ゲーム配信のタイトル選び|ジャンル別の特徴と伸びるゲームの見極め方
ゲーム配信を始めたばかりの方や、もっと視聴者を増やしたいと考えている配信者にとって、どのゲームタイトルを選ぶかは非常に重要な要素です。面白いゲームをプレイしていても、配信に適していなければ視聴者は集まりません。逆に、ニッチなゲームでも戦略次第で熱心なファンを獲得できます。
本記事では、ジャンル別のゲーム配信特徴、伸びるゲームの見極め方、タイトル選びの戦略について、具体例を交えながら徹底解説します。これからゲーム配信を始める方も、既に活動中の配信者も、ぜひ参考にしてください。
ゲーム選びが配信成功を左右する理由
ゲーム配信において、タイトル選びは配信者の個性と同じくらい重要です。どんなにトークスキルが高くても、視聴者がいないカテゴリで配信していては成長は見込めません。
ゲーム選びが影響する要素
| 視聴者の流入数 | カテゴリ全体の視聴者数によって左右される |
|---|---|
| 競合配信者数 | 人気ゲームほど競合が多く埋もれやすい |
| 配信の継続性 | 自分が楽しめないゲームは長続きしない |
| 収益化の可能性 | スポンサー案件が来やすいジャンルがある |
| チャンネル登録率 | ストーリー系は離脱が多い、対戦系は継続視聴が多い |
| 検索流入 | 攻略需要があるゲームは後から見られやすい |
特に重要なのが、「視聴者の総数」と「競合配信者数」のバランスです。例えば、Apex LegendsやVALORANTのような超人気タイトルは視聴者数が多い反面、トップ配信者に視聴者が集中し、新規配信者は埋もれてしまいがちです。
一方、発売直後のインディーゲームや、マイナーだが熱心なファンがいるゲームは、競合が少なく、独自のポジションを築けるチャンスがあります。
なぜゲーム選びで失敗する配信者が多いのか
多くの新規配信者が、ゲーム選びで失敗する理由はいくつかあります。
1. 人気ゲームに飛びつきすぎる 「とりあえず人気のあるゲームを配信すれば視聴者が来るだろう」という考えは危険です。人気ゲームは確かに視聴者数が多いですが、同時に競合も多く、トップ配信者に視聴者が集中します。新規配信者は配信リストの下位に埋もれ、誰にも見つけてもらえない状況に陥ります。
2. 自分の好みだけで選んでしまう 「好きなゲームを配信すればいい」という考え方も、一面では正しいですが、配信向きではないゲームも存在します。例えば、テキスト量が多すぎるノベルゲーム、単調な作業が続く育成ゲーム、視聴者が理解しにくい複雑なシミュレーションゲームなどは、配信では退屈になりやすいです。
3. トレンドに乗り遅れる 新作ゲームの話題性を狙うなら、発売直後の数週間が勝負です。しかし、「様子を見てから」と躊躇していると、ブームが去ってしまい、視聴者が激減します。トレンドゲームは「早すぎず、遅すぎず」のタイミングが重要です。
4. 配信許諾を確認していない ゲームによっては、配信や収益化が禁止されている場合があります。特に、発売前のゲームや、一部のメーカーのタイトルは注意が必要です。配信許諾を確認せずに配信し、後から動画削除やアカウント停止になるケースもあります。
ゲーム選びの成功事例
逆に、ゲーム選びで成功した配信者の事例を見てみましょう。
事例1: ニッチなインディーゲームで専門家ポジションを確立 ある配信者は、日本ではまだ知られていないインディーゲームを海外のTwitchから発掘し、日本語で配信を開始。競合がほぼゼロの状態で、そのゲームの日本語配信の第一人者となり、固定ファンを獲得。その後、同系統のインディーゲームを次々と配信し、「インディーゲーム専門チャンネル」として認知されるようになりました。
事例2: 人気ゲームで独自の切り口を見つける 別の配信者は、激戦区のApex Legendsで配信を開始しましたが、「初心者向け解説」に特化することで差別化。トップランク帯のプレイを見せるのではなく、ブロンズ~ゴールド帯のプレイヤーに寄り添った配信スタイルで、同じ悩みを持つ視聴者の支持を集めました。
事例3: トレンドゲームの波に乗る あるホラーゲーム配信者は、新作ホラーゲームの発売情報を常にチェックし、発売日当日に配信を開始。競合は多いものの、「初見リアクション」というコンテンツの性質上、早さが武器になり、多くの視聴者を獲得。その後、同じ視聴者が別のゲーム配信にも訪れるようになり、チャンネル全体が成長しました。
