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【レビュー】Plaud Note AIは配信者に必要か?|案件・企画会議を自動化する「第二の脳」

【レビュー】Plaud Note AIは配信者に必要か?|案件・企画会議を自動化する「第二の脳」

公開日
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本記事はプロモーションを含みますが、実機を使用した正直なレビューをお届けします

結論:配信には不要だが、「個人事業主」としては必須

digital voice recorder

最初に結論を言います。「ゲーム実況」や「雑談配信」そのものに、このデバイスは必要ありません。 配信中の音声はOBSで録音すればいいですし、コメント欄がログとして残るからです。

しかし、もしあなたが:

  • 企業案件の打ち合わせをしている
  • 他の配信者とコラボ企画の会議をしている
  • 税理士と確定申告の相談をしている
  • 移動中に動画のネタを思いつくことが多い
  • 寝る前に思いついたアイデアを翌朝忘れている

これらに一つでも当てはまるなら、Plaud Note AIは「買い」です。

配信者(ストリーマー)は、人気が出れば出るほど「クリエイター」から「個人事業主」へと役割がシフトしていきます。 スケジュール管理、案件の条件交渉、税務処理、イベントの企画...。これら膨大な「裏方業務」を一人でこなすのは限界があります。

Plaud Note AIは、単なるボイスレコーダーではありません。あなたの代わりに会議事録を作り、アイデアを整理し、タスクを可視化してくれる「優秀なAI秘書」です。 本記事では、このデバイスがなぜ「配信者のビジネスツール」として最強なのか、1万字を超えるボリュームで徹底解説します。

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Plaud Note AIとは?:スペックと外観を深掘り

modern gadget device

Plaud Note AI(プラウドノートAI)は、世界で初めてChatGPT(GPT-4o)を統合した、クレジットカードサイズのAIボイスレコーダーです。

驚異的な薄さとデザイン

まず驚くのがその薄さです。わずか2.99mm。クレジットカード2〜3枚分程度の厚みしかありません。 筐体はアルミニウム合金製で、ひんやりとした高級感があります。安っぽいプラスチック感は皆無で、Apple製品と並べても違和感がありません。

付属のMagSafeケースを使えば、iPhone(12以降)の背面にピタッと吸着します。 「レコーダーを持ち歩く」という感覚ではなく、「スマホの一部機能が拡張される」という感覚に近いです。これが、日常的に使い続けられる最大の理由です。

バッテリーとストレージ

  • バッテリー:連続録音30時間、待機時間60日。
  • ストレージ:64GB(約480時間分の録音が可能)。

配信者はイベントやオフ会で遠征することも多いですが、60日の待機時間は心強いです。カバンに入れっぱなしにしていても、いざという時に「充電がない!」という事態を防げます。 また、480時間という容量は、毎日2時間の会議を録音しても8ヶ月分持ちます。実質的に容量を気にする必要はありません。

マイク性能:Knowles製Sisonic™マイク

薄型ボディですが、マイク性能には妥協がありません。Knowles製の高性能マイク「Sisonic™」を2基搭載しています。

  • 空気伝導マイク:通常のボイスレコーダーとして、周囲の音をクリアに拾います。最大10メートル離れた場所の音も拾えるため、広い会議室でも問題ありません。
  • 振動伝導センサー(VCS):これが本機のキモです。スマホの背面に貼り付けた状態で通話をすると、スマホの振動を直接拾って録音します。これにより、Bluetooth接続なしで、LINE通話やDiscord、通常の電話を高音質で録音できます。

最強機能:AI文字起こしと要約の実力

ハードウェアも優秀ですが、Plaud Note AIの真価は「ソフトウェア(AI)」にあります。

GPT-4oによる圧倒的な理解力

録音データはスマホアプリ経由でクラウドにアップロードされ、OpenAIの最新モデル「GPT-4o」によって処理されます。 従来の文字起こしツールとの違いは、「文脈の理解力」です。

例えば、配信業界特有の用語(「スパチャ」「同接」「レイド」「枠取り」など)も、文脈から判断してかなり正確に変換してくれます。 さらに、「えー」「あー」といったフィラー(言い淀み)を自動で削除し、読みやすい文章に整えてくれます。

話者分離(スピーカーダイアリゼーション)

「誰が話しているか」を自動で識別します。 会議の録音データを見ると、「スピーカーA(自分)」「スピーカーB(担当者)」のように色分けされて表示されます。 後から名前を編集すれば、「自分:〇〇」「担当者:〇〇」という完璧な議事録が一瞬で完成します。

目的別の要約テンプレート

ただ要約するだけでなく、目的に合わせた「テンプレート」が用意されています。

  1. 会議メモ:決定事項、ToDo、次回の予定を抽出。
  2. 通話メモ:会話の要点を時系列で整理。
  3. 講義ノート:重要なポイントを箇条書きでまとめ。
  4. インタビュー記事:質問と回答の形式で整理。

