リングライトが人気

6. マイクアーム

  • マイクを最適な位置に固定
  • デスクの振動を軽減
  • 音質向上に貢献

ソフトウェア(多くが無料)

7. VTuberソフト

  • VTube Studio(無料/有料)
  • VRoid Studio(無料)
  • nizima LIVE(無料)

8. 配信ソフト

  • OBS Studio(無料)
  • Streamlabs Desktop(無料)

Webカメラの選び方

フェイストラッキングに重要なスペック

VTuberのフェイストラッキングでは、一般的なビデオ会議用カメラとは異なるポイントが重要です。

フレームレート(fps)

  • 30fps:基本的な動作は可能、やや遅延あり
  • 60fps:スムーズな表情追従、おすすめ
  • 120fps:プロ仕様、高精度

解像度

  • 720p:最低限、トラッキングには十分
  • 1080p:標準的、おすすめ
  • 4K:必要なし(トラッキングには過剰)

オートフォーカス

  • あり:推奨、顔を自動で捉える
  • なし:手動調整が必要
VTuber向けWebカメラの選び方
フレームレート60fps以上推奨
解像度1080p(720p以上)
オートフォーカスあり推奨
画角70〜90度程度
接続USB(Type-AまたはC)

Webカメラの設置場所

フェイストラッキングを正確に行うには、カメラの位置が重要です。

理想的な位置

  • モニターの上部中央
  • 顔の正面、目線の高さ
  • 顔全体が画角に収まる距離

避けたい位置

  • 横や斜め(表情が取れにくい)
  • 逆光になる場所
  • 暗い場所

おすすめWebカメラ【予算別】

【3,000円以下】とにかく安く始める

まずは試してみたい方向けの超低価格モデル。30fpsですが、基本的なフェイストラッキングは可能です。

3,000円以下で60fpsに対応した高コスパモデル。VTuber入門に最適です。

【5,000円〜10,000円】本格派モデル

高速オートフォーカスでフェイストラッキングの精度が向上。多くのVTuberに支持される定番モデルです。

VTuber向けを謳う高機能モデル。画角を3段階で切り替えられ、自分に最適な設定が可能です。

ゲーミングブランドRazer製。専用ソフトでカスタマイズでき、配信者に人気のモデルです。

【10,000円以上】プロ仕様

AI自動追跡機能付きの最高峰モデル。動きながらの配信でも常に顔を捉え続けます。

おすすめマイク【VTuber向け】

VTuber配信では、声の品質も重要です。キャラクターに合った声を届けるために、良いマイクを選びましょう。

コスパ重視のUSBマイク

VTuber配信に必要な機能が全部入りのセット。マイクアームも付属しているので追加購入不要です。

XLRマイク(本格派向け)

本格的にVTuber活動を続けるなら、XLRマイク+オーディオインターフェースの組み合わせがおすすめです。

VTuberソフトウェアの選び方

無料で始められるソフト

VTube Studio(基本無料)

  • Live2Dモデル対応
  • 高精度なフェイストラッキング
  • スマホをカメラとして使用可能
  • 商用利用は有料版が必要

VRoid Studio(完全無料)

  • 3Dアバターを作成できる
  • 初心者でも簡単操作
  • 作成したモデルは自由に使用可能

nizima LIVE(基本無料)

  • Live2D公式のトラッキングソフト
  • 高精度な表情認識
  • 商用利用も無料

トラッキングの仕組み

フェイストラッキング

  • Webカメラで顔の動きを認識
  • 目、眉、口の動きをアバターに反映
  • 照明環境で精度が変わる

ハンドトラッキング(オプション)

  • Leap Motionなどの専用デバイス
  • 手の動きをアバターに反映
  • 上級者向け

予算別おすすめ構成

【1万円以下】最小構成

まずはVTuber配信を体験したい方向け。

構成

  • Webカメラ:KUKUYA 60fps(約2,300円)
  • マイク:内蔵マイクで代用
  • ソフト:VTube Studio(無料)

合計:約2,300円

内蔵マイクの音質は限られますが、まずは配信を始めることが大切です。

【2万円】コスパ重視構成

バランスの取れたエントリー構成。

構成

  • Webカメラ:EMEET C960 AF(約5,000円)
  • マイク:FIFINE K669B USBマイク(約5,000円)
  • グリーンスクリーン:布タイプ(約1,000円)
  • ソフト:VTube Studio(無料)

合計:約11,000円

配信品質を確保しながら初期費用を抑えた構成です。

【5万円】本格派構成

長く活動を続ける方向けの本格構成。

構成

  • Webカメラ:NearStream V02AF(約5,500円)
  • マイクセット:FIFINE K688CT(約13,000円)
  • オーディオインターフェース:FIFINE SC3(約7,300円)
  • グリーンスクリーン:折りたたみ式(約4,000円)
  • リングライト:(約3,000円)

