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【配信者向け】ゲーミングUPS選び方ガイド|停電から配信を守る無停電電源装置の完全解説
配信中の停電、その瞬間すべてが台無しに
【結論】配信で収益化するならUPSは必須投資
「まさか配信中に停電なんて...」と思っていませんか?
実際、年に1~2回は突然の停電が起こり得ます。その時、視聴者の信頼を失うか、プロとして対応できるかの分かれ道です。
- ✅ 配信継続:停電しても5~15分は配信が途切れない
- ✅ データ保護:録画データや設定が消失しない
- ✅ 機器保護:電圧変動からPCやカメラを守る
プロの配信者なら、1回の配信トラブルで失う信頼とスーパーチャットの損失は数万円。UPSへの投資は3万円程度から。たった一度のトラブル防止で元が取れます。
「せっかく盛り上がってきた配信が、突然真っ暗に...」 「大事な場面でPCが落ちて、視聴者からの信頼を失った...」
そんな経験、ありませんか?
実は、プロの配信者やゲーマーの多くが導入しているのが、UPS(無停電電源装置)です。この記事では、配信環境に最適なUPSの選び方を完全解説します。
- 突然の停電:年1~2回は誰でも経験する可能性がある
- 電圧変動:エアコンや電子レンジの使用で電圧が不安定に
- 雷サージ:落雷による過電圧で機器が故障するリスク
- 信頼性:視聴者からの信頼を守るプロの証
UPSとは?配信者が知っておくべき基礎知識
UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)は、停電時も数分~数十分間、機器への電力供給を継続できるバッテリー内蔵の電源装置です。
UPSの3つの主要機能
停電が発生した瞬間、内蔵バッテリーから電力を供給。PCや配信機材を安全にシャットダウンする時間を確保できます。配信の場合、視聴者に一言伝えてから配信を終了することも可能です。
電圧が上がりすぎたり下がりすぎたりした時、自動的に適正な電圧に調整。エアコンや電子レンジの使用による電圧変動から機器を守ります。
落雷などによる過電圧(サージ)から機器を保護。高価な配信機材やゲーミングPCを守ります。
UPSの種類:配信に適したタイプは?
UPSには主に3つのタイプがあります:
| タイプ | 特徴 | 切替時間 | 価格帯 | 配信への適性 |
|---|---|---|---|---|
| 常時商用給電方式 | 通常時はコンセント電源をそのまま使用 | 4~10ms | 安価 | △ |
| ラインインタラクティブ方式 | AVR機能で電圧を安定化 | 4~10ms | 中価格 | ◎ |
| 常時インバータ給電方式 | 常にバッテリー経由で給電 | 0ms(無瞬断) | 高価 | ◎ |
コストパフォーマンスと性能のバランスが良いのがラインインタラクティブ方式です。切替時間4~10msはPCにとって問題なく、AVR機能で日常的な電圧変動にも対応。価格も1万~5万円程度と手頃です。
配信環境に必要なUPS容量の計算方法
UPSを選ぶ際、最も重要なのが容量の選定です。容量不足では停電時に機器を守れず、過剰な容量は無駄な出費になります。
STEP 1: 接続機器の消費電力を確認
まず、UPSに接続する機器の消費電力(W:ワット)を確認しましょう。
一般的な配信環境の消費電力例:
| 機器 | 消費電力(概算) |
|---|---|
| ゲーミングPC(ハイエンド) | 300~500W |
| ゲーミングPC(ミドルレンジ) | 200~350W |
| ゲーミングモニター(27インチ) | 30~50W × 台数 |
| オーディオインターフェース | 5~15W |
| Webカメラ・照明 | 10~30W |
| ルーター・モデム | 10~20W |
- PCの場合:電源ユニットの容量から推定(実消費は容量の50~70%程度)
- モニター等:本体裏面や取扱説明書に記載
- 正確な測定:ワットチェッカーを使用(1,000~2,000円で購入可能)
