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【2025年版】スマホ配信に必要な機材まとめ|三脚・マイク・ライトのおすすめ

【2025年版】スマホ配信に必要な機材まとめ|三脚・マイク・ライトのおすすめ

公開日
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スマホ1台で手軽に始められるライブ配信。しかし、「画面がブレる」「声が聞こえにくい」「顔が暗く映る」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、スマホ配信のクオリティを上げるために必要な機材を、予算や用途に合わせて紹介します。

この記事でわかること - スマホ配信に必要な機材の種類と選び方 - 予算別おすすめ三脚・スタンド - 音質を改善する外付けマイクの選び方 - 映りを良くするライト機材 - 配信スタイル別のおすすめ構成

スマホ配信に必要な機材とは

スマホ配信で揃えたい機材は、大きく分けて3種類あります。

スマホ配信の基本機材
三脚・スタンドスマホを安定して固定(必須)
外付けマイク音質を改善(推奨)
照明・ライト映りを改善(あると便利)

この3つを揃えることで、スマホだけの配信とは比べ物にならないクオリティの配信が可能になります。

なぜ機材が必要なのか

スマホ内蔵のマイクやカメラは、日常使いには十分な性能があります。しかし、配信となると話は別です。

  • 手持ち撮影のブレ:長時間の配信で疲れると、画面がどんどんブレていく
  • 内蔵マイクの音質:周囲の雑音を拾いやすく、声がこもって聞こえる
  • 室内の照明不足:顔が暗く映り、表情が見えにくくなる

これらの問題を解決するのが、三脚・マイク・ライトの3点セットです。

三脚・スタンドの選び方

スマホ配信で最初に揃えるべきは三脚またはスタンドです。安定した映像は配信の基本であり、視聴者の離脱を防ぐ重要な要素です。

三脚選びのチェックポイント

三脚選びで確認すべき5つのポイント 1. 高さ調整範囲:卓上用(20〜50cm)か、全身撮影用(100〜170cm)か 2. 安定性:脚の開き具合、素材(金属製が安定) 3. スマホホルダー:対応サイズ(6.5〜9.5cm対応が理想) 4. リモコン有無:Bluetooth接続で遠隔撮影できると便利 5. 収納サイズ:持ち運びする場合は要チェック

用途別おすすめタイプ

用途おすすめタイプ高さ目安
卓上配信ミニ三脚15〜30cm
雑談・ゲーム実況中型三脚50〜100cm
全身撮影・ダンスフルサイズ三脚130〜180cm
料理・手元撮影俯瞰撮影スタンドアーム式

おすすめスマホ三脚・スタンド

【コスパ最強】Lux Pore スマホ三脚(¥1,749)

入門用として最適な、ワンプッシュで三脚が開くスマート設計の三脚です。

ワンプッシュで三脚が開く設計は、撮影準備の時短に効果的。従来の手動タイプと比べて、セットアップが格段に早くなります。

168cmまで伸びる7段階伸縮で、自撮り棒としても三脚としても使える万能タイプです。

脚を広げたときの間隔が約35cmと広く、安定性に優れています。屋外でも風に強い設計です。

【プロ仕様】Ulanzi MT-08 ミニ三脚(¥1,942)

クリエイター御用達のUlanziブランド。コンパクトながら耐荷重1kgの本格派です。

自撮り棒、延長ポール、三脚と1台3役。YouTuberやVloggerに人気の定番アイテムです。

【リングライト一体型】UBeesize LEDリングライト 10インチ(¥4,120)

ライトと三脚が一体になった、配信に最適なオールインワンモデルです。

照明と三脚を別々に買うより経済的。配信を本格的に始めたい方におすすめです。

【俯瞰撮影に最適】LUXSURE 俯瞰撮影ライトスタンド(¥5,099)

料理配信や手元撮影に特化した、アーム式の俯瞰撮影スタンドです。

真上からの撮影で影が映り込まない設計。料理、ハンドメイド、ネイルなどの配信に最適です。

外付けマイクの選び方

スマホ内蔵マイクの弱点は「周囲の音を拾いすぎる」こと。外付けマイクを使うことで、声をクリアに届けられます。

マイクの種類と特徴

タイプメリットデメリット価格帯
有線ピンマイク安定した接続、電池不要ケーブルが邪魔500〜2,000円
ワイヤレスピンマイク動きやすい、見た目すっきり充電が必要1,500〜5,000円
ショットガンマイク高音質、指向性が高いサイズが大きい3,000〜10,000円

おすすめ外付けマイク

【格安入門】Drawheart 有線ピンマイク(¥550)

まずは試してみたいという方に最適な、ワンコインで買える有線ピンマイクです。

価格は驚きの550円。「外付けマイクってどんな感じ?」を試すのに最適です。

【コスパ抜群】dutis ワイヤレスピンマイク(¥1,528)

2人同時使用可能で、Type-C・Lightning・3.5mmに対応する万能ワイヤレスマイクです。

プラグアンドプレイで設定不要。挿すだけですぐに使えます。

【高性能】Mavmubac ワイヤレスピンマイク 2個セット(¥1,999)