人気ゲーム vs ニッチゲームの戦略比較
ゲーム配信におけるタイトル選びの基本戦略は、人気ゲームとニッチゲームのどちらで勝負するかという選択から始まります。それぞれにメリット・デメリットがあり、配信者の現在の状況やスキルによって最適な選択は変わります。
人気ゲーム配信の特徴
人気ゲームとは、Twitch・YouTubeで常に上位にランクインするタイトルです(Apex Legends、VALORANT、Minecraft、フォートナイトなど)。
- カテゴリ全体の視聴者数が多く、偶然の流入が期待できる
- ゲーム自体の話題性があり、SNSでバズりやすい
- スポンサー案件や企業案件が来やすい
- 視聴者がゲームのルールを理解しているため説明不要
- 他配信者とのコラボ機会が多い
- 競合配信者が多く、埋もれやすい
- トップ配信者に視聴者が集中し、新規は見てもらえない
- 高いプレイスキルが求められる場合がある
- トレンドの移り変わりが速く、すぐに下火になるリスク
- 視聴者の目が肥えており、差別化が難しい
ニッチゲーム配信の特徴
ニッチゲームとは、視聴者数は少ないが熱心なファンがいるタイトルです(インディーゲーム、レトロゲーム、マイナーなシミュレーションゲームなど)。
- 競合が少なく、上位表示されやすい
- 熱心なファンがつきやすく、コメントが活発
- 自分のペースでプレイでき、プレッシャーが少ない
- ゲームへの深い理解を示せば、専門家として認知される
- 長期的に安定した視聴者を確保できる
- カテゴリ全体の視聴者数が少なく、新規流入が限られる
- バズりにくく、急成長は期待しにくい
- スポンサー案件が来にくい
- ゲームの説明に時間がかかり、初見には敷居が高い
- そのゲームが終わったら視聴者が離れる可能性
どちらを選ぶべきか?
中級者(登録者1000~10000人) ニッチゲームと人気ゲームをバランスよく組み合わせ、幅広い層にアプローチ。人気ゲームで新規獲得、ニッチゲームでファン育成。
上級者(登録者10000人以上) 人気ゲームに積極的に挑戦し、トレンドに乗った拡散を狙う。既存ファンがいるため、新しいゲームに挑戦してもある程度の視聴者は見込めます。
RPG配信の特徴と攻略法
RPG(ロールプレイングゲーム)は、ストーリー性が高く、長時間プレイが前提のジャンルです。物語を一緒に楽しむという視聴者体験が特徴で、視聴者との一体感を生みやすい反面、配信戦略には注意が必要です。
RPG配信のメリット
- ストーリーの展開が視聴者を引き込み、継続視聴につながる
- 1つのゲームで長期間配信できるため、ネタ切れの心配が少ない
- 初見プレイのリアクションが視聴者の楽しみになる
- アクションスキルが低くても楽しめる
- 感動的なシーンやドラマチックな展開でクリップ映えする
RPG配信の注意点
- 途中から見始めた視聴者が内容を理解しにくい
- 長時間配信が求められ、体力的・時間的負担が大きい
- ネタバレコメントの管理が必要
- レベル上げなど単調な作業シーンで視聴者が離れやすい
- 完結までに数十時間かかり、途中で飽きられるリスク
RPG配信を成功させるコツ
-
配信スケジュールを明確にする
- 「毎週火・木・土の21時から3時間」のように固定化
- 視聴者が次回の配信を楽しみに待てる仕組みを作る
-
各配信の冒頭で前回のあらすじを振り返る
- 新規視聴者や久しぶりの視聴者も理解できるように配慮
- 3~5分程度の簡潔なまとめでOK
-
ネタバレ対策を徹底する
- チャットルールで「ネタバレ禁止」を明示
- モデレーターを配置し、ネタバレコメントを削除
- 「初見プレイ」であることをタイトルや概要欄に記載
-
レベル上げはオフライン時間に済ませる
- 配信中はストーリー進行をメインに
- 単調な作業シーンは倍速で流すか、雑談タイムに活用
-
感情表現を豊かにする
- ストーリーの感動シーンでは素直にリアクション
- キャラクターの声真似や、独自の解釈を加えるとエンタメ性UP
おすすめのRPGタイトル
| ペルソナシリーズ | ストーリー性が高く、キャラクターに愛着が湧きやすい |
