【2025年版】電動昇降デスクおすすめ12選｜在宅ワーク・スタンディングデスクで健康的に作業

在宅ワークやリモートワークが定着した今、長時間のデスクワークによる腰痛・肩こり・運動不足に悩んでいませんか？

「座りっぱなしは体に悪い」と分かっていても、なかなか改善できない...そんな方におすすめなのが電動昇降デスク（スタンディングデスク）です。

ボタン一つで高さを自由に変えられるので、座り作業とスタンディング作業を気軽に切り替えられます。実際に導入した人からは「腰痛が軽減した」「集中力が上がった」「午後の眠気が減った」という声が多数上がっています。

この記事では、予算別・用途別におすすめの電動昇降デスク12選を徹底比較。選び方のポイントから、実際の使い方、健康効果まで詳しく解説します。

電動昇降デスクとは？メリット・デメリット

電動昇降デスクの仕組み

電動昇降デスクは、デスクの脚部分に電動モーターを内蔵しており、コントローラーのボタンを押すだけで天板の高さを調整できる机です。

一般的な昇降範囲は60cm〜125cm程度で、座って作業する高さからスタンディングで作業する高さまで、無段階で調整できます。

電動昇降デスクのメリット

電動昇降デスクのデメリット

電動昇降デスクの選び方｜5つのポイント

1. 天板サイズの選び方

作業内容に合わせて適切なサイズを選びましょう。

用途	推奨幅	推奨奥行き
ノートPC作業のみ	80〜100cm	50〜60cm
シングルモニター	100〜120cm	60cm
デュアルモニター	140〜160cm	60〜70cm
配信・クリエイター	160cm以上	70〜80cm

2. 昇降範囲の確認

身長に合った昇降範囲のモデルを選びましょう。

座り作業の適正高さ（目安）

• 身長160cm：デスク高65〜67cm
• 身長170cm：デスク高68〜70cm
• 身長180cm：デスク高72〜75cm

スタンディング作業の適正高さ（目安）

• 身長160cm：デスク高95〜100cm
• 身長170cm：デスク高100〜105cm
• 身長180cm：デスク高105〜115cm

3. 耐荷重のチェック

デスクに載せる機材の総重量を考慮して選びましょう。

機材構成	推奨耐荷重
ノートPC + 小物	50kg
モニター1台 + PC	60kg
モニター2台 + PC	70kg
配信機材フルセット	80kg以上

4. モーター性能と静音性

項目	エントリー	ミドル	ハイエンド
モーター	シングル	シングル	デュアル
昇降速度	25mm/秒	32mm/秒	38mm/秒
動作音	50dB以下	45dB以下	40dB以下
耐久性	5年程度	7年程度	10年以上

5. 付加機能

• メモリー機能：好みの高さを3〜4パターン記憶
• 障害物検知：昇降中に障害物を検知すると自動停止
• USB充電ポート：天板にUSB-A/USB-Cポート搭載
• ケーブルトレー：配線をすっきり収納
• キャスター対応：移動可能なモデルも

