PR: この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。購入により当サイトに手数料が支払われることがあります。
【2025年最新】マイクアーム・アクセサリ完全ガイド|ポップガード・ショックマウントの選び方とおすすめ
「マイクアームって本当に必要?」
「ポップガードやショックマウント、何を選べばいい?」
「マイク周りのアクセサリが多すぎてわからない...」
マイクを購入したら、次に検討するのがマイクアームやアクセサリ類です。
しかし、種類が多くてどれを選べばいいかわからないという方も多いはず。
この記事では、マイクアーム、ポップガード、ショックマウント、ケーブルなど、マイク周りのアクセサリを2万文字以上で徹底解説します。
各アクセサリの必要性から選び方、おすすめ製品まで、この記事を読めば最適なアクセサリが見つかります。
マイクアームとは?
マイクアームの役割
マイクアームは、デスクの端にクランプで固定し、マイクを宙に浮かせた状態で使える可動式のアームです。
主なメリット:
-
デスクスペースの確保
- マイクスタンドが不要になる
- デスク上がすっきりする
-
振動ノイズの軽減
- デスクの振動がマイクに伝わりにくい
- キーボードの打鍵音対策にも効果的
-
マイク位置の自由な調整
- 口元の最適な位置にマイクを配置
- 使わないときは邪魔にならない位置に移動
-
見た目の向上
- 配信画面がプロっぽくなる
- スタイリッシュな環境構築
マイクスタンドとの違い
| 項目 | マイクアーム | マイクスタンド |
|---|---|---|
| 設置場所 | デスク端(クランプ) | 床またはデスク上 |
| 可動範囲 | 広い(3軸以上) | 限定的 |
| 振動対策 | 優れている | 床振動を拾いやすい |
| 価格 | 3,000円〜30,000円 | 1,000円〜10,000円 |
| 見た目 | スタイリッシュ | クラシック |
マイクアームの選び方
ポイント1:耐荷重
最重要ポイントです。マイクの重量に対して十分な耐荷重が必要です。
| マイク例 | 重量 | 必要な耐荷重 |
|---|---|---|
| Blue Yeti | 約550g | 1kg以上 |
| audio-technica AT2020 | 約345g | 1kg以上 |
| RODE NT1 | 約430g | 1kg以上 |
| SHURE SM7B | 約765g | 2kg以上 |
| Elgato Wave:3 | 約585g | 1kg以上 |
ポイント2:アーム長
用途に合わせてアーム長を選びます。
| 用途 | 推奨アーム長 |
|---|---|
| モニター横から伸ばす | 50〜70cm |
| モニター上を通す | 80cm以上 |
| デスク奥から伸ばす | 70〜100cm |
ポイント3:アームの種類
スプリング式
バネの力でマイクを支えるタイプです。
メリット:
- 位置調整が滑らか
- 価格が手頃
デメリット:
- バネが見えるとやや無骨
- 経年でバネがへたる可能性
代表製品: RODE PSA1、audio-technica AT8700J
パラレルリンク式
平行リンク機構でマイクを支えるタイプです。
メリット:
- 見た目がスタイリッシュ
- 安定した動作
デメリット:
- やや価格が高い
代表製品: Elgato Wave Mic Arm LP、Blue Compass
ロープロファイル式
マイクを下から支え、視界を遮らないタイプです。
メリット:
- 視界を遮らない
- 配信画面に映りにくい
デメリット:
- マイクが口元の高さになる
- 対応マイクが限られる場合がある
代表製品: Elgato Wave Mic Arm LP、GRAPHT ロープロファイル
ポイント4:ケーブル収納
ケーブルを内部に収納できるタイプと、外部に這わせるタイプがあります。
内部収納タイプ:
- デスク周りがすっきり
- 見た目が良い
- やや価格が高い
外部配線タイプ:
- 価格が手頃
- ケーブルクリップで整理可能
ポイント5:クランプ対応厚さ
デスクの厚さにクランプが対応しているか確認しましょう。
一般的な対応厚さ:
- 薄型デスク:10〜40mm
- 標準デスク:20〜55mm
- 厚型デスク:50mm以上
マイクアームおすすめ10選
エントリークラス(3,000円〜8,000円)
1. FIFINE BM63(約4,000円)
コスパ最強の入門モデル
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約80cm |
| クランプ対応厚 | 10〜55mm |
| ケーブル収納 | なし(外部配線) |
| 回転 | 360度 |
特徴:
- 4,000円台で2kg対応
- 十分なアーム長
- 安定した動作
こんな人におすすめ:
- 初めてマイクアームを買う人
- コスパ重視の人
2. MAONO BA92(約5,000円)
ロープロファイル型入門モデル
| 耐荷重 | 約1.5kg |
|---|---|
| アーム長 | 約78cm |
