【2026年最新】ホロライブがシェア38%で首位維持|VTuber事務所の勢力図と加入方法を徹底解説
ホロライブがシェア38%で首位維持|VTuber事務所の2026年勢力図
VTuber業界は2026年も成長を続けています。その中でも圧倒的な存在感を示しているのが、ホロライブプロダクション(Cover社)です。
業界全体の売上シェアで約38%を占め、名実ともに業界トップの座を維持し続けています。しかし、にじさんじ(ANYCOLOR社)をはじめとする競合事務所も独自の戦略で追い上げを見せており、2026年の勢力図は一層興味深いものになっています。
この記事では、VTuber事務所の最新の勢力図を俯瞰し、各事務所の特徴・強み・弱みを比較するとともに、「どうすれば各事務所に入れるのか」という実践的な情報もお届けします。
2026年VTuber市場の全体像
まず、VTuber市場全体の状況を把握しましょう。
市場規模の推移
VTuber関連市場(配信収益、グッズ、イベント、ライセンス等を含む)は2025年に約800億円規模に達したと推定されています。2026年にはさらなる成長が見込まれ、1,000億円台に近づくとの見方もあります。
| 2021年 | 約180億円 |
|---|---|
| 2022年 | 約300億円 |
| 2023年 | 約500億円 |
| 2024年 | 約650億円 |
| 2025年 | 約800億円 |
| 2026年(予測) | 約950〜1,100億円 |
市場成長の要因
ホロライブ(Cover社):シェア38%の圧倒的首位
なぜホロライブが首位なのか
Cover社が運営するホロライブプロダクションは、VTuber事務所の中でも総合力で群を抜いています。シェア38%という数字の裏には、複数の戦略的優位性があります。
Cover社の財務状況
Cover社は2023年に東証グロース市場に上場しており、財務情報が公開されています。
| 上場市場 | 東証グロース(2023年3月上場) |
|---|---|
| 2025年3月期売上高 | 約350億円 |
| 主要収益源 | コマース(グッズ等)約45% / ライブ配信 約30% / ライセンス 約15% / その他 約10% |
| 所属タレント数 | 約80名(JP・EN・ID合計) |
| YouTube総チャンネル登録者数 | 1億以上(全タレント合計) |
ホロライブの特徴と所属メリット
- 業界最高水準のサポート体制: 3Dモデル、楽曲制作、イベント出演のバックアップ
- 圧倒的な知名度: 「ホロライブ」というブランド名だけで新規ファンが集まる
- 海外ファンへのリーチ: EN・IDブランチとの交流でグローバルなファン獲得が可能
- グッズ収益の高さ: 多彩なグッズ展開により配信以外の収益が充実
- 大規模イベントへの出演機会: ライブコンサート、リアルイベントでのステージ経験
- 競争の激しさ: オーディションの倍率は非常に高い(数千〜数万倍とも)
- 収益の配分: 事務所への配分割合が発生する
- 活動の制約: 配信内容やコラボ相手に一定のルールがある
- 高い期待値: ファンの期待が大きく、プレッシャーも大きい
にじさんじ(ANYCOLOR社):多数精鋭の総合力
にじさんじの市場ポジション
にじさんじを運営するANYCOLOR社もまた上場企業であり、VTuber業界の二大巨頭の一角を占めています。ホロライブとは異なるアプローチで独自のポジションを確立しています。
| 上場市場 | 東証プライム(2022年6月上場) |
|---|---|
| 2025年4月期売上高 | 約320億円 |
| 主要収益源 | コマース(グッズ等)約50% / ライブ配信 約25% / イベント 約15% / その他 約10% |
| 所属ライバー数 | 約150名以上(JP・EN・海外合計) |
| 特徴 | 大人数による多ジャンル展開 |
にじさんじの強みと戦略
にじさんじの最大の特徴は所属ライバーの数の多さです。150名以上のライバーが在籍し、ゲーム、歌、雑談、ASMR、企画配信など、あらゆるジャンルをカバーしています。
にじさんじの所属メリット・デメリット
- 多数のコラボ相手: 箱内だけで150名以上の配信者とコラボ可能
- 男女混合の強み: 異性ライバーとのコラボが自然にできる環境
- 大型企画への参加: にじさんじ甲子園、マリカにじさんじ杯などの人気企画
- 比較的自由な活動: 個人の裁量が大きいと言われている
- Nijisanji ENでの海外展開: 英語圏での活動チャンスもある
- 個人への注目が分散しやすい: 人数が多いため、埋もれてしまうリスク
- サポートの差: 人気ライバーと新人ライバーでサポートに差が出る可能性
