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【2025年最新】配信者向けゲーミングルーターおすすめ10選|回線落ち・ラグを完全解消

【2025年最新】配信者向けゲーミングルーターおすすめ10選|回線落ち・ラグを完全解消

公開日
読了目安11

「配信中に回線落ちしてリスナーに迷惑をかけてしまった...」 「APEXやVALORANTでラグがひどくて撃ち負ける...」 「ゲームと配信を同時にすると回線が不安定になる...」

そんな悩みを抱えている配信者の方、原因はルーターにある可能性が高いです

この記事でわかること - 配信者がゲーミングルーターを選ぶべき理由 - 2025年最新おすすめゲーミングルーター10選(価格帯別) - 回線落ち・ラグを防ぐルーターの設定方法 - 有線/無線の使い分けと最適な配置

なぜ配信者にゲーミングルーターが必要なのか

ゲーミングルーターの必要性

配信に必要な回線スペック

配信をするには、一般的なインターネット利用とは比較にならない上り回線速度が必要です。

配信品質別 推奨回線スペック
720p 30fps配信上り 10Mbps以上
1080p 60fps配信上り 20Mbps以上
4K配信上り 50Mbps以上
ゲーム+配信同時上り 30Mbps以上(推奨50Mbps)
Ping値20ms以下(FPS系は10ms以下推奨)

一般ルーターで発生する問題

一般的な家庭用ルーターでは、以下の問題が発生しがちです。

  • 処理能力の限界:ゲーム+配信+Discord通話で負荷オーバー
  • QoS機能なし:配信とゲームの優先順位をつけられない
  • Wi-Fi混雑:2.4GHz帯で電子レンジやBluetooth機器と干渉
  • バッファブロート:データが溜まって遅延が発生
  • 発熱による性能低下:長時間配信で処理速度が落ちる

ゲーミングルーターの強み

  • QoS(Quality of Service):ゲーム通信を最優先で処理
  • 高性能CPU:複数の高負荷通信を同時に安定処理
  • ゲーミングLANポート:遅延を最小化する専用ポート
  • 低遅延モード:Ping値を極限まで下げる専用設定
  • 優れた放熱設計:長時間配信でも安定動作

配信者向けゲーミングルーターの選び方

ルーターの選び方

チェックポイント1:Wi-Fi規格

2025年現在、配信者におすすめの規格はWi-Fi 6(11ax)以上です。

Wi-Fi規格の違い - Wi-Fi 5(11ac):最大6.9Gbps、2.4GHz/5GHz対応 - Wi-Fi 6(11ax):最大9.6Gbps、OFDMA・MU-MIMO対応 - Wi-Fi 6E:6GHz帯追加、より低遅延 - Wi-Fi 7(11be):最大46Gbps、2025年以降本格普及予定

チェックポイント2:QoS機能

QoS(Quality of Service)は、ゲーミングルーター選びで最も重要な機能です。

通信の優先順位を自動または手動で設定でき、ゲームパケットを最優先で処理します。特に以下の機能があるか確認しましょう。

  • Adaptive QoS:アプリケーションを自動判別して優先処理
  • ゲーミングモード:ワンタッチでゲーム通信を最優先化
  • 帯域幅制御:デバイスごとに帯域を割り当て

チェックポイント3:有線LANポート

配信PCは必ず有線接続にすべきです。確認すべきポイント:

LANポートのチェック項目
ポート速度1Gbps以上(2.5Gbpsあれば理想)
ポート数4ポート以上(PC、ゲーム機、NASなど)
ゲーミングポート専用の低遅延ポートがあれば◎
WANポート2.5Gbps対応で光回線を活かせる

チェックポイント4:CPU・メモリ性能

ルーターの処理能力を決めるのがCPUとメモリです。

  • CPU:デュアルコア以上、1GHz以上推奨
  • メモリ:256MB以上、512MB以上あれば安心

チェックポイント5:IPv6対応

IPv6 IPoE(v6プラス、OCNバーチャルコネクトなど)対応は必須です。IPv4 PPPoE方式は夜間の混雑で速度が落ちやすいため、IPv6に対応したルーターを選びましょう。