配信者にとって特に便利なのが「会議メモ」と「マインドマップ」です。これについては後述の活用シーンで詳しく解説します。


配信者特化:3つの神活用シーン

では、具体的に配信者の活動において、どう役立つのかを見ていきましょう。

シーン1:企業案件の「言った言わない」防止

business meeting conference

企業案件の打ち合わせは、DiscordやZoom、あるいは電話で行われることが多いです。 しかし、配信者は個人で活動していることが多く、契約書を交わす前の「口頭での約束」で動いてしまうことが多々あります。

  • 「動画の尺は10分以上でお願いします」
  • 「競合他社の製品名は出さないでください」
  • 「公開日は〇月〇日の20時です」

これらの条件をメモし忘れたり、聞き間違えたりすると、最悪の場合、動画のお蔵入りや損害賠償に発展しかねません。

【Plaud Note AIの活用フロー】

  1. 担当者から電話がかかってきたら、Plaud Note AIのスイッチを「通話モード」にして録音ボタンを長押し。
  2. 通話終了後、アプリを開いて同期&文字起こし。
  3. 「要約」ボタンを押して「会議メモ」を選択。
  4. 「決定事項」と「ToDo」がリストアップされる。

これだけで、「言った言わない」のトラブルを100%防げます。 また、要約されたテキストをコピーして、担当者に「先ほどのお電話の確認ですが、以下の内容で間違い無いでしょうか?」とメールを送れば、ビジネスマンとしての信頼度も爆上がりです。

シーン2:コラボ企画のブレインストーミング

仲の良い配信者とご飯を食べながら「今度こんな企画やろうよ!」と盛り上がること、ありますよね。 居酒屋やカフェでの会話は、その場のノリと熱量が重要です。しかし、家に帰ると「めちゃくちゃ面白いアイデア出たはずなんだけど、何だっけ...」と忘れてしまう。

【Plaud Note AIの活用フロー】

  1. テーブルの上にPlaud Note AIを置く(薄いので邪魔になりません)。
  2. 「ボイスレコーダーモード」で録音開始。
  3. ひたすら喋り倒す。
  4. 後でアプリの「マインドマップ生成」を実行。

すると、散らかった雑談の中から、

  • 企画のテーマ
  • 必要な準備
  • 役割分担
  • 懸念点

これらが構造化された図(マインドマップ)として出力されます。 「あの時のノリ」が、そのまま「企画書」に変わる瞬間です。これは感動します。

シーン3:散歩中の「神アイデア」確保(ソロ活動)

動画のネタや配信のトークテーマは、机に向かっている時より、散歩中やシャワー中、寝る直前などに降りてくるものです。 スマホを取り出してフリック入力するのは面倒ですし、歩きスマホは危険です。

【Plaud Note AIの活用フロー】

  1. スマホの裏(MagSafe)にあるPlaud Note AIのボタンを長押し。
  2. 思いついたことを独り言で喋る。 「次の動画、防音室なしの宅録ガイドにしよう。構成はクローゼット活用法から入って、マイク選びの重要性を説く。ターゲットは賃貸住みの学生...」
  3. 録音終了。

帰宅後には、その独り言が完璧な記事構成案としてテキスト化されています。 人間は「書く」よりも「喋る」方が圧倒的に速いです。思考の速度でメモが取れるため、アイデアを取りこぼしません。

シーン4:税理士・弁護士との相談(個人事業主向け)

配信で収益が出ると、確定申告が必要になります。税理士との面談は専門用語が多く、メモを取るのが大変です。 「この経費は落ちるんだっけ?」「インボイスの登録番号はどうするんだっけ?」

Plaud Note AIで録音しておけば、難解な税務相談も後からゆっくり見返せます。 特にGPT-4oの要約機能は、専門用語が飛び交う会話でも、要点を噛み砕いてまとめてくれるので非常に助かります。


競合比較:なぜPlaudなのか?

「録音ならスマホでいいじゃん」「ICレコーダー持ってるよ」という意見もあるでしょう。 なぜPlaud Note AIを選ぶべきなのか、競合と比較します。

競合製品との比較

機能・特徴 Plaud Note AI スマホアプリ 従来型ICレコーダー 他社AIレコーダー
通話録音 ◎(物理センサー) ×(OS制限) △(イヤホン型マイク等が必要) △(機種による)
携帯性 ◎(MagSafeで一体化) △(荷物が増える) ○(小さいが別持ち)
起動速度 ◎(物理ボタン1秒) △(ロック解除が必要) ○(電源ONが必要)
文字起こし精度 ◎(GPT-4o) △(アプリ依存) ×(なし) ○(独自モデル等)
要約機能 ◎(テンプレート豊富) △(課金アプリなら可) ×
バッテリー 30時間 スマホ依存 20-30時間 10-20時間

vs スマホアプリ

最大の壁は「通話録音」「起動速度」です。 iPhoneはプライバシー保護のため、通話録音をシステムレベルで制限しています。アプリで録音するには、グループ通話機能を使って録音用回線を呼び出すなどの複雑な手順が必要で、とっさの電話には対応できません。 Plaud Note AIは物理的な振動センサーを使っているため、LINE電話だろうがDiscordだろうが、スイッチ一つで確実に録音できます。この安心感は別格です。

vs 従来型ICレコーダー(Sony, Olympusなど)

