メインコンテンツへスキップ
【配信初心者向け】最初の30日間ロードマップ|ゼロから視聴者を獲得する戦略

【配信初心者向け】最初の30日間ロードマップ|ゼロから視聴者を獲得する戦略

公開日
読了目安19

配信を始めたいけれど、「何から手をつければいいかわからない」「視聴者が来なかったらどうしよう」と不安を感じていませんか?

実は、配信初心者の90%以上が最初の1ヶ月でつまずいています。機材選び、配信設定、コンテンツ企画、視聴者獲得...やることが多すぎて、何から始めればいいのか分からなくなってしまうのです。

この記事では、配信を始めてから最初の30日間で取り組むべきことを、ステップバイステップで解説します。機材準備から初コラボまで、実践的なロードマップを示すことで、あなたが着実に配信者として成長できるようサポートします。

この記事でわかること

  • 配信開始前の準備(機材・アカウント・環境構築)
  • 第1週:初配信を成功させる具体的ステップ
  • 第2週:配信品質を向上させる改善ポイント
  • 第3週:視聴者を獲得するための戦略
  • 第4週:コミュニティを育てる方法
  • 30日後に目指すべき目標設定

配信を始める前の準備(Day -7〜0)

なぜ事前準備が重要なのか

多くの初心者が「とりあえず配信してみよう」と思い立ったその日に配信を始めてしまいますが、これは機会損失につながります。初配信は「初めての視聴者」があなたのチャンネルを評価する重要な機会。ここで良い印象を与えられるかどうかで、その後の成長速度が大きく変わります。

配信開始1週間前から、以下の準備を整えておきましょう。

1. プラットフォームの選定と理解

主要プラットフォーム比較

プラットフォーム特徴初心者おすすめ度主な視聴者層
YouTube Liveアーカイブ性が高く、検索流入あり⭐⭐⭐⭐⭐幅広い年齢層
Twitchゲーム配信に強い、収益化が早い⭐⭐⭐⭐10〜30代、ゲーマー
ニコニコ生放送コメント文化、国内ユーザー多い⭐⭐⭐10〜40代、日本特化
ツイキャススマホ配信が簡単⭐⭐⭐⭐10〜20代

初心者にYouTubeをおすすめする理由:

  1. アーカイブが資産になる:配信後も動画として残り、検索から新規視聴者を獲得できる
  2. 収益化の選択肢が豊富:広告、メンバーシップ、Super Chatなど
  3. 情報が豊富:設定方法やトラブルシューティングの情報が多い
  4. ショート動画・通常動画との連携:配信切り抜きをショートで拡散できる

2. 最低限必要な機材リスト

配信を始めるために「高額機材が必要」というのは誤解です。最初は最低限の投資で始め、継続できることを確認してから段階的にアップグレードしていくのが賢い方法です。

予算別スタートアップセット

【予算0円コース】スマホのみ

  • スマートフォン(既存のもの)
  • イヤホンマイク(スマホ付属品)
  • 配信アプリ(YouTube、Twitch公式アプリ)

制限事項:

  • 画質・音質が限定的
  • ゲーム配信は難しい
  • 画面共有などの高度な機能が使えない

【予算1万円コース】PC + 基本機材

  • PC(既存のもの、i5/Ryzen 5以上推奨)
  • USBマイク(3,000〜5,000円)
  • OBS Studio(無料配信ソフト)
  • ウェブカメラ(既存のものまたはスマホをカメラ化)

できること:

  • 顔出し雑談配信
  • 画面共有配信
  • ゲーム配信(軽めのゲーム)
  • シーン切り替えなど配信演出

【予算3万円コース】品質重視セット

  • USBコンデンサーマイク(8,000〜15,000円)
  • ウェブカメラ(5,000〜10,000円)
  • リングライト(3,000〜5,000円)
  • OBS Studio

できること:

  • 高音質・高画質配信
  • 本格的な顔出し配信
  • 照明による印象向上

💡 初心者が最初に投資すべきは「音質」

視聴者が最も気にするのは実は「音質」です。画質が多少悪くても見続けられますが、音質が悪いと即離脱されます。

最初の投資はUSBマイク(3,000〜5,000円)を優先しましょう。音質が向上するだけで、視聴者の滞在時間が劇的に伸びます。

3. チャンネル・アカウントの設定

初配信前に必ずやっておくべき設定:

