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【2025年版】USBハブ・ドッキングステーションおすすめ6選|配信者向け選び方ガイド
「PCのUSBポートが足りない」「配信機材の接続がごちゃごちゃしている」「ノートPCでもデスクトップ並みの拡張性がほしい」
配信者の多くが直面するこれらの悩み、USBハブやドッキングステーションで解決できます。
マイク、Webカメラ、キャプチャーボード、外付けSSD、Stream Deck...配信に必要な機材は増える一方。この記事では、配信者向けにおすすめのUSBハブ・ドッキングステーションを価格帯別に紹介します。
配信者にUSBハブが必要な理由
配信環境を整えていくと、接続する機材がどんどん増えていきます。特にノートPCでは、USBポートの数が圧倒的に足りなくなります。
配信に必要な機材を数えてみよう
| 機材 | 接続方式 | 必要性 |
|---|---|---|
| コンデンサーマイク/オーディオIF | USB | 必須 |
| Webカメラ | USB | 必須 |
| キャプチャーボード | USB | ゲーム配信なら必須 |
| 外付けSSD | USB | データ保存に必要 |
| Stream Deck | USB | あると便利 |
| ゲームコントローラー | USB | ゲーム配信なら必要 |
| キーボード・マウス | USB | 必須 |
| 照明のリモコン | USB | 製品による |
これだけで7〜8ポート必要。一般的なノートPCのUSBポートは2〜3個程度。到底足りません。
USBハブ・ドックのメリット
- 不足しがちなUSBポートを増設
- 1本のケーブルでノートPCと接続完了
- デスク周りのケーブルがスッキリ
- HDMI出力でモニター接続も可能
- PD充電でノートPCも同時に充電
- 有線LANで安定したネット接続
- SDカードスロットで素材取り込み
ポート不足が引き起こすトラブル
- 機材を抜き差しする手間
- 接触不良による配信トラブル
- USBハブの連結(電力不足の原因)
- デスク周りの配線がカオス化
- 配信準備に時間がかかる
USBハブとドッキングステーションの違い
USBハブとは
シンプルにUSBポートを増やすための機器です。
特徴
- 価格が安い(1,000〜5,000円程度)
- コンパクトで持ち運びやすい
- USBポートのみ(3〜7ポート程度)
- バスパワーで動作(電源不要)
こんな人におすすめ
- 接続機器が3〜4台程度
- 持ち運びの機会が多い
- 外部モニターは不要
- 予算を抑えたい
ドッキングステーションとは
USB以外にも様々な端子を集約した多機能ハブ。ノートPCをデスクトップ化できます。
特徴
- 価格は高め(5,000〜30,000円程度)
- HDMI、SDカード、有線LAN、PD充電など対応
- デスクトップ代わりの拡張性
- セルフパワー(電源アダプター付き)が多い
こんな人におすすめ
- 接続機器が5台以上
- 外部モニターを使用する
- ノートPCをメインで使う
- ケーブル1本で接続したい
選び方の重要ポイント
チェックすべきスペック
| USBポート数 | 3〜10ポート以上 |
|---|---|
| USB規格 | USB 3.0/3.2対応(5-10Gbps) |
| PD充電 | 対応W数(60W/100W等) |
| 映像出力 | HDMI/DisplayPort対応 |
| その他 | SDカード/有線LAN/3.5mmオーディオ |
USB規格の違いを理解する
| USB規格 | 最大速度 | 特徴 |
|---|---|---|
| USB 2.0 | 480Mbps | 古い規格、遅い |
| USB 3.0/3.1 Gen1 | 5Gbps | 一般的 |
| USB 3.1 Gen2/3.2 Gen2 | 10Gbps | 高速 |
| USB 3.2 Gen2x2 | 20Gbps | 超高速 |
| USB4/Thunderbolt 4 | 40Gbps | 最速 |
PD充電の出力ワット数
ノートPCを充電しながら使いたい場合、PD充電の対応ワット数が重要です。
| 出力 | 対応デバイス |
|---|---|
| 30W | スマートフォン、タブレット |
| 45W | 小型ノートPC(MacBook Air等) |
| 60W | 一般的なノートPC |
| 85W〜100W | 高性能ノートPC、MacBook Pro |
配信者向けおすすめ構成
ミニマル構成(USBハブで十分)
- 接続機器:3〜4台
- 外部モニター不要
- → シンプルなUSBハブでOK
スタンダード構成(ドッキングステーション推奨)
- 接続機器:5〜7台
- 外部モニター1台使用
- → 7-in-1以上のドックがおすすめ
プロ構成(高機能ドッキングステーション)
- 接続機器:8台以上
- デュアルモニター環境
- → 12-in-1以上のドックが必要
【エントリークラス】3千円以下のUSBハブ
シンプルにポートを増やしたい方向けです。
Anker 332 USB-C ハブ (5-in-1)
Ankerの5-in-1ハブ。3千円以下でHDMI出力とPD充電に対応しているコスパ最強モデルです。USB-A 2ポート、USB-C 1ポートに加え、4K/30Hz対応のHDMI出力を搭載。外出先でのプレゼンや、サブモニター接続にも使えます。
Anker 332の仕様
| USBポート | USB-A×2 + USB-C×1 |
|---|---|
| HDMI | 4K/30Hz対応 |
| PD充電 | 最大100Wパススルー |
| サイズ | 約117×30×11mm |
| 重量 | 約46g |
エレコム USBハブ 3.0 4ポート
シンプルな4ポートUSBハブ。余計な機能を省いた分、価格を抑えています。日本メーカーのエレコム製で、品質も安心。デスクに常設するよりも、持ち運び用として活躍します。
【スタンダードクラス】1万円以下のドッキングステーション
