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プログラミング検定は必要?中高生におすすめの資格と取得メリット
「プログラミングの資格って取った方がいいの?」
お子さんがプログラミングを学んでいる保護者の方、あるいはプログラミングに興味のある中高生の皆さんは、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
確かに、資格を取得することで達成感が得られ、進学や就職の際にアピールポイントにもなります。一方で、「資格よりも実際にプログラムを書ける力の方が大切」という意見もあります。
この記事では、中高生が取得できるプログラミング資格の種類や、資格を取るメリット・デメリット、そして資格よりも大切なことについて詳しく解説します。
中高生が取れるプログラミング資格一覧
まずは、中高生が挑戦できる主なプログラミング関連の資格をご紹介します。
ジュニア・プログラミング検定
対象レベル:初心者~中級者
サイバーエージェント社が主催する、Scratchを使ったビジュアルプログラミングの検定です。
| 実施団体 | サイバーエージェント |
|---|---|
| 対象言語 | Scratch |
| 級位 | Entry(4級)、Bronze(3級)、Silver(2級)、Gold(1級) |
| 受験料 | 2,400円~3,000円(級によって異なる) |
| 受験方法 | 会場受験またはオンライン受験 |
おすすめポイント:
- Scratchという視覚的なプログラミング言語を使用するため、初心者でも取り組みやすい
- 段階的にレベルアップできる4段階の級位制
- プログラミングの基礎概念(順次処理、条件分岐、繰り返し)を理解できる
日商プログラミング検定
対象レベル:初心者~上級者
日本商工会議所が実施する、実務に即したプログラミングスキルを測る検定です。
| 実施団体 | 日本商工会議所 |
|---|---|
| 試験区分 | ENTRY、BASIC、STANDARD、EXPERT |
| 対象言語 | ENTRY(Scratch等)、BASIC~EXPERT(C言語、Java、VBA、Python) |
| 受験料 | 3,300円~6,600円(区分によって異なる) |
| 受験方法 | 全国のテストセンター |
おすすめポイント:
- 初心者向けのENTRYから上級者向けのEXPERTまで幅広いレベルに対応
- 実務で使われるプログラミング言語(C言語、Java、Python等)を扱う
- 商工会議所という信頼性の高い団体が主催
基本情報技術者試験
対象レベル:中級者~上級者
情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格です。プログラミングだけでなく、IT全般の基礎知識が問われます。
| 実施団体 | 情報処理推進機構(IPA) |
|---|---|
| 資格区分 | 国家資格 |
| 試験内容 | 科目A(多肢選択式)、科目B(多肢選択式) |
| 出題範囲 | アルゴリズム、データ構造、ネットワーク、データベース、セキュリティ等 |
| 受験料 | 7,500円 |
| 受験方法 | CBT方式(全国のテストセンター) |
おすすめポイント:
- 国家資格のため社会的信頼性が高い
- IT業界への就職・転職に有利
- プログラミングだけでなく、IT全般の知識が身につく
- 高校生の合格者も多数(合格率は約25~40%)
Python3エンジニア認定試験
対象レベル:初心者~中級者
一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する、Python言語に特化した資格です。
| 実施団体 | Pythonエンジニア育成推進協会 |
|---|---|
| 試験区分 | 基礎試験、データ分析試験、実践試験 |
| 対象言語 | Python3 |
| 受験料 | 11,000円(一般)、5,500円(学割) |
| 受験方法 | 全国のオデッセイCBTテストセンター |
おすすめポイント:
- 人気のPython言語を体系的に学べる
- AI・機械学習分野への入門に最適
- 学割があるため学生にとって受験しやすい
- データ分析や実践試験もあり、段階的にスキルアップできる
資格を取るメリット
プログラミング資格を取得することには、いくつかのメリットがあります。
学習の目標になる
- 「何を勉強すればいいかわからない」という悩みが解消される
- 試験範囲が明確なため、学習計画が立てやすい
- 期限があるため、ダラダラせずに集中して学習できる
- 段階的にレベルアップできる資格なら、継続的な学習意欲が維持できる
特に独学でプログラミングを学んでいる場合、「何をどこまで学べばいいのか」という指針がないと、学習が継続しづらいものです。資格という明確な目標があることで、学習のモチベーションを保ちやすくなります。
達成感が得られる
合格証書や認定証をもらうことで、「自分はこれだけのことができる」という自信につながります。
特に中高生の時期は、努力が形として残ることが重要です。資格という客観的な証明があることで、自己肯定感が高まり、次の学習へのモチベーションにもつながります。
内申書・履歴書に書ける
特に以下のようなケースでは効果的です:
- 高校入試の内申書: 技術・情報科目への興味関心の証明になる
- 大学入試(総合型選抜・学校推薦型選抜): 情報系学部への明確な志望動機の裏付けになる
- 就職活動: IT企業への就職において、基礎知識を持っていることの証明になる
- インターンシップ応募: 基本的なプログラミングスキルを持っていることのアピールになる
ただし、資格だけでは不十分で、「なぜその資格を取ろうと思ったのか」「取得後にどう活かしているか」といったストーリーも重要です。
体系的な知識が身につく
独学では見落としがちな基礎知識を、体系的に学ぶことができます。
資格より大切なこと
資格取得にはメリットがある一方で、「資格を取ること」自体が目的にならないよう注意が必要です。
