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配信者の収入内訳2026年版|企業案件59%・広告収入24%・アフィリエイト8%の実態と稼ぎ方

配信者の収入内訳2026年版|企業案件59%・広告収入24%・アフィリエイト8%の実態と稼ぎ方

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配信者の収入内訳2026年版|企業案件59%・広告収入24%・アフィリエイト8%の実態と稼ぎ方

「配信者って実際どれくらい稼いでいるの?」「収入のほとんどはどこから来ているの?」

配信活動を本格的に始めたい方や、すでに配信をしているものの収入に伸び悩んでいる方にとって、配信者のリアルな収入内訳は最も知りたい情報のひとつでしょう。

2026年のクリエイターエコノミーに関する各種調査データを総合すると、配信者の収入構成は大きく変化しています。かつてはYouTubeの広告収入が主な柱でしたが、現在は企業案件(スポンサーシップ)が全体の約59%を占め、プラットフォーム広告収入は約24.4%にとどまっています。

この記事では、2026年最新のデータに基づいて、配信者・YouTuber・VTuberの収入構成を詳しく分析し、それぞれの収益源の始め方から成長戦略までを徹底的に解説します。

配信者の収入を象徴するイメージ

この記事でわかること - 2026年版の配信者収入構成データ(5つの収益源の割合) - 企業案件で収入の59%を得る方法と単価の目安 - YouTube・Twitchの広告収入の実態とRPMの相場 - アフィリエイト収入を増やす具体的なテクニック - 投げ銭・サブスク・物販それぞれの伸ばし方 - ライブコマース・X収益化など新しい収入源の活用法 - フォロワー規模別の収入目安と成長ロードマップ

2026年版・配信者の収入構成データ

まずは全体像を把握しましょう。2026年のクリエイター収入に関する複数の調査データを総合すると、配信者の収入は以下のような構成になっています。

配信者の収入内訳(2026年平均)
企業案件(スポンサーシップ)59.0%
プラットフォーム広告収入24.4%
アフィリエイト収入8.2%
投げ銭・サブスク5.0%
物販・グッズ3.4%

2024年からの変化

この構成は2024年と比較して大きく変動しています。企業案件の割合は2024年の約48%から59%へと約11ポイント上昇しました。一方、プラットフォーム広告収入は2024年の約30%から24.4%へ低下しています。

収益源2024年2025年2026年変動
企業案件48%54%59%+11pt
広告収入30%27%24.4%-5.6pt
アフィリエイト7%7.5%8.2%+1.2pt
投げ銭・サブスク9%7%5.0%-4.0pt
物販・グッズ6%4.5%3.4%-2.6pt

この変化にはいくつかの要因があります。

企業案件シフトの背景 - インフルエンサーマーケティング市場の急拡大(国内市場規模は約1,200億円に到達) - 企業のテレビCMからデジタル広告へのシフトが加速 - マイクロインフルエンサー(フォロワー1万〜10万人)への案件が増加 - AIによるインフルエンサーマッチングプラットフォームの普及

広告収入の割合が低下している理由は、YouTubeのRPM(1,000回再生あたり収益)が一部ジャンルで下落傾向にあることに加え、広告ブロッカーの普及やショート動画のRPMが通常動画より低いことが影響しています。

企業案件(スポンサーシップ):収入の59%

配信者の収入で最も大きな割合を占めるのが企業案件です。商品やサービスのPRを配信や動画の中で行い、その対価として報酬を得る仕組みです。

企業案件の種類

企業案件は大きく3つのタイプに分かれます。

タイプ内容報酬相場拘束度
単発タイアップ1本の動画・配信でPRフォロワー数×1〜5円低い
長期アンバサダー数ヶ月〜1年の継続契約月額固定+成果報酬高い
イベント出演オフライン/オンラインイベント1回5〜100万円中程度

フォロワー規模別の単価目安

企業案件の単価はフォロワー数やエンゲージメント率によって大きく異なります。

企業案件の単価目安(2026年・1案件あたり)
フォロワー1,000〜5,000人5,000円〜3万円
フォロワー5,000〜1万人3万円〜10万円
フォロワー1万〜5万人10万円〜50万円
フォロワー5万〜10万人50万円〜150万円
フォロワー10万〜50万人100万円〜500万円
フォロワー50万人以上300万円〜数千万円