|---|---|
| ドラゴンクエストシリーズ | 国民的RPGで幅広い視聴者層にアピール可能 |
| ゼノブレイドシリーズ | 壮大な世界観と音楽が魅力、長期配信向け |
| テイルズシリーズ | アニメ調のグラフィックで視覚的に楽しい |
| ダークソウル・エルデンリング | 高難易度で視聴者がハラハラする展開 |
| インディーRPG(Undertale等) | 独特の世界観で熱心なファンが多い |
FPS/TPS配信の特徴と差別化
FPS(ファーストパーソンシューター)・TPS(サードパーソンシューター)は、ゲーム配信の中で最も人気が高いジャンルです。Apex Legends、VALORANT、Call of Duty、フォートナイトなどが代表例で、視聴者数も競合配信者数も圧倒的に多いのが特徴です。
FPS/TPS配信のメリット
- カテゴリ全体の視聴者数が非常に多い
- 短時間でプレイできるため配信時間を調整しやすい
- ハイライトシーン(キル集など)がクリップやSNSでバズりやすい
- eスポーツシーンとの連動で話題性がある
- スポンサー案件や企業案件が来やすい
- 定期的なアップデートで常に新鮮な話題がある
FPS/TPS配信の課題
- 競合配信者が多く、埋もれやすい
- プロ級のエイムスキルが求められる場合が多い
- 視聴者の期待値が高く、ミスが批判されやすい
- 同じゲームが飽和状態で差別化が困難
- 荒らしや煽りコメントが多い傾向
FPS/TPS配信で差別化する方法
FPS/TPS配信で成功するには、技術力だけでなく、独自の切り口や個性が必要です。
-
解説・教育系配信にシフトする
- 初心者向けに武器の使い方や立ち回りを解説
- ランク帯別の攻略法を丁寧に教える
- 視聴者のプレイ動画を添削する企画
-
エンタメ系配信にする
- 縛りプレイ(ピストルのみ、近接武器のみなど)
- 視聴者参加型のカスタムマッチ
- リアクション重視でワイワイ楽しむスタイル
-
特定の武器・キャラに特化する
- 「〇〇専門チャンネル」として特化
- ニッチな武器のプロフェッショナルになる
-
コラボ配信を積極的に行う
- 他の配信者と組んでスクワッド配信
- 視聴者層の異なる配信者とコラボして新規開拓
-
高画質・高音質にこだわる
- 映像のクオリティで差別化
- 音の定位がわかりやすい音響設定
対戦格闘ゲーム配信の魅力
格闘ゲーム(ストリートファイター、鉄拳、ギルティギアなど)は、eスポーツシーンが盛んで、熱心なファンが多いジャンルです。視聴者数はFPSほど多くありませんが、コアなファン層が形成されており、長期的に安定した配信が可能です。
格闘ゲーム配信のメリット
- 熱心なコミュニティが形成されており、ファンがつきやすい
- 大会やイベントが頻繁にあり、話題に事欠かない
- 上達の過程を見せることで視聴者が応援してくれる
- 1試合が短く、配信時間を調整しやすい
- トッププレイヤーでなくても楽しめる
- 視聴者との対戦企画がやりやすい
格闘ゲーム配信の注意点
- 初心者には敷居が高く、視聴者層が限られる
- 上達に時間がかかり、初期は負け続ける可能性
- 同じゲームを長期間プレイする忍耐力が必要
- トッププレイヤーとの実力差が明確に見える
格闘ゲーム配信のポイント
-
キャラ愛を前面に出す
- 特定のキャラを使い続け、専門家になる
- キャラの魅力や戦術を語り、ファンを増やす
-
上達記録を配信のテーマにする
- 初心者から始めて成長過程を見せる
- ランクマッチの昇格を目指す企画
-
視聴者参加型の対戦会を開催
- 定期的にフォロワーと対戦する企画
- 初心者にアドバイスする交流の場にする
-
大会やイベント情報を共有する
- コミュニティのハブとして機能する
- 大会の観戦配信や解説配信
パーティーゲーム・協力ゲームの配信戦略
パーティーゲームや協力ゲーム(Among Us、Fall Guys、Phasmophobiaなど)は、複数人で楽しむことを前提としたゲームで、配信との相性が非常に良いジャンルです。
パーティーゲーム配信のメリット
- 複数人のリアクションが楽しく、エンタメ性が高い
- 視聴者参加型の企画がやりやすい
- プレイスキルが低くても楽しめる