アカウント設定チェックリスト

  • プロフィール画像:顔出しNG なら、ロゴやアイコンを設定
  • チャンネルバナー:配信ジャンル・配信時間を記載
  • チャンネル概要欄:自己紹介・配信内容・SNSリンク
  • 配信スケジュール:「毎週火・木 20時〜」など固定化
  • SNSアカウント連携:X(Twitter)、Instagramなど
  • 配信ルール・マナー設定:チャットルールを明記

チャンネル概要欄の例:

こんにちは!〇〇です🎮

このチャンネルでは、初心者向けゲーム配信をメインに、
楽しくゆるーく配信しています。

【配信内容】
・Apex Legends(ブロンズ〜ゴールド帯)
・ゲーム雑談
・視聴者参加型企画

【配信スケジュール】
毎週火・木・土 20:00〜22:00

【SNS】
Twitter: @xxxxx
Discord: xxxxx

初心者配信者ですが、温かく見守っていただけると嬉しいです!

4. 配信環境の構築

OBS Studioの初期設定

OBS Studio(無料配信ソフト)は、プロも使う高機能ソフトです。初期設定さえ済ませば、安定した配信ができます。

最低限やっておくべき設定:

  1. 映像ビットレート:2500〜6000kbps(回線速度の70%以下)
  2. 解像度:1920x1080(Full HD)または 1280x720(HD)
  3. フレームレート:30fps または 60fps(ゲームは60推奨)
  4. 音声ビットレート:128kbps 以上
  5. エンコーダ:NVENC(NVIDIA)またはx264

詳しい設定は、OBS完全ガイドをご覧ください。

5. 初配信の企画を決める

初配信で何をするか決めていないと、当日グダグダになってしまいます。以下のような企画がおすすめです。

初配信おすすめ企画

【雑談配信】

  • 自己紹介
  • なぜ配信を始めたか
  • 今後の配信予定
  • 質問コーナー

メリット: 準備不要、失敗リスク低い デメリット: 視聴者ゼロだと話すことがない


【ゲーム配信】

  • 得意なゲームをプレイ
  • 初見プレイ(リアクション重視)
  • 視聴者と一緒にプレイ

メリット: コンテンツがあるので話題が途切れない デメリット: 配信設定が複雑、トラブル対応が難しい


【企画配信】

  • 「〇〇を1時間でクリアできるか」
  • 「視聴者のおすすめゲームを遊ぶ」
  • 「縛りプレイチャレンジ」

メリット: 興味を引きやすい デメリット: 準備に時間がかかる

💡 初配信は「自己紹介 + ゲーム」がベスト

おすすめは「15分自己紹介 + 1時間ゲーム配信」です。

  • 最初に自己紹介で配信の趣旨を伝える
  • その後ゲームで「何もしゃべることがない」を回避
  • 視聴者が途中から来ても楽しめる

初配信は1〜2時間程度に抑え、「続けられそう」という感覚を掴みましょう。


第1週:初配信を成功させる(Day 1〜7)

Day 1:初配信当日

初配信当日のタイムライン

配信2時間前

  • OBSで配信設定の最終確認
  • マイク・カメラのテスト
  • 配信タイトル・サムネイル設定
  • SNSで配信告知ポスト

配信30分前

  • テスト配信で音声・映像確認
  • チャット欄の確認
  • 飲み物・トイレを済ませる

配信開始

  • 「おはようございます!初配信です!」と元気に挨拶
  • 自己紹介(3〜5分)
  • 本編コンテンツ(45〜90分)
  • 締めの挨拶(次回配信予告)

配信後

  • アーカイブをチェック(音ズレ・画質確認)
  • 配信の振り返りメモ
  • SNSで配信終了報告

初配信でよくある失敗と対策

失敗原因対策
音声が入っていないマイク設定ミス事前にテスト配信必須
画面が映らないソース設定ミスOBSプレビューで確認
カクカクするビットレート過多回線速度の70%以下に設定
話すことがない準備不足話題リストを手元に用意
緊張で声が小さい初配信の緊張「緊張してます」と正直に言う

Day 2〜3:配信の振り返りと改善

初配信が終わったら、必ずアーカイブを見返してください。これが成長の最大のカギです。

振り返りチェックポイント

技術面

  • 音質は聞き取りやすかったか?
  • 画質は十分か?
  • 音ズレはなかったか?
  • BGMの音量バランスは適切か?

