メインコンテンツへスキップ
【2026年最新】YouTube Studioアナリティクス完全解説|見るべき指標と分析・改善方法

【2026年最新】YouTube Studioアナリティクス完全解説|見るべき指標と分析・改善方法

公開日
読了目安13

YouTube Studioアナリティクス完全解説|見るべき指標と分析・改善方法

YouTubeチャンネルを成長させるためには、データに基づいた改善が不可欠です。

YouTube Studioのアナリティクス機能は、視聴回数やチャンネル登録者数だけでなく、視聴者の行動を詳細に分析できる強力なツールです。

しかし、「数字が多すぎて何を見ればいいかわからない」「データをどう改善に活かせばいいか分からない」というクリエイターも多いのではないでしょうか。

この記事でわかること - YouTube Studioアナリティクスの基本的な見方 - 重要な指標(KPI)とその意味 - 各指標の目安と改善方法 - 視聴維持率グラフの読み方 - 収益レポートの見方 - データを活かした改善サイクル

YouTube Studioアナリティクスへのアクセス

YouTube Studioダッシュボードのイメージ(2026年2月現在)

PC版でのアクセス方法

  1. YouTubeにログイン
  2. 右上のプロフィールアイコンをクリック
  3. 「YouTube Studio」を選択
  4. 左メニューから「アナリティクス」を選択

または、直接 studio.youtube.com にアクセスします。

スマホアプリでのアクセス

「YouTube Studio」アプリをインストールすることで、外出先でもアナリティクスを確認できます。

項目PC版アプリ版
基本指標
詳細グラフ
データエクスポート×
リアルタイム
収益レポート

アナリティクスの基本画面

データダッシュボードのイメージ(2026年2月現在)

ダッシュボード概要

YouTube Studioのアナリティクスには、4つの主要タブがあります。

タブ内容
概要総合的なパフォーマンス
コンテンツ動画別のデータ
視聴者視聴者の属性・行動
リサーチ検索トレンド

期間の設定

右上のドロップダウンで分析期間を設定できます。

期間用途
過去7日間直近のパフォーマンス確認
過去28日間月間の傾向分析
過去90日間四半期の成長確認
過去365日間年間トレンド分析
カスタム特定期間の比較

重要指標の解説と目安

分析指標とKPIのイメージ(2026年2月現在)

1. 視聴回数

動画が再生された回数です。

視聴回数の考え方
カウント条件一定時間以上の視聴で1回
重複同一ユーザーでも複数カウント
ショート通常動画と別カウント
ライブリアルタイム+アーカイブ合算

視聴回数を増やすには

  • インプレッション(表示回数)を増やす
  • CTR(クリック率)を上げる
  • 視聴維持率を上げて推薦されやすくする

2. インプレッション

動画のサムネイルがユーザーに表示された回数です。

カウントされるカウントされない
YouTubeトップページ外部サイトでの埋め込み再生
検索結果通知からの直接クリック
おすすめ動画終了画面からのクリック
関連動画URLの直接アクセス

3. インプレッションのクリック率(CTR)

インプレッションのうち、クリックされた割合です。

CTR(クリック率)
計算式クリック数 ÷ インプレッション数 × 100
平均的4〜10%
優秀10%以上
要改善2%以下

CTRに影響する要素

要素影響度
サムネイル★★★★★
タイトル★★★★☆
動画のテーマ★★★☆☆
投稿タイミング★★☆☆☆
チャンネルの知名度★★☆☆☆
CTRを上げるには - サムネイルを見直す(顔、テキスト、色) - タイトルにフックを入れる - ABテスト機能を活用 - ターゲット層に刺さるデザイン

詳しくはYouTubeサムネイル最適化の技術を参照してください。

4. 平均視聴時間

視聴者が動画を見た平均時間です。

動画時間目安となる平均視聴時間
5分2〜3分
10分4〜6分
20分8〜12分
30分以上10〜15分

5. 視聴維持率(平均視聴率)

動画全体のうち、何%が視聴されたかを示します。

視聴維持率
計算式平均視聴時間 ÷ 動画の長さ × 100
良好50%以上
平均的30〜50%
要改善30%以下

視聴維持率が重要な理由

  • YouTubeアルゴリズムが重視する指標
  • 高いほど「おすすめ」に乗りやすい
  • 広告収益にも影響

6. 視聴者維持率グラフ

動画の各時点でどれだけの視聴者が残っているかを示すグラフです。

パターン意味対策
冒頭で急落導入が弱いオープニング改善
中盤で徐々に下降テンポが悪い編集でテンポアップ
特定箇所で急落興味を失うシーンその部分をカット/改善
終盤まで維持良いコンテンツこのパターンを維持
特定箇所で上昇巻き戻し発生その部分が特に良い

7. チャンネル登録者の増減

視聴からどれだけ登録に繋がったかを示します。

指標見るべきポイント
動画別登録者数どの動画が登録に貢献?
登録解除数期待と内容のギャップ?
登録者視聴率登録者がどれだけ見ている?

