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Leonardo AI(レオナルドAI)とは?使い方・料金プランを徹底解説【2025年最新】

Leonardo AI(レオナルドAI)とは?使い方・料金プランを徹底解説【2025年最新】

公開日
読了目安9

「高品質なAI画像を無料で生成したい」「Midjourneyより手軽に使えるAI画像生成ツールは?」——そんな方に注目されているのがLeonardo AI(レオナルドAI)です。

Leonardo AIは、オーストラリア発のAI画像生成プラットフォームで、無料プランでも毎日150トークンが付与されるのが魅力です。2024年7月にはCanvaに買収され、さらなる進化が期待されています。

この記事では、Leonardo AIの特徴、料金プラン、使い方、Phoenixモデルの性能を初心者向けに解説します。

Leonardo AIのイメージ

Leonardo AI(レオナルドAI)とは?

Leonardo AIは、オーストラリアを拠点とする企業が開発したAI画像生成プラットフォームです。テキストプロンプトから高品質な画像を生成でき、2025年現在は動画・音声生成まで対応しています。

Leonardo AIの特徴: - 無料で毎日150トークン:登録するだけで画像生成可能 - Phoenix Model:高精度な画像生成、テキスト描画も可能 - 多彩なスタイル:写真、アニメ、コンセプトアート等 - Realtime Canvas:リアルタイムで画像編集 - 動画生成:静止画からの動画化、Veo 3対応 - Canvaと連携:2024年にCanvaが買収 - 商用利用OK:有料プランで著作権がユーザーに帰属
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Leonardo AIの歴史

時期出来事
2022年Leonardo AIベータ版リリース
2023年一般公開、急速にユーザー拡大
2024年6月Phoenix Modelリリース
2024年7月Canvaが買収(約320億円)
2025年Veo 3統合、動画・音声生成強化

Leonardo AIの料金プラン【2025年最新】

個人向けプラン

プラン月額(年払い)トークン主な特徴
Free無料150/日基本機能、商用利用×
Apprentice$12/月8,500/月商用利用OK、優先生成
Artisan$30/月25,000/月高速生成、全機能
Maestro$60/月60,000/月最大トークン、優先サポート

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※年払いで20%オフ ※Unlimited版あり(トークン使い切り後もRelaxed生成可能)

Canva Business連携

2024年の買収により、Canva BusinessサブスクリプションにはLeonardo AI Apprenticeプランが含まれています。Canvaユーザーは追加料金なしでLeonardo AIを利用可能です。

トークンの仕組み

生成内容消費トークン
標準画像生成(1枚)1トークン
高画質設定(Alchemy等)10〜20トークン
PhotoReal使用10〜15トークン
Phoenix Ultra(5MP+)追加トークン
動画生成25〜100トークン
トークン節約のコツ: - 高画質設定は必要な時だけ使う - 標準設定でラフを作り、良いものだけ高画質化 - 年払いで20%お得 - Canva Business経由でApprentice無料
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Leonardo Phoenixモデル

Phoenix Modelとは?

Leonardo Phoenixは、Leonardo AIが開発した最新の基盤モデルです。従来モデルを大幅に上回る性能を持ちます。

Phoenix Modelの特徴: - 高精度なプロンプト追従:長い指示文でも忠実に再現 - テキスト描画:画像内に正確なテキストを描画可能 - Ultra Mode:5MP以上の超高解像度生成 - 複雑なシーン:複数の要素を含む構図を正確に生成 - 全プランで利用可能:無料プランでも使用可
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Phoenix vs 他のモデル

モデル特徴用途
Phoenix高精度、テキスト描画万能、商用利用
Leonardo Lightningフォトリアル写真風画像
Animeアニメスタイルイラスト、漫画
Cinematic Kino映画風コンセプトアート
Portrait Perfect人物特化ポートレート
Stock Photographyストックフォト風商用素材

Leonardo AIの主な機能

1. テキストから画像生成

プロンプトを入力するだけで高品質な画像を生成。

プロンプト例:

A samurai warrior standing in a cherry blossom garden,
cinematic lighting, ultra detailed, 8K resolution
  • 複数のバリエーションを一度に生成
  • スタイルプリセットで簡単に雰囲気を変更
  • ネガティブプロンプトで不要な要素を除外

2. Realtime Canvas

キャンバス上でリアルタイムに画像を生成・編集。

できること:

  • 描いた線がリアルタイムで画像に変換
  • 部分的な修正・追加
  • マスク機能で特定部分だけ再生成
  • 構図のラフスケッチから詳細画像を生成

3. Image to Image

既存の画像をベースに新しい画像を生成。

活用例:

  • スケッチをリアルなイラストに変換
  • 写真をアニメ風に変換
  • スタイルの変更(写真→絵画風など)

4. AI Canvas(インペインティング/アウトペインティング)

画像の一部を編集したり、外側を拡張したりする機能。

  • インペインティング:画像の一部を選択して再生成
  • アウトペインティング:画像の外側を自然に拡張

5. 動画生成(Motion / Veo 3)

静止画から動画を生成。

Motion: Leonardo AI独自の動画化機能 Veo 3: Google製ビデオモデルとの連携(2025年)

  • テキストプロンプトから音声付きHD動画を生成
  • 最大数秒の動画クリップを作成

6. カスタムモデル(ファインチューニング)

自分の画像(10〜20枚)をアップロードして、独自のスタイルを学習させたモデルを作成。

活用例:

