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【SNS運用担当者向け】知っておくべきデザイン用語30選

【SNS運用担当者向け】知っておくべきデザイン用語30選

公開日
読了目安6

SNS担当者なのに、デザイナーの話が理解できない...

「アスペクト比を変えて」「余白をもう少し取って」「コントラストが弱い」

デザイナーから言われた言葉の意味がわからず、的外れな修正依頼をしてしまった経験はありませんか?

SNS運用担当者にとって、デザイン用語の知識は必須スキルです。用語を知っているだけで、デザイナーとの連携がスムーズになり、投稿のクオリティも上がります。

:::point この記事でわかること:

  • SNS画像で使う基本用語
  • サイズ・レイアウトの用語
  • 色・フォントの用語
  • Canvaでよく使う機能名 :::

【基本】SNS担当者が最初に覚える10用語

1. アスペクト比(Aspect Ratio)

画像の縦横の比率。Instagramフィードは1:1(正方形)、ストーリーズは9:16(縦長)が推奨。

:::info 主要SNSの推奨アスペクト比:

  • Instagram フィード:1:1 または 4:5
  • Instagram ストーリーズ:9:16
  • X(Twitter):16:9 または 2:1
  • TikTok:9:16 :::

2. 解像度(Resolution)

画像のきめ細かさ。SNS用は72ppi以上、印刷用は300ppi以上が目安。

3. セーフエリア(Safe Area)

テキストや重要な要素を配置すべき安全な領域。SNSのUIで隠れない部分。

4. 余白/ホワイトスペース(White Space)

デザイン要素の周りの空間。余白があると読みやすく、高級感も出ます。

5. トリミング(Trimming/Crop)

画像の不要な部分を切り取ること。構図を整えるために必須の作業。

6. レイアウト(Layout)

要素の配置・構成のこと。テキスト、画像、ロゴなどの位置関係。

7. 視線誘導(Visual Flow)

見る人の目線を意図した順序で導くデザイン技法。重要な情報に目が行くように設計。

8. コントラスト(Contrast)

明暗や色の差のこと。コントラストが高いと目立ち、低いと目立たない。

9. 可読性(Readability)

テキストの読みやすさ。フォントサイズ、色、背景との対比などが影響。

10. CTA(Call To Action)

「購入する」「詳細を見る」など、行動を促すボタンやテキスト


:::spec SNS画像チェックリスト

  • アスペクト比は適切か?
  • セーフエリア内に重要情報があるか?
  • テキストの可読性は十分か?
  • CTAは目立っているか? :::

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【色・配色】SNSで映えるための8用語

11. カラーパレット(Color Palette)

デザインで使う色の組み合わせ。ブランドカラーを含む3〜5色が基本。

12. 補色(Complementary Color)

色相環で反対側に位置する色。組み合わせると互いが際立つ。

13. 類似色(Analogous Color)

色相環で隣り合う色。調和のとれた配色になりやすい。

14. 彩度(Saturation)

色の鮮やかさ。彩度が高いと派手、低いと落ち着いた印象。

15. 明度(Brightness/Value)

色の明るさ。明度を変えると同じ色でも印象が変わる。

16. トーン(Tone)

彩度と明度を組み合わせた色の調子。パステルトーン、ビビッドトーンなど。

:::merit 配色を統一するメリット

  • ブランドの認知度アップ
  • 投稿に統一感が出る
  • フィードが美しくなる
  • 他アカウントとの差別化 :::

17. グラデーション(Gradient)

色が徐々に変化する表現。Instagram風の背景に使われることが多い。

18. 透明度/オパシティ(Opacity)

要素の透け具合。背景画像の上にテキストを乗せるときに調整。


【フォント・文字】読みやすさを左右する7用語

19. フォント(Font)

文字の書体。ゴシック体、明朝体、手書き風などの種類がある。

20. サンセリフ(Sans-serif)

線の端に飾りがないフォント。ゴシック体。視認性が高くSNS向き。

21. セリフ(Serif)

線の端に飾りがあるフォント。明朝体。高級感や信頼感を出すときに使用。

22. ウェイト(Weight)

フォントの太さ。Light、Regular、Bold、Heavyなど。

23. カーニング(Kerning)