内容面

  • 話すスピードは適切か?(早口になっていないか)
  • 間が多すぎないか?
  • 視聴者が楽しめるコンテンツだったか?
  • 次回も見たいと思える内容だったか?

コミュニケーション

  • チャットに反応できていたか?
  • 視聴者の質問に答えられたか?
  • 一方的に話していないか?

改善点をメモする習慣をつける:

【2025年11月30日 初配信の振り返り】

✅ 良かった点
- 自己紹介はスムーズにできた
- ゲームプレイ中のリアクションが自然だった

❌ 改善点
- マイク音量が小さかった → 次回は+5dB上げる
- BGMが大きすぎた → -10dB下げる
- 途中で話題が途切れた → 話題リストを作る

📝 次回やること
- マイク・BGM音量調整
- 配信中に見る「話題メモ」を作成
- カメラ位置を調整(顔が見切れていた)

Day 4〜5:2回目の配信

初配信の反省を活かして、2回目の配信を行います。

💡 2回目の配信で意識すべきこと

  1. 前回の改善点を必ず反映する

    • 音量調整、カメラ位置、照明など技術面の改善を優先
  2. 配信時間を固定する

    • 「毎週火曜20時」など、視聴者が予測できるスケジュールに
  3. 前回の視聴者に感謝を伝える

    • 「前回見てくれた方ありがとう!」と一言添える
  4. コンテンツに一貫性を持たせる

    • 初回と全く違うことをすると、視聴者が困惑する
    • 「このチャンネルは〇〇の配信をする場所」というイメージを固める

Day 6〜7:配信以外の活動を始める

配信だけでは視聴者は増えません。配信外の活動が非常に重要です。

配信外でやるべき3つの活動

1. SNSでの発信(毎日)

  • 配信告知(配信2時間前)
  • 配信終了報告(感謝とハイライト共有)
  • 日常のゲームプレイや雑談投稿
  • 他の配信者の配信を見た感想

目的: あなたの存在を知ってもらう、配信以外でも接点を作る


2. 切り抜き動画・ショート動画の投稿

  • 配信のハイライトシーンを1〜3分に編集
  • YouTubeショート、TikTok、Instagramリールに投稿
  • 面白いリアクション、プレイシーン、名言など

目的: 配信を見ていない人にリーチ、チャンネル登録を促す


3. 他の配信者のコミュニティに参加

  • 同じジャンルの配信者の配信を見る
  • コメントで交流(宣伝はNG)
  • Discordコミュニティに参加

目的: 配信者同士のつながりを作る、コラボの土台を築く


第2週:配信品質を向上させる(Day 8〜14)

第2週の目標は、配信品質(音質・画質・演出)の向上です。視聴者は「また見たい」と思う配信には必ず「何か」を感じています。それは技術的な品質であることが多いです。

Day 8〜9:音質の改善

音質改善の優先順位

優先度1:マイクの音量・音質調整

  • OBSのフィルター機能で「ノイズ抑制」「ノイズゲート」を設定
  • マイクと口の距離を15〜20cmに保つ
  • ポップガード(風防)を使って破裂音を軽減

優先度2:BGM・効果音のバランス

  • BGMは-25dB〜-30dB程度(声の邪魔にならない音量)
  • 効果音は使いすぎない(多用すると安っぽくなる)
  • 配信ジャンルに合ったBGM選び(フリー音源サイトを活用)

優先度3:環境ノイズの除去

  • エアコン、PC冷却ファンの音を減らす
  • 机の振動が伝わらないようマイクスタンドを使う
  • 部屋の反響を抑える(カーテン、カーペットで吸音)

おすすめフリーBGMサイト:

