
【2026年最新】縦動画の作り方完全ガイド|TikTok・Reels・Shorts向け編集テクニック
縦動画の作り方完全ガイド|TikTok・Reels・Shorts向け編集テクニック
TikTokの爆発的な成長をきっかけに、縦動画(9:16)がSNSコンテンツの主流となりました。
Instagram Reels、YouTube Shorts、さらにはNetflixまでもが縦動画コンテンツを展開する時代。動画クリエイターにとって、縦動画のスキルは必須のスキルとなっています。
しかし、「横動画と同じ感覚で作ると見づらい」「UIと被ってしまう」「バズらない」といった悩みを抱えるクリエイターも少なくありません。
縦動画の基本知識
アスペクト比と解像度
縦動画の標準仕様は以下の通りです。
| アスペクト比 | 9:16 |
|---|---|
| 解像度 | 1080×1920ピクセル(Full HD) |
| 4K解像度 | 2160×3840ピクセル(4K) |
| フレームレート | 30fps / 60fps |
主要プラットフォームの仕様
| プラットフォーム | アスペクト比 | 最大動画時間 | 推奨解像度 |
|---|---|---|---|
| TikTok | 9:16 | 10分 | 1080×1920 |
| Instagram Reels | 9:16 | 90秒 | 1080×1920 |
| YouTube Shorts | 9:16 | 60秒 | 1080×1920 |
| Snapchat | 9:16 | 60秒 | 1080×1920 |
| 9:16 | 60秒 | 1080×1920 |
縦動画と横動画の違い
| 観点 | 縦動画(9:16) | 横動画(16:9) |
|---|---|---|
| 視聴デバイス | スマホ中心 | PC/TV中心 |
| 視聴スタイル | 片手持ち縦向き | 両手持ち/据え置き |
| 画角 | 縦に広い、横に狭い | 横に広い、縦に狭い |
| 没入感 | 全画面で高い | 画面内で低い |
| 構図 | 上下方向を意識 | 左右方向を意識 |
| テロップ | 大きく見やすい | 相対的に小さい |
縦動画撮影のテクニック
スマホ撮影の基本
スマートフォンは縦動画撮影に最適なデバイスです。
- 縦持ちで自然に9:16撮影
- 高品質な手ブレ補正
- 撮影→編集→投稿がシームレス
- 持ち運びが簡単
- ライブ配信にも対応
撮影前の設定
| 項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| 解像度 | 1080p または 4K |
| フレームレート | 30fps(通常)/ 60fps(動き多め) |
| 手ブレ補正 | ON(標準または強) |
| HDR | OFF(編集時の互換性のため) |
| グリッド線 | ON(構図の補助) |
構図のポイント
縦動画特有の構図テクニックを押さえましょう。
| テクニック | 説明 |
|---|---|
| 被写体を中央に | 左右の余白が少ないため中央配置が基本 |
| 上下の余白を活用 | テロップやエフェクト用のスペース確保 |
| 顔は上1/3に配置 | 視線が集まりやすい位置 |
| 背景はシンプルに | 横幅が狭いため情報過多になりやすい |
| 縦の動きを意識 | パン(横移動)より上下動が効果的 |
撮影機材のおすすめ
| 機材 | 用途 | 価格帯 |
|---|---|---|
| スマートフォン | メイン撮影機材 | − |
| ジンバル(DJI OM 6等) | 手ブレ軽減、動き撮影 | 1〜2万円 |
| クリップ式レンズ | 広角・マクロ撮影 | 2,000〜5,000円 |
| スマホ三脚 | 固定撮影、タイムラプス | 1,000〜3,000円 |
| ワイヤレスマイク | 高音質収録 | 5,000〜2万円 |
| LEDライト | 照明追加 | 2,000〜1万円 |
編集ソフト別の縦動画設定
CapCut(PC版・スマホ版)
CapCutは縦動画編集に最も適したツールの一つです。
新規プロジェクト設定
- 「新規プロジェクト」をクリック
- アスペクト比で「9:16」を選択
- 解像度「1080×1920」を確認
- フレームレート「30fps」を選択
横動画の変換
- 横動画をインポート
- プロジェクト設定から9:16に変更
- クリップを選択→「オートリフレーム」適用
- AIが被写体を自動追跡してトリミング
詳しくはCapCut完全ガイドを参照してください。
DaVinci Resolve
プロジェクト設定
- 「ファイル」→「プロジェクト設定」
- 「マスター設定」タブを開く
- タイムライン解像度:「カスタム」→ 1080×1920
- フレームレート:30または60
