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【2025年版】配信者のためのヘッドセット・イヤホン完全ガイド|用途別おすすめと選び方

【2025年版】配信者のためのヘッドセット・イヤホン完全ガイド|用途別おすすめと選び方

公開日
読了目安14

配信を始めるにあたって、「ヘッドセットとイヤホン、どっちがいいの?」と悩んでいませんか?

実は、多くの有名配信者は「イヤホン+スタンドマイク」という組み合わせを採用しています。しかし、初心者にはヘッドセットが手軽で、用途や環境によって最適解は異なります。

この記事では、配信者のためのヘッドセット・イヤホンの選び方から、予算別のおすすめ製品、プロ配信者の機材構成まで徹底解説します。

ヘッドセットとイヤホン、配信者はどちらを選ぶべき?

結論:長時間配信ならイヤホン、手軽さならヘッドセット

  • イヤホン派:軽量で疲れにくい、髪型が崩れない、マイクを別で選べる
  • ヘッドセット派:セットアップが簡単、マイク位置が安定、FPSの定位感が良い

ヘッドセットのメリット・デメリット

メリット

  • 購入も接続も1つで済み、初心者でも迷わない
  • マイク位置を気にせずゲームに集中できる
  • FPSでは立体音響で敵の位置を把握しやすい
  • どんな姿勢でも声が一定に入る

デメリット

  • 重量があり、長時間使用で首や頭が疲れる
  • 髪がペタッと潰れる
  • イヤーパッドが蒸れやすい
  • マイク品質がスタンドマイクに劣ることが多い

イヤホンのメリット・デメリット

メリット

  • 軽量で長時間でも疲れにくい
  • 髪型を気にせず配信できる
  • マイクを別途選べるので音質を追求できる
  • 有線なら遅延がほぼゼロ

デメリット

  • マイクを別途用意する必要がある
  • 付け外しがヘッドセットより面倒
  • カナル型は耳が痒くなったり痛くなることも
  • ケーブルが邪魔になる場合がある

有名配信者の選択

多くのプロ配信者やストリーマーは「イヤホン+スタンドマイク」の組み合わせを採用しています。理由は明確で、音質を追求するならマイクとモニタリング機器は分けた方が良いからです。

ただし、これは配信環境が整っている場合の話。初心者やカジュアルに配信を楽しみたい方には、良質なヘッドセット1つで始めるのがおすすめです。

開放型vs密閉型:配信に適しているのは?

ヘッドホン・ヘッドセットには「開放型(オープン型)」と「密閉型(クローズド型)」の2種類があります。

項目開放型密閉型
音漏れ大きい少ない
遮音性低い高い
音質傾向自然で広がりがある低音が強く迫力がある
蒸れ少ない蒸れやすい
重量軽い傾向重い傾向
配信向き△(静かな環境のみ)
FPS向き◎(定位感が良い)

配信には密閉型がおすすめ

配信で密閉型を選ぶべき理由

  1. 音漏れがマイクに入らない - 開放型だとヘッドホンの音がマイクに混入する可能性
  2. 周囲の音を遮断 - 集中してゲームや配信に取り組める
  3. 視聴者に余計な音を届けない - クリーンな配信が可能

ただし、完全に静かな環境で、小音量で使用する場合は開放型でも問題ありません。開放型は音質が自然で疲れにくいメリットがあります。

FPSゲーム配信なら開放型も選択肢

FPSなど音の定位が重要なゲームでは、開放型の方が敵の足音や銃声が聞き取りやすいとされています。

  • 音が抜けることで低音が響きすぎず、高音域がクリア
  • 空間的な広がりで音の方向が把握しやすい
  • 長時間でも蒸れにくく快適

接続方式の選び方

有線接続

メリット

  • 遅延がほぼゼロ
  • バッテリー切れの心配なし
  • 音質が安定している
  • 価格が抑えられる

デメリット

  • ケーブルが邪魔になる
  • 断線のリスクがある
  • 離席時に外す必要がある

ワイヤレス接続(2.4GHz)

メリット

  • ケーブルの煩わしさがない
  • 離席時もつけたまま動ける
  • 遅延が少ない(ゲームにも対応)