  • DOVA-SYNDROME:豊富なジャンル、商用利用可
  • 魔王魂:ゲーム・ファンタジー系に強い
  • YouTube Audio Library:YouTube公式、著作権の心配なし

Day 10〜11:画質・見た目の改善

顔出し配信の見た目を良くする3つのポイント

1. 照明(最重要)

  • 顔の正面から光を当てる(リングライトが最適)
  • 逆光を避ける(窓を背にしない)
  • 照明の色温度を5000K〜6500K(自然光に近い色)に設定

2. カメラ位置

  • カメラを目線の高さに設置(見下ろし・見上げる角度はNG)
  • 距離は50〜80cm程度(顔がアップすぎず、遠すぎず)
  • 背景は整理整頓(ゴチャゴチャしていると気が散る)

3. 背景

  • バーチャル背景よりも実背景が自然(グリーンバックなしの場合)
  • 観葉植物、LED照明、ゲーミングデバイスなどで雰囲気作り
  • 生活感が出すぎないよう注意

画面レイアウトの基本:

┌─────────────────────────────┐
│  [ゲーム画面 or メイン画面]      │
│                                 │
│  ┌──────┐                      │
│  │カメラ  │  [チャット欄]        │
│  │      │                      │
│  └──────┘                      │
│  [配信タイトル・SNS表示]         │
└─────────────────────────────┘

Day 12〜14:配信演出の追加

配信に「プロ感」を出すために、演出を追加していきましょう。ただし、やりすぎは逆効果。視聴者が集中できる範囲で工夫します。

配信演出チェックリスト

必須演出

  • 配信開始画面(「まもなく開始」のカウントダウン)
  • 配信終了画面(「ご視聴ありがとうございました」)
  • フォロー・チャンネル登録の案内テロップ

あると良い演出

  • チャット読み上げ機能(棒読みちゃん、Botなど)
  • スーパーチャット・投げ銭のアラート表示
  • BGM切り替え(シーンごとに雰囲気を変える)
  • サウンドエフェクト(登場音、退出音など)

上級者向け演出

  • シーントランジション(画面切り替えアニメーション)
  • オーバーレイ(枠、デザイン要素)
  • カスタムアラート(Streamlabs、StreamElementsなど)

💡 演出は「視聴者のため」に追加する

演出を追加する際、必ず自問してください:

  • 「これは視聴者体験を向上させるか?」
  • 「これは気が散る要素にならないか?」

例えば、チャット読み上げ機能は視聴者のコメントを拾いやすくなる一方、音声が多すぎるとうるさくなります。バランスが重要です。


第3週:視聴者を獲得する戦略(Day 15〜21)

第3週からは、本格的に視聴者獲得にフォーカスします。良いコンテンツを作っていても、見つけてもらえなければ意味がありません。

Day 15〜16:配信タイトル・タグ・サムネイルの最適化

視聴者が配信を見つける3つの経路

  1. 検索(YouTube):「ゲーム名 + 攻略」「ゲーム名 + 初心者」などで検索
  2. おすすめ(レコメンド):類似配信を見た人に表示される
  3. SNS流入:X(Twitter)、Discord、TikTokなどから

これらすべてに対応するため、タイトル・タグ・サムネイルを最適化します。

配信タイトルの付け方:

❌ 悪い例⭐ 良い例
「配信」「【Apex】ランクマ ゴールド目指す!初心者歓迎」
「ゲームやります」「【ポケモンSV】色違い厳選配信 - 初見さん大歓迎!」
「雑談」「【雑談】配信者が語る、続けるコツと収益化の話」

良いタイトルの法則:

  • 【ゲーム名】を必ず入れる:検索にヒットしやすい
  • 具体的な内容:「ランクマ」「色違い厳選」「初見プレイ」
  • ターゲットを明記:「初心者歓迎」「上級者向け」「まったり」
  • 30文字以内:スマホで全文表示される

タグの設定:

【Apex配信の例】
- Apex Legends
- エーペックスレジェンズ
- FPS
- ランクマッチ
- ゲーム配信
- 初心者
- PS5
- 参加型

サムネイルの作り方:

  • 文字は大きく:スマホで見ても読める(32pt以上)
  • 色は3色以内:情報が多すぎると見づらい
  • 顔を入れる:人の顔は視線を引く
  • ゲーム画面 + テキスト:何の配信か一目でわかる

無料ツール:Canva(テンプレート豊富)、Photopea(Photoshop風の無料ツール)

Day 17〜18:SNSでの拡散戦略

配信を見つけてもらうために、SNS(特にX/Twitter)での活動が不可欠です。

X(Twitter)活用の基本戦略

1. 配信告知ポスト(配信2時間前)

🎮 今夜20時から配信します!