- ワイワイした雰囲気で初見視聴者も入りやすい
- クリップやショート動画が作りやすい
パーティーゲーム配信のポイント
-
固定メンバーを作る
- 定期的に一緒にプレイする仲間を確保
- 掛け合いやキャラクターの役割分担で個性を出す
-
視聴者参加枠を設ける
- 視聴者が実際にゲームに参加できる仕組み
- 参加方法を明確に説明し、スムーズに進行
-
トークとリアクションを重視
- ゲーム内の出来事に対して大きくリアクション
- 仲間との会話を楽しむ
-
トレンドを追う
- 新作パーティーゲームは話題性が高い
- 流行りのゲームにいち早く参入
ホラーゲーム配信の人気の理由
ホラーゲーム(バイオハザード、零、インディーホラーなど)は、リアクション配信の代表格で、視聴者がドキドキを共有できるジャンルです。
ホラーゲーム配信のメリット
- 配信者のリアクションが最大の見どころになる
- プレイスキルが低くても楽しめる
- 視聴者と一緒にドキドキする一体感がある
- 新作ホラーゲームは話題性が高い
- クリップやショート動画が作りやすい
- 初見プレイの価値が高い
ホラーゲーム配信のポイント
-
素直にリアクションする
- 驚く、怖がる、悲鳴を上げる(無理はしない)
- 視聴者は配信者の反応を見に来ている
-
雰囲気作りにこだわる
- 部屋を暗くする、照明を調整する
- BGMや環境音を活かす
-
初見プレイを徹底する
- 攻略情報を事前に見ないことで緊張感が生まれる
- ネタバレ対策を徹底
-
ストーリーをしっかり追う
- ホラーゲームはストーリー性が高いものが多い
- メモを取るなど、物語を理解しながら進める
ホラーゲームの種類別戦略
ホラーゲームにも様々なサブジャンルがあり、それぞれ配信での魅せ方が異なります。
サバイバルホラー(バイオハザード、サイレントヒルなど)
- 資源管理や戦略的な立ち回りが求められる
- 緊張感の持続が長く、視聴者も長時間楽しめる
- 攻略要素があるため、リプレイ価値が高い
- 配信者の判断力が問われ、視聴者がアドバイスしやすい
探索型ホラー(Layers of Fear、MADiSONなど)
- ストーリーを読み解く楽しさがある
- じっくりと環境を観察し、伏線を探す
- 視聴者と一緒に謎を解く参加型配信が可能
- 考察配信との相性が良い
ジャンプスケア型(Five Nights at Freddy's、Phasmophobiaなど)
- 驚きのリアクションが最大の見せ場
- クリップやショート動画に最適
- 短時間で完結するため、気軽に配信できる
- 視聴者参加型の協力プレイが盛り上がる
心理ホラー(Omori、Doki Doki Literature Clubなど)
- じわじわと不安を煽る演出が特徴
- ストーリーの深読みや考察が楽しい
- 配信後の振り返り配信や考察動画に発展できる
- 感情移入しやすく、視聴者との共感を生みやすい
インディーゲーム発掘のコツ
インディーゲーム(個人・小規模開発のゲーム)は、競合が少なく、熱心なファンを獲得できる穴場ジャンルです。発掘眼を養うことで、独自のポジションを築けます。
インディーゲーム配信のメリット
- 競合配信者が少なく、検索上位に表示されやすい
- ゲーム開発者本人が見に来てくれることもある
- 独自性の高いゲームが多く、個性を出しやすい
- 熱心なファンがコメントを残してくれる
- 安価なゲームが多く、経済的負担が少ない
インディーゲームの見つけ方
-
Steamの新着・人気インディーを定期チェック
- 「Steamインディーゲーム」タグを活用
- ウィッシュリストの数やレビュー評価を参考に
-
itch.ioを探索する
- 無料・低価格のインディーゲームが豊富
- 実験的なゲームが多く、新鮮な体験
-
海外配信者の配信を参考にする
- Twitchで「indie game」カテゴリを巡回
- まだ日本で知られていないゲームを先取り
-
ゲームジャムの作品をチェック
- GMTK Game Jam、Ludum Dareなどの作品
- 短時間でクリアできるため、配信に最適
インディーゲーム配信のポイント
-
ゲームの魅力を丁寧に説明する
- 視聴者の多くは初めて見るゲーム
- 開発背景やコンセプトを紹介
-
開発者にメンションする
- SNSでゲームの感想をシェア