STEP 2: 必要なVA(容量)を計算
UPSの容量は「VA(ボルトアンペア)」で表示されます。消費電力(W)から必要なVAを計算します。
計算式:
必要なVA = 総消費電力(W) ÷ 力率(通常0.6~0.7)× 余裕率(1.3~1.5)
計算例:
- ゲーミングPC:350W
- モニター2台:80W
- オーディオ機器:20W
- ネットワーク機器:15W
- 合計:465W
必要VA = 465W ÷ 0.6 × 1.3 = 約1,009VA
→ 1000VA以上のUPSが推奨
バッテリーは経年劣化するため、計算値の1.3~1.5倍の容量を選ぶことをおすすめします。また、将来的な機器追加も考慮しましょう。
STEP 3: バックアップ時間を確認
UPSの容量が大きいほど、停電時のバックアップ時間が長くなります。
目安:
- 500VA:軽い作業PCで5~10分
- 1000VA:ゲーミングPC + モニターで5~15分
- 1500VA:ハイエンドPC環境で10~30分
配信の場合、最低でも5分あれば十分です。視聴者に状況を説明し、配信を正常終了し、PCをシャットダウンする時間が確保できます。
配信者におすすめのUPS機種【2025年最新】
実際の配信環境に適したUPS機種を、容量別に紹介します。
【エントリー】APC RS 550VA
おすすめポイント:
- ミドルレンジPC + モニター1~2台に最適
- 信頼性の高いAPCブランド
- コンパクトで設置しやすい
- 価格:約15,000円~
スペック:
- 容量:550VA / 330W
- バックアップ時間:5~10分(負荷による)
- 出力コンセント:4個
※ 価格は変動する場合があります
【推奨】APC RS 1000VA(BR1000S-JP)
おすすめポイント:
- ゲーミングPC環境に最適な容量
- LCD画面でバッテリー状態を確認可能
- AVR機能で電圧を安定化
- バッテリー交換可能でランニングコストを抑制
- 価格:約30,000円~
スペック:
- 容量:1000VA / 600W
- バックアップ時間:10~20分(負荷による)
- 出力コンセント:6個(バックアップ4個 + サージ保護のみ2個)
※ 価格は変動する場合があります
多くの配信者にとって、BR1000S-JPが最もバランスが良い選択です。容量、機能、価格のすべてで高い満足度が得られます。
【ハイエンド】APC Smart-UPS 1500VA(SMT1500J)
おすすめポイント:
- ハイエンドゲーミングPC + 複数モニター環境に対応
- ラインインタラクティブ方式で高信頼性
- ネットワーク監視機能搭載
- プロフェッショナル仕様
- 価格:約70,000円~
スペック:
- 容量:1500VA / 1000W
- バックアップ時間:15~40分(負荷による)
- 出力コンセント:8個
※ 価格は変動する場合があります
オムロン製UPSもおすすめ
日本のメーカー、オムロンのUPSも人気です:
オムロン BY120S(1200VA)の特徴:
- 国内メーカーの安心感
- 静音設計で配信中も気にならない
- 縦置き・横置き両対応
- 価格:約40,000円~
※ 価格は変動する場合があります
UPSの正しい接続方法と注意点
UPSを導入する際の正しい接続方法と、やってはいけない注意点を解説します。
正しい接続順序
- UPSをコンセントに接続:まずUPS本体を壁のコンセントに差し込む
- UPSの電源をON:本体の電源スイッチを入れる
- 機器を接続:PC、モニターなどをUPSのバックアップコンセントに接続
- ソフトウェアをインストール:管理ソフトで自動シャットダウン設定
バックアップコンセントとサージ保護専用コンセントの使い分け
多くのUPSには2種類のコンセントがあります:
| コンセント種類 | 接続すべき機器 | 接続してはいけない機器 |
|---|---|---|
| バックアップコンセント | PC本体、モニター、ルーター | レーザープリンター、電気ストーブ |
