【2025年版】オフィスチェアおすすめ12選｜テレワーク・在宅勤務で腰痛対策できる椅子

テレワーク・在宅勤務が増えた今、「家の椅子で長時間仕事をしていたら腰が痛くなった」という悩みを抱える方が急増しています。

ダイニングチェアや安い事務椅子で8時間も作業すると、腰や肩への負担は相当なもの。放置すると慢性的な腰痛や肩こりにつながってしまいます。

この記事では、テレワーク・在宅勤務におすすめのオフィスチェア12選を予算別に厳選。人間工学に基づいた腰痛対策チェアから、コスパ重視のエントリーモデルまで、あなたにぴったりの1脚が見つかります。

テレワーク用オフィスチェアの選び方

1. 人間工学設計（エルゴノミクス）をチェック

人間工学に基づいて設計されたチェアは、体の自然なカーブに沿ってサポートし、長時間座っても疲れにくい設計になっています。

2. ランバーサポートの有無と調整機能

腰痛対策で最も重要なのがランバーサポートです。腰椎部分を適切にサポートすることで、正しい姿勢を維持できます。

種類	特徴	おすすめ度
固定式	位置が固定されている	★★☆
上下調整式	高さを調整できる	★★★
前後調整式	出っ張り具合を調整できる	★★★
独立式	取り外し・位置調整可能	★★★★

3. 座面の素材と硬さ

長時間座る場合、座面の素材選びは重要です。

メッシュ素材

• 通気性が良く蒸れにくい
• 夏場でも快適
• 背中の蒸れが気になる方におすすめ

ウレタン・クッション素材

• 柔らかく座り心地が良い
• 高反発なら長時間でも疲れにくい
• 冬場でも冷たくない

ファブリック素材

• 肌触りが良い
• 通気性はメッシュに劣る
• インテリアに馴染みやすい

4. アームレストの種類

種類	特徴	用途
固定式	位置が変えられない	シンプルな作業向け
跳ね上げ式	上に跳ね上げて収納可能	省スペース重視
高さ調整式	上下に調整可能	机の高さに合わせたい
3D調整式	上下・前後・角度調整	細かく調整したい
4D調整式	上下・前後・左右・角度	最高の快適性

5. リクライニングとロッキング機能

リクライニング：背もたれの角度を固定できる機能 ロッキング：体重をかけると背もたれが揺れる機能

リラックスしたい時や、ちょっとした休憩に便利な機能です。

【価格帯別】オフィスチェアおすすめ12選

ハイエンドモデル（2万円以上）

長時間作業する方や、腰痛持ちの方におすすめの高機能チェアです。

SIHOO M18 人間工学チェア

人間工学チェアの定番ブランドSIHOOのベストセラーモデル。2Dヘッドレスト、調整式ランバーサポート、可動式アームレストを搭載し、あらゆる体型にフィットします。

おすすめポイント

• 2Dヘッドレスト（上下9cm・角度45°調整）
• ランバーサポート（上下5cm・前後3cm調整）
• 7cm昇降可能なアームレスト
• 最大126°リクライニング
• 3年間品質保証