ただし、これはあくまで目安です。ゲーミングデバイスやIT関連のジャンルは単価が高い傾向にあり、同じフォロワー数でもジャンルによって2〜5倍の差がつくこともあります。

企業案件の獲得方法

企業案件を獲得するルートは主に4つあります。

1. プラットフォーム経由

YouTubeの「BrandConnect」やTikTokの「Creator Marketplace」などプラットフォーム公式のマッチングサービスを利用する方法です。条件を満たしていれば自動的に案件が提案されることもあります。

2. インフルエンサーマッチングサービス

「UUUM」「BitStar」「GROVE」「iCON CAST」などのマッチングプラットフォームに登録する方法です。2026年はAIを活用したマッチングの精度が向上しており、自分のチャンネル属性に合った案件が見つかりやすくなっています。

3. 事務所・エージェント経由

MCN(マルチチャンネルネットワーク)やタレント事務所に所属して、案件を紹介してもらう方法です。手数料(通常20〜40%)がかかりますが、交渉や契約周りをプロに任せられるメリットがあります。

4. 直接営業

自分からブランドにDMやメールで連絡を取る方法です。メディアキットを用意して、自分のチャンネルの強みを数字で示すことが重要です。

企業案件の獲得率を上げるコツ - メディアキット(実績資料)を常に最新の状態で用意する - エンゲージメント率(コメント数/視聴回数)を高く維持する - ニッチなジャンルで「その分野といえばこの人」のポジションを確立する - SNSのプロフィールに「案件のご相談はDMまで」と明記する - 過去の案件実績やブランドとのコラボ事例をまとめておく

企業案件の交渉ポイント

案件の打診を受けた際に確認すべきポイントは以下の通りです。

確認項目詳細
報酬額固定報酬か、成果報酬か、または併用か
納品内容動画の本数、尺、投稿プラットフォーム
修正回数何回まで無料で修正対応するか
二次利用企業が動画素材を広告等に使用してよいか
独占期間競合他社の案件を受けられない期間
支払い条件前払い/後払い、支払いサイト
初めての企業案件で注意すべきこと 初回は実績作りのために多少安い条件でも受けるのは戦略としてアリですが、「無料でPR」は断るのが基本です。また、ステルスマーケティング規制に基づき、PR表記を必ず入れる必要があります。動画のタイトルや冒頭、概要欄に「PR」「広告」「提供」等を明記しましょう。

プラットフォーム広告収入:収入の24.4%

企業案件に次いで大きな収入源が、YouTubeやTwitchなどのプラットフォーム広告収入です。

YouTube広告収入の仕組み

YouTubeの広告収入はRPM(Revenue Per Mille:1,000回再生あたり収益)で計算されます。

YouTube RPMの目安(2026年・日本語チャンネル)
ゲーム実況200〜600円
ガジェットレビュー400〜1,200円
ビジネス・金融800〜2,500円
エンタメ・バラエティ150〜500円
教育・学習500〜1,500円
VTuber150〜450円
Shorts(ショート動画)30〜100円

RPMに影響する主な要素は以下の通りです。

  • ジャンル:金融・不動産・ビジネス系は広告単価が高い
  • 視聴者の年齢層:社会人層が多いと広告単価が上がる
  • 動画の尺:8分以上だとミッドロール広告を入れられる
  • 視聴維持率:長く見てもらうほど広告表示機会が増える
  • 時期:12月は広告主の予算消化で単価が上がり、1月は下がる

YouTube広告収入の計算例

具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。

項目ケースAケースBケースC
ジャンルゲーム実況ガジェットレビュービジネス解説
月間再生回数50万回20万回10万回
RPM400円800円1,500円
月間広告収入20万円16万円15万円
年間広告収入240万円192万円180万円

