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【2025年最新】配信者向けポップガードおすすめ10選|マイク音質改善の必須アイテム

【2025年最新】配信者向けポップガードおすすめ10選|マイク音質改善の必須アイテム

公開日
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配信者向けポップガードおすすめ10選|マイク音質改善の必須アイテム

「配信中にボフボフという音が入る」「パ行やバ行の発音で音が割れる」「マイクに唾がかかるのが気になる」

配信者にとって音質は、視聴者の快適さに直結する重要な要素。せっかく良いマイクを使っていても、ポップノイズが入ってしまうと台無しです。

ポップガードは、破裂音(ポップノイズ)を軽減し、クリアな音声を録音するための必須アイテム。特にコンデンサーマイクを使用する配信者にとっては、マイク保護の観点からも欠かせません。

この記事では、配信者目線で選んだおすすめのポップガードを、タイプ別に幅広く紹介します。

この記事でわかること - ポップガードの効果と必要性 - U型・スタンド型・スポンジ型の違い - 布製と金属製の選び方 - 価格帯別おすすめポップガード10選 - 正しい取り付け位置と使い方

ポップガードとは?配信者に必要な理由

ポップノイズとは

ポップノイズとは、「パ」「バ」「ブ」などの破裂音を発声した際にマイクに入る低周波ノイズのことです。

発声時に口から出る強い息がマイクのダイアフラム(振動板)を直接揺らすことで発生し、「ボフッ」という不快な音として録音されます。

配信中にポップノイズが入ると:

  • 視聴者が聞きづらい
  • 音量が急に大きくなって驚かせる
  • プロフェッショナル感が損なわれる
  • 編集での除去が困難

ポップガードの3つの効果

1. ポップノイズの軽減

息の衝撃を分散させ、マイクに届く前に弱めます。クリアで聴きやすい音声になります。

2. マイクの保護

湿気に弱いコンデンサーマイクを、唾液や呼気の湿気から保護。マイクの寿命を延ばす効果があります。

3. マイクとの距離を保つ

ポップガードがあることで、自然とマイクとの適切な距離を保てます。近づきすぎによる音割れを防げます。

コンデンサーマイクを使用する配信者にとって、ポップガードは音質改善だけでなく、マイク保護の観点からも必須アイテムです。

ポップガードの種類と特徴

タイプ別の違い

タイプ特徴おすすめ用途
U型(被せ型)マイクに直接装着、コンパクト配信、Web会議
スタンド型グースネックで位置調整可能ボーカル録音、本格配信
スポンジ型マイクに直接被せる風防兼用、簡易用途

U型(被せ型)ポップガード

マイクに直接被せるコンパクトなタイプです。

  • 場所を取らない
  • 視界を遮らない
  • 取り付けが簡単
  • 価格が安い
  • 持ち運びしやすい
  • マイクサイズに依存
  • 距離の調整ができない
  • 対応マイクの確認が必要

配信者に最も人気のタイプで、省スペースかつ見た目がスッキリするのが魅力です。

スタンド型ポップガード

グースネック(フレキシブルアーム)付きで、マイクスタンドに取り付けるタイプです。

  • 位置調整が自由
  • どんなマイクにも対応
  • マイクとの距離を調整可能
  • 本格的な見た目
  • 場所を取る
  • カメラの視界に入る
  • 価格がやや高め

ボーカル録音や本格的な配信環境を構築したい方におすすめです。

スポンジ型(ウインドスクリーン)

マイクヘッドに直接被せるスポンジタイプです。

  • 非常に安価
  • 風防としても機能
  • 取り付け簡単
  • 軽量
  • 高域が減衰しやすい
  • ポップノイズ軽減効果は弱め
  • 見た目がカジュアル

屋外録音や簡易的な用途に向いていますが、本格的な配信には他タイプを推奨します。

素材別の違い

布製(ナイロンメッシュ)

  • 高域をやや抑える
  • 自然で温かみのある音
  • 水洗い不可(一部例外あり)
  • 初心者向け

金属製(メタルメッシュ)

  • 高域を残してクリアな音
  • 水洗い可能でメンテナンス楽
  • タイトな音質
  • 配信・プロ向け
配信用途では、金属製のU型ポップガードが人気です。クリアな音質とメンテナンスのしやすさを両立しています。

ポップガードの選び方

1. 対応マイクの確認

U型ポップガードを選ぶ際は、お使いのマイクの直径を確認しましょう。

マイク直径の目安
AT2020約52mm
AT2035約52mm
Blue Yeti約70mm(大きめ)
FIFINE K669B約48mm
HyperX QuadCast約53mm

一般的なU型ポップガードは直径45〜60mm程度に対応しています。

2. 設置環境の確認

設置環境おすすめタイプ
デスクがコンパクトU型
カメラで顔を映すU型
本格的なスタジオ風スタンド型
持ち運びが多いU型、スポンジ型

3. 音質への影響

クリアな音を求める場合: 金属製 自然な音を求める場合: 布製

配信では聴きやすさが重要なので、金属製が人気です。

4. メンテナンス性

金属製は水洗い可能で、清潔に保ちやすいメリットがあります。布製は汚れが染み込みやすく、定期的な交換が必要になることも。

【価格帯別】おすすめポップガード10選

エントリーモデル(1,000円〜2,000円)

