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【2025年版】配信用ミキサーおすすめ7選|ゲーム実況・歌配信に最適な選び方
「配信の音質をもっと良くしたい」「マイクとBGMの音量調整が難しい」
そんな悩みを抱えている配信者の方は多いのではないでしょうか。
配信用ミキサーを導入すれば、プロ品質の音声配信が可能になります。この記事では、2025年最新のおすすめ配信用ミキサーを価格帯別に紹介し、選び方のポイントを詳しく解説します。
配信用ミキサーとは?なぜ必要なのか
配信用ミキサーは、マイク音声やBGM、ゲーム音など複数の音声ソースを1つにまとめ、バランスを調整するための機器です。
テレビ局やラジオ局で使われている大型ミキサーを、個人配信者でも扱えるサイズと価格で実現したのが「配信用ミキサー」です。USBでPCに接続するだけで、オーディオインターフェースとしても機能します。
配信用ミキサーの基本的な仕組み
配信用ミキサーは、以下のような流れで音声を処理します。
- 入力:マイク、楽器、PC音声などを受け取る
- 調整:各入力の音量やEQを個別に調整
- エフェクト:リバーブやコンプレッサーを適用
- ミックス:すべての音声を1つにまとめる
- 出力:PCやヘッドホンに音声を送る
この一連の処理をハードウェアで行うことで、ソフトウェアミキサーよりも低遅延かつ安定した音声処理が可能になります。
ミキサーを使うメリット
- マイクとBGMの音量を個別に細かく調整できる
- リバーブやコンプレッサーなどのエフェクトを追加できる
- ループバック機能でDiscord通話も配信に乗せられる
- ワンタッチでミュートできる安心感
- 配信と自分用のモニター音量を別々に設定できる
- PCの負荷を軽減できる(ハードウェア処理のため)
- 物理フェーダーで直感的な操作が可能
ミキサーがないと起こる問題
- マイク音量とBGMのバランス調整が難しい
- 音声にエフェクトを追加できない
- とっさのミュートに対応しづらい
- ゲーム音と通話音声の分離ができない
- ソフトウェアミキサーはPCに負荷がかかる
- 音声遅延が発生しやすい
ソフトウェアミキサーとの違い
OBSの音声ミキサーやVoiceMeeterなどのソフトウェアミキサーでも、基本的な音声調整は可能です。しかし、ハードウェアミキサーには以下のような優位性があります。
| 項目 | ハードウェアミキサー | ソフトウェアミキサー |
|---|---|---|
| 遅延 | 極めて低い | やや高い |
| 安定性 | 高い | PCの状態に依存 |
| 操作性 | 物理フェーダーで直感的 | マウス操作が必要 |
| PC負荷 | 軽い | やや重い |
| 価格 | 有料(5,000円〜) | 無料〜有料 |
特に歌配信や音楽配信では、遅延の少なさが重要です。自分の声をモニタリングしながら歌う際、遅延があると非常に歌いにくくなります。
配信用ミキサーの選び方
配信用ミキサーを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
チェックすべきポイント
| 入力端子 | XLR/TRS/3.5mm等 |
|---|---|
| 出力端子 | USB/ヘッドホン端子 |
| ファンタム電源 | 48V対応かどうか |
| エフェクト機能 | リバーブ/コンプ/EQ等 |
| ループバック | 配信時の音声ルーティング用 |
| サンプリングレート | 48kHz以上推奨 |
| ビット深度 | 24bit以上推奨 |
入力端子の種類と特徴
XLR端子
- プロ用マイクの標準規格
- ノイズに強い
- ファンタム電源に対応
TRS/TS端子(フォーン端子)
- 楽器やライン入力に使用
- 6.3mmと3.5mmがある
3.5mmミニジャック
- PC用ヘッドセットなどに使用
- 手軽だがノイズに弱い
ファンタム電源について
ファンタム電源(48V)は、コンデンサーマイクを動作させるために必要な電源です。
- 必要なマイク:コンデンサーマイク(AT2020、NT1など)
- 不要なマイク:ダイナミックマイク(SM58、SM7Bなど)、USBマイク
多くの配信用ミキサーはファンタム電源に対応していますが、エントリーモデルの一部は非対応の場合があります。購入前に確認しましょう。
用途別の選び方
ゲーム実況メインの場合
- ゲーム音とマイク音のバランス調整が重要
- ミュートボタンの操作性を重視
- HDMI入力があると便利(ヤマハ ZG01など)
- ループバック機能でDiscord通話も配信に乗せられる
歌配信・雑談配信の場合
- リバーブなどのエフェクト機能が充実したモデル
