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【2026年版】LANケーブルの種類と選び方|Cat5e/6/6A/7/8の違いを徹底解説

【2026年版】LANケーブルの種類と選び方|Cat5e/6/6A/7/8の違いを徹底解説

公開日
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この記事でわかること
  • LANケーブルのカテゴリ(Cat5e〜Cat8)の違い
  • 配信・ゲームに最適なカテゴリの選び方
  • フラット型・スリム型・通常型の使い分け
  • 速度が出ない時のチェックポイント

LANケーブルなんて何でもいい」と思っていませんか?

実は、LANケーブルのカテゴリ(Cat5e/Cat6/Cat6A/Cat7/Cat8)によって最大通信速度・ノイズ耐性・伝送距離が全く違います。せっかくの光回線NURO光auひかりなど)も、古いケーブルがボトルネックになれば本来の1Gbps10Gbpsの速度は出ません。

速度テストで100Mbpsしか出ない」「配信中にラグが発生する」「FPSゲームでPingが高い」といった問題は、LANケーブルの交換で劇的に改善することがあります。

この記事では、配信者・ゲーマー向けに最適なLANケーブルの選び方と、有線接続 vs Wi-Fiの違いを徹底解説します。

LANケーブル


LANケーブルのカテゴリ一覧

カテゴリ別スペック比較

LANケーブルカテゴリ別スペック
Cat5100Mbps・100MHz(※現在は非推奨)
Cat5e1Gbps・100MHz
Cat61Gbps・250MHz
Cat6A10Gbps・500MHz
Cat710Gbps・600MHz
Cat7A10Gbps・1000MHz
Cat840Gbps・2000MHz

詳細比較表

カテゴリ最大速度周波数最大距離シールド価格帯
Cat5100Mbps100MHz100mなし(UTP)-
Cat5e1Gbps100MHz100mなし(UTP)¥300〜
Cat61Gbps250MHz100m(10Gは55m)なし/あり¥500〜
Cat6A10Gbps500MHz100mあり(STP)¥800〜
Cat710Gbps600MHz100mあり(S/FTP)¥1,500〜
Cat840Gbps2000MHz30mあり(S/FTP)¥2,500〜

各カテゴリの特徴と用途

Cat5e(カテゴリ5e)

Cat5eの特徴 - 最大1Gbps対応 - 最も安価で入手しやすい - 1Gbps回線なら問題なく使える - ノイズ対策はなし(UTP)

おすすめ用途: 1Gbps回線での一般的なインターネット利用

注意点: 10Gbps回線では性能不足

Cat6(カテゴリ6)

Cat6の特徴 - Cat5eより高周波数(250MHz)でノイズに強い - 10Gbpsにも対応(ただし55mまで) - コスパと性能のバランスが良い - UTP/STP両方あり

おすすめ用途: 1Gbps回線でのゲーム・配信

注意点: 長距離での10Gbpsは不安定

Cat6A(カテゴリ6A)★おすすめ

  • 10Gbps/100mをフルサポート
  • 二重シールド(STP)でノイズに強い
  • 将来の10Gbps回線にも対応
  • Cat7より安価で入手しやすい
  • コネクタが通常のRJ-45で互換性◎

おすすめ用途: 配信・ゲーム・将来を見据えた有線環境

Cat7(カテゴリ7)

  • 家庭用にはオーバースペック
  • 専用コネクタ(GG45/TERA)を使う製品あり
  • RJ-45対応製品もあるが要確認
  • Cat6Aとの実用差は小さい

おすすめ用途: 業務用・ノイズが極めて多い環境

Cat8(カテゴリ8)

  • 40Gbps対応だが最大30mまで
  • データセンター向けの規格
  • 家庭用ルーター・PCは非対応が多い
  • 価格が高くメリットが薄い

おすすめ用途: サーバールーム・データセンター(家庭には不要)


結論:どのカテゴリを選ぶべきか

まとめ

用途別おすすめカテゴリ
用途おすすめ理由
一般的なネット利用Cat5e/Cat61Gbpsで十分・安価
ゲーム・配信Cat6A安定性◎・将来性◎
10Gbps回線Cat6Aフル性能発揮
業務用・サーバーCat7/Cat8特殊環境向け

迷ったらCat6Aを選べば間違いありません。


ケーブル形状の違い

LANケーブルには形状の種類もあります。

1. スタンダード(丸型)

スタンダード丸型ケーブル
特徴最も一般的・ノイズ耐性◎
メリット安定性が高い・長距離向き
デメリット太くて取り回しにくい
おすすめ壁内配線・長距離接続

2. フラット型

フラット型ケーブル
特徴薄くて平らな形状
メリットドアの隙間・カーペット下を通せる
デメリットノイズ耐性がやや劣る
おすすめ短距離・見た目重視の配線

3. スリム型(極細)

スリム型ケーブル
特徴直径3mm程度の極細
メリット配線がすっきり・曲げやすい
デメリット耐久性がやや劣る
おすすめデスク周り・取り回し重視

形状選びのポイント

設置場所おすすめ形状
壁内・天井裏スタンダード丸型
ドアの隙間フラット型
デスク周りスリム型
長距離(10m以上)スタンダード丸型

配信者・ゲーマー向けおすすめ製品

ベストバイ:Cat6A(配信・ゲーム用)