| クランプ対応厚 | 10〜50mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | ロープロファイル |
特徴:
- 視界を遮らないロープロファイル設計
- ケーブル内部収納
- コンパクトに折りたたみ可能
こんな人におすすめ:
- 視界を遮りたくない人
- USBマイクを使う人
3. GRAPHT ロープロファイル MICROPHONE ARM(約7,000円)
コスパとデザインを両立
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約75cm |
| クランプ対応厚 | 15〜55mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | ロープロファイル |
特徴:
- 内部ケーブル収納
- 高品質な作り
- 7,000円台でこのクオリティ
こんな人におすすめ:
- デザインにこだわりたい人
- ケーブルをすっきりさせたい人
ミドルクラス(8,000円〜15,000円)
4. audio-technica AT8700J(約10,000円)
国産ブランドの定番モデル
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約80cm |
| クランプ対応厚 | 10〜55mm |
| ケーブル収納 | なし |
| タイプ | スプリング式 |
特徴:
- audio-technica製の安心感
- 堅牢な作り
- 滑らかな動作
こんな人におすすめ:
- 国産ブランドが好きな人
- 長く使いたい人
5. audio-technica AT8705(約12,000円)
視界を妨げないロープロファイル型
| 耐荷重 | 約2.2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約82cm |
| クランプ対応厚 | 10〜55mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | ロープロファイル |
特徴:
- ロープロファイル設計
- ケーブル内部収納
- 高耐荷重でSM7Bも対応
こんな人におすすめ:
- 重いマイクを使う人
- 視界を重視する人
6. Elgato Wave Mic Arm LP(約14,000円)
配信者向けロープロファイル
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約74cm |
| クランプ対応厚 | 10〜60mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | ロープロファイル |
特徴:
- Elgatoエコシステムとの統一感
- プレミアムな質感
- 静かな動作
こんな人におすすめ:
- Elgato製品を使う人
- プレミアム感を求める人
ハイエンドクラス(15,000円以上)
7. RODE PSA1+(約18,000円)
プロ御用達の定番モデル
| 耐荷重 | 約2.4kg |
|---|---|
| アーム長 | 約82cm |
| クランプ対応厚 | 10〜65mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | スプリング式 |
特徴:
- RODE品質の滑らかな動作
- 内部ケーブル収納
- 高耐荷重
こんな人におすすめ:
- プロ配信者
- 最高品質を求める人
8. Blue Compass(約16,000円)
スタイリッシュなプレミアムアーム
| 耐荷重 | 約2.4kg |
|---|---|
| アーム長 | 約81cm |
| クランプ対応厚 | 10〜65mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | パラレルリンク式 |
特徴:
- 美しいデザイン
- 超静音設計
- ケーブル完全内蔵
こんな人におすすめ:
- デザイン重視の人
- Blue製品を使う人
9. Elgato Wave Mic Arm(約16,000円)
従来型の高品質アーム
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約80cm |
| クランプ対応厚 | 10〜60mm |
| ケーブル収納 | あり |
| タイプ | スプリング式 |
特徴:
- 360度回転
- ケーブル内部収納
- 安定した動作
こんな人におすすめ:
- 従来型の動きが好きな人
- Elgatoユーザー
10. RODE PSA1(約13,000円)
ロングセラーの名機
| 耐荷重 | 約2kg |
|---|---|
| アーム長 | 約82cm |
| クランプ対応厚 | 10〜55mm |
| ケーブル収納 | なし |
| タイプ | スプリング式 |
特徴:
- 10年以上のロングセラー
- 信頼性抜群
- 修理パーツも入手可能
こんな人におすすめ:
- 定番が欲しい人
- 長期使用を見据えている人
ポップガードとは?