注目すべきは、再生回数が少なくてもRPMの高いジャンルであれば十分な収入を得られる点です。ガジェットレビューは再生回数がゲーム実況の半分以下でも、RPMの差で近い収入になります。

Twitch広告収入とサブスクリプション分配

Twitchでは広告収入に加えて、サブスクリプション(月額課金)の分配があります。

Twitch収益分配(2026年)
広告収入分配55%(配信者取り分)
サブスクリプション分配50〜70%(ティアにより変動)
ビッツ(投げ銭)約80%(1ビット≒1.4円)
広告CPM約$2〜$10(視聴者の地域による)

Twitchは2025年後半に広告分配率の改定を行い、一部のパートナー配信者に対して広告収益の分配率を引き上げました。ただし、全体的にはYouTubeと比較して広告収益は低めで、Twitchではサブスクリプションと投げ銭がメインの収入源となる傾向があります。

TikTokとYouTube Shortsの広告収入

ショート動画プラットフォームの広告収入は、長尺動画と比較するとまだ低い水準です。

プラットフォーム収益化条件RPM目安特徴
YouTube Shorts登録者1,000人+再生1,000万回(90日)30〜100円広告収入プールからの分配
TikTokフォロワー1万人+再生10万回(30日)10〜50円Creativity Programで改善
Instagram Reels条件非公開(招待制)20〜80円ボーナスプログラム
  • RPMが通常動画の1/5〜1/10程度
  • 100万再生でも収益は3〜10万円程度
  • アルゴリズム変動で再生回数が安定しない
  • 視聴者の定着率が低い(チャンネル登録に繋がりにくい)

ただし、ショート動画は他の収益源へのファネル(導線)として非常に有効です。ショート動画でフォロワーを獲得し、長尺動画や配信、企業案件に繋げる戦略が2026年の主流になっています。

アフィリエイト収入:収入の8.2%

アフィリエイトは、配信者が商品やサービスを紹介し、視聴者がそのリンク経由で購入すると報酬が発生する仕組みです。全体の8.2%とはいえ、利益率が高く、ストック型の収入になるため非常に重要な収益源です。

配信者が使える主なアフィリエイトサービス

サービス報酬率特徴おすすめ度
Amazonアソシエイト2〜10%品揃え豊富、コンバージョン率高い必須
楽天アフィリエイト2〜4%楽天ポイント還元で購買率高い高い
A8.net案件による案件数No.1、高単価案件多数高い
もしもアフィリエイト案件によるW報酬制度あり、Amazon提携可中程度
バリューコマース案件によるYahoo!ショッピング連携中程度

ガジェット系配信者のアフィリエイト収入例

ガジェットレビューを行う配信者のアフィリエイト収入をモデルケースで見てみましょう。

ガジェット系配信者のアフィリエイト月収モデル(登録者5万人)
Amazon商品紹介月15〜30万円
楽天経由の購入月3〜8万円
ASP案件(VPN・サービス系)月5〜20万円
自社リンク(メーカー直)月2〜5万円
合計月25〜63万円

アフィリエイト収入を伸ばすコツ

  • 動画概要欄の最上部にアフィリエイトリンクを配置する
  • 「リンクは概要欄から」と動画内で明確に誘導する
  • 実際に使用している様子を見せてコンバージョン率を上げる
  • 比較動画やランキング動画は購買意欲が高い視聴者を集めやすい
  • 季節イベント(ブラックフライデー、プライムデー等)に合わせた動画を作る
  • リンク集約ページ(Linktree等)を活用してSNSからも導線を作る
ステルスマーケティング規制への対応 2023年10月の景品表示法改正により、アフィリエイトリンクを含む動画やSNS投稿にはPR表記が必要です。「概要欄にアフィリエイトリンクを含みます」「本動画にはプロモーションリンクが含まれています」等の文言を必ず記載しましょう。

投げ銭・サブスクリプション:収入の5%

ライブ配信中のリアルタイムな応援として、投げ銭(ドネーション)やサブスクリプション(月額課金)があります。全体の5%と小さく見えますが、ファンとの関係性が直接収益に反映されるため、配信者にとって重要な指標です。