【配信内容】
Apex ランクマ ゴールド帯
初心者大歓迎・参加型OK

【配信URL】
https://youtube.com/...

初見さんも常連さんもお待ちしてます!

#Apex #ApexLegends #配信 #ゲーム配信

2. 配信中ポスト(配信開始時)

📡 配信スタートしました!

今日はランクマでゴールド目指します💪
よかったら遊びに来てください〜

https://youtube.com/...

#Apex #配信中

3. 配信終了報告(配信後)

配信終了しました!
今日も来てくれてありがとう😊

【今日のハイライト】
・ランクマ3連勝!
・初の2000ダメージ達成🎉
・視聴者さんとデュオで楽しめた

次回は木曜20時〜!
お楽しみに✨

4. 切り抜き動画のシェア(翌日)

昨日の配信のベストシーンを切り抜きました!

【動画タイトル】
「まさかの逆転劇!残り1秒で勝利!」

https://youtube.com/shorts/...

配信見逃した方もぜひ!

#Apex #切り抜き

💡 SNSでやってはいけないこと

過度な宣伝連投:1日に何度も配信告知を投稿すると逆効果 ❌ 他人の配信に宣伝コメント:「私も配信してます!」はマナー違反 ❌ ネガティブ投稿:「誰も来ない」「つまらない」は見ている人が離れる ❌ 炎上リスクのある発言:政治・宗教・誹謗中傷は避ける

他の配信者と交流:リプライ、引用RT、配信を見た感想を投稿 ⭐ 配信外の日常投稿:ゲームの話題、趣味、面白かったこと ⭐ 視聴者への感謝:「今日も来てくれてありがとう」の一言が大事

Day 19〜21:コラボ配信の企画

視聴者を増やす最も効果的な方法の一つがコラボ配信です。お互いの視聴者を共有でき、Win-Winの関係が築けます。

コラボ配信の進め方

Step 1:コラボ相手を探す

  • 同じゲームを配信している人
  • 登録者数・視聴者数が近い人(格差が大きいと成立しにくい)
  • 配信頻度が似ている人
  • 人柄が合いそうな人

Step 2:DMで声をかける

はじめまして!
いつも配信楽しく見させていただいてます。

私も同じくApex配信をしているのですが、
もしよければ一度コラボ配信しませんか?

視聴者参加型やデュオなど、
お互いの視聴者さんも楽しめる企画ができればと思っています。

ご検討いただけると嬉しいです!

Step 3:企画を決める

  • デュオ・トリオでゲームをプレイ
  • 視聴者参加型カスタムマッチ
  • 対談・雑談配信
  • お互いのチャンネルで同時配信

Step 4:告知・実施

  • お互いのSNSで告知
  • 配信中に相手のチャンネルを紹介
  • 配信後にお互いの切り抜きをシェア

コラボで失敗しないための注意点

  • 相手の視聴者を奪わない:露骨に「チャンネル登録お願いします」は禁物
  • 相手を立てる:相手の良いところを褒める、配信を盛り上げる
  • 事前に打ち合わせ:配信内容、時間、NGトピックを確認
  • トラブル対応:音声トラブル時の対処法を事前に決めておく

第4週:コミュニティを育てる(Day 22〜30)

