【完全解説】YouTube「急上昇」ページが廃止に!代わりのYouTube Chartsとは?変更の理由と影響を徹底分析
YouTube「急上昇」ページが廃止!代わりのYouTube Chartsとは?
「YouTubeの急上昇ページが見つからない」「トレンドタブがなくなった」と感じていませんか?実は2025年7月、YouTubeは約10年間続いた「急上昇」ページを正式に廃止しました。この記事では、なぜこの変更が行われたのか、代わりに何が導入されたのかを詳しく解説します。
- 急上昇ページ廃止の経緯と正確な日付
- 廃止の背景にある視聴者行動の変化
- 新しいYouTube Chartsの使い方
- クリエイターへの影響と新しいツール
YouTubeの「急上昇」ページとは何だったのか
急上昇ページの歴史
YouTubeの「急上昇」ページ(Trending page)は2015年にローンチされました。このページは「今YouTube全体で何が人気なのか」を一目で把握できる機能として、多くのユーザーに利用されてきました。
当時のYouTubeの説明では、急上昇ページは以下のように位置づけられていました:
急上昇ページは以下の4つのセクションで構成されていました:
- Now(今):リアルタイムで人気の動画
- Music(音楽):人気の音楽コンテンツ
- Gaming(ゲーム):ゲーム関連の人気動画
- Movies(映画):映画予告編など
急上昇ページ廃止の発表と時期
正式な廃止日
YouTubeは2025年7月10日に公式ブログで急上昇ページの廃止を発表し、7月21日に正式に廃止されました。同時に「Trending Now」リストも削除されています。
この発表は、TechCrunch、The Verge、Variety、Mashableなど主要テックメディアで大きく報じられました。
なぜ急上昇ページは廃止されたのか
理由①:視聴者の発見方法の変化
YouTube公式ブログによると、急上昇ページを廃止した最大の理由は視聴者の行動変化です。
2015年当時は、「何がトレンドか」という質問に対して、すべての人に人気のあるウイルス動画のリストで答えることができました。しかし、現在は状況が大きく異なります。
- 「全員に共通の人気動画」という概念が薄れた
- 多様なコミュニティが異なるコンテンツを好むように
- 一つのリストですべてをカバーすることが不可能に
理由②:マイクロトレンドの台頭
現代のYouTubeでは、「マイクロトレンド」が主流になっています。つまり、特定のファンダムやコミュニティの中で流行するコンテンツが増え、プラットフォーム全体で均一に人気のある動画は減少しています。
YouTubeは次のように説明しています:
「今日、トレンドは多くのファンダムによって作られた多くの動画で構成されており、多様なコミュニティが楽しむマイクロトレンドがこれまで以上に存在します」
理由③:急上昇ページへのトラフィック減少
もう一つの重要な理由は、急上昇ページへの訪問数の大幅な減少です。特に過去5年間(2020年〜2025年)で顕著な減少が見られました。
現代のユーザーは以下の方法でトレンドを発見しています:
- パーソナライズされたおすすめ動画
- 検索サジェスト
- YouTube Shorts
- コメント欄やコミュニティ投稿
- 他のSNS(TikTokなど)からの流入
代わりに登場したYouTube Charts
カテゴリー別チャートの導入
急上昇ページに代わり、YouTubeはカテゴリー別のYouTube Chartsを拡充しました。これにより、ユーザーは自分の興味のあるジャンルごとに人気コンテンツを確認できます。
現在利用可能なチャート:
| チャート名 | 内容 | URL |
|---|---|---|
| Trending Music Videos | 人気の音楽動画 | charts.youtube.com/charts/TrendingVideos |
| Weekly Top Podcast Shows | 週間ポッドキャストランキング | charts.youtube.com/podcasts |
| Trending Movie Trailers | 人気の映画予告編 | charts.youtube.com/charts/TrendingTrailers |
| Gaming(Exploreページ内) | ゲーミングコンテンツ | youtube.com/gaming |
YouTubeは今後、さらに多くのカテゴリーを追加予定としています。
YouTube Chartsの特徴
YouTube Chartsには以下の特徴があります:
Exploreページとの連携
パーソナライズされていないコンテンツは、Exploreメニュー、クリエイターチャンネル、登録チャンネルフィードからも引き続きアクセスできます。
クリエイターへの影響
急上昇に載ることの意味が変化
従来、「急上昇に載る」ことはクリエイターにとって大きな目標でした。しかし、The Vergeによると、クリエイターたちからは以前から批判の声がありました:
- 映画予告編やテレビクリップなど、伝統的メディアが優遇されていた
- 独立系クリエイターは高い視聴数でも掲載されにくかった
- 本当に人気のある動画が反映されていないとの指摘
新しいクリエイター向けツール
YouTube は急上昇ページの代替として、クリエイター向けの新機能を提供しています。
1. Inspiration Tab(インスピレーションタブ)
YouTube Studioに搭載されたInspiration Tabは、AIを活用してクリエイターにパーソナライズされたコンテンツアイデアを提案します。
- 自分の視聴者の間で人気のトピックを把握
- 次に作るべき動画のヒントを取得
- トレンドに乗ったコンテンツ制作を支援
2. Hype(ハイプ)機能
2024年に導入されたHype機能は、視聴者がお気に入りの新しい動画を「ハイプ」することで、プラットフォーム全体のリーダーボードに表示されるようにするシステムです。
- 新進クリエイターの発見を促進
- 視聴者が好きな動画を応援できる
- 既存の登録者数に左右されない
3. Creators on the Rise
YouTubeの公式ソーシャルメディアやチャンネルで、注目の新進クリエイターを紹介する取り組みも継続されています。
2021年のYouTube Rewind廃止との類似点
興味深いことに、今回の急上昇ページ廃止は、2021年のYouTube Rewind廃止と似た理由で行われています。
YouTube Rewindは2011年から毎年公開されていた年間まとめ動画でしたが、YouTubeは以下の理由で廃止を決定しました:
「YouTube が作成する一つのリワインドでは、クリエイターコミュニティ全体の幅広さを反映することは不可能」
プラットフォームの多様化が進むにつれ、「全員に向けた一つのコンテンツ」という概念が通用しなくなっているのです。
よくある質問
まとめ
まとめ
YouTubeの「急上昇」ページは2025年7月21日に約10年の歴史に幕を下ろしました。廃止の主な理由:
- 視聴者の発見方法がパーソナライズ推薦に移行
- マイクロトレンドの台頭で「全員に人気」の概念が薄れた
- 急上昇ページへのトラフィックが過去5年で大幅減少
新しい代替手段:
- カテゴリー別YouTube Charts(音楽、ポッドキャスト、映画予告編など)
- Exploreメニューでの非パーソナライズコンテンツ
- クリエイター向けInspiration TabとHype機能
この変更は、YouTubeが「すべての人に同じ体験」から「それぞれに最適な体験」へと移行していることを象徴しています。
参考情報
- Changes to discovering trending content on YouTube - YouTube Help Community
- YouTube is getting rid of its Trending page and Trending Now list - TechCrunch
- YouTube Is Shutting Down Its General 'Trending' Video Page - Variety
- YouTube's 'Trending' section is about to disappear - The Verge
画像クレジット
本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。
- アイキャッチ画像: Photo by Alexander Shatov on Unsplash
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