プラットフォーム別の投げ銭機能

プラットフォーム機能名配信者取り分最低単価
YouTubeSuper Chat/Super Thanks約70%200円
Twitchビッツ約80%約1.4円/ビット
TikTokギフト約30〜50%コインによる
Kickギフト約95%プラットフォームによる
ツイキャスお茶・お茶爆約70%約50円〜

投げ銭で稼ぐ配信者の特徴

投げ銭収入が多い配信者には共通する特徴があります。

1. コメントへの反応率が高い

視聴者のコメントを読み上げ、丁寧にリアクションする配信者は投げ銭をもらいやすい傾向にあります。名前を呼んで反応すると、「また投げ銭しよう」という気持ちにつながります。

2. 定期的な配信スケジュール

毎週決まった曜日・時間に配信する配信者は、固定ファンがつきやすく投げ銭も安定します。

3. 特別な配信イベントの実施

記念配信(登録者数達成、誕生日、配信○周年等)は投げ銭が集中するタイミングです。年に数回の大型イベントを企画することで、投げ銭収入の山を作れます。

サブスクリプション収入のポイント

YouTubeのメンバーシップやTwitchのサブスクリプションは、月額課金型の安定収入です。

サブスクリプション収入モデル
YouTubeメンバーシップ月額490円×メンバー数×約70%
Twitchサブスク(Tier1)月額$4.99×サブスク数×50〜70%
Twitchサブスク(Tier2)月額$9.99×サブスク数×50〜70%
Twitchサブスク(Tier3)月額$24.99×サブスク数×50〜70%

サブスクリプション収入を伸ばすには、限定コンテンツの魅力がカギです。メンバー限定配信、限定バッジ・スタンプ、舞台裏コンテンツなど、課金する明確な理由を提供しましょう。

物販・グッズ:収入の3.4%

オリジナルグッズやマーチャンダイズの販売は、全体の3.4%と小さな割合ですが、利益率が高く、ブランド価値を高める効果もあります。

配信者が販売できる商品の種類

商品カテゴリ利益率初期投資難易度
Tシャツ・パーカー30〜50%低(受注生産可)低い
ステッカー・缶バッジ50〜70%低い低い
アクリルスタンド・キーホルダー40〜60%中程度低い
ぬいぐるみ・フィギュア20〜40%高い高い
デジタルコンテンツ(壁紙・ボイス等)80〜95%非常に低い低い
写真集・イラスト集40〜60%中程度中程度

グッズ販売の始め方

グッズ販売は以前と比べて格段にハードルが下がっています。

オンデマンド印刷サービスの活用

SUZURI、BOOTH、pixivFACTORYなどのサービスを使えば、在庫を持たずにオリジナルグッズを販売できます。デザインをアップロードするだけで、受注・印刷・発送まですべて代行してもらえます。

  • 在庫リスクゼロ
  • 初期費用ほぼゼロ
  • デザインの差し替えが容易
  • 多品種少量販売が可能
  • 利益率が自社生産より低い(20〜40%程度)
  • 品質管理が難しい
  • 納期が長い場合がある
  • 大量注文時のコスト面では不利

デジタルコンテンツの可能性

特にVTuberや声優系配信者に人気なのがデジタルコンテンツ販売です。ボイスデータ、限定壁紙、オリジナルスタンプなどは原価がほぼゼロのため、利益率90%以上を実現できます。

BOOTHやnoteでのデジタルコンテンツ販売は、少ないフォロワー数でも始められる点が魅力です。

新しい収入源:ライブコマース・X収益化・メンバーシップサイト

2026年は従来の5つの収益源に加えて、新しい稼ぎ方が注目されています。

ライブコマース

ライブ配信中にリアルタイムで商品を販売するライブコマースは、中国では巨大市場ですが、日本でも徐々に普及が進んでいます。

ライブコマース市場規模(日本)
2024年約600億円
2025年約900億円
2026年(推定)約1,300億円
2028年(予測)約3,000億円

YouTube、Instagram、TikTokのいずれもライブ配信中の商品販売機能を強化しており、配信者にとって新たな収入源となっています。

特にガジェット系・美容系・ファッション系の配信者は、ライブコマースとの相性が良く、「今使っているこの商品、ライブ限定価格で買えます」といった訴求で高いコンバージョンを実現しています。