第4週は、リピーター(常連)を増やすことに注力します。新規視聴者を獲得することも大事ですが、既存の視聴者が定着しなければ、チャンネルは成長しません。

Day 22〜24:視聴者とのコミュニケーション強化

視聴者が定着する配信の特徴

  1. 視聴者の名前を呼ぶ

    • 「〇〇さん、こんばんは!」と名前で呼ぶだけで親近感が生まれる
  2. チャットに必ず反応する

    • どんなに小さなコメントでも「ありがとう!」と反応
    • 質問には丁寧に答える
  3. 視聴者参加型の企画を取り入れる

    • 「次にやるゲーム、視聴者さんに決めてもらおう」
    • 「視聴者さんとデュオやりたいです!」
  4. 「また来たい」と思わせる雰囲気作り

    • ポジティブなトーン(ネガティブ発言を避ける)
    • 笑顔、リアクション
    • 「次回も待ってます!」の一言

コミュニケーションのコツ:

💡 チャット欄への反応テンプレート

チャット内容反応例
「初見です!」「初見さんようこそ!楽しんでいってね😊」
「面白い!」「ありがとう!嬉しい!」
質問(「このゲーム難しいですか?」)「最初は難しいけど、慣れれば楽しいよ!」
応援(「頑張って!」)「ありがとう!応援力になる!」
批判的なコメントスルーか、冷静に対応(荒らしは即ブロック)

重要: すべてのコメントに反応する必要はありません。ゲームに集中する時間も大切です。区切りの良いタイミングでまとめて反応しましょう。

Day 25〜27:Discordコミュニティの立ち上げ

配信外でも視聴者と繋がれる場所として、Discordは非常に有効です。

Discord開設の手順

1. サーバーを作成

  • Discordアプリで「サーバーを作成」
  • サーバー名:「〇〇のコミュニティ」など

2. チャンネルを設定

📢 お知らせ(配信スケジュール、重要な連絡)
💬 雑談(自由に会話)
🎮 ゲーム募集(一緒にゲームする人を募集)
📺 配信の感想(配信後の感想・フィードバック)
❓ 質問・要望(運営への質問)
🎉 ファンアート・切り抜き(視聴者の創作物)

3. ルールを設定

  • 誹謗中傷禁止
  • スパム・宣伝禁止
  • 個人情報の公開禁止
  • 和やかな雰囲気を大切に

4. 配信で告知

  • 「Discordサーバー作りました!配信外でも交流しましょう!」
  • URLを配信概要欄・SNSに掲載

💡 Discordを活用するメリット

  • 配信外でも視聴者と交流:チャンネルへの愛着が深まる
  • コラボ募集がしやすい:「今日の夜、一緒にゲームやりませんか?」
  • 視聴者同士が仲良くなる:コミュニティが自然に育つ
  • フィードバックを集めやすい:「次回の配信、何やってほしい?」

Day 28〜30:30日間の振り返りと目標設定

30日間で達成したいマイルストーン

技術面

  • 安定した配信品質(音ズレ・途切れなし)
  • OBSの基本操作をマスター
  • シーン切り替え・演出の導入

コンテンツ面

  • 週3〜4回の定期配信を実現
  • 配信ジャンル・スタイルの確立
  • 視聴者参加型企画を1回以上実施

コミュニティ面

  • チャンネル登録者 50〜100人
  • 配信同接 5〜15人
  • リピーター(常連)が3人以上
  • 他の配信者と1回以上コラボ

SNS・拡散

  • X(Twitter)フォロワー 100人
  • 切り抜き動画を5本以上投稿
  • Discord開設(任意)

振り返りシート:

【30日間の振り返り】

✅ 達成できたこと
-

❌ 達成できなかったこと
-

📈 成長を実感したポイント
-

📝 次の30日でやりたいこと
-

💡 学んだこと
-

31日目以降:継続と成長のために

30日間を乗り越えたあなたは、もう「配信初心者」ではありません。ここからは継続しながら成長し続けることが重要です。

配信を継続するための3つの心構え

1. 完璧を求めない

  • 「今日の配信はイマイチだった」と落ち込む必要はありません
  • 次回改善すればOK
  • 視聴者は完璧を求めていない。あなたの個性を楽しんでいる

2. 数字に一喜一憂しない

  • 視聴者数が少ない日もあれば、多い日もある
  • 重要なのは「長期的な成長」
  • 1年後に振り返ったときに成長していれば成功

3. 楽しむことを忘れない

  • 「義務」になったら終わり
  • 配信を楽しんでいる姿が、視聴者を引き寄せる
  • 無理なペースで配信せず、自分のペースを守る

次のステップ:収益化を目指す

配信に慣れてきたら、次は収益化を考えましょう。

YouTubeの収益化条件(2025年時点)

