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配信の「伸びる時間帯」を分析|曜日・時間別の視聴傾向と戦略

配信の「伸びる時間帯」を分析|曜日・時間別の視聴傾向と戦略

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「毎日配信してるのに視聴者が増えない…」「同じ内容なのに、時間帯で見てくれる人数が全然違う」――そんな悩みを抱えている配信者の方は多いのではないでしょうか。

実は、配信の視聴者数は内容だけでなく「いつ配信するか」によって大きく変わります。視聴者の生活リズムや行動パターンを理解することで、効率的に視聴者を増やすことができるのです。

この記事でわかること - 視聴者が集まりやすい時間帯と曜日 - ジャンル別のベストタイム - 競合を避けて視聴者を獲得する戦略 - アナリティクスを使った自分の視聴者層の分析方法 - 時間帯より大切な「継続性」の重要性

この記事では、データに基づいた配信時間帯の選び方と、自分に合ったスケジュールの組み方について解説します。

配信時間帯が視聴者数に与える影響

black and white round analog wall clock

同じクオリティの配信でも、時間帯によって視聴者数が2〜3倍変わることは珍しくありません。これは視聴者の生活リズムと密接に関係しています。

視聴者の行動パターン - 平日昼間:学生・主婦層が中心、社会人は少ない - 平日夕方〜夜:帰宅した社会人・学生が急増 - 休日昼間:幅広い層が視聴可能 - 深夜帯:コアなファン層、長時間視聴の傾向

視聴者数を最大化するには、「ターゲット層がどの時間帯にネットを見ているか」を理解することが重要です。

視聴者が多い時間帯の傾向

平日のゴールデンタイム:19時〜24時

平日で最も視聴者が集まりやすいのは、19時から24時の時間帯です。

19時〜21時:プライムタイム

  • 夕食後のリラックスタイム
  • 社会人・学生が帰宅して一息つく時間
  • テレビのゴールデンタイムと同じ理屈
  • 競合配信者も多いため、差別化が必要

21時〜24時:深夜配信の入り口

  • 一日の終わりにゆっくり視聴
  • 長時間視聴してくれる視聴者が増える
  • チャットも活発になりやすい
  • 視聴者の絶対数が多い
  • 新規視聴者との出会いが増える
  • 配信の勢いがつきやすい
  • おすすめに載りやすくなる
  • 競合配信者が非常に多い
  • 埋もれやすい
  • 大手配信者と時間が被ると厳しい

休日の特徴:昼から深夜まで分散

休日は平日と異なり、視聴者が昼間から活動しています。

10時〜13時:朝型配信

  • 早起きした視聴者が朝食・ブランチを取りながら視聴
  • 競合が少なめの穴場時間
  • のんびりした雰囲気の配信が向いている

13時〜18時:昼配信

  • 最も視聴者層が厚い時間帯
  • 家族が外出している一人の時間
  • 長時間配信との相性が良い

18時〜深夜:夜配信

  • 平日と同様に視聴者が集まる
  • 金曜・土曜の夜は特に視聴者が多い

深夜帯の穴場(24時〜3時)

black laptop computer on table

深夜帯は視聴者の絶対数は減りますが、意外なメリットがあります。

  • 競合配信者が少ない
  • コアなファン層が集まりやすい
  • 視聴者一人一人との距離が近い
  • 長時間視聴してくれる
  • チャットが盛り上がりやすい

特に以下のような配信者には深夜帯がおすすめです:

  • じっくりファンとコミュニケーションを取りたい
  • 作業配信・お絵描き配信など、長時間視聴向けコンテンツ
  • 海外視聴者をターゲットにしている

曜日別の視聴傾向と特徴

月曜〜木曜:平日パターン

視聴者の特徴

  • 社会人・学生の帰宅後がメイン
  • 19時〜24時に集中
  • 翌日の仕事・学校があるため、深夜は減少傾向

配信のポイント

  • 短時間でも満足度の高いコンテンツ
  • 1〜2時間程度の配信が理想的
  • テンポよく進行する

金曜:週末モードの始まり

金曜日の夜は週末気分で視聴者の滞在時間が長くなります。

金曜夜の特徴 - 「明日は休みだから夜更かしできる」心理 - 長時間視聴してくれる視聴者が増える - お酒を飲みながら視聴する人も多い - 気軽に投げ銭してくれる傾向

土曜・日曜:最激戦区

休日は視聴者数が最も多い一方で、配信者も集中します。

戦略的アプローチ

  1. 朝型配信で差別化:10時〜13時の競合が少ない時間を狙う
  2. 昼配信で勝負:13時〜18時は視聴者数が最大だが競合も多い
  3. 深夜にずらす:24時以降で競合を避ける