ilooiloo 2025年モデル フットレスト付き

フットレスト内蔵で休憩時も快適。最大135°リクライニングで仮眠も取れる多機能チェアです。

おすすめポイント

• 引き出し式フットレスト収納
• 最大135°リクライニング
• 自動適応式ランバーサポート
• 耐荷重150kg
• 1年間パーツ交換保証

Takumi Detail メッシュチェア 肘掛けなし

シンプルながら機能性抜群。肘掛けなしでデスク下にすっきり収納できます。

おすすめポイント

• 幅広510mm座面でゆったり
• BIFMA規格合格の高品質
• 5年間品質保証
• 女性でも簡単組立
• 静音キャスター採用

ミドルレンジモデル（1万円〜2万円）

コストパフォーマンスに優れた、バランスの良いチェアです。

SIHOO M102C 独立式ランバーサポート

独立式ランバーサポートで腰全体をしっかりサポート。3D跳ね上げ式アームレストで省スペースにも対応。

おすすめポイント

• 独立式ランバーサポート（上下6cm調整）
• 3D跳ね上げ式アームレスト
• 約130°リクライニング
• 高弾力モールドウレタン座面
• 3年間品質保証

Primy オフィスチェア 跳ね上げ式アームレスト

6つのサポートポイント（肩・背中・腰・ヒップ・腕・脚）で全身をサポートする高機能チェア。

おすすめポイント

• 6点サポート設計
• 跳ね上げ式アームレスト
• 調整可能ランバーサポート
• 通気性メッシュ素材
• 静音PUキャスター

TRALT オフィスチェア アジア人向け設計

アジア人の体型に最適化された設計で、身長150〜185cmの方にフィット。コスパ抜群の人気モデル。

おすすめポイント

• アジア人向けサイズ設計
• 競技用メッシュ素材
• 3Dヘッドレスト（高さ9cm・角度35°調整）
• 90°跳ね上げ式アームレスト
• 5年品質保証

エントリーモデル（1万円以下）

まずはオフィスチェアを試してみたい方におすすめのお手頃モデルです。

Supzmg オフィスチェア フットレスト付き

1万円以下でフットレスト付き！コスパ最強の多機能チェア。

おすすめポイント

• 収納式フットレスト
• 90〜135°リクライニング
• 高反発ウレタン座面
• 競技用メッシュ背もたれ
• 耐荷重150kg

GTRACING ファブリックチェア オットマン付き

ゲーミングチェアブランドGTRACINGのファブリックモデル。ポケットコイル入りでソファのような座り心地。

おすすめポイント

• ポケットコイル入り背もたれ
• オットマン付き
• PP綿＋非再生ウレタン採用
• 140°リクライニング
• インテリアに馴染むデザイン

タンスのゲン ハイバックメッシュチェア

7,000円以下で購入できるコスパ最強チェア。日本の家具メーカー「タンスのゲン」の人気商品。

おすすめポイント

• 床傷防止PUキャスター
• 腰楽ランバーサポート付き
• プロ仕様競技用メッシュ
• ロッキング機能
• 耐荷重120kg

EdoErgo コンパクトチェア

6,000円以下の最安クラス！コンパクトで一人暮らしにも最適。

おすすめポイント

• 6,000円以下の最安価格
• ランバーサポート付き
• 90°跳ね上げ式アームレスト
• 約105°ロッキング
• 1年間品質保証

RELXSKY オフィスチェア 可動式ランバーサポート

可動式ランバーサポートが腰の動きに合わせて自動調整。8,000円以下で高機能を実現。

おすすめポイント

• 可動式ランバーサポート（自動2cm移動）
• V字人間工学背もたれ
• 135°ロッキング
• 3Dヘッドレスト
• 1年間保証

LEEZONE フットレスト付きチェア

リクライニングに連動するアームレストが特徴。PUレザー素材で高級感あり。

おすすめポイント

• 連動式アームレスト
• 収納式フットレスト
• 90〜135°リクライニング
• 広い座面52cm
• 耐荷重150kg

用途別おすすめチェア

腰痛対策を重視する方

省スペース・コンパクト重視の方

長時間作業・休憩も取りたい方

人間工学チェアのブランド比較

SIHOO（シフー）

中国発の人間工学チェア専門ブランド。コストパフォーマンスに優れた製品を多数展開。

ブランドの特徴

• 人間工学設計に特化
• 豊富なラインナップ
• 3年間の長期保証
• 日本市場向けサイズ展開