【価格帯別】配信者向けゲーミングルーターおすすめ10選

エントリークラス(5,000円〜10,000円)

おすすめポイント:5,000円以下でWi-Fi 6に対応したコスパ最強モデル。初めてゲーミングルーターを試す方に最適。ただし、本格的なQoS機能はないため、配信専用というよりはゲーム用途がメインの方向け。


おすすめポイント:AX3000規格で配信にも十分な速度を確保。縦置き対応で設置場所を選ばない。IPv6 IPoE対応で夜間も安定した速度が出る。


3. バッファロー WSR-3000AX4P【日本メーカー安心】

おすすめポイント:日本メーカーの安心感と充実したサポート。PS5やSwitchでの動作確認済みで、コンシューマーゲームの配信にも最適。

ミドルクラス(10,000円〜20,000円)

おすすめポイント:Amazonベストセラー常連の人気モデル。AX5400の高速通信で、4K配信も余裕でこなせる。6ストリーム対応で複数デバイスの同時接続も安定。


おすすめポイント:2.5Gbpsポート搭載で、10Gbps光回線の性能を最大限活かせる。最大100台接続でスマートホーム環境でも安心。30%オフのセール価格で非常にお買い得。


おすすめポイント:最新のWi-Fi 6E対応で、混雑のない6GHz帯を利用可能。FPS系ゲームの配信で遅延を極限まで減らしたい方に。トライバンドで通信の分散も可能。


おすすめポイント:TP-Link初のゲーミング特化モデル。低遅延モードゲームサーバーアクセラレーションで、APEX・VALORANTなどのFPS配信に最適。QoS機能も充実。

ハイエンドクラス(20,000円以上)

8. ASUS TUF-AX4200【ゲーミングブランド】

おすすめポイント:ASUSの人気ゲーミングブランド「TUF Gaming」シリーズ。ゲーミングLANポートでPC接続時の遅延を最小化。スマホゲーム配信にも対応したモバイルゲームモード搭載。


9. ASUS TUF-AX6000【最強コスパゲーミング】

おすすめポイントデュアル2.5Gbpsポート搭載で、WANもLANも高速有線接続が可能。オープンNAT機能でマルチプレイヤーゲームのホストもスムーズ。配信者に必要な機能を全て搭載した高コスパモデル。


10. NETGEAR Nighthawk XR1000【プロ仕様】

おすすめポイント:プロゲーマー御用達のDumaOS搭載。ジオフェンシングでゲームサーバーの地域を限定し、高Ping接続を排除できる。生産終了品のため中古になるが、プロ仕様の機能が手頃な価格で手に入る。

価格帯別おすすめまとめ

配信スタイル別おすすめルーター
趣味配信(720p)Archer AX23V(¥4,980)
本格配信(1080p)Archer AX73V(¥8,110)
FPS配信(低遅延重視)Archer GXE75(¥16,860)
プロ志向(妥協なし)ASUS TUF-AX6000(¥21,380)

配信を安定させるルーター設定のコツ

ルーター設定

1. QoS設定を有効にする

ほとんどのゲーミングルーターには、QoS設定画面があります。

QoS優先度設定の例 1. 最優先:配信PC(OBS/Streamlabs) 2. 高優先:ゲーム機/ゲーミングPC 3. 中優先:スマートフォン(Discord通話用) 4. 低優先:その他のデバイス