  • チャンネル登録者 1,000人
  • 過去12ヶ月の総再生時間 4,000時間

収益化の方法

  1. YouTube広告収益:動画・配信に広告が表示される
  2. メンバーシップ:月額課金で限定コンテンツを提供
  3. スーパーチャット(投げ銭):配信中に視聴者が支援
  4. 企業案件・スポンサー:企業から商品紹介の依頼
  5. アフィリエイト:ゲーミングデバイスなどの紹介リンク

詳しくは、今後の記事で解説していきます。


まとめ:最初の30日間で最も大切なこと

配信初心者が最初の30日間で意識すべきことは、以下の3つです。

30日間で身につけるべき3つの習慣

  1. 継続すること

    • 週3〜4回の配信を習慣化する
    • 「完璧」よりも「続けること」を優先
  2. 改善すること

    • 毎回の配信後に振り返り、改善点を見つける
    • 視聴者のフィードバックを素直に受け入れる
  3. 楽しむこと

    • 配信を義務にしない
    • 視聴者とのコミュニケーションを楽しむ
    • 自分が楽しんでいれば、視聴者も楽しい

配信は「才能」よりも「継続」が結果を生みます。最初は視聴者ゼロでも、1ヶ月後には必ず成長しています。30日後のあなたが、今日のあなたよりも成長していることを信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。

配信者向けの関連記事

配信をさらに充実させるために、以下の記事もチェックしてください。


配信ライフのスタート、応援しています!一緒に楽しい配信を作っていきましょう🎮✨

よくある質問

Q配信を始める前に何を準備すべき?
A
最低限必要なのは①配信デバイス(PC/スマホ)②マイク③配信ソフト(OBS等)④配信プラットフォームのアカウントです。初期投資を抑えたい場合、スマホ1台とイヤホンマイクでも始められます。ただし、視聴者体験を重視するなら、最低でもUSBマイク(3000円程度)の導入を推奨します。
Q最初の配信で何人くらい見に来る?
A
完全に新規のチャンネルの場合、最初の配信の同接は0〜5人程度が一般的です。これは誰もが通る道なので落胆する必要はありません。SNSで事前告知したり、友人に見てもらったりすることで初動の視聴者を確保できます。重要なのは継続することと、コンテンツの質を上げていくことです。
Qどのプラットフォームを選ぶべき?
A
目的によって異なります。①YouTube:アーカイブ性高く、検索流入が期待できる。チャンネル登録者を増やしやすい②Twitch:ゲーム配信に強い。コミュニティ形成しやすい③ニコニコ生放送:コメント文化が独特。国内ユーザー多い。初心者にはYouTubeが最もバランスが良くおすすめです。
Q機材に最初からお金をかけるべき?
A
いいえ、段階的な投資が賢明です。最初の1ヶ月は最低限の機材で「継続できるか」を見極めましょう。配信を習慣化できたら、視聴者からのフィードバックを元に音質改善(マイク)、画質改善(カメラ・照明)、配信品質(PC)の優先順位で投資していくのがおすすめです。
Q毎日配信すべき?
A
必ずしも毎日配信する必要はありませんが、初期は週3〜4回程度の定期配信を推奨します。視聴者が「いつ配信があるか」を予測できることが重要です。毎週火・木・土の20時など、固定スケジュールを設定して告知しましょう。無理なペースで燃え尽きるよりも、継続可能なペースを見つけることが大切です。
Q誰も来ない配信をどう乗り越える?
A
①配信内容を録画して切り抜き動画を作る②SNSで配信告知を強化する③タグ・タイトルを最適化してディスカバリーを改善する④他の配信者とのコラボ企画を検討する⑤配信外でのコミュニティ形成(Discord等)を強化する。最初の1〜2ヶ月は「ゼロから作り上げる期間」と割り切り、視聴者ゼロでも練習と思って継続することが重要です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

あわせて読みたい

こちらの記事もおすすめ