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【2025年】ゲーム実況向けマイク10選|キーボード音を拾わない最強モデルを厳選

【2025年】ゲーム実況向けマイク10選|キーボード音を拾わない最強モデルを厳選

公開日
読了目安13

「キーボードの音がうるさいって言われた...」 「マウスのクリック音が入っちゃう...」

ゲーム実況者・FPS配信者の多くが直面するこの問題。実はマイク選びで大きく改善できます。

この記事では、キーボード・マウス音を拾いにくいゲーム実況向けマイクを10機種厳選して紹介します。

この記事でわかること - ゲーム実況に最適なマイクの選び方 - 予算別おすすめマイク10選 - キーボード音を軽減する設置方法 - OBSでの環境音対策設定

ゲーム実況向けマイクの選び方

1. 指向性は「単一指向性」一択

マイクの指向性(音を拾う方向)は、単一指向性(カーディオイド)を選びましょう。

指向性特徴ゲーム実況向き
単一指向性正面の音のみ集音
双指向性前後の音を集音
全指向性360°全方向×

単一指向性なら、マイクの正面(話者の声)を中心に拾い、背面や側面の音(キーボードなど)を軽減できます。

2. ダイナミックマイクがおすすめ

ゲーム実況にはダイナミックマイクがおすすめです。

ダイナミックマイクのメリット

  • 感度が低く、環境音を拾いにくい
  • キーボード・マウス音が入りにくい
  • PCファンやエアコンの音もカット
  • 丈夫で長持ち

コンデンサーマイクでも配信は可能ですが、環境音対策に手間がかかります。

3. ミュート機能は必須

ゲーム中に咳やくしゃみをしたい時、急にトイレに行きたくなった時...

ワンタッチでミュートできる機能があると非常に便利です。

  • タップミュート: マイク上部をタップでON/OFF
  • ボタンミュート: 物理ボタンでON/OFF
  • LED連動: ミュート状態が光でわかる

特にLED連動は、ミュート状態を視覚的に確認できるので事故防止になります。

4. ヘッドホン出力があると便利

マイクにヘッドホン出力があると、自分の声をリアルタイムで確認できます。

ゲーム中は興奮して声が大きくなりがち。自分の声をモニタリングできれば、音割れを防ぎやすくなります。


【予算別】ゲーム実況向けマイク10選

5,000円以下:とにかく安く始めたい

1. FIFINE AmpliGame A6V

FIFINE AmpliGame A6V
価格約5,000円
接続USB
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
ミュートタップミュート
RGBあり

コスパ最強のゲーミングマイク。RGBライティング搭載で、デスク周りが映えます。

  • 5,000円以下で買える
  • タップミュートで即座に消音
  • ゲイン調整ダイヤル付き
  • RGBでゲーミング感UP
  • コンデンサーなので環境音は拾いやすい
  • ヘッドホン出力なし

こんな人におすすめ: 初めてのマイク、予算を抑えたい方

2. MAONO AU-PM422

MAONO AU-PM422
価格約5,500円
接続USB
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
ミュートボタン式
付属品ポップフィルター

ミュートボタン+ポップフィルター付属のお得セット。

  • ミュートボタン搭載
  • ポップフィルター付属で追加購入不要
  • コンパクトで場所を取らない
  • RGBなし
  • ゲイン調整はPC側で行う

こんな人におすすめ: シンプルに使いたい方、付属品込みで揃えたい方


5,000円〜10,000円:バランス重視

3. FIFINE AmpliGame A8

FIFINE AmpliGame A8
価格約7,000円
接続USB-A / USB-C
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
サンプリング96kHz/24bit
ミュートタップミュート
ヘッドホン出力あり
RGBあり

7,000円で96kHz/24bit対応という驚異的コスパ。ヘッドホン出力も搭載。

  • 96kHz/24bitの高音質
  • ヘッドホン出力でリアルタイムモニタリング
  • タップミュート+LED連動
  • USB-C対応
  • サイズがやや大きい
  • コンデンサーなので環境音注意

こんな人におすすめ: 音質重視、自分の声をモニタリングしたい方

4. HyperX SoloCast

HyperX SoloCast
価格約7,500円
接続USB-C
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
ミュートタップミュート(LED連動)
対応機器PC / PS4 / PS5