デメリット

  • 有線より高価
  • バッテリー管理が必要
  • 専用レシーバーが必要

Bluetooth接続

メリット

  • スマホなど複数デバイスで使える
  • レシーバー不要

デメリット

  • 遅延が大きくゲームには不向き
  • 音質が劣化しやすい

ゲーム配信にBluetoothは非推奨

Bluetooth接続は音声の遅延(レイテンシ)が大きく、ゲームの音と映像がズレてしまいます。ゲーム配信には必ず有線か2.4GHz接続を選びましょう。

予算別おすすめヘッドセット

入門クラス(5,000〜10,000円)

この価格帯でも配信に十分使える品質のヘッドセットが揃っています。

HyperX Cloud Alpha(7,000〜10,000円)

定番の理由

  • デュアルチャンバードライバーで低音と中高音を分離
  • 着脱式ノイズキャンセリングマイク(Discord認証)
  • 5年以上愛される信頼性と耐久性
  • 長時間でも疲れにくい装着感

HyperX Cloud Alphaは発売から数年経った今でも「ベスト有線ゲーミングヘッドセット」に選ばれ続けている定番モデルです。100ドル(約1万円)以下の価格帯で、音質・快適さ・耐久性のバランスが取れています。

Logicool G335

  • 軽量設計(240g)で長時間でも快適
  • ソフトなメモリーフォームイヤーパッド
  • Discord認証マイク
  • 鮮やかなカラーバリエーション

中級クラス(10,000〜20,000円)

音質やマイク性能にこだわりたい方におすすめの価格帯です。

Logicool G PRO X(10,000〜12,000円)

プロ仕様のマイク性能

  • BLUE VO!CE技術でリアルタイム音声フィルター
  • 6mmブームマイクで外部ノイズを除去
  • プロゲーマーと共同開発
  • 専用ソフトでカスタマイズ可能

Logicool G PRO Xは配信者に特におすすめのモデルです。BLUE VO!CEテクノロジーにより、マイク音声をリアルタイムで調整でき、プロレベルの音質を実現できます。

SteelSeries Arctis Nova 7(約20,000円)

  • 2.4GHzとBluetoothの同時接続対応
  • AIノイズキャンセリングマイク
  • 最大38時間のバッテリー(15分充電で6時間使用可能)
  • リアルタイムでゲーム音とチャット音のバランス調整

上級クラス(20,000円以上)

プロ志向の方、最高の音質とマイク性能を求める方向けです。

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED(約27,000円)

最新フラッグシップモデル

  • PRO-Gグラフェンドライバー搭載
  • 前機種から25g軽量化
  • LIGHTSPEED無線で超低遅延
  • 50時間のバッテリー持続

ASTRO Gaming A50(約35,000円)

  • 充電スタンド付きでスマートな運用
  • ゲーム音とマイク音のバランスをワンタッチ調整
  • Dolby Audio対応の高音質
  • PCとPlayStation両対応

Corsair VIRTUOSO PRO(約30,000円)

  • オープンバック設計で自然な音場
  • グラフェン製50mmドライバー
  • 338gの軽量設計
  • 着脱式高品質マイク

予算別おすすめイヤホン・モニターイヤホン

入門クラス(3,000〜10,000円)

KZ ZS10(約3,000〜5,000円)

  • ハイブリッド5ドライバー(BA×4 + DD×1)
  • この価格帯では驚異的な音質
  • 着脱式ケーブル
  • 豊富なイヤーピース付属

final E3000(約5,000円)

  • 国産メーカーの高コスパモデル
  • 繊細で自然な音質
  • 軽量コンパクトで長時間使用向き
  • ステンレス筐体の高級感

中級クラス(10,000〜20,000円)

SHURE SE215(約10,000〜12,000円)

モニターイヤホンの定番

  • 最大37dBの高遮音性
  • 10年以上愛されるロングセラー
  • MMCXコネクタで断線時も交換可能
  • プロ仕様の音質を手頃な価格で

SHURE SE215は「シュア掛け」で有名な、モニターイヤホンの大定番です。配信の音声モニタリングに最適で、ノイズや音割れにすぐ気づけます。

Audio-Technica ATH-E40(約15,000円)

  • デュアルフェイズプッシュプルドライバー
  • 迫力のある低域とバランスの取れた音質
  • 耐久性に優れたケーブル
  • プロの現場でも使用される信頼性

上級クラス(20,000円以上)

SHURE SE425(約30,000円)

  • デュアルBAドライバー
  • プロフェッショナルレベルの音質
  • 最大42dBの遮音性
  • 長時間でも疲れにくい設計

Sennheiser IE 100 PRO(約15,000円)