音質や耐久性は素晴らしいですが、「録りっぱなし」になりがちです。 1時間の会議を聞き返すには1時間かかります。Plaud Note AIなら、1時間の会議を3分で読めるテキストに変換してくれます。「時間の節約」という観点で、AI非搭載機は選択肢に入りません。


アプリの使い勝手とワークフロー

専用アプリ「PLAUD」の使い勝手も非常に洗練されています。

直感的なUI

アプリを開くと、録音データがリストで表示されます。 タップすると、上部に波形、下部に文字起こしテキストが表示されます。再生に合わせてテキストがハイライトされるので、聞き直しもスムーズです。

編集とエクスポート

AIの文字起こしは完璧ではありません(固有名詞などは間違えることがあります)。 その場合も、テキストをタップして簡単に修正できます。 完成したデータは、以下の形式でエクスポート可能です。

  • テキスト (.txt)
  • Markdown (.md):Notionやブログにそのまま貼り付け可能。
  • Word (.docx)
  • PDF
  • 音声ファイル (.mp3)
  • 共有リンク:URLを発行して、ブラウザで共有可能(パスワード設定可)。

クラウド同期

録音データは自動的にクラウドにアップロードされます(Wi-Fi接続時)。 PCのブラウザからもアクセスできるので、「出先でiPhoneで録音 → 帰宅してPCで編集してブログにする」というフローがシームレスに行えます。


プライバシーとセキュリティ

「会話の内容がAIの学習に使われるのでは?」という懸念があるかもしれません。 Plaud社は、プライバシーについて以下のポリシーを掲げています。

  1. 学習への利用禁止:ユーザーのデータはOpenAIのモデル学習には使用されません。
  2. 暗号化:データはGoogle Cloud Platform (GCP) 上で暗号化して保存されます。
  3. GDPR準拠:ヨーロッパの厳しい個人情報保護規則に準拠しています。

また、アプリ内で「クラウド同期」をオフにすることも可能です(その場合、AI機能は使えなくなりますが、純粋なレコーダーとしては使えます)。 企業案件の機密情報などを扱う場合でも、一定のセキュリティ基準は満たしていると言えます。


メリット・デメリット

正直なレビューとして、デメリットも包み隠さず伝えます。

デメリット

  1. サブスクリプション費用: 本体購入時に「毎月300分」の無料枠が付いてきますが、それを超える場合や、より高度な機能を使うにはProプラン(年額約1万円)が必要です。 ただ、週に2〜3回の会議なら無料枠(月5時間)で十分足ります。
  2. Bluetooth転送の遅さ: 長時間の録音データをスマホに転送する際、Bluetoothだと数分かかることがあります。Wi-Fi転送機能を使えば速いですが、出先だと少し待たされます。
  3. ケースの厚み: MagSafeケースをつけると、iPhoneが少し厚くなります。裸族派の人は気になるかもしれません。

メリット

  1. 「忘れる」ことへの恐怖が消える: 「録ってるから大丈夫」という安心感は、メンタルヘルスに良いです。
  2. 圧倒的な時短: 議事録作成に1時間かかっていたのが、5分で終わります。時給換算すれば、本体代はすぐに元が取れます。
  3. アイデアの質が上がる: 思いつきを逃さず言語化することで、企画のストックが枯渇しなくなります。

料金プランの解説

  • スタータープラン(無料)
    • 毎月300分の文字起こし
    • 基本的な要約テンプレート
    • これで十分な人が多いです。
  • プロプラン(月額 約1,900円 / 年額 約12,000円)
    • 毎月1,200分の文字起こし
    • カスタムテンプレート作成
    • 話者識別の無制限利用

まずは無料で使い倒して、足りなくなったら課金を検討すればOKです。


まとめ:プロの配信者を目指すなら

趣味で配信をするだけなら、このデバイスはオーバースペックです。 しかし、配信を「仕事」として捉え、効率的にコンテンツを生み出していきたいなら、Plaud Note AIは最強の投資になります。

配信者の時間は有限です。 面倒な議事録作成やメモ取り、スケジュール確認といった「事務作業」から解放されて、あなたは「クリエイティブな活動」だけに集中すべきです。

あなたのポケットに、24時間365日文句を言わずに働いてくれる「優秀な秘書」を雇ってみませんか?

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会議、通話、アイデア出しを全自動化するAIレコーダー。MagSafe対応でiPhoneと一体化。

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画像クレジット

よくある質問

Q配信の録音に使えますか?
A
OBSでの配信録画の方が高音質かつ映像も残るため、配信そのものの録音には向きません。あくまで「会議」や「対面での会話」、「電話」の記録用です。
Qスマホのボイスメモと何が違うのですか?
A
最大の違いは「通話録音」と「AI要約」です。スマホを耳に当てたまま通話を録音できる物理マイクと、録音データを即座に文字起こし・要約・マインドマップ化するアプリがセットになっています。
Q月額料金はかかりますか?
A
本体購入時に毎月300分の無料文字起こし枠が付いてきます。ヘビーユーザー向けのProプラン(月額約1,000円〜)もありますが、週数回の会議なら無料枠で十分足ります。

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この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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