• Amazonベストセラー多数

GTRACING

ゲーミングチェアの人気ブランド。ファブリックモデルはオフィス使用にも人気。

ブランドの特徴

• レーシングシート風デザイン
• 豊富なカラーバリエーション
• ポケットコイル採用モデルあり
• オットマン付きモデル多数

タンスのゲン

日本の家具メーカー。コスパに優れた家具を多数展開。

ブランドの特徴

• 日本メーカーの安心感
• 圧倒的なコストパフォーマンス
• シンプルで使いやすい設計
• 床傷防止PUキャスター標準装備

その他の注目ブランド

TRALT

• アジア人向けサイズ設計に特化
• 5年間の長期保証
• 競技用メッシュ素材を採用

Primy

• 6点サポート設計が特徴
• 跳ね上げ式アームレスト
• コストパフォーマンス重視

EdoErgo

• 低価格帯に強み
• シンプルで必要十分な機能
• 1年間保証付き

ilooiloo

• フットレスト内蔵モデルが人気
• 自動適応式ランバーサポート
• 2025年モデルで進化

オフィスチェア vs ゲーミングチェア

テレワーク用のチェアを選ぶ際、オフィスチェアとゲーミングチェアで迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を比較します。

デザインの違い

項目	オフィスチェア	ゲーミングチェア
デザイン	シンプル・ミニマル	スポーティ・派手
カラー	黒・グレー中心	赤・青など多彩
背もたれ形状	メッシュ・フラット	バケットシート型
雰囲気	ビジネス向け	ゲーム・趣味向け

機能の違い

項目	オフィスチェア	ゲーミングチェア
ランバーサポート	調整式が多い	クッションタイプ
通気性	メッシュで良好	レザーで蒸れやすい
ヘッドレスト	調整式が多い	固定が多い
リクライニング	〜130°程度	〜180°（フルフラット）
価格帯	幅広い	2万円以上が主流

どちらを選ぶべき？

テレワーク環境の整え方

オフィスチェアだけでなく、デスク周りの環境も重要です。

理想的なデスク環境

デスクの高さ

• 座った時に肘が90度になる高さ
• 一般的には70〜75cm程度
• 電動昇降デスクなら調整可能

モニターの位置

• 目線の高さにモニター上端
• 画面との距離は40〜70cm
• モニターアームで調整推奨

キーボード・マウスの位置

• 肘が90度になる高さ
• 手首は自然な角度
• リストレストの使用も検討

チェアと合わせて揃えたいアイテム

フットレスト

• 足が床につかない場合に必須
• 血行促進にも効果的

ランバーサポートクッション

• チェアの腰サポートが足りない場合
• 後付けで腰痛対策

チェアマット

• 床の傷防止
• キャスターの滑りを良くする
• 防音効果も

モニターアーム

• 目線の高さにモニター調整
• デスクスペースの有効活用
• 姿勢改善にも効果的

購入前のチェックリスト

座りすぎによる健康リスク

長時間座ることの影響

世界保健機関（WHO）によると、長時間の座位は以下の健康リスクを高めるとされています：

座りすぎを防ぐ工夫

ポモドーロテクニック 25分作業 → 5分休憩を繰り返す

スタンディングデスクの併用 座り作業と立ち作業を交互に

リマインダーアプリ 定期的に立ち上がるよう通知

ストレッチの習慣化 1時間に1回、簡単なストレッチ

オフィスチェアの正しい座り方

理想的な座り姿勢

座り方のNG例

定期的な休憩の重要性

どんなに良いチェアでも、長時間座り続けることは体に負担がかかります。

推奨される休憩パターン

• 30分に1回は姿勢を変える
• 1時間に1回は立ち上がる
• 2時間に1回は軽いストレッチ

オフィスチェアのメンテナンス

日常のお手入れ

メッシュ素材の場合

• 週1回程度、掃除機でホコリを吸引
• 汚れは固く絞った布で拭く
• 直射日光を避けて使用

ファブリック・PUレザーの場合

• 週1回程度、乾拭きで汚れを落とす
• 汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用
• 革専用クリーナーでケア（PUレザー）

消耗品の交換

パーツ	交換目安	交換可能か
ガスシリンダー	3〜5年	多くの製品で可能
キャスター	2〜3年	ほぼ全製品で可能
アームレストパッド	3〜5年	製品による
座面クッション	5〜7年	一部製品で可能