- 開発者本人がRTしてくれる可能性
-
シリーズ化せず、1配信完結にする
- 多くのインディーゲームは短時間でクリア可能
- 次々に新しいゲームを紹介する形式
レトロゲーム配信の需要
レトロゲーム(ファミコン、スーファミ、プレステ初期作品など)は、懐かしさを共有できるジャンルで、30代以上の視聴者に根強い人気があります。
レトロゲーム配信のメリット
- 視聴者と懐かしさを共有できる
- ゲーム実況の原点として根強いファンがいる
- 競合が比較的少ない
- 名作ゲームのストーリーを再発見できる
- 実況プレイの自由度が高い(著作権上、許諾が明確なタイトルが多い)
レトロゲーム配信のポイント
-
思い出話を交える
- 当時どのようにプレイしたか
- 視聴者のエピソードも募集
-
攻略チャート無しでプレイする
- 初見プレイの新鮮さ
- 昔の記憶を頼りに進める面白さ
-
名作を丁寧に紹介する
- 若い視聴者に名作を知ってもらう
- ゲーム史的な解説を加える
-
縛りプレイや高難易度挑戦
- レトロゲームは難易度が高いものが多い
- RTA(リアルタイムアタック)やノーダメージクリア
新作 vs 定番の選び方
ゲーム配信では、新作ゲームを追うか、定番ゲームを深掘りするかの選択も重要です。
新作ゲーム配信の特徴
- 話題性が高く、検索流入が期待できる
- 誰もが初見プレイのため、スタートラインが同じ
- SNSでバズりやすい
- トレンドに乗ることでチャンネル登録が増えやすい
- 発売直後は競合が一気に増える
- 高額なゲームを頻繁に購入する必要がある
- ゲームの評判が悪い場合、視聴者が離れる
- トレンドが過ぎると一気に需要がなくなる
定番ゲーム配信の特徴
- 長期的に安定した視聴者を確保できる
- ゲームへの深い理解を示せる
- 攻略情報が豊富で、配信の準備がしやすい
- コミュニティが成熟しており、居心地が良い
- 新規流入が限られる
- トップ配信者が既に確立されている
- 飽きられるリスク
どちらを選ぶべきか?
配信許諾・著作権の確認方法
ゲーム配信において、著作権・配信許諾の確認は絶対に必要です。無許可配信は、最悪の場合アカウント停止や法的措置の対象になります。
配信許諾の確認手順
-
ゲームメーカーの公式サイトを確認
- 「配信ガイドライン」「動画投稿・配信に関する規約」を探す
- 任天堂、カプコン、スクウェア・エニックス、セガなどは明示的にガイドラインを公開
-
Steamストアページを確認
- ゲームの概要欄に配信許諾の記載がある場合がある
-
不明な場合は問い合わせる
- メーカーに直接問い合わせる
- 返答がない場合は配信を控える
主要ゲームメーカーの配信ガイドライン
| 任天堂 | 個人配信は原則OK、収益化も可能(一部タイトル除く) |
|---|---|
| カプコン | 個人配信OK、収益化OK、クレジット表記推奨 |
| スクウェア・エニックス | タイトルごとに異なるため個別確認が必要 |
| セガ | 原則OK、収益化OK、ガイドライン遵守が条件 |
| フロム・ソフトウェア | 個人配信OK、ネタバレ配慮を推奨 |
配信時の注意事項
同時視聴者数が伸びやすいゲームの特徴
同時視聴者数(CCV: Concurrent Viewers)を増やしたい場合、視聴者が集まりやすいゲームの特徴を理解することが重要です。
同時視聴者数が伸びやすいゲームの条件
| リアルタイム性 | 対戦ゲームやバトルロイヤルは「今」を楽しむ |
|---|---|
| ハイライトシーン | 派手なキルやプレイが多いゲーム |
| トレンド性 | 新作やアップデート直後のゲーム |
| 視聴者参加型 | 視聴者が参加できるゲーム |
| 短時間完結 | 1試合が短く、入退室しやすい |
| 競技性 | ランクマッチやeスポーツシーンがあるゲーム |
具体例
-
Apex Legends、VALORANT
- バトルロイヤル・対戦要素でリアルタイム性が高い
- ハイライトシーンが多く、クリップが作りやすい
-
Minecraft
- 建築やサバイバルの進捗が見える
- 視聴者と一緒に目標を達成する楽しさ
-
Among Us、Fall Guys
- 視聴者参加型の企画がやりやすい
