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【配信活動を管理】Notionで作る「ストリーマー専用ダッシュボード」|ネタ帳・スケジュール・収益を一元管理

【配信活動を管理】Notionで作る「ストリーマー専用ダッシュボード」|ネタ帳・スケジュール・収益を一元管理

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「次の配信ネタ、どこにメモしたっけ?」 「コラボの日程調整、DMを遡らないとわからない…」 「今月のスパチャと広告収益、結局いくらだっけ?」

配信活動を続けていると、管理すべき情報の量に圧倒されることはありませんか? Youtube、Twitch、Twitter(X)、Discord...複数のプラットフォームを行き来し、情報は散乱しがちです。

そんな悩みを持つ配信者にこそおすすめしたいのが、オールインワン情報管理ツール「Notion(ノーション)」で作る「ストリーマー専用ダッシュボード」です。

この記事では、散らかった情報をひとまとめにし、活動を劇的に効率化するNotionの活用術を紹介します。

Notionで作るダッシュボードの機能
  • ネタ帳(アイデアバンク):思いつきを逃さずストック&進捗管理。
  • スケジュール管理:配信、動画編集、コラボ日程をカレンダーで見える化。
  • KPIトラッカー:登録者数や収益の推移を記録し、成長を可視化。
  • ブランドアセット管理:ロゴ、立ち絵、プロフィール文などを即座に取り出せる。

なぜ配信者にNotionなのか?

Notionは、メモ、タスク管理、データベース、カレンダーなど、あらゆる機能を自由に組み合わせられるツールです。配信者にとってのメリットは、「自分だけの基地」を作れることにあります。

Notion導入のメリット
  • マルチデバイス対応:スマホでネタをメモし、PCで台本を書く連携がスムーズ。
  • データベース機能:動画企画を「未着手」「準備中」「撮影済」「編集済」のようにステータス管理できる。
  • カスタマイズ性:自分の立ち絵や配信カラーを使って、テンションの上がる見た目にできる。
  • 共有機能:モデレーターや動画編集者とページを共有し、チームで運営できる。

ストリーマー専用ダッシュボードの構成案

それでは、実際にどのようなページを作ればよいのか、具体的な構成例を見ていきましょう。

1. アイデアバンク(ネタ帳)

配信の企画や動画のネタを管理するデータベースです。「カンバンボード(ボードビュー)」を使うのがおすすめです。

  • プロパティ(項目)例:
    • タイトル(企画名)
    • ステータス(アイデア / 構成作成中 / 準備中 / 完了)
    • ジャンル(雑談 / ゲーム / 歌 / 企画)
    • 優先度(高 / 中 / 低)
    • 参考URL

カンバンボードなら、カードをドラッグ&ドロップするだけで「アイデア」から「準備中」へステータスを移動でき、企画の進行状況が一目でわかります。

2. 配信&制作カレンダー

いつ何をするかを管理するカレンダーです。

  • 配信スケジュール: 何曜日の何時から、どのゲームをするか。
  • 動画投稿予定: 編集の締め切りや投稿日。
  • コラボ予定: 相手の名前、Discordサーバーのリンクなどをメモ欄に記載。

Notionのカレンダービューを使えば、先ほどの「アイデアバンク」の日付と連動させて表示することも可能です。

3. KPIトラッカー(成長記録)

チャンネル登録者数や同時接続数、収益などの数値を記録します。「テーブルビュー(表形式)」を使います。

日付 登録者数 同接(最大) 同接(平均) 新規メンバー メモ
12/01 1,050 120 85 2 ホラゲー配信。切り抜きがバズった影響あり。

数字だけでなく「その日何をしたか」「何が要因で伸びたか」を一言メモに残しておくと、後で見返したときに貴重な分析データになります。

4. ブランドアセット(素材置き場)

コラボ相手やイベント主催者に「立ち絵ください」「ロゴください」と言われたとき、すぐに対応できていますか? 自分の素材をまとめたページを作っておくと便利です。

  • 格納するもの:
    • 高画質ロゴデータ(透過PNG/SVG)
    • 立ち絵(表情差分含む)
    • 三面図(ファンアート資料用)
    • カラーコード(自分のイメージカラー)
    • プロフィール文章(短文・長文)

このページを「Web公開」設定にしておけば、URLを送るだけで相手に素材を渡すことができます(※公開範囲には注意しましょう)。

Notionをもっと使いこなすテクニック

テンプレートボタンを活用する

毎回同じフォーマットで書くもの(例:配信の台本、動画の概要欄)は、「テンプレートボタン」を作っておきましょう。ボタン一つで決まった形式が呼び出せるので、準備時間が短縮されます。

💡 配信台本テンプレートの例

1. オープニングトーク(挨拶、今日の見どころ)
2. 本編(進行メモ、クリア条件など)
3. 告知タイム(次回予告、グッズ宣伝)
4. エンディング(スパチャ読み、締めの挨拶)

外部ウィジェットで装飾する

「Indify」や「Apption」などのサービスを使うと、Notion上に時計、天気予報、カウントダウンタイマーなどのウィジェットを埋め込むことができます。 「登録者数1万人まであと◯日!」のようなカウントダウンを表示させれば、ダッシュボードを見るたびにモチベーションが上がります。

まとめ:管理を自動化して、クリエイティブに集中しよう

配信者の仕事は「配信すること」だけではありません。企画、調整、分析、事務作業……裏側のタスクは山積みです。

Notionで自分だけのダッシュボードを作ることは、「脳のメモリを解放する」ことに繋がります。覚えておくべきことは全てNotionに任せて、空いたリソースを「面白い配信をすること」や「リスナーを楽しませること」に全振りしましょう。

Notion活用のステップ
  • まずは「アイデアバンク」から作ってみる。
  • 慣れてきたら「カレンダー」でスケジュール管理。
  • 数字に強くなりたいなら「KPIトラッカー」
  • 面倒な素材受け渡しは「アセット管理」で効率化。

最初は凝りすぎず、シンプルなメモ帳代わりから始めてみてください。使い込むうちに、あなたにとって手放せない「最高の相棒(マネージャー)」になってくれるはずです。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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