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【2025年版】配信部屋の照明・ライティング完全ガイド|映える環境を作るコツ

【2025年版】配信部屋の照明・ライティング完全ガイド|映える環境を作るコツ

公開日
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「配信してるけど、なんか顔が暗く映る...」 「他の配信者と比べて画質が悪く見える」 「照明って何を買えばいいの?」

こんな悩み、ありませんか?

実は、配信の映りは照明で8割決まると言っても過言ではありません。

高価なカメラを買うより、適切な照明を1つ追加するだけで劇的に映りが良くなります。

この記事では、配信者向けに照明の基礎知識からおすすめ製品まで徹底解説します。

この記事でわかること - 配信照明の基本(3点照明の考え方) - 色温度・明るさの選び方 - 用途別おすすめ照明10選 - 予算別のセットアップ例

なぜ照明が重要なのか?

スタジオライティング

カメラより照明が大事な理由

同じカメラでも、照明次第で映りは天と地ほど変わります。

照明なし照明あり
顔に影ができる顔が均一に明るい
肌がくすんで見える肌がきれいに見える
目が暗く見える瞳にキャッチライトが入る
背景と同化する被写体が際立つ
プロの現場では照明に最もコストをかける

映画やテレビの撮影現場では、カメラ以上に照明機材と照明スタッフにコストをかけています。それほど照明は映像の品質を左右します。

配信で照明が必要な場面

  • 顔出し配信: 顔映りを良くする
  • ゲーム配信: 小窓(ワイプ)の見栄え向上
  • 雑談配信: 表情を明るく見せる
  • VTuber配信: トラッキング精度の向上

配信照明の基本「3点照明」

プロフェッショナル照明

プロの映像制作で使われる3点照明の考え方を知っておくと、照明選びがグッと楽になります。

3点照明とは?

3点照明の構成
キーライトメインの照明(最も明るい)
フィルライト影を和らげる補助照明
バックライト背景との分離を作る照明

1. キーライト(メイン照明)

最も重要な照明です。顔の正面やや斜め上から当てます。

  • 顔全体を明るく照らす
  • 瞳にキャッチライトを入れる
  • 肌をきれいに見せる

配置: 顔の正面〜45度の位置、目線より少し上

2. フィルライト(補助照明)

キーライトの反対側から当て、影を和らげる役割。

キーライトだけだと顔の片側に影ができますが、フィルライトを追加すると自然な立体感を保ちつつ影を軽減できます。

配置: キーライトの反対側、キーライトより暗めに設定

3. バックライト(輪郭照明)

被写体の後ろから当て、背景と分離させる照明。

配信では省略されることも多いですが、あるとプロっぽい仕上がりになります。

色温度の基礎知識

照明設定

照明選びで重要な「色温度」について解説します。

色温度とは?

色温度は光の色味を表す単位で、ケルビン(K)で表されます。

色温度色味雰囲気
2700K〜3000Kオレンジ(電球色)暖かい、落ち着いた
4000K〜4500Kやや暖色(温白色)ナチュラル
5000K〜5600K白(昼白色)自然、クリア
6000K〜6500K青白(昼光色)クール、シャープ
配信におすすめの色温度は5000K〜5600K

自然光に近く、肌が自然に見える色温度です。部屋の照明と合わせるとより自然に見えます。

色温度調整機能の重要性

照明を選ぶ際は、色温度調整(バイカラー)機能があるモデルがおすすめ。

  • 部屋の照明に合わせられる
  • 時間帯による光の変化に対応
  • 雰囲気を変えられる

照明の種類と特徴

スタジオセット

配信で使われる主な照明タイプを解説します。

1. リングライト

最も人気のある配信照明。リング状の形状が特徴。

  • 瞳に丸いキャッチライトが入る(映える)
  • 顔全体を均一に照らせる
  • カメラ・スマホを中央に設置可能
  • 比較的安価で入手しやすい
  • 影が完全になくなり平面的に見えることも
  • 大型だとスペースを取る
  • メガネに反射しやすい

おすすめの人: 顔映り重視、スマホ配信、初心者

2. パネルライト(LEDパネル)

四角形のLED照明。プロの現場でも使われる定番。

  • 自然な光で立体感が出る
  • ディフューザーで光を柔らかくできる
  • プロ仕様の本格的なライティングが可能
  • リングライトより高価
  • スタンドが別途必要な場合あり
  • 設置に少しスペースが必要

おすすめの人: 本格的な配信、クリエイター、自然な見た目重視

3. ソフトボックス

大型の拡散装置付き照明。スタジオで使われる本格派。

  • 非常に柔らかい光が得られる
  • 影が自然でプロフェッショナルな仕上がり
  • 大きな光源で均一に照らせる
  • 設置スペースが大きい
  • 組み立てが必要
  • 価格が高め

