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【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語

【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語

公開日
読了目安6

Figmaを始めたけど、用語がわからなくて困っていませんか?

「Frame? Component? なんのこと?」

Figmaのチュートリアルを見ても、専門用語が多くて理解が追いつかないという経験はありませんか?

実は、Figmaの操作そのものは直感的で簡単です。でも用語の壁があると、せっかくの学習効率が大きく下がってしまいます。

この記事では、Figma初心者が最初に覚えるべき30の用語を、カテゴリ別にわかりやすく解説します。

:::point この記事でわかること:

  • Figmaの基本操作で使う用語
  • レイアウト・配置に関する用語
  • コンポーネント・スタイルの用語
  • 共同作業・プロトタイプの用語 :::

【基本操作】まず覚えるべき10用語

1. Frame(フレーム)

デザインの枠組みとなる要素。画面サイズを決めたり、要素をグループ化したりするのに使います。

:::info Adobe XDの「アートボード」、Sketchの「アートボード」に相当する概念です。 :::

2. Layer(レイヤー)

デザイン要素の重なり順を表す概念。上にあるレイヤーが手前に表示されます。

3. Canvas(キャンバス)

デザインを作成する作業領域全体のこと。無限に広がる白い背景部分です。

4. Selection(選択)

オブジェクトをクリックして選ぶ操作。Shiftを押しながらで複数選択できます。

5. Group(グループ)

複数の要素をひとまとめにする機能。Ctrl/Cmd + Gで作成できます。

6. Zoom(ズーム)

画面の拡大・縮小。Ctrl/Cmd + マウスホイールで操作します。

7. Pan(パン)

キャンバスを移動する操作。スペースキー + ドラッグで行います。

8. Undo/Redo(元に戻す/やり直し)

操作の取り消し・復元。Ctrl/Cmd + Z / Ctrl/Cmd + Shift + Zで実行。

9. Export(エクスポート)

デザインを画像やPDFとして書き出すこと。PNG、JPG、SVG、PDFに対応。

10. Import(インポート)

外部ファイルをFigmaに取り込むこと。画像やSVGを配置できます。


:::spec 用語学習のコツ

Figmaの用語は英語ベースのものが多いため、英単語の意味を知っているとイメージしやすくなります。デザイン単語帳では、日本語・英語両方で用語を学べるので、効率的に習得できます。 :::

【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語 - 画像1【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語 - 画像2


【レイアウト・配置】覚えておきたい8用語

11. Alignment(アライメント/整列)

複数のオブジェクトを揃えること。左揃え、中央揃え、右揃えなど。

12. Distribution(均等配置)

オブジェクト間の間隔を均等にする機能。

13. Constraints(制約)

フレームのサイズが変わったときに、要素がどう動くかを設定する機能。レスポンシブデザインに必須。

14. Auto Layout(オートレイアウト)

要素を自動で整列・配置してくれる機能。ボタンの余白自動調整などに使用。

:::merit Auto Layoutのメリット

  • 余白が自動で調整される
  • 要素の追加・削除が楽
  • レスポンシブ対応が簡単 :::