- ENブランチの縮小傾向: Nijisanji ENは一部ライバーの卒業が続いている
ぶいすぽっ!(Brave Group):ゲーム特化の急成長株
ぶいすぽっ!の躍進
ぶいすぽっ!はFPS・ゲームに特化したVTuber事務所として急成長を遂げています。Valorant、Apex Legends、Fortniteなどの人気タイトルでの実力を武器に、ゲーマー層を中心にファンを拡大しています。
| 運営元 | Brave Group |
|---|---|
| 設立 | 2018年 |
| 所属メンバー数 | 約25名 |
| 特化分野 | FPSゲーム・eスポーツ |
| 主な活動タイトル | Valorant / Apex Legends / Fortnite |
| ファン層 | 10代後半〜20代のゲーマー層中心 |
ぶいすぽっ!の強み
- ゲーム実力の高さ: プロレベルのゲームスキルを持つメンバーが多数
- eスポーツとの親和性: 大会出場・実況解説など、eスポーツ界との接点が多い
- 若いファン層: 10代後半〜20代のアクティブなファン基盤
- コミュニティの結束力: ゲームを通じた強いファンコミュニティ
- 男性VTuberの展開: ぶいすぽっ!男性部門の展開で新たな層を開拓
- ジャンルの偏り: ゲーム以外のコンテンツ展開がやや弱い
- グッズ展開の規模: 二大事務所と比べるとまだ小さい
- 海外展開の遅れ: 国内中心の活動にとどまっている
VShojo:海外VTuber最大手の独自モデル
VShojoの独自性
VShojoは北米を拠点とするVTuber事務所で、他の事務所とは根本的に異なるビジネスモデルを採用しています。
| 設立 | 2020年 |
|---|---|
| 本拠地 | アメリカ |
| 所属メンバー数 | 約15名 |
| 特徴 | タレントがIPを保有 / 収益配分がタレント有利 |
| 主要タレント | Ironmouse / Zentreya / Kson(日本語対応) |
| 日本展開 | VShojo Japan として日本人タレントも所属 |
VShojoの所属メリット・デメリット
- IP所有権の保持: キャラクターの権利を自分で持てる
- 収益配分がタレント有利: 事務所への配分が少ない
- 活動の自由度: 配信内容やコラボの制約がほぼない
- 海外ファンへの直接リーチ: Twitch中心の英語圏コミュニティ
- 自己プロデュースが必要: サポートが少ない分、自分でやることが多い
- 日本市場での知名度: ホロライブ・にじさんじほどの知名度はない
- グッズ・イベントの規模: 自前での展開が必要な部分が多い
その他注目の事務所
774 inc.(ななしいんく)
774 inc.は「あにまーれ」「ハニスト」などの複数ブランドを運営するVTuber事務所です。2025年にリブランディングを行い、より統合的な運営体制に移行しました。アットホームな雰囲気とタレント同士の仲の良さが特徴です。
NEO-PORTE
NEO-PORTEは渋谷ハルが設立したVTuber事務所で、ゲーム配信に強みを持っています。ぶいすぽっ!とはやや異なる層をターゲットにしており、男女混合のカジュアルなゲーム配信が特徴です。
ホロスターズ
ホロライブの男性VTuber部門であるホロスターズは、近年独自の存在感を高めています。特にホロスターズENは海外で高い人気を誇り、男性VTuber市場の拡大に貢献しています。
企業VTuber
ソニーミュージック(VEE)やサンリオ(サンリオバーチャルフェス)など、大手企業がVTuber事業に参入する動きも続いています。
事務所比較まとめ
主要VTuber事務所を一覧で比較します。
| 事務所 | 推定シェア | 所属人数 | 強み | ターゲット層 |
|---|---|---|---|---|
| ホロライブ | 約38% | 約80名 | グローバル展開・IP収益 | 幅広い層 |
| にじさんじ | 約28% | 約150名 | 多様性・大型企画 | 幅広い層 |
| ぶいすぽっ! | 約8% | 約25名 | ゲーム実力・eスポーツ | ゲーマー |
| VShojo | 約5% | 約15名 | タレントファースト | 海外ファン |
| 774 inc. | 約3% | 約30名 | アットホーム | 箱推し層 |
| NEO-PORTE | 約2% | 約15名 | カジュアルゲーム | ゲーマー |
| その他 | 約16% | - | 多様 | 多様 |
各事務所への加入方法・オーディション情報
VTuberとして事務所に所属したいと考えている方のために、各事務所のオーディション情報をまとめます。
ホロライブのオーディション
| 応募方法 | 公式サイトのオーディションページから |