縦動画用ワークスペース
- プレビューウィンドウを縦長に配置
- タイムラインを下部に移動
- 作業効率が向上
詳しくはDaVinci Resolve完全ガイドを参照してください。
Premiere Pro
シーケンス設定
- 「ファイル」→「新規」→「シーケンス」
- 「設定」タブを開く
- フレームサイズ:1080(横)× 1920(縦)
- ピクセル縦横比:正方形ピクセル(1.0)
自動リフレーム機能
- 横動画クリップを右クリック
- 「自動リフレーム」を選択
- アスペクト比「9:16」を選択
- AIが被写体を追跡しながらトリミング
詳しくはPremiere Pro vs DaVinci Resolve比較を参照してください。
Final Cut Pro
プロジェクト設定
- 「ファイル」→「新規」→「プロジェクト」
- 「カスタム」を選択
- 解像度:1080×1920
- レート:30pまたは60p
InShot(スマホアプリ)
- アプリを起動→「ビデオ」を選択
- 動画を選択→「キャンバス」をタップ
- 「9:16」を選択
- 背景色やぼかしを調整
テロップ・エフェクトの配置
セーフゾーンを理解する
縦動画では、プラットフォームのUIが画面の一部を覆います。テロップやエフェクトがUIと被らないよう、セーフゾーンを意識しましょう。
| 位置 | セーフ/NG | 理由 |
|---|---|---|
| 上部10% | △ | ステータスバー、戻るボタン |
| 上部10〜40% | ◎ | 最もセーフ、視認性高い |
| 中央 | ◎ | 視線が集まる |
| 下部20〜40% | ○ | 比較的セーフ |
| 下部20% | × | UIボタン、コメント欄と被る |
プラットフォーム別UI配置
| プラットフォーム | 上部NG | 下部NG | 右側NG |
|---|---|---|---|
| TikTok | 約10% | 約25% | いいね等アイコン |
| Instagram Reels | 約10% | 約15% | いいね等アイコン |
| YouTube Shorts | 約10% | 約20% | 各種ボタン |
テロップデザインのコツ
おすすめフォント
| フォント | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| ヒラギノ角ゴシック | 視認性高い | 解説・情報系 |
| 源ノ角ゴシック | 無料で使える | 汎用 |
| ラノベPOP | ポップで可愛い | エンタメ系 |
| けいふぉんと | 柔らかい印象 | 女性向け |
| 廻想体 | レトロ・おしゃれ | 雰囲気重視 |
フリーフォントについては配信で使えるフリーフォント集を参照してください。
横動画から縦動画への変換
3つの変換方法
| 方法 | 難易度 | 品質 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| AIオートリフレーム | ★☆☆ | ★★★ | 短い |
| 手動クロップ(キーフレーム) | ★★★ | ★★★★ | 長い |
| ピラーボックス(上下に追加) | ★☆☆ | ★★☆ | 短い |
AIオートリフレーム機能の使い方
多くの編集ソフトがAIオートリフレーム機能を搭載しています。
対応ソフト
- Adobe Premiere Pro「自動リフレーム」
- CapCut「オートリフレーム」
- DaVinci Resolve「スマートリフレーム」
- Runway「Content-Aware Crop」
手順(Premiere Pro例)
- 横動画をタイムラインに配置
- 「エフェクトコントロール」→「自動リフレーム」
- モーションプリセット:「デフォルト」or「高速」or「低速」
- 必要に応じて手動調整
手動キーフレームでのリフレーム
AIでうまくいかない場合は、手動でキーフレームを打ちます。
- スケール調整:映像を拡大して縦に収める
- ポジション調整:被写体が中央に来るよう位置調整
- キーフレーム設定:被写体の動きに合わせて位置を変化
- スムーズ化:キーフレーム間の動きを滑らかに
ピラーボックス方式
横動画をそのまま使い、上下に補足コンテンツを追加する方法です。
| 上部に配置 | 下部に配置 |
|---|---|
| タイトルテロップ | 補足テロップ |
| アイコン・ロゴ | CTA(登録ボタン等) |
| リアクションワイプ | 関連動画案内 |
| ぼかし背景 | コメント表示風 |
バズる縦動画の編集テクニック
1. 最初の1秒を工夫する
ユーザーは最初の1秒で視聴を続けるか判断します。
| テクニック | 効果 |
|---|---|
| インパクトシーンから始める | 「何?」と思わせる |