本格的な配信環境を構築したい方向けです。
Anker PowerExpand 8-in-1
Ankerの人気ドッキングステーション。8つのポート/スロットを搭載し、配信者に必要な機能がほぼ揃っています。4K/60Hz対応のHDMI出力、1Gbpsの有線LANで、安定した配信環境を構築できます。
8-in-1の搭載ポート
| ポート | 仕様 |
|---|---|
| USB-A | 3.0×2(5Gbps) |
| USB-C | データ用×1、PD充電×1 |
| HDMI | 4K/60Hz |
| 有線LAN | 1Gbps |
| SD/microSD | UHS-I対応 |
UGREEN USB-C ハブ 10-in-1
10ポート搭載のドッキングステーション。デュアルHDMI対応で、2台のモニターに同時出力が可能。100W PD充電対応で、高性能ノートPCでも余裕を持って充電できます。
10-in-1の搭載ポート詳細
| USB-A | 3.0×3(5Gbps) |
|---|---|
| USB-C | データ×1 + PD充電×1(100W) |
| HDMI | 4K×2(ミラー or 拡張) |
| VGA | 1080p×1 |
| 有線LAN | 1Gbps |
| SD/microSD | 同時使用可能 |
【プロクラス】高機能ドッキングステーション
最高の拡張性を求める方向けのハイエンドモデルです。
CalDigit TS4
CalDigit TS4は、プロ向けの最高峰ドッキングステーション。Thunderbolt 4対応で40Gbpsの超高速転送、18ポート搭載で、あらゆる機材を接続可能。価格は高いですが、これ1台で配信環境が完結します。
CalDigit TS4の搭載ポート
| カテゴリ | ポート |
|---|---|
| Thunderbolt 4 | ×3(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1) |
| USB-A 3.2 | ×5 |
| USB-C 3.2 | ×1 |
| DisplayPort | ×1 |
| SDカード | UHS-II×1 |
| microSD | UHS-II×1 |
| 有線LAN | 2.5Gbps |
| オーディオ | 3.5mm入出力 |
Belkin Thunderbolt 4 ドック Pro
Belkinの高機能ドッキングステーション。12ポート搭載で、デュアル4Kモニターまたは8Kモニター1台に対応。90W PD充電で、MacBook Proも余裕で充電可能です。
製品比較表
| 製品名 | ポート数 | HDMI | PD充電 | 有線LAN | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Anker 332 | 5 | 4K/30Hz | 100W | ✕ | ¥2,990 |
| エレコム 4ポート | 4 | ✕ | ✕ | ✕ | ¥1,709 |
| Anker 8-in-1 | 8 | 4K/60Hz | 85W | ○ | ¥5,990 |
| UGREEN 10-in-1 | 10 | 4K×2 | 100W | ○ | ¥7,999 |
| CalDigit TS4 | 18 | 8K | 98W | 2.5Gbps | ¥44,800 |
| Belkin TB4 | 12 | 8K | 90W | ○ | ¥39,727 |
安定した配信環境を作るコツ
バスパワー vs セルフパワー
| 電源タイプ | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| バスパワー | PCから電力供給、電源不要 | 軽い機器を少数接続 |
| セルフパワー | 外部電源使用、安定性高い | 重い機器を多数接続 |
トラブルを避けるポイント
1. USB 2.0ハブを避ける
- 配信機材の多くはUSB 3.0推奨
- 2.0ハブは速度・電力ともに不足しがち
2. ハブの連結を避ける
- 複数のハブを連結すると電力不足に
- 認識不良の原因になる
3. 電力消費の大きい機器に注意
- 外付けHDD/SSDは電力消費大
- セルフパワーハブを使用する
4. 有線LANを活用
- Wi-Fiは不安定になることがある
- 有線LAN搭載ドックなら安心
配信機材の接続優先順位
電力供給が安定しない場合の接続優先順位:
- オーディオインターフェース/マイク - 音声は最重要
- Webカメラ - 顔出し配信なら必須
- キャプチャーボード - ゲーム配信の生命線
- Stream Deck - 操作性向上
- 外付けSSD - セルフパワーハブに接続推奨
よくある質問
まとめ
まとめ
USBハブ・ドッキングステーションは、配信環境を整えるための必須アイテム。ポート不足の悩みを解消し、快適な配信環境を構築できます。予算別おすすめ
- 3千円以下:Anker 332 / エレコム USBハブ(シンプル構成向け)
- 5千〜8千円:Anker 8-in-1 / UGREEN 10-in-1(配信者の定番)
- 4万円以上:CalDigit TS4 / Belkin TB4(プロ仕様)
選び方のポイント
- 接続機器の数を数えて必要ポート数を把握
- 外部モニターを使うならHDMI出力付き
- ノートPCならPD充電対応が便利
- 配信の安定性重視なら有線LAN搭載
- 多くの機器を接続するならセルフパワー
まずは接続したい機器を洗い出して、必要なポート数と機能を確認しましょう。迷ったらAnkerの8-in-1がバランスが良くおすすめです。
画像クレジット
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- Workspace: Photo by Jeff Sheldon on Unsplash
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