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【広報・PR担当者向け】プレスリリースや資料作成で使うデザイン用語25選
広報業務でデザイン用語がわからず困っていませんか?
「制作会社に指示を出したいけど、言葉が出てこない」 「ブランドガイドラインを読んでも、用語の意味がわからない」
広報・PR担当者は、デザインを作ることは少なくても、デザインに関わる場面は多いものです。
この記事では、広報・PR業務でよく使うデザイン用語25選を解説します。
:::point この記事でわかること:
- ブランドに関する用語
- 印刷物・資料作成の用語
- 画像・写真に関する用語
- Webやプレスリリースの用語 :::
【ブランド】広報の基本となる8用語
1. ブランドガイドライン(Brand Guideline)
ブランドの視覚的な統一ルールをまとめた資料。ロゴ、カラー、フォント、トーン&マナーなどを規定。
:::info 広報担当者は、制作物がブランドガイドラインに沿っているかチェックする役割を担うことが多いです。 :::
2. CI(Corporate Identity)
企業の理念やイメージを視覚化したもの。ロゴ、カラー、フォントなどの要素で構成。
3. VI(Visual Identity)
CIの中でも視覚的な要素に特化した部分。ロゴ、シンボルマーク、カラーパレットなど。
4. ブランドカラー(Brand Color)
企業やブランドを象徴する代表的な色。プライマリーカラー、セカンダリーカラーなどに分類されることも。
5. トーン&マナー(Tone & Manner)
コミュニケーションの雰囲気や表現方法の指針。「親しみやすく」「知的に」などの方向性。
6. ロゴタイプ(Logotype)
文字で構成されたロゴ。シンボルマークと組み合わせて使われることが多い。
7. シンボルマーク(Symbol Mark)
図形やイラストで構成されたマーク。ロゴタイプと合わせて「ロゴ」と呼ばれる。
8. アイソレーション(Isolation)
ロゴ周辺に確保すべき余白の領域。他の要素がロゴに近づきすぎないようにするルール。
:::spec ブランドガイドラインの主な項目
- ロゴの使い方(サイズ、配置、禁止事項)
- ブランドカラー(RGBとCMYKの値)
- 指定フォント
- 写真・イラストのトーン
- 禁止表現 :::
【印刷物・資料】よく使う7用語
9. CMYK
印刷用のカラーモード。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色で表現。
10. RGB
画面表示用のカラーモード。赤(R)、緑(G)、青(B)の3色で表現。Webやプレゼン用。
11. 解像度(Resolution)
画像のきめ細かさ。印刷用は300dpi以上、Web用は72〜96dpiが目安。
12. トンボ(Trim Mark)
印刷物の断裁位置を示すマーク。入稿データには必須。
13. 塗り足し(Bleed)
断裁時のズレに備えて、仕上がりサイズより外側まで色や画像を伸ばすこと。通常3mm。
14. 入稿(Submission)
印刷用データを印刷会社に渡すこと。形式やカラーモードの指定に注意。
15. 校正(Proofreading)
印刷前に内容やデザインをチェックすること。色校正、文字校正など。
【画像・写真】広報で必須の5用語
16. キービジュアル(Key Visual)
キャンペーンや製品のメインとなるビジュアル。ポスター、Web、SNSなど様々な媒体で使用。
17. イメージ素材(Stock Image)
ストックフォトサービスで購入・取得する画像。Shutterstock、Adobe Stock、iStockなど。
18. レタッチ(Retouch)
写真の色補正や修正。人物の肌補正、背景の調整など。
19. トリミング(Trimming)
画像の不要な部分を切り取ること。構図を整えるために行う。
20. 解像度不足
画像の解像度が低く、印刷すると荒くなる状態。「ジャギーが出る」とも言う。
:::merit 画像用語を知るメリット
- 制作会社に正確な指示ができる
- 画像の品質問題を事前に防げる
- ブランドイメージを守れる :::
【Web・プレスリリース】現代広報の5用語
21. OGP(Open Graph Protocol)
SNSでシェアされたときに表示されるタイトル、説明文、画像の設定。
22. サムネイル(Thumbnail)
縮小された画像。記事一覧やSNSで表示される小さな画像。
23. ヘッダー画像(Header Image)
ページやプレスリリースの上部に配置する大きな画像。
24. インフォグラフィック(Infographic)
情報をビジュアル化した図解。データや複雑な内容をわかりやすく伝える。
25. アイキャッチ(Eye Catch)
視線を引きつけるための画像や要素。記事やSNS投稿の主要なビジュアル。
:::demerit 用語を知らないと起こる問題
- 制作会社との連携がスムーズにいかない
- ブランドガイドライン違反に気づけない
- 画像の品質問題を見落とす
- 入稿ミスが発生する :::
広報担当者がデザイン用語を学ぶ3つのメリット
1. 制作会社とのコミュニケーションが円滑に
「アイソレーションを守って」「CMYKで入稿して」など、専門用語で指示できると、意図が正確に伝わります。
2. ブランド品質を守れる
ガイドライン違反に気づけるようになり、ブランドイメージを守る役割を果たせます。
3. 緊急時に自分で対応できる
Canvaなどで自作する際にも、用語を知っていると質が上がります。
よくある質問
:::qa Q. デザインができなくても用語は覚えるべき?
A. はい、覚えるべきです。広報担当者はデザインを「作る」より「チェックする」「依頼する」役割が多いため、用語を知っていると業務がスムーズになります。 :::
:::qa Q. ブランドガイドラインがない会社はどうすれば?
A. 最低限のルールを自分で整理しましょう。ロゴの使い方、ブランドカラー、指定フォントの3つだけでも決めておくと、制作物に統一感が出ます。 :::
:::qa Q. 広報と制作会社の間で認識がズレることがあります
A. 用語を使って具体的に伝えることで、ズレを減らせます。「もっとオシャレに」ではなく「余白を増やして、ブランドカラーを基調に」と伝えましょう。 :::
まとめ
:::summary 広報・PR担当者が覚えるべきデザイン用語
- ブランド用語(ガイドライン、CI、VI、アイソレーション)でブランド管理
- 印刷用語(CMYK、解像度、入稿)で入稿ミスを防ぐ
- 画像用語(キービジュアル、レタッチ)で品質チェック
- Web用語(OGP、サムネイル)で現代の広報に対応
デザイン用語を知っているだけで、広報業務の質と効率が大きく上がります。 :::
:::cta
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※ 画像出典:Unsplash(Headway)
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