X(旧Twitter)の収益化プログラム

2025年後半からXの収益化プログラムが日本でも本格的に拡大しました。

収益化方法条件報酬目安
広告収益シェアPremium加入+フォロワー500人+月間500万インプレッション月1〜50万円
クリエイターサブスクPremium加入+フォロワー500人月額×購読者数×約90%
チップPremium加入金額による(手数料なし)

配信者にとってXは「配信の告知」だけでなく、独自の収益チャネルとしても活用できるようになっています。配信のハイライトクリップをXに投稿してインプレッションを稼ぎ、広告収益シェアで収入を得る流れが定着しつつあります。

独自メンバーシップサイト

Fanbox、Patreon、noteメンバーシップ、自社サイトなどでプラットフォームに依存しない課金コミュニティを運営する配信者が増えています。

独自メンバーシップのメリット プラットフォームの手数料が低い(5〜15%程度)ため、YouTubeメンバーシップ(手数料約30%)やTwitchサブスク(手数料30〜50%)と比較して、配信者の取り分が多くなります。また、プラットフォームの規約変更やアカウント停止のリスクからも独立できるため、長期的な収益基盤として優れています。

フォロワー規模別の収入モデル

フォロワー数に応じた収入の目安を具体的に見ていきましょう。以下は専業配信者を想定した月収モデルです。

フォロワー1,000人規模(駆け出し期)

フォロワー1,000人の月収モデル
企業案件0〜1万円(月0〜1件)
広告収入3,000〜1万円
アフィリエイト1,000〜5,000円
投げ銭・サブスク2,000〜1万円
物販0〜3,000円
合計6,000〜3.8万円

フォロワー1,000人の段階では、配信だけで生活するのは厳しいのが実情です。この段階ではコンテンツの質とコミュニティ形成に集中し、副業として配信を続けるのが現実的です。

フォロワー1万人規模(成長期)

フォロワー1万人の月収モデル
企業案件5〜20万円(月1〜3件)
広告収入3〜10万円
アフィリエイト1〜5万円
投げ銭・サブスク2〜8万円
物販1〜3万円
合計12〜46万円

フォロワー1万人を超えると企業案件が現実的に入り始めます。ただし毎月安定的に入るわけではないため、広告収入とアフィリエイトを安定基盤として育てることが重要です。

フォロワー10万人規模(中堅配信者)

フォロワー10万人の月収モデル
企業案件30〜150万円(月2〜5件)
広告収入15〜50万円
アフィリエイト5〜30万円
投げ銭・サブスク5〜30万円
物販3〜15万円
合計58〜275万円

フォロワー10万人規模になると、配信を事業として運営する段階です。確定申告は必須、場合によっては法人化も検討すべき規模です。マネージャーや動画編集者を雇い、コンテンツ制作に集中できる体制を整える配信者が多くなります。

フォロワー100万人規模(トップ配信者)

フォロワー100万人の月収モデル
企業案件200〜1,000万円(月3〜10件)
広告収入80〜300万円
アフィリエイト20〜100万円
投げ銭・サブスク30〜150万円
物販10〜80万円
合計340〜1,630万円

トップ層になると年収は数千万円から億を超えることも珍しくありません。この規模ではブランド構築と事業多角化が重要になり、配信活動そのものだけでなく、プロダクション運営、イベント企画、飲食店経営など、配信者としての知名度を活かした事業展開も視野に入ります。

各収益源を成長させるための戦略

企業案件を増やす5つのステップ

企業案件獲得ロードマップ 1. メディアキットを作成する - チャンネルの視聴者属性、エンゲージメント率、過去の実績をまとめた資料を用意 2. ニッチを確立する - 「ゲーミングデバイス専門」「女性向けガジェット」など、特定の分野で第一想起されるポジションを目指す 3. マッチングサービスに登録する - UUUM、BitStar、Creatorshipなど複数のプラットフォームに登録 4. 実績を積み上げる - 最初は単価が低くても、丁寧に仕事をして評判を作る 5. 単価を徐々に引き上げる - 実績が増えたら、適正価格で交渉する。市場相場を常にリサーチしておく