配信者人気No.1の定番マイク。シンプルながら必要十分な機能。

  • 有名メーカーの安心感
  • ミュート状態がLEDで一目瞭然
  • PS4/PS5正式対応
  • コンパクトで高品質なビルド
  • ヘッドホン出力なし
  • ゲイン調整はPC側

こんな人におすすめ: 定番・信頼性重視、PS4/PS5でも使いたい方

5. FIFINE K688

FIFINE K688
価格約9,500円
接続USB / XLR両対応
タイプダイナミック
指向性単一指向性
サンプリング96kHz/24bit
ミュートタップミュート
ヘッドホン出力あり

1万円以下で買えるダイナミックマイク。環境音を拾いにくく、ゲーム実況に最適。

  • ダイナミック式で環境音に強い
  • USB/XLR両対応(将来性◎)
  • 96kHz/24bit
  • ヘッドホン出力搭載
  • 声が小さいとゲイン不足の場合も
  • マイクとの距離を近く保つ必要あり

こんな人におすすめ: 環境音が気になる方、将来XLRに移行したい方


10,000円〜20,000円:本格派向け

6. Audio-Technica AT2020USB-X

Audio-Technica AT2020USB-X
価格約20,000円
接続USB-C
タイプコンデンサー
指向性単一指向性
サンプリング48kHz/24bit
ミュートボタン式
ヘッドホン出力あり

老舗Audio-Technicaの最新USBマイク。AT2020の音質をUSBで手軽に。

  • AT2020譲りのクリアな音質
  • USB-C接続で簡単セットアップ
  • ミュートボタン+音量ダイヤル
  • 日本メーカーの安心感
  • コンデンサーなので環境音注意
  • 価格がやや高め

こんな人におすすめ: 音質重視、日本メーカーの安心感が欲しい方

7. Blue Yeti

Blue Yeti
価格約18,000円
接続USB
タイプコンデンサー
指向性4パターン切替
サンプリング48kHz/16bit
ミュートボタン式
ヘッドホン出力あり

4つの指向性を切り替えられるマルチマイク。様々なシーンに対応。

  • 指向性4パターン(単一・双・無・ステレオ)
  • ゲイン調整・ミュートボタン搭載
  • ヘッドホン出力あり
  • 有名配信者の使用実績多数
  • サイズが大きい
  • 高感度で環境音を拾いやすい
  • 重量がある

こんな人におすすめ: 複数の用途で使いたい方、有名マイクが欲しい方

8. MAONO PD200X

MAONO PD200X
価格約15,000円
接続USB / XLR両対応
タイプダイナミック
指向性単一指向性
サンプリング48kHz/24bit
ミュートタッチ式
ヘッドホン出力あり
専用ソフトMAONO LINK

ダイナミックマイクでありながら専用ソフト対応。細かい調整が可能。

  • ダイナミック式で環境音に強い
  • 専用ソフトでイコライザー等調整可能
  • USB/XLR両対応
  • タッチ式ミュート
  • ソフトのインストールが必要
  • FIFINEより価格高め

こんな人におすすめ: ダイナミック+詳細設定がしたい方


番外編:プロゲーマー・有名配信者の使用マイク

人気配信者やプロゲーマーが実際に使っているマイクも参考になります。

SHURE SM7B使用者

  • 多くのポッドキャスター
  • 海外の大物ストリーマー
  • ラジオ局でも採用

HyperX QuadCast使用者

  • 多くのゲーム配信者
  • eスポーツ選手

Audio-Technica AT2020使用者

  • 歌い手・ボカロP
  • VTuber

有名配信者の機材は公開されていることが多いので、憧れの配信者と同じ機材を揃えるのも楽しいです。


20,000円以上:プロ仕様

9. SHURE MV7

SHURE MV7
価格約32,000円
接続USB / XLR両対応
タイプダイナミック
指向性単一指向性
ミュートタッチ式
ヘッドホン出力あり
専用アプリShurePlus MOTIV