- エンタメ性が高く、初見でも楽しめる
-
ホラーゲーム(新作)
- 初見プレイのリアクションが見どころ
- トレンドに乗ると一気に視聴者が集まる
チャンネル登録に繋がりやすいゲームの特徴
同時視聴者数と、チャンネル登録(フォロワー獲得)は、必ずしも一致しません。登録に繋がりやすいゲームには、別の特徴があります。
チャンネル登録に繋がりやすいゲームの条件
| 継続視聴の動機 | 続きが気になるストーリーゲーム |
|---|---|
| 専門性 | 特定ゲームの専門チャンネルとして認知される |
| 教育的価値 | 攻略法や上達法を学べるゲーム |
| コミュニティ形成 | 熱心なファンがいるゲーム |
| 個性の発揮 | 配信者の個性が出やすいゲーム |
具体例
-
RPG・ストーリーゲーム
- 続きが気になり、次回も見に来る
- 長期シリーズで愛着が湧く
-
格闘ゲーム・特定のFPS
- 専門性が高く、ファンが定着する
- 上達過程を追いかけたくなる
-
攻略・解説系配信
- 視聴者が学びたいと思い、登録する
- 後で見返すために登録
-
レトロゲーム・インディーゲーム
- ニッチなゲームで独自のポジション
- 熱心なファンが集まる
自分のプレイスキルとゲーム選び
ゲーム配信では、自分のプレイスキルに合ったゲーム選びも重要です。上手すぎても下手すぎても、視聴者に楽しんでもらえない場合があります。
プレイスキル別のおすすめゲーム
| 初心者(ゲームが苦手) | ホラーゲーム、パーティーゲーム、ストーリー系RPG |
|---|---|
| 中級者(平均的なスキル) | 人気FPS、協力ゲーム、シミュレーション |
| 上級者(高スキル) | 対戦FPS、格闘ゲーム、RTA、縛りプレイ |
スキルに自信がない場合の戦略
エンジョイ勢としてのポジショニング 「ガチ勢」ではなく「エンジョイ勢」として、肩の力を抜いた配信スタイルも人気です。失敗を笑いに変える、視聴者と一緒にワイワイ楽しむスタイルです。
スキルに自信がある場合の戦略
ガチ勢・競技性の高い配信 ランクマッチで上位を目指す、大会に出場する、RTAに挑戦するなど、競技性を前面に出す配信スタイル。
シリーズもの・長編RPGの配信計画
シリーズものや長編RPGを配信する際は、計画的な配信スケジュールが不可欠です。途中で投げ出すと、視聴者の信頼を失います。
長編ゲーム配信の計画ステップ
-
全クリアまでの時間を見積もる
- 攻略サイトで平均クリア時間を確認
- 自分のプレイペースと照らし合わせる
-
配信スケジュールを決める
- 週に何回配信するか
- 1回あたりの配信時間
-
完結までの期間を視聴者に伝える
- 「毎週火・木で3ヶ月かけてクリアします」のように明示
- 視聴者が期待値を持てる
-
中間目標を設定する
- 「次回はこのボスまで」「この章を終わらせる」
- 視聴者が次回を楽しみにできる
途中で飽きないためのコツ
視聴者参加企画を定期的に行う ストーリー進行だけでなく、視聴者とのコミュニケーション企画を挟むことで、モチベーションを保てます。
長編配信の視聴者維持テクニック
長編ゲーム配信では、視聴者を最後まで引き留める工夫が重要です。途中離脱を防ぐための具体的なテクニックをご紹介します。
1. エピソード制の導入 各配信回を1つのエピソードとして構成し、毎回ミニクライマックスを設ける。「次回予告」を配信の最後に入れることで、視聴者の期待を高めます。TVドラマの手法を取り入れると効果的です。
2. 定期的な振り返り配信 10回配信ごとに「これまでの振り返り」配信を行い、新規視聴者が途中から参加しやすくします。また、既存視聴者も記憶を整理でき、物語への没入感が高まります。
3. 視聴者参加型の予想企画 「次のストーリー展開を予想しよう」「この謎の答えは何か?」といった企画を定期的に行い、視聴者のエンゲージメントを高めます。予想が当たった視聴者にはちょっとした特典を用意すると盛り上がります。
4. キャラクター人気投票 RPGでは複数のキャラクターが登場するため、「好きなキャラクター投票」「推しキャラ」などの企画でコミュニティを盛り上げます。
5. 配信アーカイブの整理 長編配信のアーカイブは、チャプター分けやタイムスタンプを丁寧に設定し、後から見る人が特定のシーンを見つけやすくします。再生リストを活用して、第1話から順番に見られるようにしましょう。