  • ダイナミック10mmドライバー
  • ステージモニター品質
  • 着脱式ケーブル
  • Bluetoothアダプター対応

用途別おすすめ構成

ゲーム配信メイン

おすすめ構成:ヘッドセット1つで完結

  • 入門:HyperX Cloud Alpha(約8,000円)
  • 中級:Logicool G PRO X(約11,000円)
  • 上級:Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED(約27,000円)

ゲーム配信では音の定位が重要なため、ゲーミングヘッドセットがおすすめです。マイクも内蔵されているので、これ1つで配信を始められます。

雑談・歌配信メイン

おすすめ構成:イヤホン+スタンドマイク

  • モニタリング:SHURE SE215(約11,000円)
  • マイク:Blue Yeti / audio-technica AT2020など
  • 合計:25,000〜40,000円程度

音声品質が重要な配信では、マイクとモニタリングを分けた方が良い結果を得られます。モニターイヤホンなら自分の声や配信の音質をリアルタイムでチェックできます。

長時間配信(5時間以上)

おすすめ構成:軽量イヤホン優先

  • 第一候補:軽量イヤホン(final E3000など)
  • 第二候補:軽量ヘッドセット(Logicool G335)
  • 疲れたら交換用:別タイプを用意しておく

長時間配信では疲労軽減が最優先です。軽量なイヤホンをメインに、気分転換用にヘッドセットも用意しておくと良いでしょう。

予算重視の入門者

1万円以下で始める配信

  • ヘッドセット:HyperX Cloud Stinger(約5,000円)
  • イヤホン:KZ ZS10(約4,000円)+100均マイク

まずは手持ちのイヤホンや安価なヘッドセットで始めて、配信に慣れてから機材をアップグレードするのも良い選択です。

ヘッドセット・イヤホン選びのチェックポイント

1. マイク性能(ヘッドセットの場合)

配信向きマイクの条件

  • 単一指向性:周囲のノイズを拾いにくい
  • ノイズキャンセリング:キーボード音などを軽減
  • 着脱式:不要時は外せる、断線時に交換可能
  • フレキシブルアーム:口元に近づけられる

2. 装着感・重量

  • イヤーパッド素材:メモリーフォーム、ベロア、合成皮革など
  • 側圧:強すぎると痛い、弱すぎるとズレる
  • 重量:300g以下が長時間向き
  • ヘッドバンド:調整幅とクッション性

3. 音質

  • 周波数特性:20Hz〜20kHz以上が目安
  • ドライバーサイズ:大きいほど低音が出やすい(40〜50mm)
  • インピーダンス:32Ω前後がPC直挿しに最適
  • 感度:高いほど音量が取りやすい

4. 接続方式

  • 3.5mmジャック:汎用性が高い
  • USB:専用ソフトでカスタマイズ可能
  • 2.4GHz無線:低遅延ワイヤレス
  • Bluetooth:マルチペアリング可能だが遅延あり

モニタリングの重要性

配信者がモニターヘッドホン・イヤホンを使うべき理由があります。

配信中にモニタリングすべき項目

  1. 音割れチェック - 声が大きすぎてクリップしていないか
  2. ノイズチェック - マイクが拾う環境音やハムノイズ
  3. リップノイズ - 唾液の音、息の音
  4. 音量バランス - ゲーム音と声のバランス
  5. エコー・遅延 - 配信ソフトの設定ミス

モニターイヤホンは「原音に忠実な再生」が特徴です。普通のイヤホンでは気づかない細かいノイズも聞き取れるため、配信の品質向上に直結します。

OBSでのモニタリング設定

  1. 編集オーディオの詳細プロパティ
  2. マイクの「音声モニタリング」を「モニターと出力」に設定
  3. 自分の声を聞きながら配信できる

※遅延が気になる場合は、オーディオインターフェースのダイレクトモニター機能を使用

メンテナンスと長持ちさせるコツ

ヘッドセットのメンテナンス

  1. イヤーパッドの清掃 - 週1回、アルコールシートで拭く
  2. ヘッドバンドの汗対策 - カバーを付けるか、使用後に拭く
  3. ケーブルの扱い - 巻き付けない、折り曲げない
  4. 保管 - スタンドに掛けるか、ケースに入れる

