
「デザイナーにバナーの修正依頼をしたいけど、うまく伝わらない」「LPのどこを改善すればCVRが上がるのかわからない」「クリエイティブの良し悪しを言語化できない」
マーケターとして、こんな悩みを抱えていませんか?
デザイン用語を知っているだけで、これらの課題は大きく改善します。
この記事では、マーケティング施策に直結するデザイン用語を解説します。LPO、バナー改善、クリエイティブのディレクションに活かせる知識を身につけましょう。
- マーケターに必須のデザイン用語
- LPO改善に使える用語と活用法
- バナー改善のための用語知識
- デザイナーとの連携を円滑にする方法
マーケターがデザイン用語を知るべき理由

「デザインはデザイナーに任せればいい」
そう思っていませんか?確かにデザインの制作はデザイナーの仕事です。
しかし、施策の成果を上げるのはマーケターの仕事。そのためには、デザインの言語を理解する必要があります。
用語を知るメリット
- デザイナーへの修正依頼が的確になる
- A/Bテストの仮説設計がしやすくなる
- クリエイティブの問題点を言語化できる
- LPO改善のポイントがわかるようになる
- デザイナーから信頼される
具体例:同じ修正依頼でもこう変わる
❌ 用語を知らない場合
「このバナー、なんかパッとしないので直してください」
✅ 用語を知っている場合
「CTAのコントラストを上げて視認性を高めてください。あと、キャッチコピーへの視線誘導を強化したいので、ジャンプ率を上げられますか?」
後者の方が、デザイナーが何をすればいいか明確ですよね。
【LPO編】CVR改善に直結する用語

LPO(ランディングページ最適化)に直結する用語を解説します。
ファーストビュー
ページを開いたときに最初に見える範囲のこと。
ファーストビューの重要性
| 離脱率 | ファーストビューで判断される |
|---|
| 要素 | キャッチコピー、メインビジュアル、CTA |
|---|
| 目安 | 3秒で伝わるかどうか |
|---|
LPOでの活用:
「ファーストビューでベネフィットが伝わるか」をチェック。
CTA(Call To Action)
ユーザーに行動を促すボタンや要素。
CTA改善のチェックポイント
- 視認性:背景から浮き出ているか
- 文言:行動を促す言葉になっているか
- 配置:適切な位置にあるか
- サイズ:十分な大きさか
LPOでの活用:
「CTAのコントラストを上げて、もっと目立たせたい」
視線誘導
ユーザーの視線を意図した順番で動かすこと。
LPでは通常、キャッチコピー → ベネフィット → CTAの順に視線を誘導します。
視線誘導のパターン
| Z型 | 左上→右上→左下→右下 |
|---|
| F型 | 左上→右→左下→右(Webで多い) |
|---|
| 直線型 | 上から下へ一直線 |
|---|
LPOでの活用:
「CTAへの視線誘導が弱い。矢印やラインで誘導を強化したい」
コントラスト
明暗や色の差のこと。
コントラストが低いと、重要な情報が埋もれる原因になります。
コントラストが低いと起きる問題
- CTAが目立たない
- 見出しと本文の区別がつかない
- 重要な情報が読み飛ばされる
LPOでの活用:
「CTAのコントラストが低いのでCVRが下がっている可能性がある」
ヒエラルキー(情報の優先順位)
情報の重要度を視覚的に示すこと。
ヒエラルキーの作り方
| サイズ | 重要な情報は大きく |
|---|
| 色 | 重要な情報は目立つ色で |
|---|
| 配置 | 重要な情報は上部や目立つ位置に |
|---|
| 余白 | 重要な情報の周りに余白を |
|---|
LPOでの活用:
「ヒエラルキーを整理して、ベネフィットを最も目立たせたい」
余白(ホワイトスペース)
要素と要素の間の空間。
余白が少ないLPは窮屈で読みにくい印象を与えます。
LPOでの活用:
「余白を増やして、読みやすさを改善したい」
【バナー編】クリック率を上げる用語