LEDインジケーター搭載で、接続状態やバッテリー残量が一目でわかる高機能モデルです。

2個セットなので、対談やコラボ配信にも対応できます。

照明・ライトの選び方

照明は「あると便利」から「必須」になりつつあります。スマホのカメラ性能が上がっても、光量が足りないと画質は落ちます。

ライト選びのポイント

配信用ライト選びのチェックリスト 1. サイズ:10インチ以上あると顔全体を照らせる 2. 色温度調整:2700K〜6500Kの範囲があると様々なシーンに対応 3. 明るさ調整:10段階以上の調光機能 4. 給電方式:USB給電が便利(コンセント不要) 5. 取り付け方法:三脚一体型 or クランプ式

おすすめライト

【アーム式】Evershop リングライト 10インチ(¥2,999)

デスクに固定できるアーム式で、スペースを取らずに設置できます。

アーム式なので机の上がすっきり。デスクワーク中のオンライン会議にも最適です。

【卓上型】Yarrashop LEDリングライト 10インチ(¥3,056)

金属製台座で安定性抜群。シンプルで使いやすい卓上リングライトです。

美肌効果を重視する方におすすめ。メイク配信やスキンケア紹介にも最適です。

配信スタイル別おすすめ構成

【予算5,000円】入門者向けセット

まずは必要最低限から始めたい方向けの構成です。

機材おすすめ価格
三脚Lux Pore スマホ三脚¥1,749
マイクdutis ワイヤレスピンマイク¥1,528
ライトなし(自然光を活用)-
合計約¥3,277

この構成なら、手ブレのない安定した映像と、クリアな音声が手に入ります。

【予算10,000円】バランス型セット

三脚・マイク・ライトの3点を揃えた標準構成です。

機材おすすめ価格
三脚UBeesize LEDリングライト一体型¥4,120
マイクMavmubac ワイヤレス 2個セット¥1,999
合計約¥6,119

リングライト一体型三脚を選ぶことで、機材をコンパクトにまとめられます。

【予算15,000円】本格派セット

クオリティにこだわりたい方向けの構成です。

機材おすすめ価格
三脚LUXSURE 俯瞰撮影スタンド¥5,099
マイクMavmubac ワイヤレス 2個セット¥1,999
追加三脚Ulanzi MT-08¥1,942
卓上ライトEvershop アーム式¥2,999
合計約¥12,039

俯瞰撮影と正面撮影の両方に対応でき、様々な配信スタイルに対応できます。

配信ジャンル別おすすめ構成

雑談・トーク配信

顔がしっかり映る正面からの撮影がメイン。

  • 三脚:卓上〜中型三脚(50〜100cm)
  • マイク:ワイヤレスピンマイク
  • ライト:リングライト(10インチ以上)

ゲーム実況(スマホゲーム)

手元とリアクションを同時に見せる構成。

  • 三脚:フレキシブルアーム or 俯瞰撮影スタンド
  • マイク:ヘッドセット or ワイヤレスピンマイク
  • ライト:卓上リングライト

料理・ハンドメイド配信

手元を真上から撮影する俯瞰スタイル。

  • 三脚:俯瞰撮影スタンド(必須)
  • マイク:有線ピンマイク(動きが少ないため)
  • ライト:俯瞰撮影スタンド内蔵ライト

屋外配信・Vlog

持ち運びやすさと安定性のバランスが重要。

  • 三脚:自撮り棒三脚(軽量・コンパクト)
  • マイク:ワイヤレスピンマイク(風防付き)
  • ライト:自然光を活用

スマホ配信でよくある失敗と対策

失敗1:三脚が不安定で倒れる

対策

  • 脚の開きが広いモデルを選ぶ
  • 金属製の重量感があるものを選ぶ
  • 屋外では風に注意し、重りを付ける

失敗2:マイクの音が途切れる

対策

  • ワイヤレスの場合は伝送距離を確認
  • 充電切れに注意(配信前にフル充電)
  • 予備として有線マイクも用意

失敗3:ライトが眩しすぎる

対策

  • 調光機能付きのライトを選ぶ
  • 直接顔に当てず、壁に反射させる
  • 昼白色(6500K)は眩しく感じやすいので注意

失敗4:充電しながら配信できない

対策

  • 充電パススルー対応の受信機を選ぶ
  • L字型の充電ケーブルを使う
  • ワイヤレス充電対応スマホなら並行利用可能

失敗5:スマホが熱くなって配信が止まる

対策

  • 直射日光を避ける
  • スマホ用冷却ファンを使う
  • 充電しながらの配信は発熱しやすいので注意
  • 高画質設定を下げて負荷を軽減

配信プラットフォーム別の注意点

スマホ配信ができるプラットフォームはたくさんありますが、それぞれ特徴が異なります。

YouTube Live

  • メリット:アーカイブが自動保存、収益化しやすい
  • デメリット:チャンネル登録者50人以上が必要(モバイル配信)
  • おすすめ機材:高画質で長時間配信するなら三脚+ライトは必須