|---|---|
| 応募条件 | 18歳以上 / 週3日以上の配信が可能な方 |
| 重視されるスキル | 配信経験・歌唱力・トーク力・特技 |
| 選考プロセス | 書類選考 → 面接 → 実技テスト → 最終選考 |
| 倍率 | 非公開(数千〜数万倍と推定) |
| 特記事項 | 常時募集を行っている |
にじさんじのオーディション
にじさんじも常時オーディションを実施しています。
| 応募方法 | 公式サイトのオーディションページから |
|---|---|
| 応募条件 | 18歳以上 / 継続的な活動が可能な方 |
| 重視されるスキル | 個性・トーク力・企画力・配信経験 |
| 選考プロセス | 書類選考 → オンライン面接 → 実技 → 最終面接 |
| 倍率 | 非公開(数千倍と推定) |
| 特記事項 | JP・EN両方で募集を実施 |
にじさんじは「個性」を非常に重視する傾向があります。配信経験がなくても、ユニークなキャラクターや得意分野がある方にチャンスがあります。
ぶいすぽっ!のオーディション
| 応募方法 | 公式サイトまたはTwitterでの募集告知 |
|---|---|
| 応募条件 | 18歳以上 / ゲームスキルが一定以上 |
| 重視されるスキル | FPSゲームの実力(ランク帯) / 配信適性 / トーク力 |
| 選考プロセス | 書類選考 → ゲームスキルチェック → 面接 |
| 倍率 | 非公開 |
| 特記事項 | ゲームのランクやプレイ動画の提出が求められる場合がある |
VShojoへの加入
VShojoは他の事務所とは異なるアプローチを取っています。
事務所に入らない選択肢:個人VTuber
事務所への加入だけがVTuberの道ではありません。個人VTuberとして活動するメリットも大きいです。
- 収益を全額受け取れる: 事務所への配分が不要
- 完全な自由: 配信内容、スケジュール、コラボ相手を自分で決められる
- IPの完全所有: キャラクターの権利が100%自分のもの
- 方向転換が容易: 活動方針を自由に変更できる
- 全てが自己負担: モデル制作費、BGM、グッズ制作費など
- コラボ機会の限定: 事務所のネットワークがないため、自力で開拓が必要
- 認知度の壁: 事務所のブランド力がないため、初期の集客が難しい
- 法的保護の不足: トラブル時に自力で対応する必要がある
2026年以降のVTuber事務所の展望
トレンド1:海外市場の更なる拡大
ホロライブENの成功に続き、各事務所が海外展開を強化しています。特に中南米と東南アジアは今後の成長が見込まれるマーケットです。
トレンド2:リアルとバーチャルの融合
3Dライブ技術の進化により、VTuberのリアルイベント出演がより自然になっています。音楽フェスへの出演、テレビ番組への登場など、バーチャルの枠を超えた活動が増えていくでしょう。
トレンド3:AI技術との統合
AIを活用した配信サポート(リアルタイム翻訳、自動字幕、インタラクティブコンテンツ)が普及し始めています。AIネイティブな配信体験が差別化要因になる可能性があります。
トレンド4:事務所の統合・再編
市場の成熟に伴い、中小事務所の統合や大手による買収が進む可能性があります。タレントにとっては、事務所選びがより重要な判断になるでしょう。
よくある質問
まとめ
まとめ
- ホロライブ(Cover社)がシェア約38%で業界首位を維持。グローバル展開とIP収益が強み - にじさんじ(ANYCOLOR社)はシェア約28%で、多数のライバーによる多様性が武器 - ぶいすぽっ!はゲーム特化で急成長、eスポーツとの親和性が差別化ポイント - VShojoはタレントファーストの独自モデルで海外市場をリード - 各事務所とも常時オーディションを実施しており、配信経験や特技が重視される - 個人VTuberとして実績を積んでから事務所に応募するキャリアパスも有効 - 2026年以降は海外展開、リアル×バーチャル融合、AI統合がトレンドにVTuber事務所の勢力図は、2026年現在も流動的です。ホロライブの首位は当面揺るがないと見られていますが、にじさんじの巻き返し、ぶいすぽっ!の急成長、VShojoの独自路線など、各事務所がそれぞれの戦略で存在感を示しています。
VTuberを目指す方にとって重要なのは、「どの事務所が一番いいか」ではなく、「自分の強みと活動スタイルに最も合った場所はどこか」を見極めることです。
まずは個人で配信を始め、自分の強みを見つけてから事務所のオーディションに挑戦するのも良いでしょう。どの事務所も、情熱と個性を持った新しいタレントを求めています。
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