| サージ保護のみ | 周辺機器、スピーカー | PC本体 |
絶対にUPSに接続してはいけないもの
- レーザープリンター:起動時に大電流を消費し、UPSが停止する可能性
- 電気ストーブ・ヒーター:消費電力が大きすぎる
- 冷蔵庫・エアコン:起動電流でUPSが過負荷に
- 電動工具:波形が適さず故障の原因に
- 医療機器:家庭用UPSは医療用途に非対応
配信環境での推奨接続例
バックアップコンセント(停電時も動作)に接続:
- ✅ ゲーミングPC本体
- ✅ メインモニター
- ✅ ルーター・モデム(インターネット継続のため)
- ✅ オーディオインターフェース
サージ保護のみコンセントに接続:
- ✅ サブモニター(優先度低)
- ✅ スピーカー
- ✅ 照明機器
- ✅ その他周辺機器
UPS管理ソフトウェアの設定
多くのUPSにはPC管理ソフトウェアが付属しています。必ず設定しましょう。
- 自動シャットダウン:バッテリー残量20%で自動シャットダウン
- 通知設定:停電発生時にデスクトップ通知を表示
- ログ記録:停電履歴を記録して、電力環境を把握
UPSのメンテナンスとバッテリー交換
UPSは適切なメンテナンスで長く使えます。
定期的なメンテナンス項目
月1回:
- バッテリーテスト機能でバッテリー状態を確認
- 通気口の埃を掃除
年1回:
- 実際に停電をシミュレート(コンセントを抜いてテスト)
- 接続の見直し
バッテリー交換のタイミング
- 使用年数:2~5年で交換(使用環境による)
- 警告表示:UPSの警告ランプや管理ソフトの警告
- バックアップ時間の短縮:以前より明らかに短くなった場合
バッテリー交換の費用:
- APC RS 1000VA用バッテリー:約8,000~12,000円
- オムロン 1200VA用バッテリー:約10,000~15,000円
多くの機種はユーザー自身でバッテリー交換が可能で、本体を買い替えるより大幅にコストを抑えられます。
配信者のUPS導入事例と効果
実際にUPSを導入した配信者の声をまとめました。
「以前、配信中に停電して大きなトーナメントを配信できなくなりました。それ以降、APC 1000VAを導入。先日また停電がありましたが、視聴者に一言伝えてから配信を終了でき、信頼を守れました。」
「電圧変動でPCが突然落ちることが月に1~2回ありました。UPS導入後は一切なくなり、配信の安定性が格段に向上。視聴者からも『安定してきたね』と言われるようになりました。」
まとめ:プロの配信者ならUPSは必須投資
配信者のUPS選び・まとめ
【容量の選び方】
- エントリー環境:500~750VA
- 標準的なゲーミングPC:1000VA(最推奨)
- ハイエンド環境:1500VA以上
【おすすめ機種】
- コスパ重視:APC RS 550VA(約15,000円)
- バランス型:APC BR1000S-JP(約30,000円)← 最推奨
- ハイエンド:APC Smart-UPS 1500VA(約70,000円)
- 国産重視:オムロン BY120S(約40,000円)
【導入効果】
- ✅ 停電時も5~15分は配信継続可能
- ✅ 視聴者の信頼を守り、機会損失を防ぐ
- ✅ 電圧変動による不意のシャットダウンを防止
- ✅ 高価な機材を雷サージから保護
※ 在庫状況は日々変動します
配信で収益を得ている、またはこれから本格的に配信活動を行いたいなら、UPSは「あったら便利」ではなく「必須の投資」です。
たった一度の配信トラブルで失う信頼と収益を考えれば、3万円程度の投資は決して高くありません。むしろ、プロとしての信頼性を高め、長期的な成功への重要な一歩です。
停電は予測できません。準備ができているかどうかが、プロとアマチュアの差です。
今すぐUPSを導入して、安心して配信に集中できる環境を整えましょう。
※本記事で紹介している製品の価格や仕様は2025年11月時点の情報です。最新情報は各販売サイトでご確認ください。
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