ポップガードの役割
ポップガードは、マイクとボーカルの間に設置するフィルターです。
主な効果:
-
ポップノイズの防止
- 「パピプペポ」などの破裂音を軽減
- 「ハッ」という息のノイズをカット
-
湿気からマイクを保護
- 唾液がマイクに付着するのを防ぐ
- コンデンサーマイクの寿命を延ばす
-
適切な距離の維持
- マイクとの距離が一定に保てる
- 近づきすぎによる音割れを防止
ポップノイズとは
「パ」「プ」「ブ」などの破裂音を発声するとき、強い息がマイクに当たって「ボフッ」というノイズが発生します。
これがポップノイズ(またはブレスノイズ)です。
特に注意が必要な発音:
- パ行(パピプペポ)
- バ行(バビブベボ)
- タ行の一部(タ、テ、ト)
ポップガードの種類と選び方
素材による違い
布製ポップガード
特徴:
- 価格が安い(1,000円〜3,000円)
- ポップノイズを確実にカット
- 高音が若干こもる傾向
おすすめ用途:
- 予算を抑えたい人
- ボーカル録音
金属製(メタル)ポップガード
特徴:
- 音質への影響が少ない
- 高音域がクリア
- 水洗い可能で衛生的
- 価格はやや高め(3,000円〜8,000円)
おすすめ用途:
- 配信(音質重視)
- 長期間使用
取り付け方法
グースネック式(クランプ式)
マイクスタンドやマイクアームに固定するタイプです。
メリット:
- 位置調整が自由
- しっかり固定できる
デメリット:
- 別途スタンドが必要
カゴ式(U型)
マイクに直接取り付けるタイプです。
メリット:
- コンパクト
- スタンド不要
デメリット:
- マイクによっては取り付け不可
スポンジ式(ウィンドスクリーン)
マイクに被せるタイプです。
メリット:
- 最もコンパクト
- 屋外でも使える
デメリット:
- ポップノイズへの効果はやや弱い
ポップガードおすすめ5選
1. K&M 23956(約3,500円)
定番の金属製ポップガード
- 直径130mm
- グースネック式
- 音質への影響が少ない
2. STEDMAN Proscreen 101(約6,000円)
プロ仕様の金属製
- 独自のメッシュ構造
- 高い透過性
- スタジオ定番
3. audio-technica AT-PF2(約4,000円)
国産ブランドの安心感
- 金属製メッシュ
- 直径140mm
- グースネック式
4. NEEWER 二重メッシュ(約1,500円)
コスパ重視の布製
- 二重メッシュ構造
- 直径150mm
- 価格が手頃
5. Blue The Pop(約4,500円)
Blue Yeti専用設計
- Blue Yeti用カスタムフィット
- 金属製
- 見た目がスタイリッシュ
ショックマウントとは?
ショックマウントの役割
ショックマウントは、マイクを弾力性のあるゴムやエラスティック素材で吊るして振動を吸収するアクセサリです。
主な効果:
-
振動ノイズの軽減
- デスクの振動をカット
- キーボード打鍵音の軽減
-
床からの振動を遮断
- 足音
- 近隣の振動
-
ハンドリングノイズの防止
- マイクやスタンドに触れたときのノイズ
ショックマウントが必要な場合
| 状況 | 必要度 |
|---|---|
| コンデンサーマイク使用 | 高(強く推奨) |
| ダイナミックマイク使用 | 中(あると良い) |
| キーボードでゲーム配信 | 高 |
| 静かな環境で収録 | 低〜中 |
| 床が振動する環境 | 高 |
ショックマウントの選び方
ポイント1:マイク適合サイズ
ショックマウントはマイクの直径に合わせて選ぶ必要があります。
一般的なサイズ:
- 40〜44mm:小型コンデンサーマイク
- 45〜52mm:標準的なコンデンサーマイク
- 53〜58mm:大型コンデンサーマイク
ポイント2:マイクスタンドのネジ規格
マイクアームやスタンドとの接続部分のネジ規格を確認します。
一般的な規格:
- 5/8インチ(業務用に多い)
- 3/8インチ(コンシューマー向けに多い)
変換アダプターが付属している製品が便利です。
ポイント3:素材と耐久性
ゴム製:
- 一般的
- 経年劣化でへたる可能性
エラスティックバンド式:
- 振動吸収効果が高い
- 交換可能なことが多い
ショックマウントおすすめ5選
1. audio-technica AT8458a(約4,000円)
AT2020シリーズ専用