おすすめの人: スタジオ環境、プロ志向、VTuber

4. デスクライト型

デスクに置ける小型照明。手軽に導入できる。

  • コンパクトで省スペース
  • 設置が簡単
  • 価格が安い
  • 光量が小さい
  • 照射範囲が狭い
  • 本格的なライティングには不向き

おすすめの人: 省スペース、サブ照明、入門者

おすすめ照明10選

ライティングセットアップ

リングライト部門

1. Neewer 18インチ リングライト - 定番の大型モデル

配信者に最も人気のあるリングライト。18インチの大型サイズで顔全体を均一に照らせます。

2. Elgato Ring Light - プレミアムな選択肢

配信機材メーカーElgatoの高品質リングライト。アプリ連携でシーンに合わせた照明調整が可能。

3. NEEWER 10インチ リングライト - コンパクト入門機

3,000円以下で買える入門リングライト。まずは試してみたい人に最適。

パネルライト部門

4. Elgato Key Light - 配信者のスタンダード

プロ配信者御用達のパネルライト。デスクマウント式で省スペース、アプリ連携で細かな調整が可能。

5. Elgato Key Light Air - コンパクト版

Key Lightの小型版。狭いデスクでも設置しやすいサイズ感。

6. NEEWER 660 LEDパネル

コスパ最強のLEDパネル。プロ仕様の演色性で肌を自然に照らします。

ソフトボックス部門

7. NEEWER ソフトボックス照明キット

本格的なソフトボックスが2灯セットでこの価格。3点照明を組むのにも最適。

8. Godox SL60W - プロ仕様LEDライト

映像制作の現場でも使われるプロ仕様。別売りのソフトボックスと組み合わせて本格環境を構築。

デスクライト・補助照明部門

9. BenQ ScreenBar Plus

モニター照明の定番。配信のメイン照明ではないですが、手元を照らすサブ照明として優秀。

10. Yeelight LEDデスクライト

スマート対応のデスクライト。フィルライトやアクセント照明として活用できます。

予算別おすすめセットアップ

1万円以下:入門セット

機材価格
NEEWER 10インチリングライト¥2,999
合計¥2,999
まずはリングライト1つから始めましょう。正面から顔を照らすだけで劇的に変わります。

3万円以下:スタンダードセット

機材価格
Neewer 18インチリングライト(キーライト)¥8,999
NEEWER 660 LEDパネル(フィルライト)¥8,499
合計約¥17,500

5万円以下:本格セット

機材価格
Elgato Key Light(キーライト)¥26,980
Elgato Key Light Air(フィルライト)¥17,980
合計約¥45,000
Elgatoで揃えるメリット

アプリで一括管理でき、Stream Deckとの連携でワンタッチで照明を切り替えられます。

照明セットアップのコツ

ライティング調整

1. 窓からの自然光に注意

窓からの光は時間帯で変化するため、ブラインドやカーテンで遮光することをおすすめします。

2. 背景との明暗差を意識

顔が背景より明るくなるようにセットアップ。背景が明るすぎると顔が暗く見えます。

3. メガネの反射対策

メガネをかけている場合、照明の反射が気になることがあります。

  • 照明の角度を調整(やや上からor横から)
  • 反射防止コートのメガネを使用
  • ソフトボックスで光を拡散

4. 色温度を統一する

部屋の照明と配信用照明の色温度が違うと、不自然な映りになります。

部屋の照明が電球色(3000K)の場合

配信照明も3200K〜4000Kに設定するか、部屋の照明を消して配信照明のみにする。

よくある質問

照明にいくらかければいいですか?
入門なら5,000円〜1万円のリングライト1つで十分です。本格的に始めるなら、キーライト+フィルライトで2〜3万円程度が目安です。
部屋の照明だけでは不十分ですか?
天井照明だけでは顔に影ができやすく、暗い印象になりがちです。正面からの照明を追加するだけで劇的に映りが良くなります。
リングライトとパネルライト、どちらがいいですか?
顔映り重視ならリングライト(瞳にリング状のキャッチライト)、自然な印象重視ならパネルライトがおすすめです。
色温度は何Kがいいですか?
配信では5000K〜5600K(昼白色)が自然で見やすいです。部屋の照明と合わせるのがポイントです。

まとめ

まとめ

配信照明のまとめ
  • 入門: リングライト1つ(3,000円〜)から始める
  • ステップアップ: キーライト+フィルライトの2灯体制
  • 本格派: Elgato Key Light + Key Light Air

照明を追加するだけで、配信の見栄えは劇的に変わります。 高価なカメラより、まず照明に投資しましょう。


画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • スタジオライティング: Photo by dlxmedia.hu on Unsplash
  • プロフェッショナル照明: Photo by Veli Yunus Ünal on Unsplash
  • 照明設定: Photo by dlxmedia.hu on Unsplash
  • スタジオセット: Photo by Phil Hearing on Unsplash
  • ライティングセットアップ: Photo by Aditya Wardhana on Unsplash
  • ライティング調整: Photo by dlxmedia.hu on Unsplash

よくある質問

Q照明にいくらかければいいですか?
A
入門なら5,000円〜1万円のリングライト1つで十分です。本格的に始めるなら、キーライト+フィルライトで2〜3万円程度が目安です。
Q部屋の照明だけでは不十分ですか?
A
天井照明だけでは顔に影ができやすく、暗い印象になりがちです。正面からの照明を追加するだけで劇的に映りが良くなります。
Qリングライトとパネルライト、どちらがいいですか?
A
顔映り重視ならリングライト(瞳にリング状のキャッチライト)、自然な印象重視ならパネルライトがおすすめです。
Q色温度は何Kがいいですか?
A
配信では5000K〜5600K(昼白色)が自然で見やすいです。部屋の照明と合わせるのがポイントです。

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Neewer 18インチ LEDリングラ

Neewer 18インチ LEDリングライト

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この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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