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【完全初心者向け】ゲーム配信・実況の始め方ガイド|必要な機材から配信設定まで

【完全初心者向け】ゲーム配信・実況の始め方ガイド|必要な機材から配信設定まで

公開日
読了目安7

「ゲーム配信を始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない...」

「機材って何を揃えればいいの?高いの?」

この記事では、完全初心者がゲーム配信・実況を始めるために必要なことを、ゼロからわかりやすく解説します。

この記事でわかること - 配信に必要な機材と予算 - プラットフォーム(YouTube/Twitch)の選び方 - OBSの基本設定 - 最初の配信で気をつけること - 視聴者を増やすコツ

配信を始める前に知っておくべきこと

配信のスタイルを決めよう

まず、どんな配信をしたいか考えましょう。

スタイル特徴向いている人
ゲーム実況ゲームをプレイしながらトークゲーム好き、話すのが好き
雑談配信ゲームなしでトーク中心コミュニケーション好き
作業配信絵を描く、勉強するなどクリエイター、学生
VTuberアバターを使って配信顔出ししたくない人

最初はシンプルな ゲーム実況 から始めるのがおすすめです。

顔出しは必要?

必要ありません。

人気配信者の中にも顔出ししていない方は多くいます。キヨ。さん、レトルトさんなど、声と人柄だけで人気を獲得している実況者はたくさんいます。

顔出しするかどうかは、自分のスタイルに合わせて決めましょう。

配信に必要な機材【予算別】

最低限構成(無料〜1万円)

既にPCとゲーム機を持っているなら、追加投資はほぼ不要です。

最低限構成
PC既存のものでOK(配信できるスペックか確認)
マイクイヤホンマイクやヘッドセットのマイク
配信ソフトOBS Studio(無料)
予算目安0円〜1万円

メリット:

  • すぐに始められる
  • 失敗しても痛くない

デメリット:

  • 音質が悪い可能性
  • 配信画質に限界がある

入門構成(3〜5万円)

本格的に続けるつもりなら、最初からこの構成がおすすめ。

入門構成
マイクUSBコンデンサーマイク(5,000円〜15,000円)
ヘッドホンモニターヘッドホン(5,000円〜10,000円)
Webカメラ顔出しする場合(5,000円〜15,000円)
照明リングライトなど(3,000円〜5,000円)
予算目安3〜5万円

PCスペックの目安

配信するには、ある程度のPCスペックが必要です。

パーツ最低限推奨
CPUCore i5 / Ryzen 5Core i7 / Ryzen 7
メモリ8GB16GB以上
GPUGTX 1650RTX 3060以上
ストレージSSD 256GBSSD 512GB以上
ゲーミングPCなら基本OK

最近のゲーミングPCを持っているなら、ほとんどの場合配信可能です。心配なら「PC名 + 配信」で検索して確認しましょう。

プラットフォームの選び方

YouTube vs Twitch

項目YouTubeTwitch
ユーザー数非常に多いゲーマー中心
アーカイブ自動で残る14〜60日で消える
収益化条件登録者1,000人+再生4,000時間フォロワー50人+配信7日など
雰囲気幅広い年齢層ゲーマーコミュニティ
同時配信可能制限あり(パートナー)

おすすめの選び方

  • アーカイブを残して視聴者を増やしたい → YouTube
  • リアルタイムの交流を楽しみたい → Twitch
  • 迷ったら → 両方で配信(同時配信ツールを使用)
最初はYouTubeがおすすめ

アーカイブが自動で残り、検索からの流入も期待できるため、初心者はYouTubeから始めるのがおすすめです。

OBS Studioの基本設定

OBS Studio(無料)は、配信者の9割以上が使っている配信ソフトです。

インストール

  1. OBS Studio公式サイトからダウンロード
  2. インストーラーを実行
  3. 自動構成ウィザードで基本設定

基本的な画面構成

OBSを開くと、以下の要素があります:

  • シーン:配信画面のレイアウト(複数作成可能)
  • ソース:ゲーム画面、マイク、Webカメラなど
  • 音声ミキサー:音量調整
  • コントロール:配信開始/停止ボタン

ゲーム画面をキャプチャする

  1. ソースの「+」をクリック
  2. 「ゲームキャプチャ」を選択
  3. 「特定のウィンドウをキャプチャ」でゲームを選択

マイクを設定する

  1. 設定 → 音声
  2. マイク音声に使用するマイクを選択
  3. 音声ミキサーで音量を調整(-20dB〜-10dBが目安)

配信設定(YouTube向け)

  1. 設定 → 配信
  2. サービス:YouTube - RTMPS
  3. サーバー:Primary YouTube ingest server
  4. ストリームキー:YouTube Studioから取得して貼り付け

出力設定の目安

項目初心者向け設定
出力モード詳細
エンコーダx264(GPUがあればNVENC)
ビットレート4,500〜6,000 Kbps
解像度1920x1080
フレームレート30fps(慣れたら60fps)