特定の文字間の距離を調整すること。タイトルなどで使用。

24. 行間/行送り(Line Height/Leading)

行と行の間隔。読みやすさに大きく影響する。

25. 文字揃え(Text Alignment)

テキストを左揃え・中央揃え・右揃えにすること。


【Canva関連】よく使う機能の5用語

26. テンプレート(Template)

既成のデザイン雛形。Canvaには多数のSNS用テンプレートがある。

27. 素材/エレメント(Elements)

イラスト、アイコン、図形などのデザインパーツ。

28. フレーム(Frame)

画像を特定の形に切り抜く機能。丸、ハート、文字の形など。

29. エフェクト(Effects)

画像やテキストに適用する視覚効果。影、グロー、ぼかしなど。

30. ブランドキット(Brand Kit)

ロゴ、カラー、フォントを登録して一括管理する機能。統一感のある投稿に必須。


:::demerit 用語を知らないと起こる問題

  • デザイナーへの指示が伝わらない
  • 何度も修正のやり取りが発生
  • 投稿のクオリティが上がらない
  • 効果的なABテストができない :::

SNS担当者がデザイン用語を学ぶメリット

1. デザイナーとのコミュニケーションが円滑に

「もう少し余白を取って」「コントラストを上げて」など、具体的な指示ができるようになります。

2. 自分でも簡単な修正ができる

Canvaなどのツールを使って、ちょっとした調整を自分で完結できるようになります。

3. 投稿の質が上がる

「なぜこのデザインが良いのか」がわかるようになり、投稿のクオリティが向上します。

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よくある質問

:::qa Q. デザインを外注しているのに用語は必要ですか?

A. むしろ外注しているからこそ必要です。用語を知っていれば、デザイナーへの指示が的確になり、修正回数が減ります。結果的に時間とコストの節約になります。 :::

:::qa Q. どの用語から覚えるべきですか?

A. アスペクト比、余白、コントラストの3つが最優先です。SNS投稿で最もよく使う概念だからです。次に配色関連の用語を覚えましょう。 :::

:::qa Q. デザイン用語を覚えるのにどのくらいかかりますか?

A. 基本の30用語は1〜2週間で習得できます。デザイン単語帳を使えば、通勤時間などのスキマ時間で効率よく学習できます。 :::


まとめ

:::summary SNS担当者が覚えるべきデザイン用語

  1. 基本用語(アスペクト比、余白、コントラスト)で土台を固める
  2. 配色用語(カラーパレット、彩度、明度)で映える投稿を作る
  3. フォント用語(サンセリフ、ウェイト、行間)で可読性を上げる
  4. Canva用語(テンプレート、ブランドキット)で効率化

デザイン用語を知っているだけで、SNS運用の質は大きく変わります。今日から少しずつ学習を始めましょう。 :::

:::cta 忙しいSNS担当者のためのスキマ時間学習 デザ単:デザイン単語帳 App【SNS運用担当者向け】知っておくべきデザイン用語30選 - 画像5 :::


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※ 画像出典:Unsplash(Alexander Shatov)

よくある質問

QSNS運用にデザイン知識は必要ですか?
A
非常に重要です。SNSはビジュアル勝負の場。投稿画像のクオリティがエンゲージメント率に直結します。デザイナーに依頼する場合も、用語を知っていれば的確な指示ができ、修正の手戻りも減ります。
QCanvaでもデザイン用語は必要ですか?
A
はい、必要です。Canvaは直感的に操作できますが、用語を知っていると「なぜこの配置がいいのか」「どうすれば見やすくなるか」が理解でき、より質の高いデザインが作れるようになります。
QInstagram、X、TikTokで用語は違いますか?
A
基本的なデザイン用語は共通です。ただし、各プラットフォームの推奨サイズや仕様は異なるため、アスペクト比やセーフエリアなどの概念を理解しておくと便利です。
Qデザイン用語を効率的に学ぶ方法は?
A
デザイン単語帳のようなアプリでスキマ時間に学習するのがおすすめです。SNS担当者は忙しいので、通勤時間や休憩時間を活用した学習が効果的です。

この記事で紹介したサービス

デザ単:デザイン単語帳

※ 詳細な情報は公式サイトでご確認ください

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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