長編配信で失敗しやすいパターン
- 配信頻度が不定期で、視聴者が離れてしまう
- レベル上げや素材集めに時間を使いすぎて、視聴者が飽きる
- サブクエストに手を出しすぎて、本筋が進まない
- ストーリーに集中せず、雑談ばかりになってしまう
- 配信時間が長すぎて、視聴者が最後まで見られない
- 攻略情報を見すぎて、初見プレイの楽しさが失われる
これらのパターンを避け、計画的に配信を進めることで、長編ゲームでも視聴者を最後まで楽しませることができます。
ゲームカテゴリ別の競合分析方法
ゲーム配信で成功するには、競合分析が重要です。どのゲームカテゴリにどれだけの配信者がいて、どのくらいの視聴者がいるのかを把握しましょう。
競合分析の手順
-
Twitch・YouTubeで配信数を確認
- 人気ゲームカテゴリを確認
- 視聴者数と配信者数のバランスをチェック
-
上位配信者の特徴を分析
- どんなスタイルで配信しているか
- 視聴者数、登録者数、配信頻度
-
ニッチを見つける
- 上位配信者がカバーしていない切り口
- 時間帯、言語、ターゲット層
-
自分のポジションを決める
- 競合が少ない場所で勝負するか
- 激戦区で個性を出すか
競合分析ツール
| TwitchTracker | Twitchの統計データを確認 |
|---|---|
| SullyGnome | ゲーム別の視聴者数推移を分析 |
| YouTube Analytics | 自分のチャンネルデータを確認 |
| Social Blade | 競合チャンネルの成長率を確認 |
トレンドゲームの見極めタイミング
トレンドゲームに乗ることは、急成長のチャンスですが、タイミングを間違えると埋もれてしまいます。
トレンドゲームの見極めポイント
-
SNSでのバズり方を観察
- Twitter、TikTokでの話題性
- インフルエンサーの反応
-
Steam・Twitchのランキング変動
- 急激にランキング上昇しているゲーム
- ウィッシュリスト数の増加
-
ゲームメディアの取り上げ方
- IGN、GameSpotなどの大手メディア
- 日本のゲームメディア(ファミ通、4Gamerなど)
-
視聴者数と配信者数の比率
- 視聴者が多く、配信者がまだ少ないタイミングがベスト
トレンドゲーム配信のタイミング戦略
発売1~2週間後(ミドルアダプター戦略)
- 攻略情報が揃い、配信がスムーズ
- 競合が減り始め、視聴者が分散
- バランスが良く、おすすめ
発売1~2ヶ月後(レイトアダプター戦略)
- 検索流入が増える時期
- 「攻略」「解説」「レビュー」需要が高まる
- 初見配信者は減るため、差別化しやすい
複数ゲームの並行配信戦略
多くの人気配信者は、複数のゲームを並行して配信しています。1つのゲームだけでは、視聴者層が限定されてしまうためです。
複数ゲーム配信のメリット
- 幅広い視聴者層にアピールできる
- 1つのゲームに飽きても他のゲームで継続できる
- 曜日や時間帯で差別化し、視聴者が予定を立てやすい
- トレンドに柔軟に対応できる
複数ゲーム配信の注意点
- 中途半端になり、どのゲームのファンもつかないリスク
- 配信準備の負担が増える
- チャンネルのブランディングが曖昧になる
複数ゲーム配信の成功パターン
-
曜日固定戦略
- 月・水: Apex Legends
- 金曜: 新作ゲーム
- 日曜: ホラーゲーム
-
ジャンル分け戦略
- メインゲーム(対戦FPS)+ サブゲーム(RPG)
- ガチ配信とエンジョイ配信を分ける
-
トレンド追随戦略
- 定番ゲーム(固定ファン向け)+ トレンドゲーム(新規獲得)
ゲームローテーションの具体例
実際に成功している配信者のゲームローテーション例をご紹介します。
パターン1: メインゲーム + 新作探索型
- 月・水・金(週3回): メインゲーム(Apex、VALORANTなど)
- 土曜日: 新作ゲームの初見プレイ
- 日曜日: 視聴者参加型企画やコラボ配信
このパターンは、固定ファンを維持しつつ、新規視聴者も獲得できるバランスの良い構成です。メインゲームでスキルを磨き、新作で話題性を確保し、視聴者参加企画でコミュニティを育てます。