2. 有線接続を優先する

配信PCとゲーム機は必ず有線接続にしましょう。

  • Ping値が10〜30ms改善
  • パケロスがほぼゼロに
  • 安定したビットレートを維持

3. 5GHz帯または6GHz帯を使う

無線接続が必要な場合は、2.4GHz帯を避けてください。

  • 電子レンジ、Bluetooth機器と干渉
  • 近隣のWi-Fiと混雑
  • 最大速度が遅い

4. ファームウェアを最新に保つ

ルーターのファームウェアは定期的にアップデートしましょう。セキュリティ修正だけでなく、性能改善も含まれることが多いです。

5. ルーターの設置場所を最適化する

最適な設置場所 - 部屋の中央、高い位置に設置 - 金属製の棚や電子機器から離す - 壁や床から20cm以上離す - アンテナは垂直に立てる

よくある質問

配信だけなら光回線じゃなくてもいいですか?
720p配信なら上り10Mbps程度で可能ですが、安定性を考えると光回線を強くおすすめします。モバイル回線やホームルーターは時間帯による速度変動が大きく、配信中の回線落ちリスクが高まります。
ルーターを変えればPing値は下がりますか?
ルーター単体ではPing値の大幅な改善は難しいです。Ping値は主にプロバイダーとの経路で決まります。ただし、QoS機能でゲームパケットを優先処理することで、体感的な遅延は改善されます。根本的な改善にはNURO光やauひかりなど、低Ping値で知られるプロバイダーへの変更も検討しましょう。
メッシュWi-Fiは配信に向いていますか?
メッシュWi-Fiは広い家でのカバレッジには優れていますが、配信PCは有線接続が基本です。メッシュWi-Fiを導入する場合も、メインルーターに有線接続することをおすすめします。
IPv6にするとゲームができなくなることがありますか?
一部の古いゲームサーバーはIPv4のみ対応の場合がありますが、現在のIPv6 IPoE(v6プラスなど)は「IPv4 over IPv6」でIPv4通信も可能です。ほとんどのゲームで問題なく利用できます。

まとめ

まとめ

配信者向けゲーミングルーター選びのポイント
  1. Wi-Fi 6以上を選ぶ(Wi-Fi 6Eならベスト)
  2. QoS機能は必須(ゲーム通信優先)
  3. 2.5Gbps以上のLANポートがあれば将来も安心
  4. IPv6 IPoE対応で夜間も安定
  5. 配信PCは必ず有線接続

おすすめモデル

  • コスパ重視:TP-Link Archer AX73V(¥8,110)
  • 低遅延重視:TP-Link Archer GXE75(¥16,860)
  • 最強性能:ASUS TUF-AX6000(¥21,380)

回線環境は配信の質を左右する重要な要素です。「機材にお金をかけたのに回線のせいで配信が不安定...」という状況は非常にもったいないです。

ゲーミングルーターへの投資は、配信品質の安定化という形で必ずリターンがあります。ぜひこの記事を参考に、あなたに最適なルーターを見つけてください。


画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • ネットワーク機器イメージ: Photo by Thomas Jensen on Unsplash
  • ルーター設置イメージ: Photo by Compare Fibre on Unsplash

よくある質問

Q配信中に回線落ちする原因は何ですか?
A
主な原因は、ルーターの処理能力不足、Wi-Fiの混雑、QoS(帯域制御)機能の欠如です。配信では上り30Mbps以上が必要ですが、一般的なルーターはゲームと配信の同時処理で負荷がかかり、パケロスや遅延が発生します。ゲーミングルーターはこれらの問題を解決する専用機能を搭載しています。
Q有線接続と無線接続、配信にはどちらがおすすめですか?
A
安定性を重視するなら断然有線接続がおすすめです。Wi-Fi 6対応ルーターでも、有線接続と比較すると遅延やジッター(揺らぎ)が発生しやすくなります。特にFPS系ゲームの配信では、LANケーブルでの接続を強く推奨します。無線を使う場合は、5GHz帯または6GHz帯を使用し、ルーターとの距離を近くに保ちましょう。
Qゲーミングルーターと一般ルーターの違いは何ですか?
A
ゲーミングルーターには、QoS(ゲーム通信優先機能)、ゲーミングLANポート、高性能CPU、低遅延モードなどの専用機能が搭載されています。一般ルーターでは配信とゲームの同時使用で処理が追いつかなくなることがありますが、ゲーミングルーターは複数の高負荷通信を同時に安定処理できます。

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この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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