- 高品質なプリアンプ搭載モデル
- DSPエフェクト内蔵のYAMAHA AGシリーズが人気
- 低遅延モニタリングが重要
音楽配信・DTMも行う場合
- 高サンプリングレート対応(96kHz以上)
- 複数のマイク入力
- MIDI入出力があると便利
【エントリークラス】1万円以下のおすすめミキサー
コスパ重視で配信を始めたい方向けのエントリーモデルを紹介します。1万円以下でも十分な機能を持つ製品が増えており、初心者の入門機として最適です。
FIFINE AmpliGame SC3
FIFINEのSC3は、1万円以下で本格的な配信環境を構築できるコスパ最強モデルです。4チャンネル独立スライダーで直感的な音量調整が可能。ボイスチェンジャーやRGB機能など、配信を盛り上げる機能も充実しています。
SC3の特徴的な機能
- 4チャンネル独立制御:マイク、ライン入力、モニター、出力をそれぞれ個別に調整
- ボイスチェンジャー:12種類の基調と6種類の音声パターンで声を変更可能
- カスタム効果音:15秒以内の効果音を4つまで登録可能
- RGB照明:5種類のモードと8種類以上の色を選択可能
MAONO G1 NEO
MAONOのG1 NEOは、55dBの高ゲインプリアンプを搭載し、感度の低いダイナミックマイクでもしっかり音を拾えます。2段階のノイズ低減機能で、クリアな音声配信が可能です。
G1 NEOが優れている点
- 高ゲインプリアンプ:55dBのゲインでSM7Bなどの感度の低いマイクにも対応
- 2段階ノイズ低減:環境に合わせてノイズ低減レベルを選択可能
- リバーブ機能:歌配信にも使えるリバーブエフェクト搭載
エントリークラスの選び方まとめ
| 製品 | 強み | おすすめユーザー |
|---|---|---|
| FIFINE SC3 | コスパ・多機能 | 初心者全般 |
| MAONO G1 NEO | 高ゲイン・ノイズ低減 | ダイナミックマイク使用者 |
【スタンダードクラス】2万円台のおすすめミキサー
本格的に配信を続けていきたい方向けのスタンダードモデルです。エフェクト機能や音質が向上し、長期間使える品質を備えています。
ヤマハ AG03MK2
配信者に絶大な人気を誇るヤマハAGシリーズの最新モデル。DSPエフェクトが内蔵されており、リバーブやコンプレッサー、EQをハードウェアで処理できます。ループバック機能も搭載で、Discord通話を配信に乗せることも簡単です。
AG03MK2の魅力
- DSPエフェクト内蔵:コンプレッサー、EQ、リバーブをワンタッチで適用
- 高品質プリアンプ:ヤマハの音響技術を活かしたクリアな音質
- ループバック機能:PC音声を配信に乗せられる
- 堅牢な作り:長期間の使用に耐える品質
AG03MK2とAG06MK2の違い
| 機能 | AG03MK2 | AG06MK2 |
|---|---|---|
| チャンネル数 | 3ch | 6ch |
| マイク入力 | 1系統 | 2系統 |
| ライン入力 | 1系統 | 2系統 |
| 価格 | 約22,000円 | 約27,000円 |
1人での配信ならAG03MK2で十分。2人以上での配信や、複数楽器を接続する場合はAG06MK2を検討しましょう。
オーディオテクニカ AT-UMX3
日本の老舗オーディオメーカー、オーディオテクニカが配信者向けに開発したモデル。192kHz/24bitの高解像度対応で、音質にこだわりたい方に最適です。自社マイクとの相性が特に良く、AT2020などと組み合わせると真価を発揮します。
AT-UMX3の特徴
- 高音質対応:192kHz/24bitのハイレゾ対応
- スマホ対応:USB Type-Cでスマホやタブレットにも接続可能
- オーディオテクニカマイク最適化:AT2020、AT2035などとの相性が抜群
【プロクラス】3万円以上のハイエンドミキサー
本格的なスタジオ品質を求める方向けのプロモデルです。機能と音質の両面で妥協のない製品が揃っています。
ヤマハ ZG01
ゲーム配信に特化したヤマハの最新モデル。HDMI入力を2系統搭載しており、ゲーム機の音声を直接取り込めます。PS5やNintendo Switchの配信に最適で、キャプチャーボードなしでもゲーム音声の取り込みが可能です。
ZG01の革新的な機能
- HDMI入力:ゲーム機から直接音声を取り込み、遅延なしでモニタリング
- ボイスチャット分離:ゲーム音とボイスチャット音を個別に調整
- 3Dオーディオ対応:PS5の3Dオーディオをヘッドホンで体験可能
- 専用ソフトウェア:ZG Controllerで細かい設定が可能
Elgato Stream Deck +
