【2026年】海外VTuber最新トレンド|市場規模・人気ランキング・事務所動向を解説
「海外のVTuber市場はどうなっている?」
「VShojo崩壊で業界はどう変わった?」
「2026年に活躍したVTuberは誰?」
VTuber文化は日本発ですが、今や世界的な産業に成長しています。2026年はVShojo崩壊という激震が走り、事務所モデルの在り方が根本から問い直される転換期となりました。
この記事では、2026年の海外VTuber最新トレンド を、2026年の重大事件を踏まえて解説します。
VTuber市場の規模(2025-2026年)
市場規模
VTuber市場は2026年も急成長を続けました。VShojo崩壊という衝撃的な出来事がありましたが、市場全体の成長には大きな影響を与えず、むしろ個人VTuberの台頭で市場の裾野が広がっています。
| 最低推定 | 約30億ドル(Mordor Intelligence) |
|---|---|
| 最高推定 | 約80億ドル(Business Research Insights) |
| 年平均成長率(CAGR) | 20〜35% |
| 2030年予測 | 50〜130億ドル |
| Q3 2026総視聴時間 | 4.625億時間 |
※出典:Mordor Intelligence - VTuber Market、Business Research Insights
地域別シェア
| 地域 | シェア | 特徴 |
|---|---|---|
| アジア太平洋 | 約45% | 日本・韓国が中心 |
| 北米 | 約25% | VShojo崩壊後も成長継続 |
| ヨーロッパ | 約20% | 多言語コンテンツ |
| その他 | 約10% | 成長中 |
プラットフォーム分布
2026年のデータでは、プラットフォーム間の棲み分けが明確になっています。
| Twitchチャンネル数シェア | 78.4% |
|---|---|
| YouTube視聴時間シェア | 58.5% |
| YouTubeチャンネル数シェア | 20.2% |
| Twitch視聴時間シェア | 約40% |
Twitchがチャンネル数の8割近くを占める一方、視聴時間ではYouTubeが約6割という興味深い逆転現象が起きています。YouTubeはロングフォームコンテンツや切り抜き動画の再生で視聴時間を稼いでいます。
視聴者の傾向
海外VTuber人気ランキング(2026年)
グローバルVTuberランキングTOP10
2026年は日本のVTuberがグローバルランキングでも上位を独占。英語圏ではVShojo崩壊後のIronmouseが引き続き強い存在感を示しました。
| 順位 | VTuber | 事務所 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 兎田ぺこら | ホロライブ | グローバルVTuber総合1位 |
| 2位 | さくらみこ | ホロライブ | The Game Awards ノミネート |
| 3位 | 葛葉 | にじさんじ | 安定した視聴時間で3位 |
| 4位 | Ironmouse | 個人(元VShojo) | VShojo離脱後も活躍 |
| 5位 | Michi Mochievee | 個人 | 英語圏で急成長 |
| 6位 | Koseki Bijou | ホロライブEN | ホロEN新世代の顔 |
| 7位 | TheBurntPeanut | 個人 | Streamer Awards Best VTuber |
| 8位 | Filian | 個人 | 10億回再生の記録保持 |
| 9位 | Shylily | 個人 | Twitchで安定した人気 |
| 10位 | Mori Calliope | ホロライブEN | 音楽活動も活発 |
TheBurntPeanut:2026年のブレイクスター
2026年最大のサプライズはTheBurntPeanutの台頭です。
| 受賞 | The Streamer Awards 2026 Best VTuber |
|---|---|
| 配信スタイル | マルチプラットフォーム同時配信 |
| 配信先 | Twitch・Kick・YouTube |
| 所属 | 個人(インディー) |
| 特徴 | 独自のコメディスタイルと高いエンゲージメント |
TheBurntPeanutはTwitch・Kick・YouTubeでのマルチストリーミングを展開し、プラットフォームに依存しない新しいVTuberの活動モデルを示しました。The Streamer Awards 2026でBest VTuberを受賞し、その実力が業界に認められました。
ホロライブメンバーの快挙
2026年はホロライブ所属VTuberが国際的な舞台で大きな評価を受けました。
- 星街すいせい:Forbes JAPAN「30 Under 30」に選出
- さくらみこ:The Game Awards Best Content Creatorにノミネート
- K-Arena横浜コンサート:「SuperNova: REBOOT」を2026年開催と発表
