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【2026年版】Premiere Pro vs DaVinci Resolve徹底比較|YouTuber・配信者はどちらを選ぶべき?

【2026年版】Premiere Pro vs DaVinci Resolve徹底比較|YouTuber・配信者はどちらを選ぶべき?

公開日
読了目安13

動画編集ソフトを選ぶとき、多くのYouTuber・配信者・クリエイターが悩むのが「Premiere ProとDaVinci Resolve、どちらを選ぶべきか」という問題です。

どちらもプロの現場で使われる高機能な編集ソフトですが、価格体系、得意分野、使い勝手が大きく異なります

この記事では、Adobe Premiere ProとDaVinci Resolveを15項目以上で徹底比較し、あなたに最適なソフトを見つけるお手伝いをします。

この記事でわかること - Premiere ProとDaVinci Resolveの基本情報 - 15項目での詳細比較 - YouTuber・配信者にはどちらがおすすめか - 用途別・レベル別の選び方ガイド - 移行・併用する場合の注意点

基本情報の比較

まずは両ソフトの基本情報を比較します。

Premiere Pro vs DaVinci Resolve 基本情報
項目Premiere Pro / DaVinci Resolve
開発元Adobe(アメリカ) / Blackmagic Design(オーストラリア)
初版リリース1991年 / 2004年
最新バージョン2026 (v25.x) / 19
対応OSWindows, macOS / Windows, macOS, Linux
価格体系サブスクリプション / 無料+買い切り
日本語対応○ / ○

価格比較

プランPremiere ProDaVinci Resolve
無料版なしあり(フル機能)
月額2,728円〜なし
年額28,776円〜なし
買い切りなし47,980円(Studio)
3年間の総コスト約86,000円0円 or 47,980円
5年間の総コスト約144,000円0円 or 47,980円
コスト面ではDaVinci Resolveが圧勝

Premiere Proを3年使う費用で、DaVinci Resolve Studioの買い切りが2本買えます。長期的に使うほど、DaVinci Resolveのコストメリットが大きくなります。


15項目で徹底比較

1. 価格・コスパ

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★☆☆☆★★★★★

Premiere Pro: サブスクリプション制で、使い続ける限り毎月/毎年費用が発生。Creative Cloud単体プランで月額2,728円、コンプリートプランで月額6,480円。

DaVinci Resolve: 無料版でもプロレベルの編集が可能。有料版(Studio)も47,980円の買い切りで、一度購入すれば永続的に使用可能。

勝者: DaVinci Resolve


2. 動作の軽さ

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★☆☆

Premiere Pro: 比較的軽量で、ミドルスペックのPCでも動作。プロキシ編集機能も充実しており、4K素材も扱いやすい。

DaVinci Resolve: GPU依存が高く、高スペックPCが推奨。特にカラーページやFusionを使うと重くなりやすい。ただし、プロキシやキャッシュを適切に使えば対処可能。

勝者: Premiere Pro


3. 学習のしやすさ

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★☆☆

Premiere Pro: 日本語の書籍、YouTube解説、オンライン講座が非常に豊富。困ったときに情報を見つけやすい。UIも比較的直感的。

DaVinci Resolve: 機能が多い分、最初は迷いやすい。7つのページを理解する必要がある。ただし、公式の無料トレーニング教材が充実しており、英語が読めれば情報は豊富。

勝者: Premiere Pro


4. カット編集

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★★

Premiere Pro: 標準的なNLE(ノンリニア編集)のワークフロー。リップル編集、ローリング編集など基本機能は網羅。

DaVinci Resolve: 「カットページ」という高速編集専用の画面があり、効率的なカット編集が可能。ソースクリップをタイムラインに素早く配置できる機能が充実。

勝者: DaVinci Resolve


5. カラーグレーディング

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★☆☆★★★★★

Premiere Pro: Lumetriカラーパネルで基本的な色調整が可能。LUT適用も簡単。ただし、本格的なグレーディングにはAfter EffectsやDaVinci Resolveへのラウンドトリップが必要。

DaVinci Resolve: ハリウッド映画のカラーグレーディングで業界標準。プライマリー/セカンダリー補正、パワーウィンドウ、トラッキング、ノード編集など、プロ向けの機能がすべて揃っている。

勝者: DaVinci Resolve(圧勝)


6. VFX・モーショングラフィックス

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★☆

Premiere Pro: After Effects(別売)との連携が強力。Dynamic Linkでシームレスに行き来できる。モーショングラフィックステンプレート(MOGRT)も豊富。

DaVinci Resolve: Fusion(VFX・合成ツール)が内蔵。ノードベースのコンポジットで高度な合成が可能。ただし、After Effectsほどのエフェクトやテンプレートの量はない。

勝者: 引き分け(Premiere Pro+AEならPremiere、単体ならDaVinci)


7. 音声編集

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★★

Premiere Pro: 基本的な音声編集はPremiere内で完結。本格的な編集にはAudition(別売)を使用。Essential Soundパネルで簡易的なノイズ除去やラウドネス調整が可能。