コストパフォーマンスに優れた入門モデルを紹介します。

1. fengle U型ポップガード

3層構造でノイズカット性能が高いU型ポップガード。金属ネット、発泡層、スポンジ層の組み合わせで、従来比40%のノイズカット性能向上を実現しています。

1,300円台という驚きの価格ながら、AT2020やQuadCastなど主要なマイクに対応。初めてのポップガードにおすすめです。

2. Aokeo 3層ポップフィルター

280°の広範囲をカバーするU型ポップフィルター。3層構造でポップノイズを効果的にカットしつつ、視界を遮らないコンパクト設計です。

AT2020、Blue Yeti X、HyperX QuadCastなど幅広いマイクに対応しています。

3. エレコム ポップガード HS-PG15BK

国内メーカーエレコム製のスタンド型ポップガード。フレキシブルアームで最適な位置に設定でき、クランプ式で簡単に取り付けできます。

1,400円以下で購入できる本格的なスタンド型として、コスパ抜群です。

4. karutz ポップガード

プロシンガー監修のU型ポップガード。AT2020、AT2050、AT2035など定番マイクに対応しています。

U型のメリットである「視界を遮らない」「省スペース」を活かした設計で、配信者に人気です。

5. HIRAISM ウインドスクリーン 3個セット

3個セットでお得なスポンジ型ウインドスクリーン。AT20シリーズやMPM2000Uなどに対応し、風切り音やポップノイズを軽減します。

予備を持っておきたい方、複数マイクを使う方におすすめです。

ミドルレンジ(1,500円〜2,500円)

性能と価格のバランスが良い人気価格帯のモデルです。

6. GRANPRO U型ポップガード

音楽雑誌GIGSに掲載された実績のあるU型ポップガード。金属フィルターにスポンジ層を追加した独自構造で、高いノイズカット性能を実現しています。

AT2020、QuadCast、SEIREN miniなど9割以上のマイクに対応。配信初心者にも使いやすい設計です。

7. Aokeo Wフィルター スタンド型

2層構造のダブルスクリーンで効果的にポップノイズを軽減するスタンド型。360°調節可能なグースネックで、最適な位置に固定できます。

ポッドキャスト、ナレーション、ボーカル録音など、高品質なサウンドが必要なシーンに最適です。

8. キクタニ PO-8 メタルメッシュ

金属製メッシュで高域を残しながらクリアな録音を実現するスタンド型ポップブロッカー。布製フィルターに比べて音質への影響が少なく、タイトなサウンドが得られます。

水洗い可能でメンテナンスも簡単。日本企業取り扱いで安心です。

ハイエンドモデル(3,000円以上)

プロも愛用する高品質モデルです。

9. オーディオテクニカ AT8175

AT2020、AT2035などAT20シリーズ専用設計のオーディオテクニカ純正ポップフィルター。専用設計のため、ガタつきなく安定した取り付けが可能です。

オーディオテクニカのマイクを使用している配信者は、純正品でマッチングを最適化できます。

10. HyperX Shield ポップフィルター

ゲーミングブランドHyperXの高品質ポップフィルター。耐腐食性のメタルメッシュフィルターは、クリーニングが簡単で長期間使用できます。

フレキシブルなグースネックマウントで位置調整も自由自在。ほとんどのマイクやスタンドに対応するユニバーサル設計です。

配信者向けポップガードの設置方法

U型ポップガードの取り付け

  1. マイクの電源をオフにする
  2. ゴムバンドを広げてマイクに被せる
  3. マイクヘッドの少し下に位置を調整
  4. ゴムバンドがしっかり固定されているか確認
U型の位置決めポイント - マイクのダイアフラム(集音部)を覆う位置 - 口元からマイクまで10〜15cmの距離を確保 - 呼気がポップガードに当たる角度

スタンド型ポップガードの設置

  1. クランプをマイクスタンドに取り付ける
  2. グースネックで位置を調整
  3. マイクから5〜10cm離して設置
  4. 口元とマイクの間に来るように配置

最適な距離の目安

設置距離効果
3cm以下近すぎ(音質に影響)
5〜10cm最適(推奨距離)
15cm以上遠すぎ(効果薄い)

ポップガードのメンテナンス

金属製の場合

  1. 週1回程度、乾いた布で拭く
  2. 月1回程度、水洗いして自然乾燥
  3. 汚れがひどい場合は中性洗剤を使用

布製の場合

  1. 週1回程度、乾いた布で拭く
  2. 汚れが染み込んだら交換を検討
  3. 基本的に水洗いは避ける

スポンジ製の場合

  1. 定期的に手で埃を払う
  2. 汚れがひどくなったら交換
  3. 消耗品として予備を持っておく
ポップガードは直接呼気が当たるため、清潔に保つことが重要です。特に複数人で使い回す場合は、衛生面に注意しましょう。