イヤホンのメンテナンス

  1. イヤーピースの交換 - 3〜6ヶ月で劣化
  2. ノズルの清掃 - 耳垢が詰まると音質低下
  3. ケーブルの保護 - 着脱式なら定期的に確認
  4. ケース保管 - 絡まり防止

配信スタイル別の音響セッティング

ゲーム実況配信のセッティング

ゲーム実況では、ゲーム音と自分の声のバランスが重要です。

ゲーム実況の音響設定ポイント

  1. ゲーム音:自分の声 = 7:3〜6:4 のバランスが基本
  2. ヘッドセットの場合、ゲーム音を大きめにして声は別途調整
  3. FPSなど音が重要なゲームでは、イコライザーで足音帯域(500Hz〜2kHz)を強調
  4. ホラーゲームでは低音を効かせて臨場感アップ

ゲーミングヘッドセットの多くは専用ソフトウェアでイコライザー調整が可能です。Logicool G HUB、SteelSeries GG、HyperX NGENUITYなど、メーカー提供のソフトを活用しましょう。

雑談・トーク配信のセッティング

雑談配信では自分の声が主役です。モニタリングで声質をリアルタイムチェックできる環境が理想的です。

  • BGMは控えめに(声の邪魔にならない程度)
  • モニターイヤホンで自分の声をチェック
  • 長時間になるため、軽量なイヤホンが快適
  • 視聴者コメントの読み上げ音も聞き取れるように

歌配信・ASMR配信のセッティング

音質が最も重要な配信スタイルです。

歌配信・ASMR向け機材選び

  • モニターイヤホン必須 - 音程や音質を正確に把握
  • 遅延ゼロ環境 - オーディオインターフェースのダイレクトモニター推奨
  • 高遮音性 - 周囲の音を完全にシャットアウト
  • フラットな特性 - 味付けのない原音再生

SHURE SE215やSE425など、プロ仕様のモニターイヤホンが最適です。

VTuber配信のセッティング

VTuber配信では、トラッキングの邪魔にならないことも考慮が必要です。

  • 顔認識トラッキングの場合、ヘッドセットが干渉することも
  • イヤホン+ピンマイクの組み合わせも選択肢
  • 長時間配信になりやすいため、軽量機材を優先
  • ボイスチェンジャー使用時はモニタリング必須

トラブルシューティング

音が小さい・聞こえにくい

考えられる原因と対処法

  1. ボリュームが低い → PC、ゲーム、ヘッドセット各所の音量確認
  2. 端子の接触不良 → 抜き差しして確認、端子を清掃
  3. ドライバーの問題 → デバイスマネージャーで確認、再インストール
  4. サンプルレート不一致 → Windowsサウンド設定で24bit/48kHzに統一

ノイズが入る

考えられる原因と対処法

  1. ハムノイズ(ブーン音) → USBポートを変える、グラウンドループアイソレーター使用
  2. ホワイトノイズ(サー音) → 感度が高すぎ、ゲインを下げる
  3. ポップノイズ → ポップガード使用、マイクから離れる
  4. 電子ノイズ → スマホやWi-Fiルーターから離す

マイクが認識されない

確認ポイント

  1. Windowsのサウンド設定で入力デバイスを確認
  2. ミュートスイッチがONになっていないか
  3. 3.5mm接続の場合、4極端子(TRRS)対応か確認
  4. 分岐ケーブル(マイク/ヘッドホン分離)が必要な場合も

片方だけ音が出ない

対処法

  1. ケーブルの断線確認(根元を触って音が途切れるか)
  2. 別のデバイスで試す
  3. Windowsのバランス設定を確認
  4. 着脱式ケーブルなら交換を試す

配信者に人気のヘッドセット・イヤホン比較表

製品名種類価格帯重量接続マイクおすすめ用途
HyperX Cloud Alphaヘッドセット8,000円300g有線着脱式ゲーム全般
Logicool G PRO Xヘッドセット11,000円320g有線/USBBLUE VO!CE配信重視
SteelSeries Arctis Nova 7ヘッドセット20,000円325g2.4GHz/BTAI NCワイヤレス派
G PRO X 2 LIGHTSPEEDヘッドセット27,000円345g2.4GHz高品質プロ志向
SHURE SE215イヤホン11,000円30g有線なしモニタリング
final E3000イヤホン5,000円14g有線なし長時間配信
KZ ZS10イヤホン4,000円60g有線なしコスパ重視