コスパ重視:Cat6(1Gbps回線向け)


予算別おすすめLANケーブル

予算おすすめカテゴリ主な用途
〜500円Cat5e1Gbps回線・一般用途
500〜1,000円Cat61Gbps回線・ゲーム/配信
1,000〜2,000円Cat6A10Gbps回線・将来対応
2,000円〜Cat7/8業務用・特殊環境
コスパ最強の選択 迷ったら「Cat6A」一択。1,000円前後で10Gbps対応、将来の回線アップグレードにも対応できます。

LANケーブルでよくある間違い

間違い1:「Cat7/Cat8を買えば最強」と思っている

  • 家庭用ルーター・PCはCat6Aまでの対応が多い
  • Cat7/8は専用コネクタ(GG45/TERA)の製品もある
  • オーバースペックで無駄なコストに

間違い2:Wi-Fiルーターの隣にLANケーブルを束ねる

電源ケーブルやWi-Fiルーターの近くに束ねると電磁干渉(EMI)でノイズの原因に。STP(シールド付き)ケーブルで対策可能。

間違い3:古いケーブルを使い続ける

10年前のCat5ケーブルは100Mbps上限。1Gbps回線の性能を10分の1しか使えていない可能性があります。


参考リンク

※出典:TIA/EIA - ケーブル規格標準


速度が出ない時のチェックリスト

LANケーブルを交換しても速度が出ない場合、以下を確認しましょう。

速度低下の原因チェックリスト
  1. ルーター/ハブのポート規格 → 1Gbps対応か確認
  2. PCのLANポート規格 → 1Gbps/10Gbps対応か確認
  3. ケーブルの劣化 → 折れ・断線がないか
  4. コネクタの接触不良 → 抜き差しして確認
  5. ケーブル長 → 100m以上は規格外
  6. ノイズ源 → 電源ケーブルと束ねていないか

特に見落としがちなのがルーター・ハブのポート規格です。古いルーターは100Mbpsまでしか対応していない場合があります。


Wi-Fi vs 有線LAN

配信・ゲームで有線が必須な理由

項目Wi-Fi 6有線LAN(Cat6A)
最大速度9.6Gbps(理論値)10Gbps
実効速度500Mbps〜1Gbps程度ほぼ理論値通り
遅延(Ping)5〜20ms1〜3ms
安定性電波干渉あり非常に安定
同時接続複数台で低下影響なし
  • 遅延(Ping)が圧倒的に低い → FPSで有利
  • 配信中のドロップ・途切れを防止
  • 大容量ファイルのアップロードが安定
  • 電波干渉の心配なし

Wi-Fiの速度自体は十分でも、遅延と安定性では有線に敵いません。配信者・ゲーマーは有線接続一択です。


まとめ

まとめ

LANケーブル選びのポイント
回線速度おすすめカテゴリ
100Mbps〜1GbpsCat5e / Cat6
1Gbps(安定重視)Cat6A
10GbpsCat6A
業務用Cat7 / Cat8

配信者・ゲーマーへの推奨

  • Cat6Aを選べば間違いなし
  • 短距離(5m以内)ならフラット/スリムもOK
  • 長距離・壁内配線はスタンダード丸型
  • 有線接続で遅延・安定性を確保

LANケーブルは数百円の差でカテゴリが上がります。配信やゲームの安定性に直結するので、Cat6Aへの投資は確実にリターンがあります。


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📚 まとめ記事

📖 個別ガイド


画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • Computer Networking Equipment with Ethernet Cables: Photo by Albert Stoynov on Unsplash
  • Network (blue UTP cord): Photo by Jordan Harrison on Unsplash

よくある質問

Q配信やゲームにはどのカテゴリのLANケーブルがおすすめ?
A
配信・オンラインゲームにはCat6AがベストバランスでおすすめNです。10Gbps対応で将来性があり、ノイズ耐性も高く価格も手頃。1Gbps回線ならCat6でも十分ですが、10Gbps回線や将来のアップグレードを見据えるならCat6Aを選びましょう。
QCat7やCat8は必要ですか?
A
一般家庭では必要ありません。Cat7/8は主にデータセンターや業務用で、コネクタ形状も異なる場合があります。家庭用ルーターやPCはCat6Aまでの対応が多く、オーバースペックになります。コスパを考えるとCat6Aが最適解です。
Qフラット型ケーブルは性能が落ちますか?
A
短距離(5m以内)なら性能差はほぼありません。ただし長距離やノイズの多い環境では、通常の丸型ケーブルの方がシールド性能で有利です。配線のしやすさを優先するならフラット型、安定性重視なら丸型を選びましょう。
QWi-Fiと有線LANはどのくらい違いますか?
A
有線LANはWi-Fiより「遅延(Ping)」と「安定性」で圧倒的に有利です。速度自体はWi-Fi 6でも十分ですが、配信中のドロップや、ゲームのラグを防ぐには有線接続が必須です。FPSゲーマー・配信者は有線一択と考えてください。
Q古いCat5ケーブルは使えますか?
A
使えますが、最大100Mbpsに制限されます。現在の光回線(1Gbps〜10Gbps)の性能を活かすにはCat5e以上が必要です。古いケーブルがボトルネックになっている可能性があるので、速度が出ない場合は交換を検討しましょう。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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