【価格帯別】電動昇降デスクおすすめ12選

ハイエンドモデル（3万円以上）

高品質なモーター、優れた静音性、充実した保証が特徴のプレミアムモデルです。

FLEXISPOT EF1

電動昇降デスクの代名詞的存在。世界シェアNo.1ブランドの信頼性と、5年保証の安心感が魅力です。

おすすめポイント

• デュアルモーターで静音かつ高速昇降
• 耐荷重70kg
• メモリー機能4パターン
• 障害物検知機能搭載
• 豊富なカラーバリエーション

山善 電動昇降デスク

日本メーカーならではの品質と安心感。国内サポート体制が充実しています。

おすすめポイント

• 日本メーカーの安心感
• 丁寧な日本語説明書
• 国内カスタマーサポート
• シンプルで飽きのこないデザイン

Alebert 電動昇降デスク 160×80cm

大型天板と収納機能を備えた、クリエイター向けモデル。広々とした作業スペースを確保できます。

おすすめポイント

• 160×80cmの大型天板
• 引き出し収納付き
• デュアルモニター＋機材も余裕
• 配信者・クリエイターに最適

ミドルレンジモデル（1.5万円〜3万円）

コストパフォーマンスに優れた、バランスの良いモデルです。

ErGear 電動昇降デスク 120cm

耐荷重80kgながら2万円以下という驚異のコスパ。初めての電動昇降デスクに最適です。

おすすめポイント

• 耐荷重80kgでデュアルモニターも安心
• メモリー機能4パターン
• 障害物検知機能
• 価格以上の品質

ErGear 電動昇降デスク 160cm

160cmの大型天板モデル。ゆったりとした作業スペースが欲しい方に。

おすすめポイント

• 160×70cmの広々天板
• トリプルモニターも設置可能
• 在宅ワーク＋趣味のスペースを確保

FEZIBO 電動昇降デスク 140cm USB付き

USB充電ポートを天板に搭載。スマホやタブレットの充電に便利です。

おすすめポイント

• USB-A/USB-Cポート搭載
• スマホ・タブレットの充電が楽
• 140cmでデュアルモニター対応
• ケーブル管理がしやすい設計

Suhapup 電動昇降デスク USB-C付き

USB-C充電に対応した使い勝手の良いモデル。MacBookユーザーにもおすすめ。

おすすめポイント

• USB-C充電ポート搭載
• MacBook・iPad充電に便利
• コンパクトながら機能充実

エントリーモデル（1.5万円以下）

まずは電動昇降デスクを試してみたい方におすすめの、お手頃価格モデルです。

FEZIBO 電動昇降デスク 120cm

1万円台前半で購入できる高コスパモデル。入門機として最適です。

おすすめポイント

• 1万円台前半の手頃な価格
• 必要十分な機能
• シンプルで使いやすい
• 初めての電動デスクに最適

YIHAYO 電動昇降デスク

耐荷重70kgでしっかりした作り。コスパ重視の方におすすめ。

おすすめポイント

• 耐荷重70kgの安定感
• シンプルなデザイン
• 価格以上の品質感

Claiks 電動昇降デスク 100cm

驚きの8,000円以下！とにかく安く電動昇降デスクを試したい方に。

おすすめポイント

• 8,000円以下の最安クラス
• コンパクトな100cm幅
• 一人暮らしのワンルームに最適
• まず試してみたい方に

Claiks 電動昇降デスク 120cm

100cmモデルより少し大きめの120cm。9,000円以下でコスパ最強。

おすすめポイント

• 9,000円以下で120cm天板
• シングルモニター作業に十分
• エントリー機としてベストバイ

用途別おすすめモデル

在宅ワーク・リモートワーク向け

配信者・クリエイター向け

一人暮らし・省スペース向け

人気メーカー徹底比較

電動昇降デスク市場には多くのメーカーが参入しています。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったブランドを選びましょう。

FLEXISPOT（フレキシスポット）

世界シェアNo.1の電動昇降デスクブランド。高品質なモーターと充実した保証が特徴です。

ブランドの特徴

• 世界150カ国以上で販売
• デュアルモーター搭載モデルが充実
• 5年間の長期保証
• 豊富なアクセサリー
• カスタマイズ性が高い

こんな人におすすめ

• 品質と信頼性を重視する方
• 長く使いたい方
• 静音性を重視する方

山善（YAMAZEN）

日本の家電・インテリアメーカー。国内サポートの安心感と、日本人の体格に合わせた設計が魅力。

ブランドの特徴

• 国内メーカーの安心感
• 充実した日本語サポート
• 日本の住宅事情に合ったサイズ展開
• リーズナブルな価格帯
• 全国の家電量販店で実物確認可能

こんな人におすすめ

• 日本メーカーを選びたい方
• 購入後のサポートを重視する方
• 実物を見て購入したい方

ErGear（エルギア）

コストパフォーマンスに優れた新興ブランド。高耐荷重モデルを手頃な価格で提供しています。

ブランドの特徴

• 耐荷重80kgの高性能
• 2万円以下の手頃な価格
• メモリー機能4パターン標準装備
• 障害物検知機能搭載
• 大型天板モデルが充実

こんな人におすすめ

• コスパを重視する方
• デュアルモニター環境の方
• 配信機材を多く置く方

FEZIBO（フェジボ）

エントリー向けからミドルレンジまで幅広くカバー。USB充電ポート搭載モデルが人気。

ブランドの特徴

• 1万円台からの手頃な価格
• USB-A/USB-C充電ポート搭載モデル
• シンプルで使いやすいデザイン
• カラーバリエーションが豊富
• 初心者に優しい設計

こんな人におすすめ

• 初めて電動デスクを購入する方
• USB充電機能が欲しい方
• 予算を抑えたい方

Claiks

とにかく安く電動昇降デスクを試したい方向けのエントリーブランド。

ブランドの特徴

• 8,000円以下の最安価格帯
• 必要最低限の機能
• コンパクトサイズが充実
• 一人暮らし向け

こんな人におすすめ

• とにかく安く試したい方
• ワンルームで使う方
• サブデスクとして使う方

電動昇降デスクのモーター解説

シングルモーター vs デュアルモーター

電動昇降デスクのモーターは、シングルモーターとデュアルモーターの2種類があります。

項目	シングルモーター	デュアルモーター
価格	安い	高い
昇降速度	25〜32mm/秒	35〜40mm/秒
耐荷重	50〜70kg	70〜125kg
安定性	やや劣る	優れている
動作音	やや大きい	静か
耐久性	5〜7年	10年以上