よくある質問

Q. ヘッドセットのマイクと別売りマイク、どちらが良い?

A. 音質を追求するなら別売りマイクがおすすめです。

ヘッドセット付属のマイクは「そこそこの品質」で、配信には使えますが、専用のコンデンサーマイクやダイナミックマイクには及びません。ただし、ヘッドセットマイクでも視聴者が不快に感じないレベルの音質は確保できます。

Q. ワイヤレスの遅延は気になる?

A. 2.4GHz接続なら気になりません。

最新の2.4GHzワイヤレスヘッドセットは、遅延が20ms以下と非常に少なく、ゲームでも問題なく使えます。Bluetoothは100ms以上の遅延があるため、ゲーム配信には不向きです。

Q. 開放型でも配信できる?

A. 条件次第で可能です。

静かな部屋で、音量を控えめにすれば問題ありません。ただし、音漏れがマイクに入る可能性があるため、単一指向性マイクを使い、マイクから離れた位置にスピーカー(ヘッドホン)を配置する工夫が必要です。

Q. イヤホンで長時間配信は耳が痛くならない?

A. イヤーピース選びが重要です。

付属のシリコンイヤーピースで痛くなる場合は、以下を試してください:

  • ウレタン製イヤーピース(Comply、finalなど)
  • サイズの見直し(小さすぎ・大きすぎ)
  • 定期的な付け直し(1時間に1回程度)

まとめ

配信者のヘッドセット・イヤホン選び まとめ

初心者・手軽さ重視 → ヘッドセット1つで完結(HyperX Cloud Alpha、Logicool G PRO X)

長時間配信・音質重視 → イヤホン+スタンドマイク(SHURE SE215 + 好みのマイク)

ゲーム配信・FPS重視 → ゲーミングヘッドセット(密閉型 or 静かな環境なら開放型)

予算別おすすめ

  • 〜1万円:HyperX Cloud Alpha(ヘッドセット)、SHURE SE215(イヤホン)
  • 1〜2万円:Logicool G PRO X、SteelSeries Arctis Nova 7
  • 2万円〜:Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED、ASTRO A50

選ぶときのポイント

  1. 配信スタイル(ゲーム/雑談/歌)
  2. 配信時間(短時間/長時間)
  3. 環境(静か/騒音あり)
  4. 予算(機材は徐々にアップグレードでOK)

最初から完璧な機材を揃える必要はありません。まずは手持ちのイヤホンやヘッドセットで配信を始めて、必要性を感じたらアップグレードしていくのがおすすめです。

配信を楽しみながら、自分に合った最適なオーディオ環境を見つけてください。

よくある質問

Q配信ではヘッドセットとイヤホン、どちらがおすすめですか?
A
長時間配信をする方にはイヤホンがおすすめです。軽量で疲れにくく、髪型も崩れません。一方、手軽さを重視する方や、FPSで音の定位を重視する方はヘッドセットが向いています。多くの有名配信者は「イヤホン+スタンドマイク」の組み合わせを採用しています。
Q開放型と密閉型、配信にはどちらが適していますか?
A
配信には密閉型がおすすめです。音漏れが少なく、マイクに音が混入するリスクを減らせます。ただし、長時間使用で蒸れやすいデメリットがあります。開放型は音質が自然で疲れにくいですが、音漏れがあるため静かな環境限定です。
Q配信用ヘッドセットの予算はどのくらい必要ですか?
A
入門者なら5,000〜10,000円程度で十分です。中級者向けは10,000〜20,000円、プロ志向なら20,000円以上を目安にしてください。高価格帯ほど音質・マイク性能・耐久性が向上しますが、1万円前後でも配信に十分な品質の製品が多数あります。
Qワイヤレスヘッドセットは配信に向いていますか?
A
2.4GHz接続のワイヤレスヘッドセットなら配信にも十分使えます。Bluetooth接続は遅延があるためゲーム配信には不向きです。バッテリー残量管理が必要になりますが、ケーブルの煩わしさがなく、離席時もつけたまま動けるメリットがあります。
Qモニターイヤホンを配信に使うメリットは何ですか?
A
モニターイヤホンは原音に忠実な再生が特徴で、配信の音質チェックに最適です。ノイズや音割れに気づきやすく、マイクが拾う環境音のチェックにも役立ちます。SHURE SE215などは1万円前後で高い遮音性と音質を両立しており、配信者に人気です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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