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【2026年版】HDMIケーブルの種類と選び方|1.4/2.0/2.1の違いを徹底解説

【2026年版】HDMIケーブルの種類と選び方|1.4/2.0/2.1の違いを徹底解説

公開日
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この記事でわかること
  • HDMIケーブルのバージョン(1.4/2.0/2.1)の違い
  • 4K/8K・120Hz/144Hz対応の見分け方
  • ゲーム・配信・映画に最適なケーブル選び
  • eARC・VRR・ALLMなど新機能の解説

HDMIケーブルなんてどれも同じでしょ?」と思っていませんか?

実は、HDMIケーブルはバージョン(HDMI 1.4/2.0/2.1)によって対応解像度・リフレッシュレート・機能が全く違います。間違ったケーブルを使うと、せっかくの4KテレビPS5Xbox Series X高リフレッシュレートゲーミングモニターの性能を100%発揮できません。

4K 120Hzで遊びたいのに60Hzしか出ない」「VRRが効かない」「eARCでDolby Atmosが出力できない」といった問題は、ケーブル選びで解決できることがほとんどです。

この記事では、HDMIケーブルのバージョン別スペック比較から、ウルトラハイスピードHDMIの選び方、ゲーム・配信・映画鑑賞に最適なケーブルまで徹底解説します。

HDMIケーブルの種類


HDMIケーブルのバージョン一覧

主なHDMIバージョンと対応スペック

HDMIバージョン別スペック
HDMI 1.4最大4K/30Hz・帯域10.2Gbps
HDMI 2.0最大4K/60Hz・帯域18Gbps
HDMI 2.0b4K/60Hz HDR対応・帯域18Gbps
HDMI 2.1最大8K/60Hz・4K/120Hz・帯域48Gbps
HDMI 2.1a8K/60Hz・SBTM対応・帯域48Gbps

詳細比較表

項目HDMI 1.4HDMI 2.0HDMI 2.1
帯域幅10.2Gbps18Gbps48Gbps
最大解像度4K/30Hz4K/60Hz8K/60Hz
4K対応30Hz60Hz120Hz
1080p対応120Hz144Hz240Hz
HDR×△(HDR10)◎(HDR10+, Dolby Vision)
eARC××
VRR××
ALLM××

ケーブルの種類(認証規格)

HDMIケーブルは帯域幅によって4つの認証カテゴリに分類されます。

1. スタンダードHDMIケーブル

スタンダードHDMI
帯域4.95Gbps
最大解像度1080i/720p
用途古いDVDプレイヤー・TV

現在ではほぼ使われない旧規格。新規購入は非推奨。

2. ハイスピードHDMIケーブル

ハイスピードHDMI
帯域10.2Gbps
最大解像度4K/30Hz・1080p/60Hz
用途フルHDモニター・一般的なTV

HDMI 1.4対応。フルHDまでなら十分。4K機器には力不足。

3. プレミアムハイスピードHDMIケーブル

プレミアムハイスピードHDMI
帯域18Gbps
最大解像度4K/60Hz HDR
用途4Kモニター・PS4 Pro・一般的なゲーム

HDMI 2.0対応。4K/60Hzまでのゲーム・動画視聴に最適。コスパ重視ならこれ。

4. ウルトラハイスピードHDMIケーブル

ウルトラハイスピードHDMI
帯域48Gbps
最大解像度8K/60Hz・4K/120Hz
用途PS5・Xbox Series X・8Kテレビ・ゲーミングモニター

HDMI 2.1対応。次世代ゲーム機・高リフレッシュレートモニターに必須

ケーブル選びの結論 - フルHD/60Hz → ハイスピードHDMI(安価でOK) - 4K/60Hz → プレミアムハイスピードHDMI - 4K/120Hz・8K → ウルトラハイスピードHDMI必須

HDMI 2.1の新機能

HDMI 2.1では帯域幅の向上に加え、ゲーマー向けの新機能が多数追加されました。

VRR(可変リフレッシュレート)

  • 画面のティアリング(ちぎれ)を防止
  • スタッタリング(カクつき)を軽減
  • G-SYNC/FreeSync相当の機能をHDMIで実現

ALLM(自動低遅延モード)

ゲーム機接続時に自動でテレビ/モニターの「ゲームモード」に切り替わり、入力遅延を最小化します。

eARC(Enhanced Audio Return Channel)

eARCとは テレビからサウンドバー・AVアンプへ高品質音声(Dolby Atmos、DTS:Xなど)を送れる機能。従来のARCでは非対応だったロスレス音声に対応。

QFT(クイックフレームトランスポート)

フレーム転送を高速化し、入力遅延をさらに低減。FPSゲームで効果を発揮。


用途別おすすめHDMIケーブル

ゲーム用(PS5・Xbox・PC)

選ぶポイント:

  • 「ウルトラハイスピード」または「48Gbps」と明記
  • HDMI認証ロゴ付きが安心
  • ゲーム用は2m以内推奨

4Kモニター・テレビ用

選ぶポイント:

  • 「プレミアムハイスピード」または「18Gbps」
  • 4K/60Hzで十分な用途ならこれでOK
  • 長さ3m程度まで安定

長距離用(5m以上)