合計:約32,800円

音質・トラッキング精度ともにプロ仕様。収益化を目指す方におすすめです。

VTuber配信の始め方

ステップ1:機材の準備

まずは最低限の機材を揃えましょう。

必要なもの

  • Webカメラ(またはスマホ)
  • マイク(USBマイクまたはヘッドセット)
  • 配信用PC

ステップ2:ソフトウェアのインストール

インストールするソフト

  1. VTube Studio(またはnizima LIVE)
  2. OBS Studio
  3. 必要に応じてVRoid Studio

ステップ3:アバターの準備

無料で入手する方法

  • VTube Studioの既存アバターを使用
  • VRoid Studioで自作
  • nizimaで無料モデルを入手

有料で入手する方法

  • nizimaでLive2Dモデルを購入
  • イラストレーターに依頼
  • Live2Dモデラーに依頼

ステップ4:トラッキングの設定

VTube Studioの設定

  1. カメラを選択
  2. 顔の位置を調整
  3. トラッキング感度を調整
  4. 表情パラメータを設定

ステップ5:OBSの設定

配信設定

  1. VTube Studioをウィンドウキャプチャ
  2. 背景を透過設定(グリーンスクリーン使用時)
  3. 音声デバイスを設定
  4. 配信プラットフォームと連携

フェイストラッキングの精度を上げるコツ

照明の重要性

フェイストラッキングの精度は、照明環境に大きく左右されます。

理想的な照明

  • 顔全体が均一に明るい
  • 影ができていない
  • 逆光を避ける

おすすめの照明配置

  • リングライト:正面から
  • デスクライト:斜め前から
  • 自然光:カーテン越しの間接光

カメラ位置の調整

正しい位置

  • 顔の正面、目線の高さ
  • 顔全体が画角に収まる
  • 安定した場所に固定

調整のポイント

  • カメラが近すぎると歪む
  • 遠すぎるとトラッキング精度が落ちる
  • 顔との距離50〜80cm程度が理想

環境設定のチェックリスト

配信前に確認

  • 照明は十分か
  • カメラは正面を向いているか
  • 背景はシンプルか
  • トラッキングがスムーズか

VTuber配信ジャンル別おすすめ構成

ゲーム配信VTuber向け

ゲームをプレイしながらのVTuber配信は、PCスペックが重要です。

必要なスペック

  • CPU:Core i7/Ryzen 7以上
  • メモリ:16GB以上
  • GPU:RTX 3060以上推奨

おすすめ構成

  • Webカメラ:60fps対応モデル
  • マイク:USBマイクで十分
  • グリーンスクリーン:あると便利

注意点

  • ゲームとトラッキングソフトで負荷がかかる
  • GPU性能が配信品質に直結
  • デュアルモニター推奨

雑談・トーク配信VTuber向け

トークがメインの配信は、マイク品質が重要です。

必要なスペック

  • CPU:Core i5/Ryzen 5以上
  • メモリ:8GB以上
  • GPU:GTX 1650以上

おすすめ構成

  • Webカメラ:60fps対応(表情重視)
  • マイク:XLRマイク推奨(声質重視)
  • 照明:リングライト必須

ポイント

  • 表情の豊かさが魅力になる
  • 声の聞き取りやすさが重要
  • 背景にこだわると雰囲気アップ

歌配信VTuber向け

歌枠を行うVTuberは、音質への投資が必要です。

必要なスペック

  • CPU:Core i5/Ryzen 5以上
  • メモリ:8GB以上
  • オーディオインターフェース必須

おすすめ構成

  • Webカメラ:30fps以上で可
  • マイク:XLRコンデンサーマイク
  • オーディオインターフェース:リバーブ機能付き

ポイント

  • 音質が最優先
  • リバーブで声に深み
  • カラオケ音源との連携

VTuber配信に必要なPCスペック詳細

最低スペック

CPU

  • Intel:Core i5-8400以上
  • AMD:Ryzen 5 2600以上

メモリ

  • 8GB(最低限)
  • 16GB推奨

GPU

  • NVIDIA:GTX 1650以上
  • AMD:RX 5500 XT以上

ストレージ

  • SSD 256GB以上推奨

快適スペック

CPU

  • Intel:Core i7-10700以上
  • AMD:Ryzen 7 3700X以上

メモリ

  • 16GB以上

GPU

  • NVIDIA:RTX 3060以上
  • AMD:RX 6600以上

ストレージ

  • SSD 512GB以上

ゲーム配信向けスペック

CPU

  • Intel:Core i7-12700以上
  • AMD:Ryzen 7 5800X以上

メモリ

  • 32GB推奨

GPU

  • NVIDIA:RTX 3070以上
  • AMD:RX 6700 XT以上

VTuber配信のトラブルシューティング

トラッキングがカクつく

原因1:PCスペック不足

  • 対処:トラッキング品質を下げる
  • 対処:他のソフトを閉じる
  • 対処:PCのアップグレード検討

原因2:カメラのfpsが低い

  • 対処:60fps対応カメラに変更
  • 対処:解像度を720pに下げる

