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【Crazy Raccoon(CR)とは】日本最大級のeスポーツ・ストリーマーチームを徹底解説

【Crazy Raccoon(CR)とは】日本最大級のeスポーツ・ストリーマーチームを徹底解説

公開日
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Crazy Raccoon(CR)とは

「CRって何の団体?」 「CR Cupってよく聞くけど、どんな大会?」 「日本のeスポーツチームってどこが有名?」

Crazy Raccoon(クレイジーラクーン、通称:CR)は、日本を代表するeスポーツ・ストリーマー団体です。

この記事では、CRの歴史から部門構成、CR Cupの魅力まで徹底解説します。

この記事でわかること - Crazy Raccoonの設立経緯と歴史 - 6つの部門(Fortnite、APEX、VALORANTなど) - CR Cupとは何か - CRの影響力と今後の展望

Crazy Raccoonの基本情報

Crazy Raccoon 基本データ
正式名称Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)
略称CR
設立2018年4月6日
代表おじじ(Ojiji)
本拠地日本
部門数6部門
公式サイトcrazyraccoon.jp
公式X(Twitter)@crazyraccoon406

コンセプト

Crazy Raccoonは「ゲーマーをかっこよく、魅力的に」をテーマに活動しています。

単なるeスポーツチームではなく、ストリーマー、クリエイター、タレントまで幅広く抱える総合エンターテイメント団体という位置づけです。


CRの歴史

2018年:設立

2018年4月6日、代表のおじじ(高野大知)によってCrazy Raccoonが設立されました。

当初はFortniteを中心としたプロゲーミングチームとしてスタート。チーム名の由来は、Fortniteのマップにあった「Retail Row(リテイルロウ)」という地名と、「Crazy(クレイジー)」「Raccoon(アライグマ)」を組み合わせたもの。

2019年〜2020年:急成長期

Fortniteの世界的な人気を背景に、CRも急成長。Apex Legends部門を設立し、複数タイトルへの展開を開始しました。

この時期からCR Cupの開催を本格化させ、日本のeスポーツシーンで確固たる地位を築いていきます。

2021年〜2022年:VALORANT参入

2020年にリリースされたVALORANTの人気上昇に伴い、VALORANT部門を設立。日本のVCT(VALORANT Champions Tour)でも存在感を示しました。

2023年:DFMとのパートナーシップ

2023年11月28日、CRはDetonatioN FocusMe(DFM)とパートナーシップ契約を締結。VALORANT部門の既存ロースターはDFMに移籍し、CR VALORANTはマーケティング事業として再編されました。

現在

現在は6部門体制で運営。競技チームだけでなく、ストリーマー、クリエイター、タレント部門も擁する総合エンターテイメント企業へと発展しています。


6つの部門

1. Fortnite部門

CRの原点であるFortnite部門。設立当初から世界大会で活躍し、日本のFortniteシーンを牽引してきました。

2. APEX部門

Apex Legends部門は、CR Cupの開催でも知られる主力部門の一つ。

APEX部門の実績 - 累計大会参加数:40以上 - 累計獲得賞金:約27万ドル(約4,000万円)

3. VALORANT部門

2023年のDFMとのパートナーシップにより、競技部門としてはDFMに移管。現在はマーケティング事業として運営されています。

4. タレント部門

配信者・インフルエンサーが所属する部門。ゲーム実況やバラエティ配信など、幅広いコンテンツを展開しています。

5. ストリーマー部門

ゲーム配信を中心に活動するメンバーが所属。Twitch、YouTube、OPENRECなどで活動しています。

6. クリエイター部門

動画制作、グラフィック制作などのクリエイターが所属。チームのブランディングやコンテンツ制作を担当しています。


CR Cup(CRカップ)とは

概要

CR Cupは、Crazy Raccoonが主催するeスポーツ大会シリーズです。

CR Cupの特徴 - プロゲーマーと人気ストリーマーの混合チーム - カジュアルからガチまで多様な大会形式 - 毎回数十万人が視聴する大型イベント - eスポーツ発展を目的とした取り組み

開催タイトル

CR Cupは複数のゲームタイトルで開催されています。

CR Cup 開催タイトル
VALORANTCR Cup VALORANT(2024年11月で第9回)
Apex LegendsCR Cup Apex Legends
FortniteCR Cup Fortnite
Rainbow Six SiegeCR Cup R6S
Overwatch 2CR Cup OW2
Street Fighter 6CR Cup SF6

大会の魅力

  1. 豪華な参加者:トッププロから人気VTuber、芸能人まで参戦
  2. 高い視聴者数:毎回数十万人の同時視聴者を記録
  3. エンタメ性:勝敗だけでなく、チーム編成のドラマも楽しめる
  4. 参入障壁の低さ:プロでなくても参加できる大会形式

CRの影響力

日本eスポーツシーンへの貢献

Crazy Raccoonは日本のeスポーツ文化の発展に大きく貢献しています。

  • CR Cupによるeスポーツの普及
  • ストリーマー文化との融合
  • 若手選手の発掘・育成
  • eスポーツの社会的認知向上

CR Gaming School

2023年2月より、CRはオンラインスクール「CR Gaming School」を開校。

「本気でゲームがうまくなりたい人を本気で応援する」をビジョンに、プロゲーマーやコーチがFortnite、Apex Legends、VALORANTのコーチングを提供しています。