8. ユニーク視聴者数

期間内に動画を視聴した個人(アカウント)の数です。

視聴回数 vs ユニーク視聴者意味
視聴回数 > ユニーク視聴者リピート視聴が多い
視聴回数 ≒ ユニーク視聴者新規視聴者が多い
ユニーク視聴者数の活用法: ユニーク視聴者数と視聴回数の比率を見ることで、リピーターの割合がわかります。リピーターが多いチャンネルは「固定ファン」がついている証拠。一方、新規が多い場合はSEOやおすすめ経由の流入が多いことを示しています。両方のバランスを取ることが成長の鍵です。

9. 総再生時間(ウォッチタイム)

チャンネル全体の累計視聴時間です。収益化の条件(過去12ヶ月で4,000時間)にも直結する重要指標です。

総再生時間の目安
収益化条件過去12ヶ月で4,000時間
月間目安約334時間/月で条件達成
1動画あたり長尺動画(10分以上)が効率的
ショート動画ウォッチタイムへの貢献は小さい

ウォッチタイムを増やすアクション

  • 動画を8分以上にしてミッドロール広告を有効化
  • 再生リストを整備して連続視聴を促進
  • 終了画面とカードで他の動画に誘導
  • 視聴維持率を上げて最後まで見てもらう

10. エンゲージメント指標

視聴者のアクティブな反応を示す指標群です。

指標意味改善アクション
いいね数コンテンツの満足度動画内で「いいね」を促す
コメント数視聴者の関与度質問を投げかけて回答を促す
共有数紹介したい度合いシェアしやすいコンテンツ作り
保存数後で見返したい度合い実用的・教育的な内容を増やす
エンゲージメントを高める具体策 - 動画の中盤で「この方法を試した結果をコメントで教えてください」と呼びかける - 最後に「次回のテーマをコメント欄でリクエストしてください」と視聴者参加型にする - コメントへの返信を48時間以内に行い、コメント欄を活性化させる - コミュニティ投稿でアンケートを実施し、次の動画に反映する

視聴者タブの見方

視聴者分析とオーディエンスのイメージ(2026年2月現在)

視聴者の属性

項目見るべきポイント
年齢層ターゲットと合っているか
性別意図した層にリーチしているか
地域日本以外からの視聴は?
言語字幕需要の判断

視聴者がYouTubeにいる時間帯

視聴者が最もアクティブな時間帯がわかります。

活用方法
投稿時間の最適化
ライブ配信時間の決定
プレミア公開のタイミング

他に視聴しているチャンネル

視聴者が他に見ているチャンネルがわかります。

活用方法
コラボ候補の発見
競合分析
コンテンツのヒント

コンテンツタブの詳細分析

コンテンツパフォーマンス分析のイメージ(2026年2月現在)

動画別のパフォーマンス

指標分析ポイント
視聴回数どの動画が人気か
平均視聴率どの動画が最後まで見られているか
インプレッションCTRサムネイル/タイトルの効果
登録者増加どの動画が登録に貢献

トラフィックソース

視聴者がどこから動画に来たかを分析します。

ソース特徴改善策
ブラウジング機能トップページ、おすすめサムネイル、維持率改善
YouTube検索キーワード検索SEO対策、タイトル最適化
関連動画他動画からの流入関連性の高いコンテンツ
外部SNS、ブログ等SNS運用、埋め込み
再生リストプレイリスト経由再生リスト整備
通知チャンネル登録者への通知通知ONを促す
終了画面他動画の終了画面から終了画面の最適化

検索キーワード

どんなキーワードで検索されて視聴されたかがわかります。

活用方法
タイトルの最適化
新規コンテンツのヒント
SEO対策
タグの見直し

収益タブの見方

収益分析とマネタイズのイメージ(2026年2月現在)