広告収入を最大化する方法

施策効果難易度
動画の尺を8分以上にするミッドロール広告が入る低い
RPMの高いジャンルに挑戦同じ再生数でも収益UP中程度
サムネイル・タイトルを改善CTR向上で再生回数UP低い
投稿頻度を上げる月間再生回数の底上げ高い
ショート動画で長尺への導線を作る新規視聴者の獲得中程度
SEOを意識したタイトル設計検索経由の安定再生中程度

アフィリエイト収入を伸ばすテクニック

1. 商品レビュー動画を定期的に制作する

「実際に使ってみた」系のレビュー動画は、購買意欲の高い視聴者を集めやすい最強のアフィリエイト動画です。長期間にわたって検索流入が期待できるため、ストック型の収入になります。

2. 比較動画・ランキング動画を作る

「○○ vs △△どっちがいい?」「2026年おすすめ○○TOP10」といった動画は非常にアフィリエイトと相性が良いです。複数商品のリンクを概要欄に並べることで、どれが購入されても報酬が入ります。

3. 季節・イベントに合わせたコンテンツ

Amazonプライムデー、ブラックフライデー、年末年始セールなどの時期に合わせた動画を事前に準備しておくことで、大きな売上が見込めます。

4. リンク動線を最適化する

概要欄の最上部にアフィリエイトリンクを配置し、ピン留めコメントにもリンクを入れ、動画内で「リンクは概要欄から」と複数回案内する。これだけでクリック率が大きく変わります。

投げ銭・サブスクを増やす工夫

投げ銭・サブスクUPの施策 - 投げ銭読み上げ機能を活用し、名前を呼んでリアクションする - メンバー限定配信を月2〜4回実施する - サブスク限定スタンプ・バッジを定期的に更新する - 記念配信や耐久配信など、投げ銭が集まりやすいイベントを定期的に企画する - 投げ銭のお礼メッセージを丁寧に送る(リピーター育成) - 目標額を設定した「カウントダウン配信」を実施する

確定申告と税金の基本

配信で収入を得たら、避けて通れないのが確定申告です。

確定申告が必要な基準

状況確定申告が必要になる基準
本業が別にある(副業配信者)配信収入(経費差引後)が年間20万円超
専業配信者配信収入(経費差引後)が年間48万円超
学生合計所得が48万円超(扶養から外れる可能性あり)

配信者が経費にできるもの

配信活動の経費例
配信機材PC・カメラ・マイク・照明等(10万円以上は減価償却)
ソフトウェアOBS関連、編集ソフト、配信ツール
インターネット回線配信使用割合に応じて按分
家賃・光熱費配信スペースの割合で按分
ゲームソフト配信で使用するもの
衣装・メイク配信に使用する場合(VTuberのモデル制作費含む)
書籍・セミナー配信に関連するもの
外注費動画編集、サムネイル制作、BGM制作等
配信者の節税ポイント - 開業届を出して青色申告にすると、最大65万円の控除が受けられる - 年間の経費をきちんと記録することで課税所得を適正に減らせる - 法人化の目安は年間利益600〜800万円程度(税理士に相談推奨) - インボイス制度への対応も忘れずに(年間売上1,000万円超で課税事業者に)