Elgatoの配信コントローラーとオーディオミキサーが融合したハイブリッドモデル。Wave Linkソフトウェアと連携して、ソフトウェアベースの高度な音声ルーティングが可能です。OBSやTwitchとの連携機能も充実しており、配信の効率化に貢献します。
Stream Deck +の活用法
- 物理ダイヤル:音量調整をダイヤルで直感的に操作
- タッチストリップ:スワイプで素早く設定を切り替え
- LCDキー:シーン切り替えやエフェクトをワンタッチで
- Wave Link連携:ソフトウェアミキサーとの完全統合
用途別おすすめミキサー比較表
| 製品名 | 価格 | おすすめ用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| FIFINE SC3 | ¥7,299 | 初心者・コスパ重視 | 4ch独立スライダー |
| MAONO G1 NEO | ¥9,799 | ゲーム実況入門 | ノイズ低減機能 |
| ヤマハ AG03MK2 | ¥22,000 | 歌配信・雑談 | DSPエフェクト内蔵 |
| AT-UMX3 | ¥21,780 | 高音質配信 | 192kHz/24bit対応 |
| ヤマハ ZG01 | ¥29,000 | ゲーム配信 | HDMI入力対応 |
| Stream Deck + | ¥31,001 | 配信効率化 | 配信コントローラー機能 |
配信用ミキサーの接続方法
基本的な接続手順を解説します。
必要な機材
- 配信用ミキサー本体
- マイク(XLRまたは3.5mm接続)
- XLRケーブル(XLRマイクを使用する場合)
- USBケーブル(ミキサー⇔PC接続用)
- ヘッドホン(モニタリング用)
接続の流れ
- ミキサーとPCをUSBケーブルで接続
- マイクをミキサーのXLR/LINE入力に接続
- ヘッドホンをミキサーのヘッドホン端子に接続
- PCの音声出力をミキサー経由に設定
- OBSなどの配信ソフトで音声入力をミキサーに設定
OBSでの設定方法
- OBSを起動
- 設定 → 音声を開く
- マイク音声でミキサーのデバイスを選択
- デスクトップ音声を無効化(ループバック使用時)
- 適用をクリック
ループバック機能を使用する場合は、OBSのデスクトップ音声を無効にしないと音声が二重になります。
よくあるトラブルと解決方法
音が出ない
- ミキサーの電源が入っているか確認
- USBケーブルが正しく接続されているか確認
- PC側でミキサーが認識されているか確認
- ドライバーのインストールが必要な場合も
ノイズが乗る
- ファンタム電源の設定を確認(ダイナミックマイクなら OFF)
- ゲインが高すぎないか確認
- USBハブ経由でなく直接接続を試す
音量が小さい
- ゲインを上げる
- コンプレッサーを使用する
- マイクとの距離を調整
配信用ミキサーを使いこなすコツ
ゲイン設定の基本
ゲインは入力信号を増幅する機能です。適切なゲイン設定が音質の鍵となります。
- レベルメーターを確認:ピーク時に-6dB〜-3dB程度が目安
- クリッピングを避ける:赤いランプが点灯しないように
- 余裕を持たせる:急な大声にも対応できるマージンを確保
コンプレッサーの活用
コンプレッサーは、大きな音を抑えて音量を均一化するエフェクトです。
- 声の安定化:囁き声から大声まで、音量差を抑える
- 聴きやすさ向上:視聴者が音量調整しなくて済む
- かけすぎ注意:強くかけすぎると不自然な音になる
リバーブの使い方
リバーブは残響効果を加えるエフェクトです。
- 歌配信:適度なリバーブで歌声に深みを
- 雑談配信:かけすぎると聞き取りづらくなるので控えめに
- ゲーム実況:基本的には不要、素の声が聴きやすい
よくある質問
まとめ
まとめ
配信用ミキサーは、プロ品質の音声配信を実現するために欠かせない機材です。予算別おすすめ
- 1万円以下:FIFINE SC3 / MAONO G1 NEO
- 2万円台:ヤマハ AG03MK2 / オーディオテクニカ AT-UMX3
- 3万円以上:ヤマハ ZG01 / Elgato Stream Deck +
用途別おすすめ
- ゲーム実況:ヤマハ ZG01(HDMI入力対応)
- 歌配信:ヤマハ AG03MK2(DSPエフェクト内蔵)
- 初心者:FIFINE SC3(コスパ最強)
自分の配信スタイルと予算に合わせて、最適なミキサーを選んでください。まずはエントリーモデルから始めて、必要に応じてグレードアップしていくのが賢い選び方です。
※価格は変動する場合があります。最新の価格はAmazonでご確認ください。
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