- AT2020、AT2020USB+、AT2035対応
- 振動吸収効果が高い
- 国産ブランドの安心感
2. RODE SM6(約8,000円)
ポップガード一体型
- ショックマウント + ポップガード
- RODE製マイク対応
- 一体型でスッキリ
3. Rycote InVision USM(約12,000円)
プロ仕様の高性能モデル
- あらゆるマイクに対応
- 特許取得のサスペンション
- 長寿命設計
4. NEEWER ユニバーサルショックマウント(約2,500円)
コスパ抜群の汎用タイプ
- 46〜53mm対応
- 価格が手頃
- 入門に最適
5. K&M 49540(約5,000円)
汎用性の高いスタンダードモデル
- 43〜55mm対応
- 高品質なドイツ製
- 長期間使える
その他のマイクアクセサリ
XLRケーブル
XLRマイクを使う場合に必要なケーブルです。
選び方のポイント
-
長さ
- 3m:デスク周りで使用
- 5m:やや離れた位置に配置
- 10m以上:スタジオ用途
-
品質
- 安価なケーブルはノイズの原因に
- 信頼できるメーカーを選ぶ
おすすめメーカー
- Canare: 国産、業務用定番
- Mogami: 高品質、スタジオ定番
- audio-technica: 手頃で高品質
- CLASSIC PRO: コスパ重視
ウィンドスクリーン
マイクに被せるスポンジカバーです。
効果:
- 風切り音の防止
- 息のノイズ軽減
- マイクの保護
おすすめ用途:
- 屋外収録
- エアコンの風が当たる環境
- ポップガードと併用
リフレクションフィルター
マイクの背面に設置して、部屋の反響音を軽減するアクセサリです。
効果:
- デッドな音質(反響の少ない音)
- 室内残響の軽減
- プロっぽい音質
注意点:
- 完全な防音効果はない
- 設置場所を取る
- 重量があるので頑丈なスタンドが必要
おすすめ製品:
- sE Electronics Reflexion Filter X(約15,000円)
- MAONO AU-B00(約5,000円)
マイクスタンドアダプター
異なる規格のマイクとスタンドを接続するアダプターです。
一般的な規格:
- 5/8インチ ↔ 3/8インチ変換
- ショックマウントアダプター
人気マイク別おすすめアクセサリ構成
SHURE SM7B
ダイナミックマイクの定番。重量があるため対応アクセサリ選びが重要です。
マイクアーム: RODE PSA1+(耐荷重2.4kg)
ショックマウント: 不要(内蔵振動吸収構造)
ポップガード: 不要(A7WSウィンドスクリーン付属)
追加推奨: Cloudlifter CL-1(ゲイン不足対策)
ポイント:
- 約770gあるので2kg以上対応アームが必須
- 内蔵ショックマウント搭載なので追加不要
- ゲインが低いのでクラウドリフター推奨
audio-technica AT2020
コンデンサーマイクの定番入門機。アクセサリ選びがしやすいです。
マイクアーム: audio-technica AT8700J
ショックマウント: audio-technica AT8458a
ポップガード: audio-technica AT-PF2
XLRケーブル: audio-technica ATL458A/3.0
ポイント:
- 純正アクセサリで統一可能
- 約345gと軽量なので多くのアームに対応
- ショックマウントは純正がベスト
RODE NT1
スタジオ品質のコンデンサーマイク。付属品が充実しています。
マイクアーム: RODE PSA1+
ショックマウント: SM6付属を使用
ポップガード: SM6付属を使用
XLRケーブル: RODE XLR3M
ポイント:
- ショックマウントとポップガードが付属
- RODEで統一すると見た目も良い
- 約430gなので標準的なアームでOK
Elgato Wave:3
配信者向けUSBマイクの人気モデル。
マイクアーム: Elgato Wave Mic Arm LP
ショックマウント: 内蔵
ポップガード: Elgato Wave Pop Filter
ポイント:
- Elgatoエコシステムで統一
- 内蔵ショックマウント搭載
- Wave Linkソフトと連携
Blue Yeti
USBマイクの大定番。アクセサリ選びが豊富です。
マイクアーム: Blue Compass