よくある質問

配信者の収入の大半は何ですか?
2026年のデータでは、配信者の収入の約59%が企業案件(スポンサーシップ)、約24.4%がプラットフォームの広告収入、約8.2%がアフィリエイト収入です。投げ銭やサブスクは約5%、物販が約3.4%です。かつてはYouTube広告が最大の収入源でしたが、インフルエンサーマーケティング市場の成長により企業案件の比率が急速に高まっています。
企業案件はフォロワー何人から受けられますか?
一般的にフォロワー1,000〜5,000人程度から小規模な企業案件を受けられることがあります。フォロワー1万人を超えると案件が増え始め、5万人以上で安定的に案件を受けられるようになります。ただし、2026年はフォロワー数よりもエンゲージメント率(いいね率・コメント率)が重視される傾向にあり、フォロワーが少なくても反応率の高い配信者は案件を獲得しやすいです。
配信者の平均年収はいくらですか?
配信者の収入は極めて幅広く、月数千円の副業レベルから年収数億円のトップ層まで様々です。専業配信者の中央値は年収200〜400万円程度と推定されますが、上位10%は年収1,000万円以上を稼いでいます。重要なのは、収入の柱を企業案件・広告・アフィリエイトなど複数に分散させることで、安定した収入を実現できる点です。
ゲーム実況の広告収入だけで生活できますか?
可能ですが、ハードルは高いです。ゲーム実況のRPMは200〜600円程度で、月に50万回以上の再生がないと生活レベルの収入には届きません。登録者10万人以上の中堅クラスで月間再生回数が100〜300万回あれば、広告収入だけで月20〜100万円程度になります。ただし、広告収入だけに依存するのはリスクが高いため、企業案件やアフィリエイトとの組み合わせがおすすめです。
VTuberの収入構成は個人と企業所属で違いますか?
大きく異なります。企業所属VTuber(にじさんじ、ホロライブ等)は投げ銭・メンバーシップの一部が事務所に分配されるため、手取りは30〜50%程度になることが多いです。一方、個人VTuberは取り分が100%ですが、企業案件の獲得やグッズ制作のサポートを自力で行う必要があります。全体的には企業所属VTuberの方が総収入は高い傾向ですが、トップ個人VTuberは企業所属以上の収入を得ているケースもあります。
配信初心者が最初に目指すべき収益化方法は?
まずはYouTubeパートナープログラム(登録者1,000人+再生時間4,000時間)の達成を最初の目標にしましょう。並行してAmazonアソシエイトに登録し、配信で使用している機材やゲームのアフィリエイトリンクを概要欄に設置します。投げ銭は条件が緩いプラットフォーム(Twitch、ツイキャス等)で早期から受け付けることも可能です。企業案件は焦らず、まずはコンテンツの質とファン基盤の構築に集中しましょう。

まとめ

まとめ

2026年の配信者収入内訳まとめ

2026年の配信者の収入構成は、企業案件59%・広告収入24.4%・アフィリエイト8.2%・投げ銭5%・物販3.4%という割合になっています。企業案件が最大の収入源であり、その傾向は今後も続く見込みです。

収入を増やすための3つの基本戦略:

  1. 収益源を複数持つ - 1つのプラットフォームや収入源に依存しない
  2. 企業案件の獲得力を高める - メディアキットの整備、ニッチの確立、エンゲージメント率の向上
  3. ストック型収入を育てる - アフィリエイト、メンバーシップ、デジタルコンテンツ販売

大切なのは、フォロワー数に一喜一憂するのではなく、視聴者に価値を提供し続けることです。質の高いコンテンツと誠実なコミュニティ運営が、長期的な収益成長の土台となります。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • 記事サムネイル・アイキャッチ: Photo by Alexander Mils on Unsplash

よくある質問

Q配信者の収入の大半は何ですか?
A
2026年のデータでは、配信者の収入の約59%が企業案件(スポンサーシップ)、約24.4%がプラットフォームの広告収入、約8.2%がアフィリエイト収入です。投げ銭やサブスクは約5%、物販が約3.4%です。
Q企業案件はフォロワー何人から受けられますか?
A
一般的にフォロワー1,000〜5,000人程度から小規模な企業案件を受けられることがあります。フォロワー1万人を超えると案件が増え始め、5万人以上で安定的に案件を受けられるようになります。ただし、フォロワー数よりもエンゲージメント率が重視される傾向です。
Q配信者の平均年収はいくらですか?
A
配信者の収入は極めて幅広く、月数千円の副業レベルから年収数億円のトップ層まで様々です。専業配信者の中央値は年収200〜400万円程度と推定されますが、上位10%は年収1000万円以上を稼いでいます。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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