- 兎田ぺこら・さくらみこがグローバルランキングTOP2を独占
Gawr Guraの功績(歴史)
Gawr Gura(がうるぐら)はVTuber史上最も成功した英語圏VTuberとして、その記録は今も破られていません。
| YouTube登録者 | 約469万人(VTuber最多記録) |
|---|---|
| 100万人到達 | VTuber史上最速 |
| デビュー | 2020年9月(ホロライブEN 1期生) |
| 卒業 | 2026年5月1日 |
| 特徴 | サメの少女、ミーム文化との親和性 |
個人VTuberの躍進
2026年は事務所崩壊やタレント離脱の影響もあり、個人VTuberの存在感が過去最高に。
Filian(フィリアン)は2024年に達成した10億回再生の記録を武器に、引き続き個人VTuberのトップランナーとして活躍。Michi Mochieveeも英語圏で急成長し、Ironmouseに並ぶ人気を獲得しています。
視聴時間データ(2024-2026年)
VTuber全体の視聴時間推移
2024年のVTuber総視聴時間は 11億時間 を突破(前年比10%増)。2026年もQ3時点で4億6,250万時間を記録し、年間ベースでさらなる成長が見込まれています。
| 2024 Q1 | 4.03億時間 |
|---|---|
| 2024 Q2 | 4.16億時間 |
| 2024 Q3 | 4.33億時間 |
| 2024 Q4 | 約4.5億時間(推定) |
| 2026 Q3 | 4.625億時間(最新データ) |
※出典:Streams Charts - Most Watched VTubers
2026年の注目VTuber視聴データ
| 順位 | VTuber | 2026年の特徴 |
|---|---|---|
| 1位 | 兎田ぺこら | グローバル総合1位、ホロライブの看板 |
| 2位 | さくらみこ | The Game Awards ノミネートの快挙 |
| 3位 | 葛葉 | 安定した配信頻度で3位をキープ |
| 4位 | Ironmouse | VShojo離脱後も高い配信頻度を維持 |
| 5位 | TheBurntPeanut | マルチプラットフォームで急成長 |
Ironmouseの2026年:VShojo離脱と新たな挑戦
Ironmouse(アイアンマウス)は2026年7月にVShojoを離脱。しかし活動は止まることなく、独立VTuberとして新たなステージに立ちました。
- 2024年に達成したTwitch最多サブスク記録の保持者
- 2026年7月:VShojo離脱(チャリティ寄付未送金問題が理由)
- 2026年10月:サンディエゴで「Club Ironmouse」コンサートを開催
- コンサートには元VShojoメンバーと現ホロライブメンバーが共演
- 独立後も英語圏VTuberトップクラスの人気を維持
「Club Ironmouse」コンサートは、事務所の垣根を超えたVTuberコラボレーションの新しい形として注目されました。元VShojoと現ホロライブのメンバーが同じステージに立つという、かつてなかった光景が実現しています。
女性配信者におけるVTuberの優位性
Twitchの女性配信者ランキングでは、引き続き上位10人中6人以上がVTuber。VTuberは女性配信者カテゴリで圧倒的な存在感を示し続けています。
VTuber事務所の比較(2026年の激変)
市場シェア:VShojo崩壊後の新勢力図
2026年はVShojo崩壊という歴史的事件により、VTuber事務所の勢力図が大きく塗り替えられました。
| 事務所 | 視聴時間シェア | 変動 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 個人(インディー) | 約42.2% | 大幅増 | VShojo崩壊で独立組が流入 |
| ホロライブ | 約18.5% | 微減 | 事務所としては最大 |
| にじさんじ | 約18.0% | 微減 | ホロライブと拮抗 |
| VShojo | 閉鎖 | - | 2026年に活動停止 |
| その他 | 約21.3% | - | - |
最大の変化は個人VTuberのシェアが42.2%に拡大したことです。VShojo崩壊後、所属タレントが一斉に独立したことに加え、「事務所に入らない」選択をする新人VTuberが増加しています。
VShojo崩壊:2026年最大の事件
- 2026年7月:看板タレントIronmouseがVShojoを離脱
- 離脱理由:50万ドル以上のチャリティ寄付が実際に送金されていなかったことが判明
- その後、他メンバーも大量離脱(マスエクソダス)
- VShojoは最終的に閉鎖を発表
- 「タレントファースト」を掲げていた事務所の崩壊は業界全体に衝撃
VShojoは2020年設立の米国発VTuber事務所で、「タレントが権利を保持する」モデルの先駆者として注目されていました。しかし、チャリティ資金の未送金という深刻な信頼問題が発覚。看板タレントのIronmouseが離脱したことで歯止めが効かなくなり、事務所は崩壊しました。