収益化されているチャンネルのみ

収益タブはYouTubeパートナープログラムに参加しているチャンネルのみ利用可能です。

主な収益指標

指標説明
推定収益期間内の推定広告収益
RPM1,000回再生あたりの収益
CPM広告1,000回表示あたりの単価
再生回数ベースのCPM広告付き再生1,000回あたり

RPMとCPMの違い

指標計算基準含まれるもの
RPM全再生回数広告+メンバーシップ+Super Chat等
CPM広告表示回数広告収益のみ
RPMが実感に近い 実際に受け取る金額に近いのはRPMです。CPMは広告の単価であり、広告が表示されない再生を含みません。

収益に影響する要因

要因影響
ジャンル金融・ビジネス系は高単価
視聴者の地域アメリカ・日本は高単価
視聴者の年齢購買力のある層で高単価
動画の長さ8分以上でミッドロール可
視聴維持率広告表示機会に影響
季節Q4(10-12月)は高単価

詳しくはYouTube収益化完全ガイドを参照してください。

データを活かした改善サイクル

PDCAサイクルと改善プロセスのイメージ(2026年2月現在)

PDCAサイクル

Plan(計画): データから課題を発見
    ↓
Do(実行): 改善策を実施
    ↓
Check(確認): 結果をデータで検証
    ↓
Act(改善): さらなる改善へ
    ↓
(繰り返し)

具体的な改善例

CTRが低い場合

原因改善策
サムネイルが目立たない色・構図を見直す
タイトルが弱いフック・キーワード追加
ターゲット不明確視聴者層を明確に

視聴維持率が低い場合

原因改善策
冒頭が退屈結論・インパクトを先に
テンポが悪いカット編集でテンポアップ
内容が薄い情報密度を上げる
長すぎる適切な尺に短縮

インプレッションが少ない場合

原因改善策
チャンネルが小さい継続投稿で信頼蓄積
投稿頻度が低い週2〜3本以上に増加
トレンドと乖離需要のあるテーマ選定
SEO不足タイトル・説明文最適化

活用すべきその他の機能

YouTube機能とツールのイメージ(2026年2月現在)

ABテスト機能(サムネイルテスト)

サムネイルの効果を比較検証できる機能です。

使い方
2〜3種類のサムネイルを用意
YouTubeが自動的に分割表示
CTRが高いサムネイルが自動選択

動画のハイライト

視聴維持率が高い箇所をAIが自動検出します。

インスピレーションタブ

同ジャンルのトレンドや人気コンテンツのヒントが得られます。

サードパーティツールとの比較

サードパーティツール比較のイメージ(2026年2月現在)

YouTube Studioのアナリティクスだけでは得られない情報もあります。外部ツールを併用することで、より深い分析が可能です。

主要サードパーティ分析ツール
vidIQYouTube SEO分析、キーワードスコア、競合分析 / 無料プランあり
TubeBuddyABテスト、SEO最適化、一括処理 / 無料プランあり
Social Bladeチャンネル成長推移、登録者予測、収益推定 / 無料
NoxInfluencerインフルエンサー分析、チャンネル比較 / 無料プランあり
機能YouTube StudiovidIQTubeBuddySocial Blade
基本指標
SEOスコア××
競合分析
キーワード調査×
収益推定○(自分のみ)××△(推定値)
タグ分析××
トレンド予測×
価格無料無料〜$49/月無料〜$49/月無料
おすすめの組み合わせ: YouTube Studioで自チャンネルの詳細データを確認し、vidIQまたはTubeBuddyで競合分析とSEO対策を行うのが効果的です。Social Bladeは他チャンネルの成長推移を調べる際に便利です。まずは無料プランから始めて、必要に応じて有料プランに移行しましょう。

各指標のアクションプラン

データを見るだけでなく、具体的なアクションに落とし込むことが重要です。

指標の状態具体的なアクション期待される効果
CTR低い + インプレッション多いサムネイルを即座に変更CTR改善でクリック数増加
CTR高い + インプレッション少ない投稿頻度を上げる、SNS告知を強化露出の増加
視聴維持率が冒頭で急落最初の10秒を見直し、フックを強化離脱率の改善
登録者増だが再生数が停滞登録者に通知ONを促す、コミュニティ投稿を活用既存ファンの活性化
RPMが低いジャンルの見直し、動画尺の調整(8分以上)収益の改善

アナリティクス活用のベストプラクティス

ベストプラクティスと戦略のイメージ(2026年2月現在)