| 結論を最初に言う | 続きが気になる |
| 動きのあるシーン | 視線を引きつける |
| テキストフック | 「知らないと損」等 |
| 音で引きつける | 効果音、印象的なBGM |
2. テンポを速くする
縦動画視聴者はせっかちです。
| 編集テクニック | 目的 |
|---|---|
| 2秒以上の静止を避ける | 離脱防止 |
| ジャンプカット多用 | テンポアップ |
| BGMのビートに合わせる | リズム感 |
| トランジションは最小限 | 無駄を省く |
| 無音区間を削除 | 間延び防止 |
3. ループを意識する
Shortsではループ再生が視聴回数に加算されます。
4. 効果音とBGMを活用
音は視聴維持に大きく影響します。
| 音の使い方 | 効果 |
|---|---|
| トレンドBGM | おすすめに乗りやすい |
| 効果音で強調 | インパクト増 |
| ASMRっぽい音 | 没入感 |
| ミュート対策テロップ | 音なしでも伝わる |
著作権フリーBGMは著作権フリーBGMガイドを参照してください。
5. エフェクトとトランジション
| エフェクト | 用途 |
|---|---|
| ズームイン/アウト | 強調、ダイナミックさ |
| シェイク | インパクト、衝撃 |
| フラッシュ | 場面転換、注意喚起 |
| スローモーション | ドラマチック演出 |
| スピードランプ | メリハリ、テンポ感 |
プラットフォーム別の最適化
TikTok向け
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 動画時間 | 15〜60秒 |
| トレンド音源 | 積極的に使用 |
| ハッシュタグ | 3〜5個 |
| 投稿頻度 | 1日1〜3本 |
| エンゲージメント | コメント返信重要 |
Instagram Reels向け
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 動画時間 | 15〜30秒 |
| 画質 | 高画質重視 |
| カバー画像 | 目を引くサムネイル |
| キャプション | 読みやすく簡潔に |
| ハッシュタグ | 5〜10個 |
YouTube Shorts向け
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 動画時間 | 30〜50秒 |
| 長尺動画誘導 | 関連動画への導線 |
| オリジナル音源 | 収益最大化のため |
| サムネイル | Shorts用に最適化 |
| 説明文 | キーワード含める |
詳しくはYouTube Shorts収益化完全ガイドを参照してください。
縦動画制作のワークフロー
効率的な制作フロー
1. 企画・構成
↓
2. 撮影(スマホ縦向き)
↓
3. 素材整理・選別
↓
4. 粗編集(カット・並び替え)
↓
5. テロップ追加
↓
6. BGM・効果音追加
↓
7. エフェクト・カラー調整
↓
8. プレビュー確認(スマホで)
↓
9. 書き出し
↓
10. 各プラットフォームに投稿
書き出し設定
| 項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| 形式 | MP4(H.264) |
| 解像度 | 1080×1920 |
| フレームレート | 30fps |
| ビットレート | 10〜15Mbps |
| オーディオ | AAC 256kbps |
よくあるトラブルと解決法
| トラブル | 原因 | 解決法 |
|---|---|---|
| アップロード後に画質が落ちる | 圧縮設定 | ビットレートを上げる |
| UIと被る | セーフゾーン無視 | 配置を調整 |
| 横動画がうまく変換できない | 被写体の動き | 手動キーフレーム |
| 音が途切れる | 書き出しエラー | 別形式で試す |
| 暗い映像になる | 明るさ不足 | 撮影時の照明改善 |
まとめ
まとめ
縦動画制作のポイント - アスペクト比は9:16(1080×1920)が標準 - スマホ縦持ち撮影が最も効率的 - セーフゾーンを意識してテロップ配置 - 横動画はAIオートリフレームで変換可能 - 最初の1秒とテンポが視聴維持の鍵 - プラットフォーム別に最適化を行う縦動画は、現代のSNSマーケティングにおいて必須のスキルとなりました。
横動画の経験がある方も、縦動画特有のルールやテクニックを身につけることで、より多くの視聴者にリーチできます。
まずは1本作ってみて、反応を見ながら改善を重ねていきましょう。
関連記事
よくある質問
関連トピック完全ガイド
詳細解説記事
このトピックに関する5件の記事で、 包括的な情報を提供しています。