SM7Bの遺伝子を持つ配信者向けダイナミックマイク。プロ仕様の音質。

  • SM7Bに近い高音質
  • USB/XLR両対応
  • 専用アプリで細かく調整
  • 環境音を徹底的にカット
  • 価格が高い
  • 重量がある(マイクアーム推奨)

こんな人におすすめ: 本格的な配信をしたい方、プロ仕様が欲しい方

10. HyperX QuadCast S

HyperX QuadCast S
価格約22,000円
接続USB
タイプコンデンサー
指向性4パターン切替
ミュートタップミュート(LED連動)
ヘッドホン出力あり
RGBあり(HyperX NGENUITY対応)

SoloCastの上位モデル。RGB搭載でデスク周りが華やかに。

  • 指向性4パターン
  • 内蔵ショックマウント
  • RGBカスタマイズ(専用ソフト)
  • タップミュート+LED連動
  • コンデンサーなので環境音注意
  • サイズがやや大きい

こんな人におすすめ: 見た目にもこだわりたい方、HyperXファン


比較一覧表

モデル価格タイプミュートヘッドホン出力おすすめ度
FIFINE A6V5,000円コンデンサー×★★★☆☆
MAONO PM4225,500円コンデンサー×★★★☆☆
FIFINE A87,000円コンデンサー★★★★☆
HyperX SoloCast7,500円コンデンサー×★★★★☆
FIFINE K6889,500円ダイナミック★★★★★
AT2020USB-X20,000円コンデンサー★★★★☆
Blue Yeti18,000円コンデンサー★★★★☆
MAONO PD200X15,000円ダイナミック★★★★★
SHURE MV732,000円ダイナミック★★★★★
HyperX QuadCast S22,000円コンデンサー★★★★☆

環境音対策重視なら: FIFINE K688 / MAONO PD200X / SHURE MV7(ダイナミック) コスパ重視なら: FIFINE AmpliGame A8 / HyperX SoloCast


キーボード音を軽減する設置のコツ

マイクを買っただけでは終わりません。設置方法で音質は大きく変わります。

1. マイクをキーボードから離す

キーボードの真上にマイクを置くと、打鍵音をダイレクトに拾います。

対策

  • マイクアームを使って横から口元に近づける
  • キーボードと反対側(顔の横)に設置

2. マイクと口の距離を近づける

マイクに近いほど、声と環境音の音量差(S/N比)が良くなります

推奨距離

  • ダイナミックマイク:5〜10cm
  • コンデンサーマイク:10〜15cm

3. マイクの向きを調整

マイクの正面を口に向け、背面がキーボード側になるようにします。

単一指向性マイクは背面の音を拾いにくいため、これだけでもキーボード音が軽減されます。

4. デスクマットを敷く

デスクに直接キーボードを置くと、打鍵音が反響します。

デスクマットを敷くことで、振動と反響を軽減できます。

5. 静音キーボード・静音マウスを使う

根本的な対策として、静音スイッチのキーボード静音マウスに変えるのも効果的です。


ゲームジャンル別マイク選びのコツ

プレイするゲームのジャンルによっても、最適なマイクは変わってきます。

FPS・バトロワ系(Apex、VALORANT、Fortniteなど)

特徴

  • キーボード・マウス操作が激しい
  • 興奮して声が大きくなりやすい
  • 足音を聞くためイヤホン音量が大きめ

おすすめ: ダイナミックマイク(FIFINE K688、SHURE MV7)

FPSでは操作音が特に問題になりやすいです。感度の低いダイナミックマイクを選び、OBSでノイズゲートをしっかりかけましょう。

MMORPG・オンラインRPG系

特徴

  • 長時間のプレイが多い
  • ボイスチャットでの会話が多い
  • 操作は比較的穏やか

おすすめ: コンデンサーマイク(HyperX SoloCast、AT2020USB-X)