チェック頻度の目安

頻度チェック内容
毎日視聴回数、登録者数の推移
週1回CTR、維持率、トラフィックソース
月1回視聴者層、収益、長期トレンド

分析時の注意点

  • 短期間のデータで判断しない
  • 視聴回数だけに囚われない
  • 他チャンネルとの単純比較
  • 改善なしの分析だけで終わる
  • 全ての動画で同じ基準を適用

効果的な分析のコツ

  • 自チャンネルの平均と比較する
  • 動画タイプ別に分析する
  • 仮説→検証→改善のサイクルを回す
  • 良かった動画のパターンを分析
  • 悪かった動画から学ぶ

データ記録の習慣化

分析を効果的に行うためには、データを定期的に記録する習慣が大切です。

週次レポートに含めるべき項目 - 過去7日間の総視聴回数と前週比 - 最もCTRが高かった動画とその理由の推測 - 最も視聴維持率が高かった動画の構成を分析 - 新規登録者数と主な流入元 - チャンネル全体のインプレッション数の推移 - 視聴者がアクティブな時間帯の変化

スプレッドシートやNotionなどでデータを蓄積しておくと、月単位・四半期単位のトレンドが把握しやすくなり、長期的な戦略を立てやすくなります。

まとめ

まとめ

YouTube Studioアナリティクスのポイント - 最重要指標は「CTR」と「視聴維持率」 - CTRはサムネイルとタイトルで決まる - 視聴維持率はコンテンツの質を示す - トラフィックソースで集客経路を把握 - 収益化にはRPMで実収益を確認 - データに基づいた改善サイクルが重要

YouTube Studioのアナリティクスは、チャンネル成長に欠かせない情報の宝庫です。

ただデータを見るだけでなく、仮説を立て、改善し、結果を検証するサイクルを回すことで、着実にチャンネルを成長させることができます。

まずは週に1回、アナリティクスをチェックする習慣をつけることから始めましょう。

初心者のうちは全ての指標を追う必要はありません。まずはCTR(クリック率)と視聴維持率の2つに絞って確認し、サムネイルとコンテンツの改善に集中するのが最も効果的なアプローチです。データ分析に慣れてきたら、トラフィックソースや視聴者属性など、より詳細な指標も活用して戦略を練っていきましょう。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • YouTubeダッシュボードのイメージ: Photo by Szabo Viktor on Unsplash
  • データダッシュボードのイメージ: Photo by Luke Chesser on Unsplash
  • 分析指標のイメージ: Photo by Carlos Muza on Unsplash
  • 視聴者分析のイメージ: Photo by Alexander Shatov on Unsplash
  • コンテンツ分析のイメージ: Photo by Avel Chuklanov on Unsplash
  • 収益分析のイメージ: Photo by Austin Distel on Unsplash
  • 改善プロセスのイメージ: Photo by Scott Graham on Unsplash
  • ツール活用のイメージ: Photo by Rubaitul Azad on Unsplash
  • ツール比較のイメージ: Photo by Javier Allegue Barros on Unsplash
  • ベストプラクティスのイメージ: Photo by Alexander Mils on Unsplash

関連記事

よくある質問

QYouTube Studioはどこから見られますか?
A
YouTubeにログイン後、右上のプロフィールアイコンから「YouTube Studio」を選択するか、studio.youtube.comに直接アクセスします。スマホアプリ「YouTube Studio」もあります。
Qアナリティクスで最も重要な指標は何ですか?
A
チャンネル成長において特に重要なのは「インプレッションのクリック率(CTR)」と「視聴維持率」です。CTRはサムネイルとタイトルの効果を、視聴維持率はコンテンツの質を示します。この2つが高いとアルゴリズムに評価されやすくなります。
QCTR(クリック率)の目安はどのくらいですか?
A
一般的に4〜10%が平均的とされています。10%以上なら優秀、2%以下は改善が必要です。ただし、ジャンルや視聴者層によって変動するため、自チャンネルの推移を見ることが重要です。
Q視聴維持率はどのくらいが良いですか?
A
動画の長さにもよりますが、平均40〜50%以上が目安です。最初の30秒の維持率が70%以上あると良いとされています。維持率が低い箇所を分析し、離脱原因を改善することが重要です。
Qアナリティクスのデータはいつ反映されますか?
A
リアルタイムデータは数分〜数時間遅れで反映されます。詳細なアナリティクス(視聴維持率グラフなど)は48時間程度かかる場合があります。正確な分析には公開後3日以上経ったデータを使うのがおすすめです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

この記事と一緒に使いたいツール

あわせて読みたい

こちらの記事もおすすめ