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Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・使い方・料金を初心者向けに解説【2025年最新】

Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・使い方・料金を初心者向けに解説【2025年最新】

公開日
読了目安7

「AIで美しいイラストを作りたい」「SNSで見かけるハイクオリティなAI画像を自分も作ってみたい」——そんな方に最もおすすめなのがMidjourney(ミッドジャーニー)です。

Midjourneyは、数あるAI画像生成ツールの中で最も芸術性が高いと評価されており、プロのデザイナーやイラストレーターにも愛用されています。この記事では、Midjourneyの始め方から使い方、料金プランまで初心者向けに徹底解説します。

AI画像生成のイメージ

Midjourney(ミッドジャーニー)とは?

Midjourneyは、アメリカのMidjourney社(研究所)が開発したAI画像生成サービスです。テキスト(プロンプト)を入力するだけで、数十秒〜数分で高品質な画像を生成できます。

Midjourneyの特徴: - AI画像生成で最高レベルの芸術性 - ファンタジー、SF、コンセプトアートが得意 - Discord上で動作(Web版もあり) - 世界中のクリエイターが利用 - 2025年4月にV7(最新モデル)リリース
point:::

他のAI画像生成ツールとの違い

ツール特徴得意分野
Midjourney芸術性No.1アート、ファンタジー
DALL-E 3日本語で簡単汎用、テキスト描画
Stable Diffusion無料・カスタマイズ写実的、自由度

Midjourneyは「美しさ」「独自の雰囲気」で他を圧倒しており、アート作品やコンセプトアートを作りたい方に最適です。


Midjourneyの料金プラン【2025年最新】

注意: 2023年以降、Midjourneyの無料トライアルは停止されています。利用には有料プランへの登録が必要です。
info:::

料金プラン一覧

プラン月額年額(20%OFF)Fast GPU時間特徴
Basic$10$96/年($8/月)3.3時間約200枚/月
Standard$30$288/年($24/月)15時間Relaxモード無制限
Pro$60$576/年($48/月)30時間ステルスモード
Mega$120$1,152/年($96/月)60時間大量生成向け

プラン選びのポイント

- 趣味で試したい → Basic($10/月) - 定期的に使いたい → Standard($30/月)※Relaxモード無制限 - 仕事で使う・企業 → Pro以上(年収100万ドル以上の企業は必須)
point:::

GPU時間とは?

MidjourneyではFast(高速)とRelax(低速)の2つのモードがあります。

  • Fastモード:即座に生成(GPU時間を消費)
  • Relaxモード:キュー待ちで生成(Standard以上で無制限)

Basicプランでも月に約200枚以上生成可能です。Relaxモードを活用すれば、Standardプランで実質無制限に生成できます。


Midjourneyの始め方【ステップバイステップ】

方法1:Discord版(従来の方法)

ステップ1:Discordアカウントを作成

  1. Discord公式サイトにアクセス
  2. 「登録」をクリック
  3. メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力
  4. メール認証を完了

ステップ2:Midjourneyサーバーに参加

  1. Midjourney招待リンクをクリック
  2. 「招待を受ける」をクリック
  3. Midjourneyサーバーに参加完了

ステップ3:有料プランに登録

  1. Midjourneyサーバー内の任意のチャンネルで /subscribe と入力
  2. 表示されたリンクをクリック
  3. Midjourney公式サイトでプランを選択
  4. 支払い情報を入力して登録完了

ステップ4:画像を生成

  1. #newbies-〇〇 チャンネルに移動
  2. /imagine prompt: と入力し、続けて画像の説明(英語)を入力
  3. Enterキーで送信
  4. 数十秒〜数分で4枚の画像が生成される

方法2:Web版(おすすめ)

初心者にはWeb版がおすすめ! Discordの操作に慣れていない方でも、直感的に使えます。
info:::
  1. Midjourney公式サイトにアクセス
  2. 「Sign up」をクリック
  3. DiscordまたはGoogleアカウントでログイン
  4. 有料プランに登録
  5. 画面左上の「Create」から画像生成開始

Web版のメリット:

  • ブラウザから直接アクセス可能
  • 生成した画像の管理が簡単
  • UIが直感的でわかりやすい

Midjourneyの基本的な使い方

画像生成の基本

/imagine prompt: [画像の説明を英語で入力]

例:

/imagine prompt: a beautiful sunset over the ocean, dramatic clouds, golden hour lighting, 8k, highly detailed

生成後のボタン操作

画像が生成されると、下に複数のボタンが表示されます:

ボタン機能
U1〜U4選択した画像をアップスケール(高解像度化)
V1〜V4選択した画像のバリエーションを生成
🔄同じプロンプトで再生成

アスペクト比の指定

/imagine prompt: [説明] --ar 16:9

主なアスペクト比:

  • --ar 1:1 :正方形(SNSアイコン向け)
  • --ar 16:9:横長(YouTube サムネイル向け)
  • --ar 9:16:縦長(スマホ壁紙、TikTok向け)
  • --ar 3:2:写真風

画質の調整

/imagine prompt: [説明] --q 2
  • --q 0.25:低品質(高速)
  • --q 1:標準品質(デフォルト)
  • --q 2:高品質(時間がかかる)

効果的なプロンプトの書き方

基本構造

[主題] + [スタイル] + [雰囲気・照明] + [詳細] + [パラメータ]

例:

a Japanese woman reading a book under cherry blossoms,
anime style,
soft natural lighting, dreamy atmosphere,
highly detailed, 8k resolution
--ar 16:9

よく使うキーワード

スタイル系

  • anime style - アニメ風
  • photorealistic - 写真のようにリアル
  • oil painting - 油絵風
  • watercolor - 水彩画風
  • concept art - コンセプトアート
  • cinematic - 映画のワンシーン風

品質系

  • highly detailed - 高精細
  • 8k / 4k - 高解像度
  • masterpiece - 傑作
  • professional - プロ品質
  • sharp focus - シャープなフォーカス

照明系

  • golden hour - マジックアワー
  • soft lighting - 柔らかい光
  • dramatic lighting - ドラマチックな照明
  • backlight - 逆光
  • neon lights - ネオンライト

プロンプトのコツ

1. 具体的に書く:「美しい風景」より「夕焼けに染まる海岸線、波打ち際のシルエット」 2. 英語で書く:日本語より英語の方が精度が高い 3. 順番を意識:重要な要素を前に書く 4. 他の人のプロンプトを参考に:Discordで流れる画像のプロンプトを研究
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Midjourney V7の新機能

2025年4月にリリースされた最新モデル「V7」の主な特徴:

1. 写実性の大幅向上

人物の肌、髪、目の表現が格段にリアルになりました。特に手や指の描画精度が向上しています。

2. テキスト描画の改善

画像内にテキストを入れる際の精度が向上。ロゴや看板なども正確に描画できます。

3. プロンプト理解力の向上

複雑な指示も正確に解釈できるようになり、意図通りの画像が生成されやすくなりました。

4. パーソナライゼーション

--p パラメータで、自分の過去の生成履歴から好みを学習させることが可能に。

/imagine prompt: [説明] --p

Midjourneyの活用シーン

1. SNSコンテンツ

Instagram、Twitter、TikTok用のアイキャッチ画像やサムネイルを簡単に作成。

2. ブログ・記事のサムネイル

著作権を気にせず、オリジナルのサムネイル画像を生成。

3. ゲーム・創作のコンセプトアート

キャラクターデザイン、背景、アイテムなどのコンセプトを素早く視覚化。

4. プレゼン資料

イメージを伝えるための図解やビジュアルを生成。

5. 商品イメージ

ECサイトやマーケティング用の商品イメージを作成(商用利用は有料プランで可能)。


よくある質問

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まとめ

まとめ

Midjourneyのポイント
  • AI画像生成で最高レベルの芸術性を持つツール
  • 料金は月額$10(Basic)〜$120(Mega)
  • Discord版とWeb版の2つの利用方法
  • /imagine prompt: でテキストから画像を生成
  • 2025年4月リリースのV7で写実性が大幅向上
  • 英語プロンプトの方が精度が高い
  • 商用利用可能(有料プランで)

まずはBasicプラン($10/月)で試してみて、使用頻度に応じてプランをアップグレードするのがおすすめです。

summary:::


画像クレジット:

  • AI画像生成イメージ:Unsplash

よくある質問

QMidjourneyは無料で使えますか?
A
2025年現在、無料プランは提供されていません。以前は25枚まで無料でしたが、現在は有料プラン(月額$10〜)への登録が必要です。
QMidjourneyを使うにはDiscordが必要ですか?
A
Web版も提供されているため、必ずしもDiscordは必要ありません。ただし、Discord版の方が機能が豊富で、コミュニティとの交流も可能です。
Q日本語のプロンプトは使えますか?
A
一応対応していますが、英語の方が精度が高いです。日本語で入力しても動作しますが、意図通りの画像を得るには英語プロンプトがおすすめです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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