MMOは操作音が少ないため、コンデンサーマイクでも問題ないケースが多いです。声の細かいニュアンスが伝わる高音質マイクがおすすめ。

ホラーゲーム実況

特徴

  • 叫び声・悲鳴が多い
  • 急な音量変化がある
  • 囁くような小声もある

おすすめ: ダイナミックマイク + コンプレッサー強め

音量の幅が大きいホラー実況では、ダイナミックマイクでダイナミックレンジを抑え、OBSのコンプレッサーで音量差を均一化するのがおすすめです。

格闘ゲーム・リズムゲーム

特徴

  • コントローラーのボタン連打
  • 短時間で激しい操作

おすすめ: ダイナミックマイク + マイクアーム

ボタン連打音が入りやすいため、マイクアームでコントローラーから距離を取る設置が重要です。


マイクと一緒に揃えたい周辺機器

マイク単体でも使えますが、以下の周辺機器があるとさらに快適になります。

マイクアーム

価格帯: 2,000〜10,000円

マイクをデスクから浮かせて設置できます。キーボードから離して配置でき、振動も伝わりにくくなります。

おすすめ:

  • RODE PSA1(高品質・定番)
  • Amazonベーシック マイクアーム(コスパ◎)
  • FIFINE/MAONOのマイクアーム(安価)

ポップガード(ポップフィルター)

価格帯: 500〜2,000円

「パピプペポ」などの破裂音(ポップノイズ)を軽減します。

ショックマウント

価格帯: 1,000〜3,000円

デスクの振動がマイクに伝わるのを防ぎます。マイクアームと併用すると効果的。

リフレクションフィルター

価格帯: 3,000〜10,000円

マイク周りの反響を抑えます。部屋の残響が気になる場合に効果的。


購入時のチェックポイント

マイクを購入する前に、以下の点を確認しましょう。

1. PCのUSBポートを確認

USB-AなのかUSB-Cなのか、マイクの接続方式を確認。最近のマイクはUSB-C対応が増えていますが、古いPCだと変換アダプターが必要な場合も。

2. マイクのサイズと重量

デスクのスペースや、使用予定のマイクアームの耐荷重を確認。特にSHURE MV7などは重量があるため、安価なマイクアームでは支えきれない場合があります。

3. 付属品の確認

マイクスタンドやケーブルが付属しているか確認。付属していない場合は別途購入が必要です。

4. 保証期間

海外ブランドや中華ブランドの場合、保証期間と対応方法を確認しておくと安心です。Amazonで購入すれば返品・交換がスムーズなことが多いです。


OBSでの環境音対策

マイクの設置だけでなく、OBSのフィルター設定でも環境音を軽減できます。

おすすめフィルター設定

1. ノイズ抑制

  • 方式: RNNoise(推奨)
  • 抑制レベル: -30dB程度

2. ノイズゲート

  • 開放閾値: -32dB
  • 閉鎖閾値: -42dB
  • アタック: 6ms
  • リリース: 100ms

3. コンプレッサー

  • 比率: 4:1
  • 閾値: -18dB
  • アタック: 3ms
  • リリース: 60ms

4. リミッター

  • 閾値: -3dB
  • リリース: 60ms
フィルターは適度に かけすぎると声が不自然になります。まずは控えめに設定し、テスト配信で確認しながら調整しましょう。

よくある質問

ゲーム実況にはダイナミックとコンデンサー、どっちがいい?
環境音対策を重視するならダイナミックマイクがおすすめ。キーボード・マウス音を拾いにくく、OBSでの後処理も楽です。ただし、静かな環境ならコンデンサーマイクでも問題ありません。
ヘッドセットのマイクじゃダメ?
配信初期はヘッドセットでも十分ですが、音質には限界があります。視聴者が増えてきたら、単体マイクへの移行を検討しましょう。
マイクアームは必要?
強くおすすめします。マイクアームを使うと、キーボードから離してマイクを設置でき、振動も伝わりにくくなります。2,000〜3,000円で買えるので、マイクと一緒に購入しましょう。
PS5で使えるマイクは?
HyperX SoloCast / QuadCastがPS4/PS5正式対応です。その他のUSBマイクも使える場合が多いですが、動作保証はありません。

まとめ

まとめ

ゲーム実況向けマイクの選び方 1. 指向性: 単一指向性を選ぶ 2. タイプ: 環境音対策ならダイナミック 3. ミュート: ワンタッチミュート機能必須 4. 予算別おすすめ: - 5,000円以下: FIFINE AmpliGame A6V - 〜10,000円: FIFINE K688(環境音対策◎) - 〜20,000円: MAONO PD200X - 20,000円以上: SHURE MV7

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この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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