最初の配信で気をつけること

著作権に注意

  • 市販のCDやSpotifyの音楽をBGMに使う
  • 配信禁止のゲームを配信する
  • テレビ番組や映画を映す
  • 他人の動画を無断で使用する

BGMは著作権フリーのものを使いましょう:

  • DOVA-SYNDROME
  • 甘茶の音楽工房
  • YouTubeオーディオライブラリ

ゲームの配信許可は公式サイトで確認:

  • 多くのゲームは「配信ガイドライン」を公開しています
  • 確認できない場合は配信を控えるのが無難

個人情報の映り込み

配信前に以下をチェック:

  • デスクトップに本名や住所が書かれたファイルがないか
  • ゲーム内の名前に個人情報が含まれていないか
  • 背景に個人を特定できるものがないか
  • 通知で本名が表示されないか

配信のテスト

本番前に必ずテスト配信をしましょう:

  1. 「非公開」で配信を開始
  2. 別デバイス(スマホなど)で視聴確認
  3. 音声、画質、遅延をチェック
  4. 問題があれば設定を調整

視聴者を増やすコツ

最初の壁を乗り越える

正直に言うと、最初は誰も見に来ません

これは全ての配信者が通る道です。

継続が最大の武器

半年〜1年続けることで、少しずつ視聴者が増えていきます。最初の100人の登録者を獲得するまでが最も大変です。

伸びるためのポイント

  1. 配信スケジュールを固定する

    • 「毎週金曜21時から」など、視聴者が予定を立てやすく
  2. アーカイブを編集してショート動画に

    • 面白いシーンを切り抜いてYouTubeショートに投稿
  3. SNSを活用する

    • X(Twitter)で配信告知、日常ツイート
  4. 他の配信者と交流する

    • コメントを残す、コラボを企画する
  5. サムネイルとタイトルにこだわる

    • クリックされなければ見てもらえない

やってはいけないこと

  • 他の配信者の悪口を言う
  • 視聴者数を気にしすぎる
  • 最初から収益化を意識しすぎる
  • 炎上狙いのコンテンツ

よくあるトラブルと解決法

配信が重い・カクつく

  • ビットレートを下げる(4,500Kbps → 3,000Kbps)
  • 解像度を下げる(1080p → 720p)
  • フレームレートを下げる(60fps → 30fps)
  • 不要なアプリを終了する

音声が入らない

  • OBSの音声ミキサーでミュートになっていないか確認
  • 設定 → 音声で正しいマイクが選択されているか確認
  • マイクの接続を確認

配信に遅延がある

  • 通常の遅延(10〜30秒)は正常です
  • 「低遅延モード」を有効にすると5秒程度に短縮可能
  • ただし画質が下がる可能性あり

まとめ:配信を始める5ステップ

まとめ

ステップ1:機材を準備 - 最低限:PC + イヤホンマイク + OBS(無料) - 推奨:USBマイク + ヘッドホン(3〜5万円)

ステップ2:プラットフォームを選ぶ

  • 初心者はYouTubeがおすすめ
  • 慣れたらTwitchも検討

ステップ3:OBSを設定

  • ゲームキャプチャ + マイク設定
  • テスト配信で確認

ステップ4:著作権・個人情報に注意

  • BGMは著作権フリーを使用
  • ゲームの配信許可を確認

ステップ5:継続する

  • 最初は視聴者0でも気にしない
  • 半年〜1年続けることが成功の鍵

配信は誰でも無料で始められます。

完璧な機材や設定を揃えてから...と考えすぎず、まずは一度配信してみることが大切です。

最初の一歩を踏み出しましょう!


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画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • ゲーミングセットアップのイメージ: Photo by Florian Olivo on Unsplash

よくある質問

Q配信を始めるのにいくらかかりますか?
A
最低限の構成なら無料〜1万円程度で始められます。PCとゲーム機があれば、無料の配信ソフト(OBS)とイヤホンマイクで配信可能です。本格的に始めるなら3〜5万円程度の投資がおすすめです。
Q顔出しは必要ですか?
A
必要ありません。人気配信者の中にも顔出ししていない方は多くいます。ゲーム画面とトークだけでも十分楽しい配信はできます。
QYouTubeとTwitchどちらがいいですか?
A
目的によります。アーカイブを残して視聴者を増やしたいならYouTube、リアルタイムの交流を重視するならTwitchがおすすめです。両方で同時配信する方も多いです。
Q配信中に気をつけることは?
A
著作権(BGM・ゲームの配信許可)、個人情報の映り込み、不適切な発言に注意しましょう。特にBGMは著作権フリーのものを使うか、配信で使用許可されている音楽を選びましょう。
Q最初は何人くらい見てもらえますか?
A
正直なところ、最初は0〜数人が普通です。継続することが大切で、半年〜1年続けて徐々に視聴者が増えていくのが一般的なパターンです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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