モーターの寿命と耐久性

電動昇降デスクのモーターは、一般的に1日10回程度の昇降を想定して設計されています。

モーター寿命の目安

• シングルモーター：約5,000〜10,000回
• デュアルモーター：約15,000〜20,000回

1日5回昇降した場合：

• シングルモーター：約3〜5年
• デュアルモーター：約8〜10年

天板の素材と特徴

電動昇降デスクの天板は、素材によって見た目や使い勝手が大きく変わります。

メラミン化粧板

最も一般的な素材。コストパフォーマンスに優れています。

メリット

• 価格が安い
• 傷がつきにくい
• 水拭きで掃除しやすい
• カラーバリエーションが豊富

デメリット

• 高級感に欠ける
• 角が欠けやすい

天然木・突板

木の温かみを感じられる高級素材。インテリアにこだわる方に人気です。

メリット

• 高級感がある
• 経年変化を楽しめる
• 触り心地が良い

デメリット

• 価格が高い
• 水に弱い
• 傷がつきやすい

竹素材

環境に配慮したエコ素材として注目されています。

メリット

• 環境に優しい
• 独特の風合い
• 耐久性が高い

デメリット

• 選択肢が少ない
• 好みが分かれる

強化ガラス

モダンでスタイリッシュな印象を与える素材。

メリット

• スタイリッシュ
• 汚れが落としやすい
• 耐熱性が高い

デメリット

• 冬場は冷たい
• 指紋がつきやすい
• 割れるリスク

設置環境の準備ガイド

電動昇降デスクを購入する前に、設置環境を確認しておきましょう。

必要なスペースの計算

天板サイズ + 余裕

• 横方向：天板幅 + 20cm以上（椅子の出し入れ）
• 奥行き方向：天板奥行き + 70cm以上（椅子を引くスペース）
• 高さ方向：最高位 + モニター高さ + 10cm以上（天井との距離）

例：120×60cmの天板の場合

• 必要な横幅：140cm以上
• 必要な奥行き：130cm以上
• 必要な天井高：モニター含めて150cm以上確保

床材への影響

電動昇降デスクは重量があるため、床材によっては跡が残ることがあります。

床材	注意点	対策
フローリング	傷・凹みの可能性	チェアマット使用
畳	凹みやすい	板を敷く
カーペット	安定性が低下	硬めのマット使用
クッションフロア	跡が残りやすい	チェアマット使用

電源計画

電動昇降デスクには電源が必要です。設置場所付近のコンセント位置を確認しましょう。

電動昇降デスクの効果的な使い方

スタンディングと座り作業のバランス

いきなり長時間のスタンディングは体に負担がかかります。最初は短時間から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。

スタンディング時の正しい姿勢

1. モニターの位置：目線の高さに上端が来るように
2. キーボードの位置：肘が90度になる高さ
3. 足元：疲労軽減マットを敷くと楽
4. 体重移動：片足に体重をかけすぎない

集中力を高める使い分け

作業内容	おすすめ姿勢
企画・アイデア出し	スタンディング
資料作成・執筆	座り
Web会議・プレゼン	スタンディング
コーディング	座り（長時間）/ 交互
メールチェック	スタンディング
動画編集	座り（長時間）

電動昇降デスク導入時の注意点

設置場所の確認

組み立てのコツ

1. 2人以上で作業：天板が重いため
2. 電動ドライバー推奨：ネジが多い
3. 説明書を最後まで読む：順番が重要
4. 配線を考えながら組み立て：後から直すのは大変

ケーブル管理

電動昇降デスクは高さが変わるため、ケーブルに余裕を持たせることが重要です。

よくあるトラブルと対処法

昇降しない・動きが遅い

症状	原因	対処法
全く動かない	電源未接続	コンセント確認
途中で止まる	過負荷	荷物を減らす
動きが遅い	モーター劣化	メーカー相談
異音がする	ネジの緩み	増し締め

