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【2025年】ゲーム実況者がゲーム開発を始める方法|Unity入門からインディーゲーム制作まで

【2025年】ゲーム実況者がゲーム開発を始める方法|Unity入門からインディーゲーム制作まで

公開日
読了目安6

「毎日ゲームを実況してるけど、自分でもゲームを作ってみたい...」

「自分が作ったゲームを自分で実況したら面白そう...」

ゲーム実況者として活動していると、一度は 自分でゲームを作りたい と思ったことがあるのではないでしょうか?

実は、ゲーム実況者がゲーム開発を始めることには 大きなメリット があります。

この記事でわかること - ゲーム実況者がゲーム開発を始めるメリット - おすすめのゲームエンジン比較 - Unity入門から学習ロードマップ - ゲーム開発配信のコツ - 収益化・販売方法

ゲーム実況者がゲーム開発を始めるメリット

1. 唯一無二のコンテンツになる

「自分で作ったゲームを自分で実況する」という体験は、他の実況者には真似できません。視聴者にとっても新鮮で特別なコンテンツになります。

2. 開発過程も配信コンテンツに

ゲーム開発の過程を配信することで、制作から完成まで視聴者と一緒に歩める 長期コンテンツになります。視聴者の意見を取り入れながら開発すれば、より愛されるゲームに。

3. ゲームへの理解が深まる

開発者視点でゲームを見れるようになり、実況の質が上がります。「このゲームはこういう意図で作られてるんだな」という解説ができるように。

4. 新しい収益源になる

作ったゲームを販売すれば、配信収入とは別の収益源に。Steam等で販売すれば、世界中のプレイヤーに届きます。

5. ゲーム業界への道が開ける

趣味で始めたゲーム開発が、ゲーム会社への就職やインディーゲームクリエイターとしてのキャリアにつながる可能性も。

  • 唯一無二の配信コンテンツ
  • 開発過程も配信ネタになる
  • ゲーム理解が深まり実況力UP
  • ゲーム販売で収益化
  • ゲーム業界への転職も視野に

ゲームエンジンの選び方

ゲームを作るには「ゲームエンジン」というツールを使います。代表的なものを比較しましょう。

主要ゲームエンジン比較

エンジン難易度得意なジャンル言語費用
Unity★★★☆☆2D/3D全般、スマホC#無料〜
Unreal Engine★★★★☆3D、AAA級C++/Blueprint無料〜
Godot★★☆☆☆2D、インディーGDScript完全無料
RPGツクール★☆☆☆☆RPGなし有料
GameMaker★★☆☆☆2DGML無料〜

初心者におすすめは「Unity」

なぜUnityがおすすめ?
  • 情報量が圧倒的:日本語のチュートリアルや書籍が豊富
  • 2D/3D両対応:どんなジャンルも作れる
  • 就職にも有利:ゲーム業界で最も使われている
  • 無料で始められる:個人なら無料で商用利用可能
  • Asset Store:素材やツールが豊富
Unity 基本情報
費用無料(年間収益・資金調達20万ドル未満の個人)
対応プラットフォームPC/スマホ/Switch/PS/Xbox等
プログラミング言語C#
日本語情報非常に豊富
おすすめ度★★★★★

ゲーム開発の学習ロードマップ

Phase 1:環境構築と基礎(1〜2週間)

  1. Unityをインストール

    • Unity Hubをダウンロード
    • 最新のLTS版をインストール
  2. Unity公式チュートリアル

    • Unity Learn(無料)で基礎を学ぶ
    • 「Roll a Ball」などの入門プロジェクト
  3. エディタの操作に慣れる

    • シーンビュー、ゲームビューの操作
    • オブジェクトの配置

Phase 2:C#の基礎(1〜2ヶ月)

Unityでゲームを作るには、C#(シーシャープ)というプログラミング言語を使います。

学ぶべき内容:

  • 変数、条件分岐、ループ
  • 関数、クラス
  • Unity特有のライフサイクル(Start, Update等)

おすすめ学習リソース:

  • Progate(プロゲート)
  • ドットインストール
  • YouTube動画

Phase 3:ミニゲーム制作(1〜2ヶ月)