ショックマウント: Blue Radius III
ポップガード: Blue The Pop
ポイント:
- 約550gあるので1.5kg以上対応アームを
- Blue純正で統一すると見た目がスタイリッシュ
- Radius IIIはYeti専用設計
RODE PodMic
配信向けダイナミックマイクの人気モデル。
マイクアーム: GRAPHT ロープロファイル
ショックマウント: 内蔵
ポップガード: 内蔵ポップフィルター
XLRケーブル: Canare EC03-B
ポイント:
- 内蔵ショックマウント・ポップフィルター搭載
- 追加アクセサリがほぼ不要
- 約300gと軽量で扱いやすい
マイクアームの設置位置とベストプラクティス
モニター横設置(左側)
最も一般的な設置方法です。
設置手順:
- デスク左端にクランプを固定
- アームをモニター左側から伸ばす
- マイクを口元右斜め前に配置
メリット:
- 視界を遮りにくい
- 操作がしやすい
デメリット:
- 左手の動きが制限される場合がある
モニター横設置(右側)
左利きの方や、マウス操作が多い方に。
設置手順:
- デスク右端にクランプを固定
- アームをモニター右側から伸ばす
- マイクを口元左斜め前に配置
モニター上から設置
ロープロファイルアームで最も人気の設置方法です。
設置手順:
- デスク奥(モニター裏)にクランプを固定
- アームをモニター上を通して伸ばす
- マイクを口元正面に配置
メリット:
- 視界を完全にクリア
- 左右の動きを妨げない
デメリット:
- アーム長が80cm以上必要
- モニターによってはスペースが狭い
最適なマイク位置
距離:
- トーク配信:10〜15cm
- 歌配信:15〜20cm
- ASMR:5〜10cm
角度:
- 斜め上から口元に向ける(45度程度)
- 直接息がかからない角度
高さ:
- 口元と同じ高さ、または若干下
- 視界に入らない位置がベスト
アクセサリのメンテナンス
マイクアームのメンテナンス
定期的なチェック:
- クランプの締め付けを確認
- 関節部分の動きをチェック
- ケーブルの断線がないか確認
潤滑剤の塗布:
- 関節が硬くなったら潤滑剤を
- シリコンスプレーがおすすめ
- 塗りすぎに注意
ポップガードのメンテナンス
金属製:
- 水洗い可能
- 乾燥させてから使用
- 月1回程度の清掃推奨
布製:
- 中性洗剤で優しく洗う
- 完全に乾燥させる
- 定期的な交換も検討
ショックマウントのメンテナンス
ゴムバンドの確認:
- 劣化していないかチェック
- 伸びていたら交換
- 予備を持っておくと安心
エラスティックバンドの交換:
- 製品によっては交換キットあり
- メーカー純正がおすすめ
よくある失敗と対策
失敗1:耐荷重不足のアームを購入
症状:
- マイクが下がってくる
- 位置が安定しない
対策:
- マイク重量 + アクセサリ重量 + 300gの余裕を持つ
- 事前にマイクの重量を確認
失敗2:ポップガードの位置が悪い
症状:
- ポップノイズが消えない
- 声がこもる
対策:
- マイクから5〜10cm離す
- 口元から5〜15cmの位置
- 息が直接当たらない角度に
失敗3:デスクの厚さが合わない
症状:
- クランプが固定できない
- グラグラする
対策:
- 購入前にデスク厚を計測
- 延長プレートを使用(薄いデスクの場合)
失敗4:ケーブルが短すぎる
症状:
- マイクの可動範囲が制限される
- ケーブルがピンと張る
対策:
- アーム長 + 1m程度の余裕を
- 3m以上のケーブルを選ぶ
失敗5:ショックマウントのサイズ違い
症状:
- マイクが入らない
- ゆるくて固定できない
対策:
- マイクの直径を事前に確認
- ユニバーサルタイプを選ぶ
- 純正ショックマウントを使う
アクセサリ購入の優先順位
必須度:高
-
マイクアーム(ほぼ必須)
- デスクスペース確保
- 振動対策
- 位置調整の自由度
-
XLRケーブル(XLRマイク使用時)
- マイクなしでは使えない
- 品質に注意
必須度:中
-
ショックマウント
- コンデンサーマイクは必須
- ダイナミックマイクはあると良い
-
ポップガード
- トーク配信に推奨
- 歌配信は必須
必須度:低〜中
-
ウィンドスクリーン
- 屋外収録では必須
- 室内はポップガードで代用可能
-
リフレクションフィルター
- 反響の多い部屋に