15. Padding(パディング)

要素の内側の余白。ボタン内のテキストと枠線の間隔など。

16. Margin(マージン)

要素の外側の余白。要素同士の間隔を調整。

17. Grid(グリッド)

デザインを整えるための格子状のガイド。レイアウトの基準線として使用。

18. Guides(ガイド)

要素を配置する際の補助線。ルーラーからドラッグして作成。


【コンポーネント・スタイル】効率化の要となる7用語

19. Component(コンポーネント)

再利用可能なデザイン部品。ボタンやアイコンなど、繰り返し使う要素を登録。

20. Instance(インスタンス)

コンポーネントのコピー。メインコンポーネントの変更が自動で反映される。

21. Variant(バリアント)

同じコンポーネントのバリエーションを管理する機能。ボタンの状態(通常/ホバー/押下)などを一元管理。

22. Override(オーバーライド)

インスタンスで一部だけ変更すること。テキストや色を個別に変えられる。

23. Style(スタイル)

色やフォント設定を保存したもの。デザイン全体で統一した見た目を保てる。

24. Color Style(カラースタイル)

よく使う色を登録して再利用できる機能。ブランドカラーの管理に便利。

25. Text Style(テキストスタイル)

フォント、サイズ、行間などの設定を保存。見出し、本文などを統一管理。


【共同作業・プロトタイプ】チームで使う5用語

26. Prototype(プロトタイプ)

画面遷移や動きをシミュレーションする機能。クリックで次の画面に移動、など。

27. Interaction(インタラクション)

プロトタイプでの操作と動作の組み合わせ。「クリックしたら〇〇が起きる」という設定。

28. Comment(コメント)

デザインにフィードバックを書き込む機能。チームメンバーとのやり取りに使用。

29. Version History(バージョン履歴)

過去のデザインを保存・復元できる機能。間違えても安心。

30. Share(共有)

デザインを他の人に見せる機能。リンクを発行して共有可能。


:::demerit 用語を知らないと起こる問題

  • チュートリアルが理解できない
  • チームメンバーとの会話が噛み合わない
  • 機能を探すのに時間がかかる
  • エラーメッセージの意味がわからない :::

用語を効率的に覚えるコツ

1. 実際に操作しながら覚える

用語を読むだけでなく、Figmaを開いて実際に触りながら覚えると記憶に残りやすくなります。

2. カテゴリごとに整理する

この記事のように、関連する用語をまとめて覚えると、概念同士の関係性が理解しやすくなります。

3. アプリで反復学習する

デザイン単語帳のようなアプリを使えば、スキマ時間に効率よく用語を復習できます。

【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語 - 画像3【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語 - 画像4


よくある質問

:::qa Q. Figmaの用語は英語で覚えるべきですか?

A. はい、英語で覚えることをおすすめします。Figmaのインターフェースは英語がベースで、チュートリアルや記事も英語のものが多いためです。日本語で概念を理解しつつ、英単語も一緒に覚えておくと、学習リソースの選択肢が広がります。 :::

:::qa Q. Figma以外のツールでも同じ用語が使えますか?

A. 基本的なデザイン用語(レイヤー、マージン、パディングなど)は共通です。ただし、ツール固有の機能名(Auto Layout、Variantなど)は異なる場合があります。まずは基本概念を押さえれば、他のツールへの応用も効きます。 :::

:::qa Q. 30個の用語、どのくらいで覚えられますか?

A. 1日5〜10個ペースで、1週間程度が目安です。一度に全部覚えようとせず、実際にFigmaを使いながら少しずつ定着させていくのがコツです。 :::


まとめ

:::summary Figma用語学習のポイント

  1. 基本操作の用語(Frame、Layer、Canvasなど)をまず押さえる
  2. レイアウト用語(Alignment、Auto Layoutなど)で配置を理解
  3. コンポーネント用語(Component、Instance、Variantなど)で効率化
  4. 共同作業の用語(Prototype、Comment、Shareなど)でチーム連携

用語を知っているだけで、Figmaの学習速度は格段に上がります。デザイン単語帳を活用して、効率的にマスターしましょう。 :::

:::cta デザイン用語をスキマ時間で効率的に学習 デザ単:デザイン単語帳 App【Figma用語集】初心者が最初に覚えるべき30のデザイン用語 - 画像5 :::


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※ 画像出典:Unsplash(Balázs Kétyi)

よくある質問

QFigmaを始める前にデザイン用語を覚えるべきですか?
A
はい、基本的なデザイン用語を理解しておくと、チュートリアルの理解が早まり、機能の意味もスムーズに把握できます。特にレイヤー、フレーム、コンポーネントなどの概念は最初に押さえておくことをおすすめします。
QFigmaとAdobe XDの用語は共通ですか?
A
多くのデザイン用語は共通していますが、ツール固有の機能名は異なります。例えば、Figmaの「Frame」はXDでは「Artboard」、Figmaの「Auto Layout」はXDでは「Stack」と呼ばれます。基本的なデザイン概念を理解していれば、どちらのツールにも対応できます。
Qコンポーネントとインスタンスの違いがわかりません
A
コンポーネントは「設計図」、インスタンスは「コピー」と考えると理解しやすいです。メインコンポーネントを変更すると、すべてのインスタンスに反映されます。ボタンなど繰り返し使う要素を効率的に管理できる機能です。
Q独学でFigmaの用語を効率的に覚える方法は?
A
デザイン単語帳のようなアプリで基礎用語を学びつつ、実際にFigmaを触りながら用語を確認する方法が効果的です。公式チュートリアルも用語解説が充実しているので併用をおすすめします。

この記事で紹介したサービス

デザ単:デザイン単語帳

※ 詳細な情報は公式サイトでご確認ください

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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