パターン2: 長編RPG + 息抜きゲーム型
- 火・木(週2回): 長編RPGのストーリー進行
- 土曜日: 短時間で完結するインディーゲーム
- 日曜日: 対戦ゲームや協力ゲーム
このパターンは、ストーリー重視の視聴者と、気軽に楽しみたい視聴者の両方を満足させる構成です。長編RPGで継続視聴を促し、週末の軽めのゲームで新規視聴者も入りやすくします。
パターン3: 専門特化 + 幅広いジャンル型
- 月・水・金: 特定のゲーム(格闘ゲーム、特定のFPSなど)
- 土曜日: 別ジャンルのゲーム(RPG、シミュレーションなど)
- 日曜日: フリー枠(視聴者リクエストに応える)
このパターンは、専門性を保ちつつ、チャンネルの幅も広げる戦略です。平日は特化型で熱心なファンを育て、週末は別の層にもアプローチします。
ゲーム切り替え時の注意点
複数ゲームを配信する際、ゲームを切り替えるタイミングも重要です。
トレンドゲームは賞味期限を見極める 流行りのゲームは、ブームが去る前にある程度配信しておくことが大切です。ただし、自分が楽しめないゲームを無理して続ける必要はありません。
視聴者に事前告知する ゲームを変更する際は、1週間前から告知し、視聴者の期待値を調整します。突然のゲーム変更は視聴者の混乱を招きます。
チャンネルのブランディングとゲーム選び
複数ゲームを配信する場合、チャンネル全体のブランディングを意識することが重要です。
ジャンルで統一する例
- 「FPS専門チャンネル」として、Apex、VALORANT、CODなどを配信
- 「ホラーゲーム専門」として、様々なホラータイトルを網羅
- 「レトロゲーム専門」として、懐かしのゲームを次々紹介
配信スタイルで統一する例
- 「初見プレイ専門」として、常に新しいゲームを初見で挑戦
- 「攻略・解説専門」として、様々なゲームの攻略法を教える
- 「エンジョイ勢」として、ゆるくワイワイ楽しむスタイル
ターゲット視聴者で統一する例
- 「社会人向け夜配信」として、19時~22時の時間帯に短時間で楽しめるゲームを配信
- 「女性向けゲーム配信」として、乙女ゲーム、育成ゲーム、可愛いゲームを中心に配信
- 「親子で見られる配信」として、全年齢対象のゲームを選ぶ
このように、一貫したコンセプトを持つことで、複数ゲームを配信してもチャンネルの個性を保てます。
まとめ
ゲーム配信におけるタイトル選びは、配信者の成長を大きく左右する重要な要素です。人気ゲームで新規視聴者を獲得し、ニッチゲームで熱心なファンを育て、自分のプレイスキルや個性を活かせるゲームを見極めることが成功への鍵です。
まとめ
本記事のポイント - ゲーム選びは視聴者数・競合・継続性のバランスが重要 - 人気ゲームは新規獲得、ニッチゲームはファン育成に有効 - RPG、FPS、格闘、ホラーなどジャンル別の特性を理解する - 配信許諾・著作権の確認は必須 - 自分のプレイスキルに合ったゲーム選びが大切 - 複数ゲームの並行配信で幅広い視聴者層にアプローチ - トレンドゲームのタイミングを見極めるゲーム配信は、自分が楽しめるゲームを選ぶことが最も重要です。長期的に続けるためには、自分自身がそのゲームを愛していることが前提です。視聴者は、配信者の「楽しさ」や「情熱」を感じ取り、それに共感してファンになります。
戦略的にタイトルを選びつつ、自分らしいゲーム配信スタイルを確立しましょう。継続は力なり。コツコツと配信を続け、視聴者との信頼関係を築いていけば、必ず成果は現れます。頑張ってください!
画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
- a close up of a video game controller: Photo by Dawit on Unsplash
- man using video game control pad beside man using computer keyboard sitting and playing video games: Photo by Stem List on Unsplash
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