- ASMR配信に効果的
配信スタイル別おすすめ構成
ゲーム配信
マイク: ダイナミックマイク(RODE PodMic等)
マイクアーム: GRAPHT ロープロファイル
ショックマウント: マイク付属 or 汎用
ポップガード: なし or 金属製(控えめ)
ポイント:
- 視界を遮らないロープロファイル型
- キーボード振動対策重視
- ノイズ対策はダイナミックマイクで
歌配信
マイク: コンデンサーマイク(RODE NT1等)
マイクアーム: RODE PSA1+
ショックマウント: 必須(マイク付属)
ポップガード: 金属製(大型)
ポイント:
- 安定した大型アーム
- 振動対策をしっかり
- ポップガード必須
雑談配信
マイク: USBマイク(Elgato Wave:3等)
マイクアーム: Elgato Wave Mic Arm LP
ショックマウント: マイク付属
ポップガード: なし or ウィンドスクリーン
ポイント:
- 手軽なUSBマイク
- 視界を遮らない配置
- シンプル構成
ASMR配信
マイク: 高感度コンデンサーマイク
マイクアーム: Blue Compass
ショックマウント: 高品質タイプ必須
ポップガード: 金属製(大型)
リフレクションフィルター: 推奨
ポイント:
- 振動対策を最大限に
- 静かなアーム(ノイズがないもの)
- 反響対策も重要
予算別セットアップ
予算5,000円:最低限構成
マイクアーム: FIFINE BM63(約4,000円)
ポップガード: ウィンドスクリーン(約500円)
合計: 約4,500円
予算10,000円:入門構成
マイクアーム: GRAPHT ロープロファイル(約7,000円)
ポップガード: 金属製(約3,000円)
合計: 約10,000円
予算20,000円:標準構成
マイクアーム: audio-technica AT8705(約12,000円)
ショックマウント: 汎用タイプ(約3,000円)
ポップガード: 金属製(約4,000円)
XLRケーブル: Canare 3m(約2,000円)
合計: 約21,000円
予算30,000円:本格構成
マイクアーム: RODE PSA1+(約18,000円)
ショックマウント: RODE SM6(約8,000円)
ポップガード: SM6付属
XLRケーブル: Mogami 3m(約3,000円)
合計: 約29,000円
XLRケーブルの詳細ガイド
XLRケーブルとは
XLRケーブルは、プロのオーディオ機器で使用される標準的なケーブルです。
特徴:
- バランス接続でノイズに強い
- 3ピン構成(グラウンド、ホット、コールド)
- 長距離でもノイズが入りにくい
ケーブルの選び方
長さの目安
| 用途 | 推奨長さ |
|---|---|
| デスク周りのみ | 1.5〜3m |
| マイクアーム使用 | 3〜5m |
| 離れた位置に配置 | 5〜10m |
| スタジオ用途 | 10m以上 |
品質のチェックポイント
-
シールド: ノイズ対策の要
- ブレイドシールド(編み込み)
- スパイラルシールド(巻き付け)
- フォイルシールド(アルミ箔)
-
コネクタ: 接点品質が重要
- Neutrik製が業界標準
- 金メッキ端子は接触不良防止
-
導体: 信号を伝える芯線
- OFC(無酸素銅)が理想
- 導体面積が大きいほど良い
おすすめXLRケーブル
エントリークラス(〜2,000円)
CLASSIC PRO CXX030
- 3m、約800円
- コスパ重視の定番
- 初心者に最適
audio-technica ATL458A/3.0
- 3m、約1,500円
- 国産ブランドの安心感
- 品質と価格のバランス
ミドルクラス(2,000円〜5,000円)
Canare EC03-B
- 3m、約2,000円
- 放送局でも使用される信頼性
- 柔軟で取り回しやすい
Mogami 2534
- 3m、約3,000円
- スタジオ定番
- ノイズに非常に強い
ハイエンドクラス(5,000円以上)
Mogami Gold
- 3m、約6,000円
- 最高品質のケーブル
- プロ仕様
ケーブルのメンテナンス
-
巻き方に注意
- 8の字巻きで保管
- ねじれを防ぐ
-
端子の清掃
- 接点復活剤を使用
- 定期的に拭き取り
-
断線チェック
- ノイズが出たらチェック
- 端子の緩みを確認