ジャンル別のベストタイム

ゲーム配信

Person attending a virtual event on their laptop

ゲーム配信はジャンルによって最適時間が異なります。

対戦ゲーム(Apex、Valorant、格ゲーなど)

  • 平日 20時〜24時:仕事終わりのゲーマー層
  • 休日 14時〜18時:ランク配信に最適
  • 視聴者も一緒にプレイしている時間帯が盛り上がる

RPG・ストーリー重視ゲーム

  • 平日 21時〜深夜1時:じっくり見てもらえる
  • 休日 13時〜17時:長時間配信が可能
  • 没入感を大切にするため、チャット少なめの時間帯が向いている

レトロゲーム・マイナーゲーム

  • 深夜帯(24時〜3時):コアなファンが集まる
  • 競合が少ないため、じっくりファンづくりができる

雑談配信

雑談配信は視聴者とのコミュニケーションが鍵です。

雑談配信のベストタイム
平日19時〜22時(帰宅後のリラックスタイム)
金曜夜22時〜深夜2時(週末前の開放感)
休日昼13時〜16時(ゆったりとした雰囲気)
深夜24時〜3時(濃いファンとの交流)

作業配信・お絵描き配信

作業配信は長時間視聴してもらうスタイルです。

おすすめ時間帯

  • 休日昼間(10時〜16時):視聴者も一緒に作業する「もくもく配信」
  • 平日深夜(22時〜3時):作業のBGM代わりに流す視聴者が多い
  • 無言・小声でもOKな雰囲気
  • 長時間配信(4〜8時間)との相性が良い

歌配信・音楽配信

音楽系配信は時間帯の影響を受けやすいジャンルです。

平日夜(20時〜23時)

  • 仕事終わりの癒し需要
  • リクエストを受けながら進行

休日昼(13時〜17時)

  • カラオケ気分で視聴
  • 明るい雰囲気の楽曲が好まれる

深夜(23時〜2時)

  • しっとりした楽曲が向いている
  • バラード・弾き語りなど

競合を避ける戦略

大手配信者のスケジュールを把握する

同じジャンルの人気配信者と時間が被ると、視聴者を奪われてしまいます。

競合回避のチェックポイント - 同ジャンルの登録者1万人以上の配信者のスケジュール - 企業Vtuberの定期配信枠 - 大型イベント・コラボ配信の予定 - ゲームのアップデート・新作発売日

ニッチな時間帯のメリット

あえて競合が少ない時間帯を狙うのも一つの戦略です。

朝型配信(6時〜9時)

  • 出勤前・通学前の視聴者
  • モーニングルーティンとして定着させる
  • ラジオ感覚で聞き流してもらえる

昼型配信(11時〜14時)

  • 主婦層・フリーランス層
  • 平日昼間は競合が少ない
  • お昼休みの会社員・学生も狙える

深夜帯配信(2時〜5時)

  • 超コアなファン層
  • 海外視聴者(時差の関係)
  • 夜勤・シフト勤務の視聴者
注意点 ニッチな時間帯は視聴者の絶対数が少ないため、即座に結果を求めるのは禁物です。継続することで固定ファンがつき、徐々に伸びていくスタイルに向いています。

自分の視聴者層を分析する方法

graphical user interface

一般論だけでなく、自分の視聴者層のデータを分析することが重要です。

YouTubeアナリティクスの活用

手順

  1. YouTube Studioにログイン
  2. 「アナリティクス」→「視聴者」タブ
  3. 「視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯」を確認

見るべきポイント

  • 曜日別・時間帯別の視聴者のアクティブ度
  • 自分の配信時間と視聴者のアクティブ時間のズレ
  • どの時間帯に「潜在視聴者」が多いか
具体的な活用法 アナリティクスで「水曜20時」に視聴者が多いことがわかったら、試しに水曜20時から配信してみる。数週間継続してデータを比較し、効果を検証する。

Twitchインサイトの見方

Twitchの場合は「インサイト」機能を使います。

確認できる情報

  • 同時視聴者数の推移
  • 平均視聴時間
  • チャンネル登録のタイミング
  • 視聴者の流入元

改善のヒント

  • 同時視聴者数が増えた時間帯を記録
  • その時間帯に何をしていたか振り返る
  • 成功パターンを再現する

A/Bテストで最適時間を見つける

同じ内容の配信を異なる時間帯で試してみるのも有効です。

テスト例

  • 第1週:月曜20時、第2週:月曜22時
  • 第3週:水曜20時、第4週:金曜20時
  • それぞれの視聴者数・チャット数・視聴維持率を比較
注意点 テストは最低でも3〜4回は同じ条件で行いましょう。1回だけだと偶然の要素が大きく、正確なデータが取れません。