まずは簡単なゲームを完成させることが大切。

おすすめの練習ゲーム:

  1. ブロック崩し:物理演算の基礎
  2. シューティング:敵AI、弾の処理
  3. 2Dアクション:キャラクター操作
  4. パズルゲーム:ロジック

Phase 4:オリジナルゲーム制作(3ヶ月〜)

学んだことを活かして、オリジナルゲームに挑戦。

制作のコツ:

  • 最初は小規模なゲームから
  • 完成させることを最優先
  • アセットストアを活用

ゲーム開発配信のコツ

ゲーム開発配信イメージ

1. 視聴者参加型にする

  • 「次はどんな機能を追加する?」とアンケート
  • 視聴者のアイデアを採用
  • キャラクター名を視聴者から募集

2. 進捗を可視化する

  • Todoリストを画面に表示
  • 「今日のゴール」を設定
  • 達成したらお祝い

3. 失敗も楽しむ

  • バグは笑いのネタ
  • 試行錯誤の過程が面白い
  • 完璧を求めすぎない

4. 解説しながら作る

  • 何をしているか説明
  • 初心者にもわかりやすく
  • 質問に答える

収益化・ゲーム販売方法【個人でも販売可能】

作ったゲームを販売する主な方法:

プラットフォーム手数料特徴
Steam30%最大のPCゲーム市場
itch.io0〜10%(任意)インディー向け
App Store30%(15%)iPhone向け
Google Play30%(15%)Android向け
BOOTH5.6%+22円日本向け、同人ゲーム
最初はitch.ioがおすすめ

手数料を自分で設定でき(0%も可能)、審査なしですぐ公開できます。まずはitch.ioで反応を見て、好評ならSteamへ進出するのがおすすめ。

プログラミングを効率よく学ぶには

ゲーム開発にはC#の知識が必要です。独学でも学べますが、効率よく確実に身につけたいなら プログラミングスクール も選択肢に。

CodeCamp なら、現役エンジニアのマンツーマン指導で基礎から学べます。365日7時〜23時40分まで受講可能なので、配信スケジュールに合わせて学習できます。

関連記事:配信者・YouTuberが学ぶべきプログラミング言語5選

まとめ:ゲーム実況者からゲームクリエイターへ

まとめ

ゲーム開発を始めるステップ
  1. Unityをインストール(無料)
  2. 公式チュートリアルで基礎を学ぶ
  3. C#の基礎を習得
  4. ミニゲームを作って完成させる
  5. オリジナルゲームに挑戦
  6. 開発配信で視聴者と共有
  7. 販売・収益化

おすすめのゲームエンジン

  • 初心者:Unity(情報量多い、無料)
  • 2D特化:Godot(完全無料、軽量)
  • 3D本格派:Unreal Engine(高品質)

ゲーム実況者がゲームを作るというのは、究極の「好き」を形にすること

毎日ゲームを遊んで、語って、伝えているあなただからこそ、素晴らしいゲームが作れるはず。

まずはUnityをインストールして、簡単なチュートリアルから始めてみてください。


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画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • ゲームプレイのイメージ: Photo by Branden Skeli on Unsplash
  • ゲームコントローラー: Photo by Roberto Vincenzo Minasi on Unsplash

よくある質問

Qプログラミング未経験でもゲームを作れますか?
A
はい、作れます。Unity等のゲームエンジンを使えば、ビジュアルスクリプティングでプログラミングなしでも簡単なゲームが作れます。ただし、本格的なゲームにはC#の学習がおすすめです。
Qゲーム開発にはどんなPCが必要ですか?
A
最低でもCore i5/Ryzen 5以上、メモリ16GB以上、GPU搭載のPCが推奨されます。配信用PCがあれば、ほとんどの場合そのままゲーム開発にも使えます。
QUnityは無料で使えますか?
A
年間収益や資金調達額が20万ドル(約3,000万円)未満の個人や小規模チームは無料のPersonalプランが使えます。2023年の改定で上限が引き上げられ、ほとんどの個人クリエイターは無料で始められます。
Qゲーム開発の学習期間はどのくらい?
A
簡単なゲームなら1〜3ヶ月で作れます。本格的なゲームを作るには6ヶ月〜1年以上の学習が必要です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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