  • 自分のイラストスタイルを再現
  • 特定のキャラクターを学習
  • 企業のブランドスタイルを統一

7. Flow State

単一のプロンプトから連続的に候補画像をストリーム表示。アイデア出しを短時間で行えます。


Leonardo AIの使い方

基本的な使い方

ステップ1:アカウント登録

  1. Leonardo AI公式サイトにアクセス
  2. 「Create Free Account」をクリック
  3. Googleアカウントまたはメールで登録
  4. 登録完了後、すぐに利用開始

ステップ2:画像を生成

  1. 「AI Image Generation」を選択
  2. プロンプトを入力(英語推奨)
  3. モデルを選択(Phoenix推奨)
  4. 「Generate」をクリック
  5. 4枚のバリエーションが生成される

ステップ3:設定を調整

主な設定項目:

  • Model:使用するAIモデル
  • Image Dimensions:縦横比(1:1、16:9等)
  • Number of Images:一度に生成する枚数
  • Guidance Scale:プロンプトへの忠実度
  • Negative Prompt:除外したい要素

日本語プロンプトについて

日本語プロンプトの注意点: - UIは英語のみ(日本語化されていない) - 日本語プロンプトは使用可能だが、精度が落ちる場合がある - 最良の結果を得るには英語プロンプトを推奨 - DeepL等で翻訳してから入力するのが効率的
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効果的なプロンプトのコツ

  1. 具体的に記述:「女性」より「20代のアジア人女性、黒髪ロング」
  2. スタイルを指定:「cinematic」「anime style」「photorealistic」
  3. 品質を指定:「8K」「ultra detailed」「masterpiece」
  4. ネガティブプロンプト活用:「blurry, low quality, deformed」

Canva連携について

2024年の買収

2024年7月、CanvaがLeonardo AIを買収しました(推定約320億円)。

買収後の変化: - Leonardo AIは独立したプラットフォームとして継続運営 - Canva BusinessユーザーはLeonardo AI Apprenticeプランが付属 - Canvaの各種機能にLeonardo AIが統合予定 - より多くのユーザーがAI画像生成にアクセス可能に
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Canva Businessでの使い方

  1. Canva Businessに加入
  2. Leonardo AI Apprenticeプランが自動付与
  3. Canva内またはLeonardo AI単体で利用可能
  4. サブスク解約するとFreeプランに戻る

Midjourney・DALL-E 3との比較

項目Leonardo AIMidjourneyDALL-E 3
月額無料〜$60$10〜$120$20(ChatGPT Plus)
無料プラン◎ 150トークン/日××
日本語対応△(英語推奨)
テキスト描画◎ Phoenix
カスタムモデル××
リアルタイム編集◎ Canvas××
動画生成××
商用利用○ 有料プラン○ 有料プラン
使い分けのポイント: - 無料で試したい・カスタムモデル → Leonardo AI - アート性・高品質 → Midjourney - ChatGPT連携・手軽さ → DALL-E 3
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Leonardo AIの活用シーン

クリエイター・デザイナー

  • コンセプトアートの作成
  • キャラクターデザインの試作
  • 背景・風景画の生成
  • テクスチャ素材の作成

マーケター・ビジネス

  • SNS投稿画像の作成
  • 広告バナーのビジュアル
  • プレゼン資料のイメージ
  • 商品イメージの試作

ゲーム開発

  • キャラクターのコンセプト
  • 背景アートの生成
  • アイテム・武器のデザイン
  • UIデザインの試作

個人利用

  • SNSアイコンの作成
  • 趣味のイラスト
  • 壁紙・待ち受け画像
  • プレゼント用のアート

Leonardo AIの注意点

  • UIが英語のみ(日本語化されていない)
  • 無料プランは商用利用不可(著作権がLeonardo AIに帰属)
  • 高画質設定はトークン消費が大きい
  • 日本語プロンプトは精度が落ちる場合がある
  • 生成される人物の肖像権には注意が必要
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よくある質問

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まとめ

まとめ

Leonardo AIのポイント
  • オーストラリア発のAI画像生成プラットフォーム
  • 無料で毎日150トークンが付与される
  • Phoenix Modelで高精度な画像生成、テキスト描画も可能
  • Realtime Canvasでリアルタイム編集
  • 動画生成にも対応(Veo 3統合)
  • 2024年にCanvaが買収、Canva Businessで無料利用可
  • 有料プラン($12/月〜)で商用利用OK
  • UIは英語のみ、プロンプトも英語推奨

無料で高品質なAI画像を生成したい方、カスタムモデルで独自のスタイルを作りたい方にはLeonardo AIがおすすめです。まずは無料プランで試してみてください。

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画像クレジット:

  • クリエイティブイメージ:Unsplash

よくある質問

QLeonardo AIは無料で使えますか?
A
はい、無料プランがあります。1日150トークンが付与され、基本的な画像生成が可能です。高画質設定やAlchemy機能はトークン消費が多くなります。
QLeonardo AIは日本語に対応していますか?
A
UIは英語のみですが、日本語プロンプトでも画像生成は可能です。ただし、英語プロンプトの方が精度が高いため、翻訳して使用することをおすすめします。
QLeonardo AIで生成した画像は商用利用できますか?
A
有料プランに加入している場合、商用利用が可能で、著作権はユーザーに帰属します。無料プランでは著作権はLeonardo AIに帰属します。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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