時間帯より大切なこと

継続性が最も重要

どんなに最適な時間帯を選んでも、単発配信では効果は限定的です。

継続がもたらす効果 - 視聴者が「この時間はこの配信」と習慣化する - アルゴリズムが「定期的に配信している」と評価 - 固定ファンが増える - 口コミで新規視聴者が増える

最低でも週2〜3回は同じ時間帯に配信することで、視聴者に認識してもらえます。

固定スケジュールの威力

a wall full of clocks

成功している配信者の多くは「固定スケジュール」を持っています。

固定スケジュールのメリット

  • 視聴者が予定を立てやすい
  • 「楽しみに待つ」心理が働く
  • リマインダーを設定してもらえる
  • 配信がない日でも存在感を保てる

おすすめの告知方法

  • プロフィール欄に配信スケジュールを明記
  • TwitterなどのSNSで事前告知
  • Discordコミュニティで定期通知
  • YouTubeのコミュニティ機能で予告

自分の生活リズムとの両立

無理なスケジュールは長続きしません。

  • 疲労で配信のクオリティが下がる
  • 体調を崩して休止期間が生まれる
  • モチベーションの低下
  • 視聴者に「疲れてる」と心配される

理想的なアプローチ

  1. 自分の生活リズムで無理なく配信できる時間帯を選ぶ
  2. その中で比較的視聴者が多そうな時間を狙う
  3. 継続できることを最優先にする

例えば、朝型の人が無理に深夜配信する必要はありません。朝型配信でニッチを狙い、固定ファンをつける方が長期的には成功します。

配信時間を最適化する実践ステップ

ステップ1:現状分析(1〜2週間)

まずは自分の現状を把握しましょう。

記録すること

  • 配信日時と長さ
  • 最大同時視聴者数
  • 平均視聴者数
  • チャットの活発度
  • 新規視聴者の割合

ステップ2:仮説を立てる

分析結果から仮説を立てます。

仮説例

  • 「平日20時より21時の方が視聴者が多いかも」
  • 「金曜夜は長時間視聴してくれる人が多そう」
  • 「休日昼間は競合が少なくて狙い目では?」

ステップ3:実験(4〜8週間)

仮説を検証するため、異なる時間帯で配信してみます。

実験計画の例

  • 第1〜2週:火曜20時、木曜22時
  • 第3〜4週:火曜21時、木曜22時
  • 第5〜6週:火曜21時、金曜21時
  • 第7〜8週:火曜21時、金曜23時

ステップ4:データを比較する

実験結果を比較し、最適な時間帯を見つけます。

比較すべき指標
視聴者数最大同時視聴者数・平均視聴者数
視聴維持率どれだけ長く見てくれたか
チャット活発度コメント数・リアクション数
新規視聴者新しく来てくれた人の割合
登録者増加数配信後の登録者増加

ステップ5:最適化と固定化

最も結果が良かった時間帯を固定スケジュールにします。

固定後にやること

  • プロフィールに記載
  • SNSで告知
  • 視聴者に「毎週この時間にやります」と伝える
  • 最低3ヶ月は継続する

まとめ

まとめ

配信時間帯の選び方で視聴者数は大きく変わります。一般的には平日19時〜24時、休日の昼〜夜が視聴者が多い時間帯ですが、競合も多いのが実情です。

重要なのは「自分の視聴者層」「配信ジャンル」「継続可能性」を考慮した時間帯選びです。アナリティクスを活用して自分のチャンネルに最適な時間を見つけ、固定スケジュールで継続することが成功への近道です。

時間帯の最適化は一朝一夕にはできません。少なくとも2〜3ヶ月は試行錯誤しながらデータを集め、自分だけのベストタイムを見つけていきましょう。

配信時間選びのチェックリスト

  • ターゲット視聴者の生活リズムを考える
  • アナリティクスで自分の視聴者層を分析
  • 同ジャンルの競合配信者のスケジュールを把握
  • 自分が無理なく継続できる時間帯を選ぶ
  • 固定スケジュールを設定し、最低3ヶ月は継続
  • 定期的にデータを見直して改善

最適な時間帯を見つけたら、あとはコンテンツのクオリティを高めていくだけ。視聴者との信頼関係を築きながら、着実にチャンネルを成長させていきましょう。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • a person playing a music instrument: Photo by Izaak Kirkbeck on Unsplash
  • black and white round analog wall clock: Photo by Kai Tremblay on Unsplash
  • black laptop computer on table: Photo by Sharad kachhi on Unsplash
  • a woman sitting in front of a laptop computer: Photo by Walls.io on Unsplash
  • a wall full of clocks: Photo by K HOWARD on Unsplash
  • graphical user interface: Photo by Deng Xiang on Unsplash

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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