| 設立 | 2020年 |
|---|---|
| 閉鎖 | 2026年 |
| 最盛期の所属タレント | 17名(2026年4月時点) |
| 崩壊のきっかけ | チャリティ寄付50万ドル以上の未送金問題 |
| 影響 | 事務所モデルの信頼性に疑問を投げかけ、独立志向を加速 |
この崩壊は「タレントファースト」を掲げる事務所でさえ信頼できるとは限らないという教訓を業界に残し、VTuberの独立志向を一気に加速させました。
ホロライブプロダクション
VShojo崩壊後、事務所型VTuberの代表格としてさらに存在感を強めています。
| 設立 | 2017年 |
|---|---|
| 所属タレント | 約80名以上 |
| 海外支部 | EN(英語)、ID(インドネシア) |
| 視聴時間シェア | 約18.5%(事務所として最大) |
| 強み | ブランド力、大型イベント、グローバル展開 |
- 兎田ぺこら・さくらみこがグローバルVTuberランキングTOP2
- 星街すいせいがForbes JAPAN「30 Under 30」選出
- さくらみこがThe Game Awards Best Content Creatorノミネート
- K-Arena横浜コンサート「SuperNova: REBOOT」を2026年開催発表
- VShojo崩壊後も安定した運営で信頼を維持
ホロライブENの主なメンバー:
- Koseki Bijou(新世代の顔)
- Mori Calliope
- Takanashi Kiara
- Gawr Gura(卒業済み)
- Watson Amelia(卒業済み)
にじさんじ(AnyColor)
ホロライブと並ぶ二大事務所の一角。視聴時間シェアは18.0%でホロライブと拮抗しています。
| 設立 | 2018年 |
|---|---|
| 所属タレント | 約150名以上 |
| 海外支部 | EN、KR(韓国・終了)、ID(インドネシア) |
| 視聴時間シェア | 約18.0% |
| 上場 | 東証グロース市場 |
にじさんじの課題と展望:
- 2024年初頭のタレント管理騒動からの信頼回復
- 葛葉がグローバル3位をキープし、ブランド力は健在
- 競合(ホロライブ、VSPO)が海外投資を強化する中での差別化が課題
個人VTuberの時代:独立志向の加速
VShojo崩壊が加速させた独立の波
2026年のVShojo崩壊は、VTuber業界に「事務所に入らない」という選択肢の正当性を強く印象づけました。個人VTuberの視聴時間シェアは42.2%に達し、どの事務所よりも大きな存在感を持っています。
- 収益の全額が自分のもの
- 活動の自由度が高い
- 独自のブランディングが可能
- 事務所の方針や不祥事に巻き込まれない
- VShojo崩壊の教訓:事務所の信頼性リスクを回避
- マルチプラットフォーム展開が自由にできる
成功している個人VTuber(2026年)
| VTuber | 出身 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ironmouse | 英語圏 | 元VShojo、独立後もトップクラス |
| TheBurntPeanut | 英語圏 | Streamer Awards Best VTuber受賞 |
| Filian | 英語圏 | 10億回再生記録保持 |
| Michi Mochievee | 英語圏 | 2026年急成長 |
| Shylily | ドイツ | Twitchで安定した人気 |
個人 vs 事務所の選択(2026年以降の新基準)
VShojo崩壊後、事務所選びの判断基準が変化しています。
| 項目 | 個人 | 事務所所属 |
|---|---|---|
| 収益 | 100% | 分配あり |
| サポート | なし(自己管理) | あり |
| コラボ | 自己開拓(SNSで容易に) | 事務所内で容易 |
| ブランド力 | 自分で構築 | 事務所の知名度活用 |
| 自由度 | 高い | 制限あり |
| リスク | 自己責任 | 事務所の不祥事リスク |
| IP所有 | 完全所有 | 事務所との契約次第 |
2026年のトレンド予測
1. 事務所モデルの再構築
VShojo崩壊は「タレントファースト」を掲げた事務所でさえ崩壊しうることを証明しました。2026年は事務所モデル自体が再定義される年になるでしょう。
2. 独立VTuberのエコシステム拡大
個人VTuberが42.2%のシェアを持つ中、独立VTuberを支えるサービスやコミュニティが急成長しています。
- VTuber向けマネジメントツール(予約・分析・収益管理)
- 個人VTuber同士のコラボネットワーク
- TheBurntPeanut型のマルチプラットフォーム展開が標準化
- 「Club Ironmouse」のような事務所を超えたイベント
3. 多言語配信の巨大なチャンス
現在、多言語配信を行っているVTuberは全体のわずか21%。ここに大きな未開拓市場があります。