ウィンドスクリーンの詳細ガイド
ウィンドスクリーンとは
マイクに被せるスポンジ製のカバーです。別名「風防」とも呼ばれます。
効果
-
風切り音の防止
- 屋外収録での必須アイテム
- エアコンの風対策
-
息のノイズ軽減
- ポップガードと併用効果あり
- 簡易的なポップノイズ対策
-
マイクの保護
- ホコリや湿気から守る
- 衝撃からの保護
ウィンドスクリーンの種類
フォームタイプ
最も一般的なスポンジ製です。
特徴:
- 安価(数百円〜)
- 効果は控えめ
- 室内使用向け
ファータイプ(デッドキャット)
毛皮のような素材のウィンドスクリーンです。
特徴:
- 屋外での強い風に対応
- 高い防風効果
- やや高価(3,000円〜)
おすすめウィンドスクリーン
-
標準フォームタイプ(500円〜1,000円)
- 室内使用に十分
- 消耗品として複数購入も
-
RODE WS2(約2,500円)
- RODE製マイク専用
- 高品質フォーム
-
Rycote Windjammer(約8,000円)
- プロ用ファータイプ
- 屋外ロケに最適
リフレクションフィルターの詳細ガイド
リフレクションフィルターとは
マイクの背面に設置して、部屋の反響音を軽減するアクセサリです。
効果
-
反響音の軽減
- 部屋鳴りを減らす
- デッドな音質を実現
-
外部ノイズの軽減
- 背後からのノイズをカット
- 録音環境の改善
注意点
- 完全な防音ではない:反響を減らすだけ
- 重量がある:頑丈なスタンドが必要
- 設置スペースが必要:コンパクトではない
おすすめリフレクションフィルター
エントリークラス
MAONO AU-B00(約5,000円)
- コンパクトサイズ
- 入門に最適
- 軽量で設置しやすい
スタンダードクラス
sE Electronics Reflexion Filter X(約15,000円)
- 業界定番
- 高い吸音効果
- 耐久性あり
ハイエンドクラス
IsoVox 2(約80,000円)
- 頭全体を覆うボーカルブース
- 最高レベルの吸音
- プロ仕様
マイクアームの設置方法
クランプの取り付け
-
デスクの厚さを確認
- クランプの対応厚さ内か
-
取り付け位置を決める
- マイクが口元に届く位置
- アームの可動範囲を考慮
-
クランプを固定
- しっかり締める
- 傷防止にフェルト等を挟む
アームの調整
-
張力(テンション)を調整
- マイクの重量に合わせる
- 軽すぎると上がる、重すぎると下がる
-
マイクを取り付け
- ショックマウントを先に付ける
- マイクを取り付けて確認
-
位置を微調整
- 口元から10〜15cm程度
- 斜め上からがベスト
トラブルシューティング
マイクアームが下がる
原因:
- 張力不足
対処:
- テンション調整ネジを締める
- 耐荷重を超えている場合は買い替え
アームから異音がする
原因:
- 関節部分の摩擦
対処:
- 潤滑剤を塗布
- 関節のネジを調整
クランプが外れる
原因:
- 締め付け不足
- デスクが厚すぎる/薄すぎる
対処:
- しっかり締め直す
- 対応厚さを確認
ポップガードが効かない
原因:
- 距離が近すぎる/遠すぎる
- 角度が悪い
対処:
- マイクから5〜10cm離す
- 息が直接当たらない角度に
まとめ
この記事では、マイクアームやアクセサリについて詳しく解説しました。
まとめ
マイクアーム選びのポイント 1. 耐荷重: マイク重量 + 余裕を持った耐荷重 2. アーム長: 用途に合わせて選択 3. タイプ: 視界重視ならロープロファイル 4. ケーブル収納: すっきりさせたいなら内部収納型まとめ
必須アクセサリの優先度 1. マイクアーム: ほぼ必須(デスクスペース・振動対策) 2. ショックマウント: コンデンサーマイクは必須 3. ポップガード: 歌配信・トーク配信に推奨 4. XLRケーブル: XLRマイク使用時に必須適切なアクセサリを選んで、快適な配信環境を構築しましょう。
関連記事
画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
よくある質問
当サイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
関連トピック完全ガイド
詳細解説記事
このトピックに関する5件の記事で、 包括的な情報を提供しています。