よくあるトラブルと対処法

ガスシリンダーが下がる

原因：ガスシリンダーの経年劣化 対処法：

1. 交換用ガスシリンダーを購入
2. メーカーに問い合わせ
3. 保証期間内なら無償交換の可能性あり

キャスターが滑りにくい

原因：ゴミや髪の毛の詰まり 対処法：

1. キャスターを外してゴミを除去
2. 交換用キャスターに付け替え
3. 床材に合ったキャスターを選択

ギシギシ音がする

原因：ネジの緩み、可動部の摩耗 対処法：

1. 全てのネジを増し締め
2. 可動部にシリコンスプレー
3. メーカーサポートに相談

オフィスチェアの組み立て方

組み立て前の準備

必要なもの

• 同梱の工具（ほとんどの製品に付属）
• 広い作業スペース（2m×2m程度）
• 軍手（あると便利）
• 電動ドライバー（あると楽）

確認事項

• パーツがすべて揃っているか
• 説明書の内容を一読
• ネジやボルトのサイズ確認

一般的な組み立て手順

1. キャスターを脚部に取り付け

   • キャスターを穴に差し込む
   • しっかり押し込んで固定

2. ガスシリンダーを脚部に取り付け

   • ガスシリンダーを穴に差し込む
   • 上から座面を載せて固定

3. 座面と背もたれを接続

   • 座面にメカ部分を取り付け
   • 背もたれをネジで固定

4. アームレストを取り付け

   • 左右を確認して取り付け
   • 高さ調整ネジを確認

5. ヘッドレストを取り付け

   • 高さを調整して取り付け
   • 角度調整を確認

6. 各部の調整確認

   • 高さ調整レバーの動作確認
   • リクライニングの動作確認
   • アームレストの調整確認

組み立てのコツ

身長別おすすめチェア

小柄な方（〜160cm）

小柄な方は座面が低く調整できるモデルを選びましょう。

チェックポイント

• 座面最低高：42cm以下
• 座面奥行き：45cm以下（深すぎると太ももが圧迫）
• アームレストが調整できる

おすすめ

• EdoErgo（座面高42cm〜）
• TRALT（アジア人向け設計）

標準体型の方（160〜175cm）

ほとんどのオフィスチェアが対応する身長帯です。

チェックポイント

• 座面高：43〜50cm程度で調整可能
• ランバーサポートの高さ調整
• ヘッドレストの高さ調整

おすすめ

• SIHOO M18（座面高43〜53cm）
• Primy（6点サポート設計）

大柄な方（175cm〜）

座面が高く調整でき、耐荷重に余裕のあるモデルを選びましょう。

チェックポイント

• 座面最高高：50cm以上
• 耐荷重：120kg以上
• 座面幅：50cm以上

おすすめ

• ilooiloo（耐荷重150kg）
• Supzmg（耐荷重150kg）

オフィスチェア選びの失敗パターン

よくある失敗例

成功する選び方

価格帯別比較表

モデル	価格	ランバーサポート	アームレスト	リクライニング	保証
EdoErgo	5,933円	固定	跳ね上げ式	105°	1年
タンスのゲン	6,999円	クッション	固定	ロッキング	-
RELXSKY	7,980円	可動式	跳ね上げ式	135°	1年
Supzmg	8,980円	固定	固定	135°	1年
TRALT	9,980円	調整式	跳ね上げ式	ロッキング	5年
LEEZONE	9,900円	固定	連動式	135°	-
Primy	11,480円	調整式	跳ね上げ式	-	-
SIHOO M102C	15,199円	独立式	3D跳ね上げ	130°	3年
GTRACING	17,908円	固定	固定	140°	-
Takumi Detail	20,900円	固定	なし	ロッキング	5年
ilooiloo	21,800円	自動適応	昇降式	135°	1年
SIHOO M18	21,999円	上下前後調整	昇降式	126°	3年

まとめ：テレワークには良いチェアへの投資を

オフィスチェアは、テレワーク・在宅勤務において最も重要な投資の一つです。良いチェアは腰痛を予防し、生産性を向上させます。

毎日8時間以上座るテレワーカーにとって、オフィスチェアは「消耗品」ではなく「投資」です。少し高くても、腰痛予防と生産性向上を考えれば、十分に元が取れます。

この記事を参考に、あなたにぴったりの1脚を見つけてください。

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• Ergonomic office chair workspace: Photo by EFFYDESK