5m以上の長さが必要な場合は、光ファイバーHDMIケーブルまたはアクティブHDMIケーブルを選びましょう。

  • 通常のケーブルは5m以上で信号劣化リスク
  • 光ファイバー型なら10m〜30mも安定
  • ただし光ファイバー型は曲げに弱い

よくある間違い・注意点

1. 「4K対応」の落とし穴

「4K対応」と書いてあっても4K/30Hzの場合があります。ゲームや動画編集には最低4K/60Hz、ゲーミングなら4K/120Hz対応を確認しましょう。

2. 100均・激安ケーブルの限界

100円〜500円程度の激安ケーブルは多くがハイスピードHDMI(HDMI 1.4相当)です。フルHD/60Hzまでは問題ありませんが、4K機器には性能不足。

3. ケーブルの長さと品質

長さ推奨ケーブル種別
〜2m通常のパッシブケーブル
2〜5m高品質パッシブケーブル
5〜10mアクティブケーブル
10m〜光ファイバーケーブル

4. HDMI端子のバージョン確認

ケーブルだけでなく、接続する機器のHDMI端子バージョンも確認が必要です。HDMI 2.1ケーブルを使っても、機器側がHDMI 2.0なら2.0の性能に制限されます。


予算別おすすめHDMIケーブル

予算おすすめ規格主な用途
〜500円ハイスピードHDMIフルHD/60Hz・一般TV
500〜1,500円プレミアムハイスピード4K/60Hz・PS4 Pro
1,500〜3,000円ウルトラハイスピード4K/120Hz・PS5・Xbox
3,000円〜光ファイバーHDMI長距離・8K対応
コスパ最強の選択 PS5やXbox Series Xユーザーは「ウルトラハイスピードHDMI(HDMI 2.1)」一択。2,000円前後で4K/120Hz・VRR対応の製品が手に入ります。

HDMIケーブルでよくある間違い

間違い1:「4K対応」表記を鵜呑みにする

  • 「4K対応」でも4K/30Hzの場合がある
  • ゲームには最低4K/60Hz、ハイリフレッシュレートなら4K/120Hzが必要
  • パッケージの詳細スペック(Hz)を必ず確認

間違い2:古いケーブルをそのまま使う

5年以上前のケーブルはHDMI 1.4以下の可能性大。PS5の性能を活かすなら買い替え必須。

間違い3:ケーブルだけ新しくして端子を確認しない

HDMI 2.1ケーブルを買っても、テレビ/モニター側のHDMI端子がHDMI 2.0なら2.0の性能に制限されます。


参考リンク

※出典:HDMI.org - 公式規格情報

※出典:HDMI Licensing Administrator - ケーブル認証プログラム


配信者・ゲーマー向けQ&A

キャプチャーボードにはどのHDMIケーブルが必要?
キャプチャーボードの入力仕様に依存します。4K/60Hz対応キャプボならプレミアムハイスピード以上、4K/120Hzパススルー対応ならウルトラハイスピードが必要です。付属ケーブルで足りない場合のみ追加購入しましょう。
デュアルモニターで2本必要な場合、同じケーブルにすべき?
用途が異なれば別々でOKです。メインモニター(ゲーム用)はHDMI 2.1、サブモニター(配信管理用)はHDMI 2.0で十分。コストを抑えられます。
DisplayPortとHDMIはどちらがいい?
ゲーミングモニターならDisplayPortが優位(高リフレッシュレート対応が早かった)。ただしHDMI 2.1でほぼ同等になりました。テレビ接続ならHDMI一択。両方あるなら用途で使い分けましょう。

まとめ

まとめ

HDMIケーブル選びのポイント
用途必要なケーブル
フルHD/60HzハイスピードHDMI
4K/60HzプレミアムハイスピードHDMI
4K/120Hz・8KウルトラハイスピードHDMI
5m以上の長距離光ファイバーHDMI

配信者・ゲーマーへの推奨

  • メインモニター:HDMI 2.1(ウルトラハイスピード)
  • サブモニター・配信用:HDMI 2.0(プレミアムハイスピード)
  • キャプボ接続:機器仕様に合わせて選択

「どれも同じ」ではないHDMIケーブル。用途と機器に合った規格を選んで、映像機器の性能を100%発揮させましょう。


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ケーブル選びでお困りの方は、他のケーブルガイドもあわせてご覧ください。

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画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • Two black cables coiled on a yellow background: Photo by Andrey Matveev on Unsplash
  • VIZIO PX65-G1 65-inch 4K UHDTV Input Array: Photo by Patrick Campanale on Unsplash

よくある質問

QHDMIケーブルはどれも同じですか?
A
いいえ、HDMIケーブルはバージョンによって対応解像度・リフレッシュレート・機能が異なります。例えば4K/120Hzや8K出力にはHDMI 2.1対応ケーブルが必要です。古いケーブルでは性能が制限される場合があります。
QPS5やXbox Series Xには何のHDMIケーブルが必要?
A
4K/120HzでゲームをプレイするにはウルトラハイスピードHDMI(HDMI 2.1対応)ケーブルが必要です。PS5・Xbox Series X本体には対応ケーブルが同梱されていますが、長さが足りない場合は別途購入が必要です。
QHDMI 2.0と2.1の違いは何ですか?
A
最大の違いは帯域幅です。HDMI 2.0は18Gbps、HDMI 2.1は48Gbpsで約2.7倍。これにより2.1では4K/120Hz、8K/60Hz、VRR(可変リフレッシュレート)、eARCなどの新機能に対応しています。
Q長いHDMIケーブルでも画質は変わりませんか?
A
5m以上の長さでは信号が減衰し、画質低下やノイズが発生する可能性があります。長距離には「アクティブ型」や「光ファイバー」HDMIケーブルを選ぶと安定します。一般的な用途では3m以内がおすすめです。
Q4K対応と書いてあれば大丈夫ですか?
A
4K対応でも「4K/30Hz」と「4K/60Hz」「4K/120Hz」は別物です。ゲーム用途なら最低でも4K/60Hz対応、ハイリフレッシュレートモニターなら4K/120Hz対応(HDMI 2.1)を選びましょう。パッケージの詳細スペックを確認してください。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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