| 多言語配信者の割合 | わずか21% |
|---|---|
| 自動翻訳ツール検討中 | 34% |
| 最大市場 | 英語(成熟期) |
| 急成長市場 | スペイン語・韓国語 |
| 拡大中 | インドネシア語・ポルトガル語 |
| 言語 | 動向 |
|---|---|
| 英語 | 最大市場、成熟期 |
| スペイン語 | 急成長中、VTuberコミュニティ活発 |
| 韓国語 | 独自の市場形成、K-POP文化との融合 |
| インドネシア語 | 東南アジアで拡大 |
| ポルトガル語 | ブラジル市場で新興 |
自動翻訳・字幕技術の進化により、言語の壁が低くなることで、2026年は多言語VTuberの急増が予想されます。
4. AI技術との融合
AIを活用したVTuber技術がさらに進化しています。
- リアルタイムモーションキャプチャの精度向上
- AI翻訳・字幕のリアルタイム配信への統合
- バーチャル空間でのイベント技術
- 3Dモデリングの自動化・低コスト化
5. ライブイベントのグローバル化
2026年はIronmouseのサンディエゴコンサート、ホロライブのK-Arena横浜発表など、リアルイベントのスケールアップが顕著でした。
- ホロライブ「SuperNova: REBOOT」(2026年、K-Arena横浜)
- にじさんじフェスのグローバル展開
- 個人VTuber主催のクロスプラットフォームイベント
- 事務所の壁を超えたコラボイベントの増加
日本のVTuberが海外展開するポイント
成功のカギ
参考になる成功例
- 兎田ぺこら・さくらみこ:日本語配信でグローバルTOP2達成
- 星街すいせい:Forbes JAPAN選出で国際的評価を獲得
- ホロライブEN:日本発事務所の英語圏進出モデル
- TheBurntPeanut:マルチプラットフォームで急成長
- Ironmouse:事務所離脱後も独立で成功を継続
まとめ:海外VTuber市場の現状(2026年1月現在)
まとめ
市場規模 - 2026年推定:約30〜80億ドル - 成長率:年20〜35% - Q3 2026視聴時間:4.625億時間2026年の大事件
- VShojo崩壊:Ironmouse離脱 → メンバー大量離脱 → 閉鎖
- 原因:チャリティ寄付50万ドル以上の未送金問題
- 事務所モデルの信頼性が問い直される転換期に
人気VTuber(2026年)
- グローバル1位:兎田ぺこら(ホロライブ)
- グローバル2位:さくらみこ(ホロライブ)
- 英語圏:Ironmouse、Michi Mochievee
- 新星:TheBurntPeanut(Streamer Awards Best VTuber)
事務所シェア(VShojo崩壊後)
- 個人(インディー):42.2%(最大勢力)
- ホロライブ:18.5%
- にじさんじ:18.0%
- VShojo:閉鎖
プラットフォーム
- Twitchチャンネル数:78.4%
- YouTube視聴時間:58.5%
- 多言語配信:わずか21%(巨大な未開拓市場)
2026年トレンド
- 独立志向の加速と事務所モデルの再構築
- 多言語配信・自動翻訳の普及
- マルチプラットフォーム展開の標準化
- ライブイベントのグローバル化
2026年はVShojo崩壊という激震が走りましたが、VTuber市場全体は過去最高の評価額を更新し続けています。事務所の崩壊は業界の終わりではなく、より健全で透明性の高い業界への進化のきっかけとなりました。
個人VTuberが最大勢力となった今、日本発のVTuber文化は新たなフェーズに入っています。
関連記事
参考文献・出典
本記事は以下の情報源を参考に作成しています。
- Mordor Intelligence - VTuber Market Share, Size & Growth
- Business Research Insights - VTuber Market Size Forecast
- Streams Charts - Most Watched VTubers 2024/2026
- Streams Charts - VTubers Q2/Q3 2024/2026 Report
- The Streamer Awards 2026 - Best VTuber
- The Game Awards - Best Content Creator Nominees
- Forbes JAPAN - 30 Under 30
- vchavcha.com - Global VTuber Subscriber Ranking
- Dexerto - Most Popular VTubers
画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
- バーチャルアバターのイメージ: Photo by Lucrezia Carnelos on Unsplash
よくある質問
関連トピック完全ガイド
詳細解説記事
このトピックに関する5件の記事で、 包括的な情報を提供しています。