プログラミングの世界では、資格よりも重要なことがあります。
実際に作品を作る力
資格試験では知識を問う問題が多く出題されますが、実務では「自分でゼロから何かを作る力」が求められます。
例えば:
- 簡単なゲームを作る
- 便利なツールを開発する
- Webサイトやアプリを作成する
- 自分で考えたアイデアをプログラムで実現する
こうした経験を通じて、実践的なスキルが身につきます。
資格があっても実際にプログラムが書けない人よりも、資格はなくても複数の作品を作った経験がある人の方が、現場では高く評価されます。
ポートフォリオの重要性
IT業界では、「ポートフォリオ(自分が作った作品集)」が非常に重視されます。
大学入試の面接や就職活動の際に、「私はこんなものを作りました」と実物を見せられることは、資格証書を見せるよりもはるかに説得力があります。
問題解決能力
プログラミングの本質は、「問題を解決すること」です。
- 複雑な問題を小さな単位に分解する力
- 論理的に考える力
- エラーの原因を特定し、解決する力
- より良い方法を考え続ける改善意欲
- わからないことを自分で調べて学ぶ力
こうした問題解決能力は、資格試験の勉強だけでは身につきにくく、実際に自分で作品を作る過程で磨かれていきます。
チームでの開発経験
実際の開発現場では、一人で完結することはほとんどありません。
- 他の人のコードを読んで理解する力
- 自分のコードを他の人が読みやすいように書く力
- Git等のバージョン管理ツールの使い方
- チームメンバーとのコミュニケーション力
こうしたスキルは、資格では測れない部分ですが、実務では非常に重要です。
資格取得を目指す場合のロードマップ
それでは、「資格も取りたいし、実際に作る力も身につけたい」という場合、どのように学習を進めていけばいいのでしょうか。
おすすめのロードマップをご紹介します。
ステップ1:プログラミングの基礎を楽しく学ぶ
まずは資格にこだわらず、プログラミングの楽しさを体験しましょう。
- Scratchで簡単なゲームを作ってみる
- HTML/CSSでWebページを作ってみる
- Pythonで簡単なプログラムを書いてみる
ステップ2:小さな作品を作ってみる
基礎を学んだら、実際に何か作ってみましょう。
- 計算機アプリ
- おみくじプログラム
- 簡単なクイズゲーム
- TODO管理アプリ
小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
ステップ3:資格取得にチャレンジ
ある程度プログラミングに慣れてきたら、資格取得にチャレンジするのも良いでしょう。
初心者の方:
- ジュニア・プログラミング検定(Entry → Bronze → Silver → Gold)
- 日商プログラミング検定(ENTRY → BASIC)
ある程度経験がある方:
- 日商プログラミング検定(STANDARD → EXPERT)
- Python3エンジニア認定試験(基礎試験)
- 基本情報技術者試験(じっくり準備して挑戦)
ステップ4:ポートフォリオを充実させる
資格取得後も、継続的に作品を作り続けましょう。
- GitHubにソースコードを公開する
- 作品の紹介サイトを作る
- プログラミングコンテストに参加する
- オープンソースプロジェクトに貢献する
こうした活動が、将来の進学や就職に大きく役立ちます。
コードオブジーニアスでの学習と資格
コードオブジーニアスは、中高生向けのプログラミング教室として、本質的なプログラミングスキルの習得に重点を置いています。
資格取得だけを目的としない教育方針
コードオブジーニアスでは、資格取得だけを目的とした指導は行っていません。
なぜなら、本当に大切なのは「資格を持っていること」ではなく、「実際に問題を解決できる力」だからです。
カリキュラムを通じて自然と資格対応力も身につく
ただし、コードオブジーニアスのカリキュラムを通じて基礎から応用までしっかり学ぶことで、結果的に資格試験にも対応できる実力が身につきます。
- プログラミングの基本概念の理解: 変数、条件分岐、繰り返し、関数など
- アルゴリズムとデータ構造: 効率的なプログラムの書き方
- 実践的な開発経験: 実際に動くアプリケーションの制作
- 問題解決能力: バグの修正や機能追加の経験
こうした力があれば、資格試験の対策は短期間で済みます。
将来のIT業界への道を見据えた学習
コードオブジーニアスは、単なる「資格取得のための教室」ではなく、将来IT業界で活躍するための土台を作る場所です。
- 現役エンジニアから実務に即した知識を学べる
- 自分のアイデアを形にする経験ができる
- チームでの開発経験を積める(希望者)
- IT業界の最新トレンドに触れられる
- 将来のキャリア相談もできる
資格は通過点の一つであり、最終的な目標は「自分で考え、作り、問題を解決できる力」を身につけることです。
まとめ
まとめ
プログラミング資格は、学習の目標設定や達成感の獲得、進学・就職でのアピール材料として有効です。中高生が取得できる主な資格には、ジュニア・プログラミング検定、日商プログラミング検定、基本情報技術者試験、Python3エンジニア認定試験などがあります。ただし、資格取得だけが目的にならないよう注意が必要です。プログラミングで本当に大切なのは、実際に作品を作る力、ポートフォリオの充実、問題解決能力の育成です。
理想的には、資格の勉強と並行して、自分で作品を作り続けることが重要です。資格で学んだ知識を実践で活かすことで、知識が定着し、本当の力が身につきます。
コードオブジーニアスでは、資格取得だけを目的とせず、本質的なプログラミングスキルの習得に重点を置いています。カリキュラムを通じて基礎から応用まで学ぶことで、自然と資格試験にも対応できる実力が身につきます。
プログラミング学習で迷っている方、お子さんの教育について相談したい保護者の方は、ぜひコードオブジーニアスの無料カウンセリングにご参加ください。
よくある質問
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