メディア露出

CRメンバーはテレビ出演、CM出演、イベント出演なども多数。eスポーツの枠を超えた活動を展開しています。


代表:おじじ

プロフィール

おじじ(Ojiji)は、Crazy Raccoonの創設者であり代表。

元々はFortniteプレイヤーとして活動しており、チーム名の「Retail Row」はFortniteのマップ名から取られています。

経営者として

プレイヤーから経営者へと転身し、CRを日本最大級のeスポーツ・ストリーマー団体へと成長させました。

自身もSNSで積極的に発信を続けており、ファンとの距離が近いことでも知られています。


CRと他チームの比較

日本のeスポーツチーム比較

日本の主要eスポーツチーム比較
Crazy Raccoonストリーマー・クリエイター中心、CR Cup主催
ZETA DIVISION競技特化、VALORANT世界3位
DetonatioN FocusMe老舗、LoL・VALORANTで実績
REJECT競技・ストリーマー両立
Sengoku Gaming新興勢力、VALORANT強豪

CRの独自性

他チームと比較したCRの特徴は以下の通りです。

  1. エンタメ性重視:競技だけでなく配信コンテンツも充実
  2. CR Cup:自社主催大会という独自の強み
  3. 幅広い部門構成:プロからクリエイターまで多様な人材
  4. ファンコミュニティ:熱狂的なファンベース

CRの今後

展望

CRの今後の展開 - CR Cupのさらなる発展・大型化 - 新規タイトルへの参入 - CR Gaming Schoolの拡大 - グローバル展開の可能性

課題

一方で、以下のような課題も指摘されています。

  • VALORANT競技部門の移管
  • 世界大会での実績向上
  • 収益モデルの多角化

CRを応援する方法

公式チャンネル・SNS

  • 公式サイト:crazyraccoon.jp
  • 公式X(Twitter):@crazyraccoon406
  • CR Cup公式:@CRCupApex、@CRCupValo、@CRCupFn

グッズ購入

公式オンラインショップでは、アパレルやアクセサリーなどのグッズを購入できます。

配信視聴

所属メンバーの配信やCR Cup大会の視聴も、チームを応援する一つの方法です。


よくある質問

CRの読み方は?
「シーアール」と読みます。正式名称は「Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)」。ファンからは「CR」または「クレイジーラクーン」と呼ばれています。
CR Cupには誰でも参加できますか?
大会によって参加条件が異なります。招待制の大会が多いですが、一般参加枠が設けられる場合もあります。詳細は各大会の公式発表をご確認ください。
CRに所属するにはどうすればいいですか?
公式サイトやSNSで募集が行われることがあります。プロ選手としての実績、または配信者・クリエイターとしての実績が求められます。CR Gaming Schoolでスキルを磨くのも一つの方法です。
CRとDFMの関係は?
2023年11月にパートナーシップを締結。CRのVALORANT部門ロースターはDFMに移籍し、CR VALORANTはマーケティング事業として運営されています。両チームは協力関係にあります。

まとめ

まとめ

Crazy Raccoon(CR)まとめ
  1. 設立:2018年4月6日、代表おじじが設立
  2. コンセプト:「ゲーマーをかっこよく、魅力的に」
  3. 部門:Fortnite、APEX、VALORANT、タレント、ストリーマー、クリエイター
  4. CR Cup:プロとストリーマーが混合で戦う人気大会シリーズ
  5. 特徴:競技とエンタメの両立、日本eスポーツ文化への貢献

日本のeスポーツ・ストリーマーシーンを語る上で欠かせない存在、それがCrazy Raccoonです。


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※ 本記事の情報は2025年12月時点のものです。 ※ 画像出典:Unsplash

よくある質問

QCrazy Raccoon(CR)とはどんな団体ですか?
A
2018年4月に設立された日本のeスポーツ・ストリーマー団体です。「ゲーマーをかっこよく、魅力的に」をテーマに、Fortnite、APEX、VALORANT、タレント、ストリーマー、クリエイターの6部門を運営。CR Cupという人気大会の主催でも知られています。
QCR Cupとは何ですか?
A
Crazy Raccoonが主催するeスポーツ大会シリーズです。VALORANT、Apex Legends、Fortnite、Rainbow Six Siege、Overwatch 2、ストリートファイター6などのタイトルで開催。プロゲーマーと人気ストリーマーが混合チームで戦う形式が特徴で、毎回大きな盛り上がりを見せます。
QCRのVALORANT部門はどうなりましたか?
A
2023年11月28日にDetonatioN FocusMe(DFM)とパートナーシップ契約を締結し、既存のロースターはDFMに移籍しました。現在はDFM VALORANTチームのマーケティング事業として運営されています。
QCR所属の有名な選手・ストリーマーは誰ですか?
A
代表のおじじをはじめ、多くの人気プレイヤーが所属。Apex部門では累計25万ドル以上の賞金を獲得しており、Fortnite部門も世界大会で活躍しています。また、多くのストリーマーやコンテンツクリエイターも所属しています。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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