原因3:照明不足

  • 対処:リングライトを追加
  • 対処:部屋を明るくする

表情が正しく認識されない

原因1:カメラ位置が悪い

  • 対処:正面から撮影する位置に調整
  • 対処:顔全体が画角に入るよう調整

原因2:影ができている

  • 対処:照明を追加
  • 対処:顔に均一に光が当たるよう調整

原因3:トラッキング設定のミス

  • 対処:感度を調整
  • 対処:キャリブレーションをやり直す

配信がカクつく・途切れる

原因1:回線速度不足

  • 対処:有線LANに変更
  • 対処:配信ビットレートを下げる

原因2:PCの処理能力不足

  • 対処:配信解像度を下げる
  • 対処:フレームレートを下げる
  • 対処:ハードウェアエンコードを使用

原因3:ソフトの競合

  • 対処:不要なソフトを終了
  • 対処:PCを再起動

音声トラブル

マイクが認識されない

  • USBを別のポートに接続
  • デバイスドライバを更新
  • OBSの音声設定を確認

音割れする

  • マイクゲインを下げる
  • マイクから少し離れる
  • コンプレッサーを使用

環境音が入る

  • ノイズゲートを設定
  • ダイナミックマイクに変更
  • 環境音の発生源を除去

VTuber活動でよくある質問

VTuberを始めるのに必要な最低限の機材は?
最低限必要なのは、Webカメラ(またはスマホ)、マイク、PCです。Webカメラは2,000円程度から、マイクは内蔵マイクでも始められます。予算1万円以下でスタート可能です。
WebカメラなしでVTuberはできますか?
スマホをWebカメラ代わりに使えます。iPhoneならVTube Studioアプリでフェイストラッキングが可能。ただし安定した配信には専用Webカメラをおすすめします。
30fpsと60fpsの違いは?
フレームレートが高いほど表情の追従がスムーズになります。30fpsでも基本動作は可能ですが、60fpsの方がより自然な表情表現ができます。
Live2Dモデルは必須ですか?
必須ではありません。VTube Studioには既存アバターがあり、VRoid Studioで3Dモデルを無料作成することも可能です。初心者はまず無料ツールから始めることをおすすめします。
VTuber配信に必要なPCスペックは?
最低でもCore i5/Ryzen 5以上、メモリ8GB以上、GPU搭載(GTX 1650以上推奨)が目安です。ゲーム配信も行う場合はより高いスペックが必要になります。

VTuber機材のステップアップ

配信に慣れてきたら

音質向上

  • USBマイクからXLRマイクへ
  • オーディオインターフェース導入
  • ポップガード追加

映像品質向上

  • より高fps対応のカメラへ
  • 照明機材の追加
  • グリーンスクリーン導入

収益化を目指すなら

投資すべき機材

  • 高品質なLive2Dモデル
  • プロ仕様のマイク
  • 安定した配信環境

追加で検討

  • ハンドトラッキングデバイス
  • 専用の配信PC
  • 防音環境

まとめ:VTuber機材の揃え方

VTuber配信を始めるのに、高額な機材は必要ありません。まずは最低限の機材で配信を始め、活動を続けながらステップアップしていくのがおすすめです。

まとめ

- 予算1万円以下:Webカメラ+内蔵マイクで開始可能 - 予算2万円:Webカメラ+USBマイク+グリーンスクリーン - 予算5万円:本格的な配信環境を構築 - Webカメラは60fps対応がおすすめ - ソフトは無料で高機能なものが多い - 照明環境がトラッキング精度に影響

まずは配信を始めることが大切です。機材は後からいくらでもアップグレードできます。

よくある質問

QVTuberを始めるのに必要な最低限の機材は?
A
最低限必要なのは、Webカメラ(フェイストラッキング用)、マイク、PCです。アバターは無料のVTube Studioでも作成でき、初期費用を抑えられます。予算1〜2万円程度から始められます。
QWebカメラなしでVTuberはできますか?
A
スマホをWebカメラ代わりに使うことも可能です。iPhoneなら「VTube Studio」アプリでフェイストラッキングができます。ただし、安定した配信には専用のWebカメラをおすすめします。
QVTuberにおすすめのWebカメラは?
A
フェイストラッキングには60fps対応のカメラがおすすめです。30fpsでも動作しますが、表情の追従がスムーズになります。ロジクールC980や、コスパ重視ならEMEET C960 AFが人気です。
QLive2Dモデルは必須ですか?
A
必須ではありません。無料のVTube Studioには既存のアバターがあり、VRoid Studioで3Dモデルを無料で作成することもできます。Live2Dはより高品質な表現ができますが、初心者はまず無料ツールから始めることをおすすめします。
QVTuber配信に必要なPCスペックは?
A
最低でもCore i5/Ryzen 5以上、メモリ8GB以上、GPU搭載(GTX 1650以上推奨)が目安です。フェイストラッキングとOBSを同時に動かすため、ある程度のスペックが必要です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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