天板のグラつき

• ネジの増し締めを確認
• 床の水平を確認
• 脚部の取り付け確認

メモリーが保存されない

• リセット操作を試す
• 説明書の初期設定を確認
• コントローラーの接続確認

電動昇降デスクと一緒に揃えたいアイテム

疲労軽減マット

スタンディング時の足の疲れを軽減するマット。長時間の立ち作業には必須です。

モニターアーム

電動昇降デスクとモニターアームの組み合わせで、最適な目線の高さを実現できます。

ケーブルトレー

昇降時のケーブル管理に。多くの電動デスクに付属していますが、後付けも可能です。

フットレスト

座り作業時の足の疲れを軽減。血行促進にも効果的です。

電動昇降デスクのメンテナンス

長く快適に使うために、定期的なメンテナンスを行いましょう。

日常のお手入れ

天板の掃除

• 週1回程度、乾拭きまたは固く絞った布で拭く
• 飲み物をこぼしたらすぐに拭き取る
• 研磨剤入りの洗剤は避ける

脚部の確認

• 月1回程度、ネジの緩みをチェック
• ホコリが溜まっていたら掃除機で吸引
• 異音がしたら早めに対処

長期使用のコツ

保証とサポート

購入前に保証内容を確認しておきましょう。

メーカー	保証期間	保証内容
FLEXISPOT	5年	モーター・フレーム
山善	1年	全体
ErGear	3年	モーター・フレーム
FEZIBO	3年	モーター
Claiks	1年	全体

電動昇降デスク vs 他の選択肢

電動昇降デスク以外にも、立ち作業を取り入れる方法があります。

手動昇降デスクとの比較

項目	電動昇降デスク	手動昇降デスク
価格	1〜5万円	0.5〜2万円
昇降方法	ボタン操作	ハンドル回転
昇降時間	10〜20秒	30秒〜1分
メモリー機能	あり	なし
電源	必要	不要
故障リスク	モーター故障の可能性	低い

手動を選ぶべき人

• 予算を抑えたい
• 電源確保が難しい
• シンプルな構造が好み
• 頻繁には高さを変えない

卓上スタンディングデスクとの比較

既存のデスクの上に置いて使うタイプのスタンディングデスクもあります。

メリット

• 価格が安い（5,000〜15,000円程度）
• 既存のデスクをそのまま使える
• 導入が簡単

デメリット

• 作業スペースが限られる
• 安定性に欠ける
• 見た目がスマートでない

スタンディングデスクコンバーターとの比較

デスク全体ではなく、モニターとキーボード部分だけを昇降させるタイプです。

メリット

• 既存デスクを活用できる
• 設置が簡単
• 価格が手頃

デメリット

• 作業エリアが限定される
• デュアルモニターには向かない
• 書類作業には不便

購入前のチェックリスト

電動昇降デスクを購入する前に、以下の項目を確認しましょう。

電動昇降デスクの健康効果

座りすぎのリスク

WHO（世界保健機関）によると、長時間の座位は以下のリスクを高めるとされています：

• 心血管疾患リスクの増加
• 2型糖尿病リスクの増加
• 一部のがんリスクの増加
• 腰痛・肩こりの悪化

スタンディングデスクの効果

研究によると、スタンディングデスクの使用には以下の効果が期待できます：

ただし、スタンディングのみで作業するのではなく、座り作業との交互利用が最も効果的です。

価格帯別比較表

モデル	価格	サイズ	耐荷重	特徴
Claiks 100cm	7,999円	100×60cm	50kg	最安・コンパクト
Claiks 120cm	8,999円	120×60cm	50kg	安さと広さのバランス
FEZIBO 120cm	12,999円	120×60cm	70kg	入門機ベストバイ
YIHAYO	13,999円	120×60cm	70kg	安定感重視
Suhapup	14,999円	120×60cm	70kg	USB-C対応
ErGear 120cm	16,999円	120×60cm	80kg	コスパ最強
FEZIBO 140cm USB	19,999円	140×60cm	70kg	USB充電便利
ErGear 160cm	24,599円	160×70cm	80kg	大型天板コスパ
Alebert 160cm	29,980円	160×80cm	80kg	収納付き大型
山善	32,800円	120×60cm	70kg	日本メーカー安心
FLEXISPOT EF1	35,800円	120×60cm	70kg	世界シェアNo.1

まとめ：電動昇降デスクで健康的なワークスタイルを

電動昇降デスクは、在宅ワークの健康リスクを軽減し、生産性を向上させる優れた投資です。

電動昇降デスクは一度導入すると、もう普通のデスクには戻れないという声が多い製品です。在宅ワークが続く今だからこそ、健康的な作業環境への投資を検討してみてはいかがでしょうか。

※ 価格は2025年12月時点のAmazon価格です。価格は変動する場合があります。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

• Standing desk workspace: Photo by Collin Armstrong