バナー広告の改善に役立つ用語を解説します。
ジャンプ率
見出しと本文のサイズ差のこと。
バナーでジャンプ率が低いと、メリハリがなく目を引かない原因になります。
ジャンプ率の目安
| 低い | 1.5〜2倍(落ち着いた印象) |
|---|
| 中程度 | 2〜3倍(バランス型) |
|---|
| 高い | 3倍以上(インパクト重視) |
|---|
バナー改善での活用:
「ジャンプ率を上げて、キャッチコピーをもっと目立たせたい」
可読性
文章が読みやすいかどうかの度合い。
バナーは一瞬で内容が伝わる必要があります。
- フォントサイズが小さすぎる
- 背景と文字のコントラストが低い
- 文字が多すぎる
- 読みにくいフォントを使っている
バナー改善での活用:
「可読性を上げるために、フォントサイズを大きくしたい」
視認性
パッと見での見やすさ。
可読性は「読みやすさ」、視認性は「見やすさ」です。
バナー改善での活用:
「ロゴの視認性が低いので、もう少し目立たせたい」
トンマナ(トーン&マナー)
デザインの雰囲気・方向性の統一感。
バナーのトンマナがブランドイメージと合っていないと、クリックされても離脱される原因になります。
バナー改善での活用:
「LPとバナーのトンマナを揃えて、一貫性を出したい」
アイキャッチ
目を引く画像やビジュアルのこと。
バナーでは、アイキャッチがクリック率を大きく左右します。
バナー改善での活用:
「アイキャッチをもっとインパクトのあるものに変えたい」
【A/Bテスト編】仮説設計に使える用語
A/Bテストで「何を変えるか」を考えるとき、デザイン用語を知っていると仮説が立てやすくなります。
テスト仮説の例
A/Bテストの仮説設計例
仮説1:コントラスト
「CTAのコントラストを上げれば、視認性が向上してCVRが上がるのでは?」
仮説2:ジャンプ率
「見出しのジャンプ率を上げれば、メリハリが出てファーストビューでの離脱が減るのでは?」
仮説3:視線誘導
「矢印で視線誘導を追加すれば、CTAへの到達率が上がるのでは?」
仮説4:余白
「余白を増やせば、可読性が上がってスクロール率が改善するのでは?」
用語を知っていると、「何を変えるか」が明確になり、デザイナーへの依頼もしやすくなります。
効率的に用語を覚える方法
ここまで多くの用語を紹介しましたが、「覚えられるかな...」と思った方もいるかもしれません。
専用アプリで効率学習
デザイン単語帳は、英単語を覚えるようにデザイン用語を学べるアプリです。
デザイン単語帳がマーケターにおすすめな理由
- 1日5分のスキマ時間で学習(忙しいマーケター向け)
- 知らない単語だけを効率学習(ムダがない)
- 全単語に例文収録(実務での使い方がわかる)
- 買い切り約3,000円(セミナー1回分以下)
特に例文付きなのがポイント。「コントラスト」という言葉だけでなく、「CTAのコントラストを上げて」という実務での使い方もセットで学べます。
マーケター向け:用語活用チェックリスト
LP改善チェックリスト
LP改善で確認すべきポイント
- [ ] ファーストビューで価値提案が伝わるか
- [ ] CTAのコントラストは十分か
- [ ] CTAへの視線誘導はできているか
- [ ] 情報のヒエラルキーは適切か
- [ ] 余白は十分にあるか
- [ ] 可読性は確保されているか
- [ ] トンマナはブランドに合っているか
バナー改善チェックリスト
バナー改善で確認すべきポイント
- [ ] ジャンプ率は十分か(キャッチが目立つか)
- [ ] 可読性は確保されているか
- [ ] コントラストは十分か
- [ ] アイキャッチは効果的か
- [ ] 情報量は適切か(詰め込みすぎていないか)
- [ ] トンマナはLPと合っているか
よくある質問
デザインの専門家ではないのに、用語を使っても大丈夫?
大丈夫です。用語を正しく使うことで、デザイナーとのコミュニケーションがスムーズになります。むしろ「デザインを理解しようとしている」姿勢はデザイナーに好印象を与えます。
用語を覚えるとデザインの良し悪しがわかるようになる?
はい。「なんとなく良い/悪い」ではなく、「コントラストが足りない」「視線誘導ができていない」など、具体的に言語化できるようになります。
どれくらいの時間で覚えられる?
1日5〜10分の学習を2週間続ければ、基本的な用語は覚えられます。デザイン単語帳を使えば、通勤時間などのスキマ時間で効率的に学習できます。
デザイナーに嫌がられませんか?
用語を正しく使い、的確なフィードバックができるマーケターは、デザイナーから信頼されます。「なんか違う」ではなく「ここをこう直したい」と言えることは、チームワークの向上につながります。
まとめ
マーケターが覚えるべきデザイン用語
LPO編
- ファーストビュー:最初に見える範囲
- CTA:行動を促すボタン
- 視線誘導:視線を導く設計
- コントラスト:明暗の差
- ヒエラルキー:情報の優先順位
- 余白:要素間の空間
バナー編
- ジャンプ率:見出しと本文の差
- 可読性:読みやすさ
- 視認性:見やすさ
- トンマナ:雰囲気の統一
- アイキャッチ:目を引く画像
活用のポイント
- 修正依頼を具体的に
- A/Bテストの仮説設計に
- デザイナーとの信頼構築に
デザイン用語を知ることで、施策の質が上がり、デザイナーとの連携が円滑になります。
マーケターとしてのスキルアップに、ぜひデザイン用語を学んでみてください。
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画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
- マーケティングイメージ: Photo by Campaign Creators on Unsplash
- LPOイメージ: Photo by Luke Chesser on Unsplash
- バナーイメージ: Photo by Austin Distel on Unsplash