メインコンテンツへスキップ
【保存版】税金用語がわからない人へ|初心者が最初に覚えるべき基礎用語30選

【保存版】税金用語がわからない人へ|初心者が最初に覚えるべき基礎用語30選

公開日
読了目安5

「確定申告」「源泉徴収」「所得控除」...税金の話になると、専門用語だらけで何が何だかわからない。

そんな経験はありませんか?

税金の知識は生活に直結するのに、学校では教えてくれません。いざ勉強しようとしても、用語がわからなくて先に進めない方も多いはずです。

この記事では、税金初心者が最初に覚えるべき基礎用語30個をカテゴリ別にわかりやすく解説します。

この記事でわかること - 税金の基本用語(申告・納税関連) - 所得の種類に関する用語 - 控除に関する用語 - 知っておくと得する税金用語

【基本】申告・納税に関する用語10選

まずは税金の基本中の基本、申告や納税に関する用語から覚えましょう。

1. 確定申告(かくていしんこく)

1年間の所得と税額を計算し、税務署に申告すること。会社員でも副業収入がある場合などは必要になります。

2. 源泉徴収(げんせんちょうしゅう)

給与や報酬を支払う側が、あらかじめ税金を差し引いて納付する制度。会社員の給料から引かれる税金がこれです。

3. 年末調整(ねんまつちょうせい)

会社が従業員の1年間の所得税を精算する手続き。払いすぎた税金が戻ってきたり、不足分を追加で払ったりします。

4. 所得税(しょとくぜい)

個人の所得(収入から経費を引いたもの)にかかる税金。収入が多いほど税率が高くなる「累進課税」が適用されます。

5. 住民税(じゅうみんぜい)

住んでいる自治体に納める税金。前年の所得をもとに計算され、翌年に支払います。

6. 納税(のうぜい)

税金を国や自治体に納めること。期限までに納めないと延滞税がかかります。

7. 税務署(ぜいむしょ)

国税(所得税、消費税など)を管轄する役所。確定申告の提出先です。

8. e-Tax(イータックス)

インターネットで確定申告などの手続きができるシステム。自宅から24時間申告可能です。

9. 課税(かぜい)

税金を課すこと。「課税所得」は税金の計算対象となる所得を指します。

10. 非課税(ひかぜい)

税金がかからないこと。通勤手当や一定額以下の給与所得者の副業収入などが該当します。

ポイント まずはこの10個を確実に覚えましょう。確定申告の書類を見るときに必ず出てくる用語です。

【所得】収入の種類に関する用語8選

所得にはさまざまな種類があります。自分の収入がどの所得に該当するか知っておくことが大切です。

11. 所得(しょとく)

収入から必要経費を引いた金額。「収入」と「所得」は違うので注意が必要です。

12. 給与所得(きゅうよしょとく)

会社からもらう給料やボーナスによる所得。会社員のほとんどはこれが主な所得です。

13. 事業所得(じぎょうしょとく)

個人事業主やフリーランスが事業で得た所得。経費を差し引いて計算します。

14. 雑所得(ざつしょとく)

他の所得に分類されない所得。副業収入や年金、仮想通貨の利益などが該当します。

15. 不動産所得(ふどうさんしょとく)

不動産の貸付けによる所得。家賃収入などが該当します。

16. 譲渡所得(じょうとしょとく)

資産を売却して得た所得。株式や不動産の売却益などが該当します。

17. 配当所得(はいとうしょとく)

株式の配当金による所得。投資をしている人に関係します。

18. 一時所得(いちじしょとく)

一時的に得た所得。懸賞金や生命保険の満期金などが該当します。

覚え方のコツ 「自分に関係ある所得」から優先的に覚えましょう。会社員なら給与所得、副業をしているなら雑所得や事業所得が重要です。

【控除】税金を減らせる制度の用語8選

「控除」は税金を減らせる重要な制度です。知らないと損をする用語ばかりなので、しっかり覚えましょう。

19. 控除(こうじょ)

税金の計算において、一定額を差し引くこと。控除が多いほど税金が安くなります。

20. 所得控除(しょとくこうじょ)

所得から差し引ける控除。基礎控除、配偶者控除、医療費控除などがあります。

21. 基礎控除(きそこうじょ)

すべての納税者に適用される控除。令和2年以降は48万円(所得制限あり)です。

22. 配偶者控除(はいぐうしゃこうじょ)

配偶者の所得が一定以下の場合に受けられる控除。最大38万円が控除されます。

23. 扶養控除(ふようこうじょ)

扶養している親族がいる場合に受けられる控除。子どもや親を扶養している場合に適用されます。

24. 医療費控除(いりょうひこうじょ)

年間の医療費が一定額を超えた場合に受けられる控除。確定申告で申請が必要です。

25. 社会保険料控除(しゃかいほけんりょうこうじょ)

健康保険や年金などの社会保険料を支払った場合に受けられる控除。全額が控除対象です。

26. 生命保険料控除(せいめいほけんりょうこうじょ)

生命保険料を支払った場合に受けられる控除。年末調整や確定申告で適用されます。

  • 払いすぎた税金が戻ってくる
  • 節税の選択肢が広がる
  • 年末調整・確定申告がスムーズになる

【応用】知っておくと得する用語4選

ここからは少し応用的な用語です。副業やフリーランス、確定申告をする人は覚えておきたい用語です。

27. 青色申告(あおいろしんこく)

個人事業主が選択できる申告方法。最大65万円の控除が受けられるなど、メリットが多いです。

28. 白色申告(しろいろしんこく)

青色申告以外の申告方法。手続きは簡単ですが、控除などのメリットは少なめです。

29. 累進課税(るいしんかぜい)

所得が多いほど税率が高くなる仕組み。日本の所得税は5%〜45%の7段階です。

30. 還付(かんぷ)

払いすぎた税金が戻ってくること。確定申告や年末調整で還付を受けられる場合があります。

税金用語を効率的に覚えるには?

この記事で紹介した30個の用語は、税金学習の入り口に過ぎません。

実際に確定申告をしたり、税金の勉強を進めたりすると、もっと多くの専門用語に出会います。

税金用語の学習で大切なこと - 一度に覚えようとしない(毎日少しずつ) - 繰り返し復習する(記憶の定着) - 実際の場面と結びつける(年末調整の時期に復習など)

「もっと効率的に税金用語を覚えたい」という方には、単語帳形式で学べるアプリがおすすめです。

スキマ時間にスマホで手軽に学習でき、繰り返し復習することで確実に知識を定着させられます。

まとめ

まとめ

この記事のポイント - 税金の基本用語(確定申告、源泉徴収など)を覚えよう - 所得の種類を理解して自分に関係あるものを把握しよう - 控除を知れば節税につながる - 効率的に覚えるなら単語帳形式がおすすめ

税金用語は最初はとっつきにくいですが、一度覚えてしまえば一生使える知識です。

まずはこの30個の用語から始めて、少しずつ税金の世界に慣れていきましょう。

よくある質問

Q税金用語を効率的に覚える方法はありますか?
A
単語帳形式のアプリを使うと、スキマ時間に効率的に覚えられます。繰り返し復習することで定着率も上がります。
Q確定申告に必要な用語だけ覚えればいいですか?
A
まずは確定申告関連の用語から始めるのがおすすめです。その後、控除関連や所得の種類など、少しずつ範囲を広げていきましょう。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

あわせて読みたい

こちらの記事もおすすめ