TikTok Live

  • メリット:若い視聴者が多い、バズりやすい
  • デメリット:フォロワー1,000人以上が必要
  • おすすめ機材:縦画面なので自撮り棒三脚が使いやすい

Instagram Live

  • メリット:フォロワーに通知が届く、気軽に始められる
  • デメリット:アーカイブは30日で消える
  • おすすめ機材:顔がきれいに映るリングライトが効果的

ツイキャス

  • メリット:初心者でもすぐに配信可能、コメントが活発
  • デメリット:30分で自動終了(延長可能)
  • おすすめ機材:雑談配信が多いのでマイク重視

スマホ配信の画質・音質を上げるコツ

機材を揃えるだけでなく、設定や使い方も重要です。

画質を上げるコツ

  1. 解像度設定:配信アプリの画質設定を確認(720p以上推奨)
  2. フレームレート:30fps以上あると滑らかな映像に
  3. 明るさ確保:暗いとノイズが増えて画質が落ちる
  4. レンズをきれいに:配信前にレンズを拭く(意外と汚れている)
  5. 安定したWi-Fi:画質の自動調整を防ぐため、回線速度を確保

音質を上げるコツ

  1. マイクの位置:口元から15〜20cmが理想
  2. ノイズキャンセリング:配信アプリの設定でONにする
  3. 反響を減らす:カーテンやクッションで音の反射を抑える
  4. BGMの音量:話し声の20〜30%程度に抑える
  5. エアコンの音に注意:意外とマイクに入りやすい

配信前のチェックリスト

配信を始める前に確認しておきたいポイントをまとめました。

配信前チェックリスト - [ ] スマホのバッテリーは十分か(80%以上推奨) - [ ] 三脚・スタンドは安定しているか - [ ] マイクは正常に動作するか(テスト録音) - [ ] ライトの明るさ・色温度は適切か - [ ] 背景に映っては困るものはないか - [ ] Wi-Fiの電波は安定しているか - [ ] 通知はオフになっているか(配信中に通知が入ると邪魔) - [ ] ストレージ容量は十分か(アーカイブ保存用)

配信を続けるためのヒント

機材を揃えたら、あとは継続することが大切です。

無理のない配信スケジュール

  • 週1〜2回から始める:毎日配信は続かないことが多い
  • 時間を固定する:視聴者が覚えてくれやすい
  • 30分〜1時間から:長時間配信は体力が必要

視聴者を増やすコツ

  • 配信予告をSNSで告知:事前に知らせておくと来てもらいやすい
  • サムネイルにこだわる:アーカイブを見てもらうためにも重要
  • コメントに反応する:視聴者とのコミュニケーションが大事
  • 他の配信者とコラボ:お互いの視聴者に知ってもらえる

スマホ配信の始め方ステップ

まとめ

スマホ配信を始める5ステップ 1. 機材を揃える:まずは三脚から。予算に応じてマイク・ライトを追加 2. 配信プラットフォームを選ぶ:YouTube Live、TikTok Live、Instagramライブなど 3. 配信環境を整える:背景、照明、音響をチェック 4. テスト配信:非公開でテストして問題がないか確認 5. 本番配信:最初は短時間から。慣れたら長時間配信に挑戦

まとめ

スマホ配信の機材選びは、「三脚 → マイク → ライト」の順番で揃えていくのがおすすめです。

最初から全部揃える必要はありません。まずは三脚だけで始めて、「音質を上げたい」「映りを良くしたい」と感じたときに機材を追加していきましょう。


iPhoneとAndroid、どちらの方がスマホ配信に向いていますか?
配信機能自体はどちらでも問題ありません。iPhoneはカメラ性能が安定しており、Androidは機種によって性能差があります。マイクやライトなどの外部機材を使う場合は、端子の種類(Lightning or Type-C)に注意して選びましょう。
三脚とスマホスタンド、どちらを買うべきですか?
配信の用途によります。正面からの撮影が多い場合は三脚、俯瞰撮影や固定位置での撮影が多い場合はスマホスタンドが便利です。どちらか迷ったら、三脚としてもスタンドとしても使える「自撮り棒三脚」タイプがおすすめです。

よくある質問

Qスマホ配信に最低限必要な機材は何ですか?
A
最低限必要なのはスマホを固定する三脚またはスタンドです。手持ちだと画面がブレて視聴者が見づらくなります。音質を改善したい場合は外付けマイク、映りを良くしたい場合はリングライトを追加するのがおすすめです。
Qスマホ配信用三脚の選び方のポイントは?
A
高さ調整範囲(卓上用か全身撮影用か)、安定性(脚の開き具合や重量)、スマホホルダーの対応サイズ、Bluetoothリモコンの有無がポイントです。屋外で使う場合は軽量でコンパクトに収納できるものが便利です。
Qスマホ用外付けマイクは有線と無線どちらがいい?
A
安定性重視なら有線、動きながら配信したいなら無線がおすすめです。有線は電池切れの心配がなく、無線は配線を気にせず自由に動けます。初心者は手軽な有線ピンマイクから始めるのも良い選択です。
Qリングライトは必要ですか?
A
明るい場所で配信するなら必須ではありませんが、あると顔色が良く見え、目にキャッチライトが入って印象が良くなります。特に夜間や室内で配信する場合は効果が大きいです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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