Midjourney(ミッドジャーニー)とは?始め方・使い方・料金を初心者向けに解説【2025年最新】
「AIで美しいイラストを作りたい」「SNSで見かけるハイクオリティなAI画像を自分も作ってみたい」——そんな方に最もおすすめなのがMidjourney(ミッドジャーニー)です。
Midjourneyは、数あるAI画像生成ツールの中で最も芸術性が高いと評価されており、プロのデザイナーやイラストレーターにも愛用されています。この記事では、Midjourneyの始め方から使い方、料金プランまで初心者向けに徹底解説します。

Midjourney(ミッドジャーニー)とは?
Midjourneyは、アメリカのMidjourney社(研究所)が開発したAI画像生成サービスです。テキスト(プロンプト)を入力するだけで、数十秒〜数分で高品質な画像を生成できます。
他のAI画像生成ツールとの違い
| ツール | 特徴 | 得意分野 |
|---|---|---|
| Midjourney | 芸術性No.1 | アート、ファンタジー |
| DALL-E 3 | 日本語で簡単 | 汎用、テキスト描画 |
| Stable Diffusion | 無料・カスタマイズ | 写実的、自由度 |
Midjourneyは「美しさ」「独自の雰囲気」で他を圧倒しており、アート作品やコンセプトアートを作りたい方に最適です。
Midjourneyの料金プラン【2025年最新】
料金プラン一覧
| プラン | 月額 | 年額(20%OFF) | Fast GPU時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Basic | $10 | $96/年($8/月) | 3.3時間 | 約200枚/月 |
| Standard | $30 | $288/年($24/月) | 15時間 | Relaxモード無制限 |
| Pro | $60 | $576/年($48/月) | 30時間 | ステルスモード |
| Mega | $120 | $1,152/年($96/月) | 60時間 | 大量生成向け |
プラン選びのポイント
GPU時間とは?
MidjourneyではFast(高速)とRelax(低速)の2つのモードがあります。
- Fastモード:即座に生成(GPU時間を消費)
- Relaxモード:キュー待ちで生成(Standard以上で無制限)
Basicプランでも月に約200枚以上生成可能です。Relaxモードを活用すれば、Standardプランで実質無制限に生成できます。
Midjourneyの始め方【ステップバイステップ】
方法1:Discord版(従来の方法)
ステップ1:Discordアカウントを作成
- Discord公式サイトにアクセス
- 「登録」をクリック
- メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力
- メール認証を完了
ステップ2:Midjourneyサーバーに参加
- Midjourney招待リンクをクリック
- 「招待を受ける」をクリック
- Midjourneyサーバーに参加完了
ステップ3:有料プランに登録
- Midjourneyサーバー内の任意のチャンネルで
/subscribeと入力 - 表示されたリンクをクリック
- Midjourney公式サイトでプランを選択
- 支払い情報を入力して登録完了
ステップ4:画像を生成
#newbies-〇〇チャンネルに移動/imagine prompt:と入力し、続けて画像の説明(英語)を入力- Enterキーで送信
- 数十秒〜数分で4枚の画像が生成される
方法2:Web版(おすすめ)
- Midjourney公式サイトにアクセス
- 「Sign up」をクリック
- DiscordまたはGoogleアカウントでログイン
- 有料プランに登録
- 画面左上の「Create」から画像生成開始
Web版のメリット:
- ブラウザから直接アクセス可能
- 生成した画像の管理が簡単
- UIが直感的でわかりやすい
Midjourneyの基本的な使い方
画像生成の基本
/imagine prompt: [画像の説明を英語で入力]
例:
/imagine prompt: a beautiful sunset over the ocean, dramatic clouds, golden hour lighting, 8k, highly detailed
生成後のボタン操作
画像が生成されると、下に複数のボタンが表示されます:
| ボタン | 機能 |
|---|---|
| U1〜U4 | 選択した画像をアップスケール(高解像度化) |
| V1〜V4 | 選択した画像のバリエーションを生成 |
| 🔄 | 同じプロンプトで再生成 |
アスペクト比の指定
/imagine prompt: [説明] --ar 16:9
主なアスペクト比:
--ar 1:1:正方形(SNSアイコン向け)--ar 16:9:横長(YouTube サムネイル向け)--ar 9:16:縦長(スマホ壁紙、TikTok向け)--ar 3:2:写真風
画質の調整
/imagine prompt: [説明] --q 2
--q 0.25:低品質(高速)--q 1:標準品質(デフォルト)--q 2:高品質(時間がかかる)
効果的なプロンプトの書き方
基本構造
[主題] + [スタイル] + [雰囲気・照明] + [詳細] + [パラメータ]
例:
a Japanese woman reading a book under cherry blossoms,
anime style,
soft natural lighting, dreamy atmosphere,
highly detailed, 8k resolution
--ar 16:9
よく使うキーワード
スタイル系
anime style- アニメ風photorealistic- 写真のようにリアルoil painting- 油絵風watercolor- 水彩画風concept art- コンセプトアートcinematic- 映画のワンシーン風
品質系
highly detailed- 高精細8k/4k- 高解像度masterpiece- 傑作professional- プロ品質sharp focus- シャープなフォーカス
照明系
golden hour- マジックアワーsoft lighting- 柔らかい光dramatic lighting- ドラマチックな照明backlight- 逆光neon lights- ネオンライト
プロンプトのコツ
Midjourney V7の新機能
2025年4月にリリースされた最新モデル「V7」の主な特徴:
1. 写実性の大幅向上
人物の肌、髪、目の表現が格段にリアルになりました。特に手や指の描画精度が向上しています。
2. テキスト描画の改善
画像内にテキストを入れる際の精度が向上。ロゴや看板なども正確に描画できます。
3. プロンプト理解力の向上
複雑な指示も正確に解釈できるようになり、意図通りの画像が生成されやすくなりました。
4. パーソナライゼーション
--p パラメータで、自分の過去の生成履歴から好みを学習させることが可能に。
/imagine prompt: [説明] --p
Midjourneyの活用シーン
1. SNSコンテンツ
Instagram、Twitter、TikTok用のアイキャッチ画像やサムネイルを簡単に作成。
2. ブログ・記事のサムネイル
著作権を気にせず、オリジナルのサムネイル画像を生成。
3. ゲーム・創作のコンセプトアート
キャラクターデザイン、背景、アイテムなどのコンセプトを素早く視覚化。
4. プレゼン資料
イメージを伝えるための図解やビジュアルを生成。
5. 商品イメージ
ECサイトやマーケティング用の商品イメージを作成(商用利用は有料プランで可能)。
よくある質問
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まとめ
まとめ
Midjourneyのポイント- AI画像生成で最高レベルの芸術性を持つツール
- 料金は月額$10(Basic)〜$120(Mega)
- Discord版とWeb版の2つの利用方法
/imagine prompt:でテキストから画像を生成- 2025年4月リリースのV7で写実性が大幅向上
- 英語プロンプトの方が精度が高い
- 商用利用可能(有料プランで)
まずはBasicプラン($10/月)で試してみて、使用頻度に応じてプランをアップグレードするのがおすすめです。
画像クレジット:
- AI画像生成イメージ:Unsplash
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