人気マイク別おすすめポップガード

AT2020シリーズ

オーディオテクニカのAT2020シリーズは、配信者に最も人気のあるコンデンサーマイクです。

おすすめポップガード:

  • 純正派: オーディオテクニカ AT8175(専用設計で完璧なフィット)
  • コスパ派: GRANPRO U型(直径52mmにぴったり)
  • スタンド派: キクタニ PO-8(金属製でクリアな音)

HyperX QuadCast

ゲーミングで人気のHyperX QuadCastは、直径約53mmです。

おすすめポップガード:

  • 純正派: HyperX Shield(同ブランドで統一感)
  • コスパ派: fengle U型(40〜63mm対応で余裕)
  • スタンド派: Aokeo Wフィルター

Blue Yeti

Blue Yetiは直径が大きめ(約70mm)のため、注意が必要です。

おすすめポップガード:

  • スタンド型推奨: サイズを選ばないスタンド型が安心
  • U型の場合: 大きめサイズ対応の製品を確認

配信ジャンル別おすすめセッティング

ゲーム配信

  • おすすめ: U型ポップガード
  • 理由: 視界を遮らず、ゲーム画面が見やすい
  • 設置: マイクから5cm程度の距離

歌配信・歌ってみた

  • おすすめ: スタンド型ポップガード
  • 理由: 声量の変化に対応しやすい、距離調整が自由
  • 設置: マイクから10cm程度の距離

雑談配信

  • おすすめ: U型ポップガード
  • 理由: コンパクトで見た目がスッキリ
  • 設置: マイクから7〜10cm程度の距離

ASMR配信

  • おすすめ: 金属製スタンド型
  • 理由: 布製より高域が残り、繊細な音を拾いやすい
  • 設置: マイクから5cm程度の近距離

購入前チェックリスト

購入前に確認すること - [ ] お使いのマイクの直径(U型の場合) - [ ] VESA対応のスタンド径(スタンド型の場合) - [ ] 設置スペースの確認 - [ ] 素材(布製 or 金属製)の選択 - [ ] カメラに映る可能性の確認 - [ ] メンテナンス方法の確認

よくある質問

ポップガードなしでも配信できますか?
配信は可能ですが、ポップノイズが入りやすく、聴きづらい音声になります。特にコンデンサーマイクを使用する場合は、音質向上とマイク保護のため、ポップガードの使用を強くおすすめします。
ウインドスクリーン(スポンジ)だけでは不十分ですか?
ウインドスクリーンは風防効果が主目的で、ポップノイズの軽減効果は限定的です。また、高域が減衰しやすいデメリットもあります。室内での配信には、U型やスタンド型のポップガードがおすすめです。
ダイナミックマイクにもポップガードは必要ですか?
ダイナミックマイクはコンデンサーマイクより破裂音に強いですが、ポップノイズが完全になくなるわけではありません。クリアな音質を求めるなら、ダイナミックマイクでもポップガードの使用をおすすめします。
Blue Yetiに合うポップガードはどれですか?
Blue Yetiは直径が大きめ(約70mm)のため、通常のU型ポップガードではきつめの装着になることがあります。スタンド型ポップガードか、Blue Yeti専用のポップフィルターを選ぶと安心です。

まとめ

配信者向けのポップガードは、用途と予算に応じて最適な選択ができます。

まとめ

- 初心者・コスパ重視: fengle、Aokeo(1,300〜1,600円) - バランス重視: GRANPRO、キクタニ PO-8(1,800〜2,200円) - 純正・高品質: オーディオテクニカ AT8175、HyperX Shield(3,000〜4,500円)

ポップガードは音質改善の第一歩。配信の音声品質を向上させたい方は、ぜひ導入を検討してみてください。

※価格は変動する場合があります。最新の価格はAmazonでご確認ください。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

よくある質問

Qポップガードは本当に必要ですか?
A
コンデンサーマイクで配信や録音を行う場合、ポップガードは必須です。パ行やバ行などの破裂音(ポップノイズ)を軽減し、聴きやすい音声にします。また、湿気に弱いコンデンサーマイクを唾液から保護する役割もあります。
Q布製と金属製どちらがいいですか?
A
布製は高域を若干抑えて自然な音になり、初心者に扱いやすいです。金属製は高域を残してクリアな音になり、水洗いも可能でメンテナンスが楽です。配信用途なら金属製がおすすめです。
QU型とスタンドタイプの違いは?
A
U型はマイクに直接被せるコンパクトタイプで、場所を取らず視界も遮りません。スタンドタイプはグースネックで位置調整ができ、マイクとの距離を自由に設定できます。配信者にはU型が人気です。
Qポップガードの取り付け距離は?
A
マイクから5〜10cm離して設置するのが一般的です。近すぎると音質に影響し、遠すぎるとポップノイズを軽減できません。実際に声を出しながら調整してベストな位置を見つけましょう。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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