DaVinci Resolve: Fairlight(DAW相当の音声編集ツール)が内蔵。マルチトラック編集、EQ、コンプレッサー、ノイズリダクションなどプロ仕様の機能が無料で使える。

勝者: DaVinci Resolve


8. テキスト・テロップ

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★☆☆

Premiere Pro: エッセンシャルグラフィックスパネルで簡単にテロップ作成。レガシータイトルも使用可能。テンプレートが豊富。

DaVinci Resolve: Text+やFusionタイトルで高度なテロップ作成が可能。ただし、日本語フォントの扱いでやや癖がある場合も。Premiere Proほど直感的ではない。

勝者: Premiere Pro


9. 書き出し・エンコード

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★☆

Premiere Pro: Media Encoder(付属)でバックグラウンド書き出しが可能。編集中に別の動画を書き出せる。プリセットも豊富。

DaVinci Resolve: デリバーページで直接書き出し。YouTube/Vimeo向けプリセットあり。バックグラウンド書き出しはStudio版のみ。

勝者: 引き分け


10. プラグイン・拡張性

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★★★★★☆☆

Premiere Pro: サードパーティ製プラグインが非常に豊富。Red Giant、Boris FX、FilmImpactなど選択肢が多い。

DaVinci Resolve: OFX(Open FX)プラグインに対応。ResolveFXも充実しているが、Premiere Proほどの選択肢はない。

勝者: Premiere Pro


11. 他ソフトとの連携

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★★★★★☆☆

Premiere Pro: After Effects、Audition、Photoshop、IllustratorなどAdobe製品との連携が最大の強み。Creative Cloudエコシステムでシームレスに作業可能。

DaVinci Resolve: Fusionが内蔵されているため外部VFXソフトの必要性は低い。Adobe製品との連携は限定的(XML書き出しなど)。

勝者: Premiere Pro


12. チームコラボレーション

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★★

Premiere Pro: チームプロジェクト機能でクラウド共同編集が可能。ただし、安定性に課題があるとの声も。

DaVinci Resolve: コラボレーション機能が非常に強力。複数人が同時に同じプロジェクトで編集、カラー、VFX、音声を担当できる。ただし、Studio版限定。

勝者: DaVinci Resolve(Studio版)


13. AI機能

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★☆

Premiere Pro: Adobe Sensei(AI)によるオート文字起こし、シーン編集検出、オートリフレームなど。Firefly連携も進行中。

DaVinci Resolve: Neural Engine(AI)によるフェイス認識、オブジェクト除去、マジックマスク、音声分離など。Studio版でフル機能が使える。

勝者: 引き分け


14. アップデート頻度

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★★☆★★★★☆

Premiere Pro: 年1〜2回のメジャーアップデート + バグ修正。サブスク継続が必要。

DaVinci Resolve: 年1〜2回のメジャーアップデート。無料版でも最新機能が使える。買い切り版も無料でアップデート可能。

勝者: DaVinci Resolve(無料でもアップデート可能という点で)


15. 安定性

評価Premiere ProDaVinci Resolve
評価★★★☆☆★★★★☆

Premiere Pro: 歴史的にクラッシュや不具合の報告が多い。特に大型アップデート後は不安定になることも。

DaVinci Resolve: 比較的安定している印象。ただし、重い処理ではメモリ不足でクラッシュすることも。

勝者: DaVinci Resolve


総合比較表

項目Premiere ProDaVinci Resolve勝者
価格・コスパ★★☆☆☆★★★★★DaVinci
動作の軽さ★★★★☆★★★☆☆Premiere
学習のしやすさ★★★★☆★★★☆☆Premiere
カット編集★★★★☆★★★★★DaVinci
カラーグレーディング★★★☆☆★★★★★DaVinci
VFX・モーション★★★★☆★★★★☆引き分け
音声編集★★★★☆★★★★★DaVinci
テキスト・テロップ★★★★☆★★★☆☆Premiere
書き出し★★★★☆★★★★☆引き分け
プラグイン★★★★★★★★☆☆Premiere
他ソフト連携★★★★★★★★☆☆Premiere
コラボレーション★★★★☆★★★★★DaVinci
AI機能★★★★☆★★★★☆引き分け
アップデート★★★★☆★★★★☆DaVinci
安定性★★★☆☆★★★★☆DaVinci

総合評価

  • Premiere Pro: 56点/75点
  • DaVinci Resolve: 63点/75点

用途別おすすめ

YouTuber・配信者

おすすめ: DaVinci Resolve - 無料で始められる - カット編集・カラー調整が効率的 - Fairlightで音声編集も完結 - 費用を抑えて機材に投資できる

ただし、以下の場合はPremiere Proも検討:

  • すでにAdobe製品を使っている
  • After Effectsでモーショングラフィックスを多用する
  • PCスペックに不安がある

映像クリエイター・映画制作

おすすめ: DaVinci Resolve - カラーグレーディングが業界標準 - Fusionで高度なVFXが可能 - 買い切りでランニングコストなし

ウェディング・イベント撮影

おすすめ: Premiere Pro - 短納期に対応しやすい軽さ - テンプレートが豊富で効率的 - 日本語情報が多く問題解決しやすい

企業・広告映像

おすすめ: どちらでも可 - チーム制作ならDaVinci Resolve(コラボ機能) - Adobe連携が必要ならPremiere Pro - 納品形式に応じて選択

レベル別おすすめ

完全初心者

優先事項おすすめ
費用を抑えたいDaVinci Resolve
情報を見つけやすさ重視Premiere Pro
PCスペックが低いPremiere Pro or CapCut

中級者

優先事項おすすめ
カラグレを学びたいDaVinci Resolve
After Effectsを使いたいPremiere Pro
総合力を高めたい両方学ぶ

プロ・上級者

優先事項おすすめ
ハリウッド品質のカラーDaVinci Resolve
大規模チーム制作DaVinci Resolve
Adobe連携必須Premiere Pro

両方使う場合のワークフロー

プロの現場では両方を使い分けることも珍しくありません。

典型的なワークフロー例

Premiere Pro(編集)
    ↓ XML書き出し
DaVinci Resolve(カラーグレーディング)
    ↓ 書き出し or XML返送
Premiere Pro(仕上げ・書き出し)

注意点

  • プロジェクトファイル自体の互換性はない
  • XMLで引き継げるのは「クリップ配置」「カット点」など基本情報
  • エフェクト、テロップは引き継げない場合が多い
  • 事前にテストしてワークフローを確立すること

移行を検討している場合

Premiere Pro → DaVinci Resolveに移行

  • サブスク費用がなくなる
  • カラーグレーディング能力向上
  • Fairlightで音声編集も統合
  • 学習し直しが必要(2〜4週間)
  • After Effects連携がなくなる
  • 使い慣れたプラグインが使えない可能性

DaVinci Resolve → Premiere Proに移行

  • Adobe製品との連携強化
  • 日本語情報の豊富さ
  • 動作が軽くなる可能性
  • サブスク費用が発生
  • カラーグレーディング機能はダウングレード
  • Fairlight相当の機能にはAuditionが必要

まとめ

まとめ

Premiere Pro vs DaVinci Resolve 結論
タイプおすすめ
費用を抑えたいDaVinci Resolve
カラーグレーディング重視DaVinci Resolve
日本語情報の多さ重視Premiere Pro
Adobe製品と連携したいPremiere Pro
PCスペックに不安があるPremiere Pro
買い切りがいいDaVinci Resolve
初心者でとりあえず始めたいDaVinci Resolve(無料)

YouTuber・配信者へのアドバイス

  1. まずはDaVinci Resolve(無料版)を試す
  2. PCが重ければPremiere ProやCapCutを検討
  3. Adobe製品を使っているならPremiere Proも選択肢
  4. どちらを選んでも「使い続けること」が最重要

最終的な選び方

  • お金をかけたくない → DaVinci Resolve
  • 時間をかけたくない → Premiere Pro
  • 両方試して肌に合う方を選ぶ(これが最良)

どちらも素晴らしい動画編集ソフトです。この記事を参考に、あなたに合ったソフトを見つけてください。


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画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • Video editing comparison: Photo by Wahid Khene on Unsplash

よくある質問

QPremiere ProとDaVinci Resolveはどちらが初心者向けですか?
A
どちらも学習が必要ですが、日本語の学習リソースが豊富なPremiere Proの方が初心者には入りやすいです。ただし、費用面ではDaVinci Resolve(無料)の方が始めやすく、近年は日本語の解説動画も増えています。
Q無料で使うならDaVinci Resolve一択ですか?
A
高機能な無料編集ソフトならDaVinci Resolveが最適です。ただし、PCスペックが低い場合は動作が重くなります。スペックに不安がある場合は、CapCutやClipchampなど軽量なソフトも検討してください。
Qプロはどちらを使っていますか?
A
テレビ・CMなど日本の映像業界ではPremiere Proが主流です。一方、ハリウッド映画のカラーグレーディングではDaVinci Resolveが業界標準。YouTuberは両方使われており、決まった正解はありません。
Q途中でソフトを乗り換えることはできますか?
A
可能ですが、プロジェクトファイルの互換性はありません。XMLやAAFでの書き出しで一部情報は引き継げますが、完全な移行は難しいです。最初の選択が重要なので、両方試してから決めることをおすすめします。
QMacを使っていますがFinal Cut Proも検討すべきですか?
A
MacユーザーならFinal Cut Proも有力な選択肢です。M1/M2/M3チップへの最適化が進んでおり、同スペックならPremiere ProやDaVinci Resolveより軽快に動作します。買い切り45,000円なので長期的にはコスパが良いです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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