【2025年最新】YouTube収益化の条件を徹底解説|登録者500人からOK?ショート動画の単価は?
YouTube収益化の条件を徹底解説【2025年最新】
「YouTubeで収益化したいけど、条件がよくわからない…」 「ショート動画って本当に稼げるの?」 「最近ルールが変わったって聞いたけど…」
YouTubeの収益化条件は頻繁に更新されるため、最新情報を把握するのが難しいですよね。この記事では、2025年12月時点の公式情報に基づいて、YouTube収益化の条件を徹底解説します。
YouTube収益化の2段階システム
2023年10月の条件緩和により、YouTubeの収益化は2段階システムになりました。
第1段階:登録者500人からの収益化
以下の条件を満たすと、広告収益以外の機能が利用可能になります。
| チャンネル登録者数 | 500人以上 |
|---|---|
| 公開動画数 | 過去90日間で3本以上 |
| 再生条件(いずれか1つ) | 長尺動画:過去365日間で3,000時間以上 または ショート動画:過去90日間で300万回以上 |
第1段階で利用できる機能:
- チャンネルメンバーシップ
- スーパーチャット / スーパーステッカー
- スーパーサンクス
- ショッピング機能
第2段階:登録者1,000人からの広告収益
広告収益を得るには、より厳しい条件が必要です。
| チャンネル登録者数 | 1,000人以上 |
|---|---|
| 再生条件(いずれか1つ) | 長尺動画:過去365日間で4,000時間以上 または ショート動画:過去90日間で1,000万回以上 |
第2段階で利用できる機能:
- 動画広告収益
- YouTube Premium収益
条件の比較表
| 項目 | 第1段階 | 第2段階 |
|---|---|---|
| 登録者数 | 500人以上 | 1,000人以上 |
| 長尺動画再生時間 | 3,000時間/年 | 4,000時間/年 |
| ショート視聴回数 | 300万回/90日 | 1,000万回/90日 |
| 広告収益 | × | ○ |
| メンバーシップ | ○ | ○ |
| スーパーチャット | ○ | ○ |
YouTubeショートの収益と単価
ショート動画の収益単価(RPM)
YouTubeショートの収益単価は、長尺動画と比べて大幅に低いのが現実です。
| 指標 | ショート動画 | 長尺動画 |
|---|---|---|
| RPM(1,000再生あたり) | 約2〜8円 | 約150〜4,500円 |
| 1再生あたり | 約0.05〜0.1円 | 約0.2〜3円 |
| 100万再生での収益 | 約3,000〜10,000円 | 約20万〜300万円 |
※RPM(Revenue Per Mille):1,000再生あたりの収益
- 広告の表示時間が短い
- 広告スキップ率が高い
- 収益プールからの分配制
- 音楽使用による収益分割
ショート動画の収益分配の仕組み
ショート動画の収益は、通常の動画広告とは異なる仕組みで計算されます。
音楽使用による収益への影響
オリジナルBGMや著作権フリー音源を使うと、収益を最大化できます。
ショート動画で稼ぐ戦略
単価が低いショート動画で稼ぐには、量と継続性が重要です。
- バズりやすく再生数を稼ぎやすい
- 制作時間が短く量産可能
- 長尺動画への誘導に使える
- チャンネル登録者獲得に効果的
収益シミュレーション(月間):
| 月間再生数 | 収益(RPM 5円の場合) |
|---|---|
| 100万回 | 約5,000円 |
| 500万回 | 約25,000円 |
| 1,000万回 | 約50,000円 |
| 5,000万回 | 約250,000円 |
2025年の重要なポリシー変更
2025年には、YouTube収益化に関する複数の重要な変更がありました。
1. AI生成コンテンツの規制強化(2025年7月)
- AIによる大量生産コンテンツ
- 人間の創造性が明らかに欠如しているコンテンツ
- 反復的・自動生成的なコンテンツ
YouTube公式は2025年7月に「AIによる大量生産、反復的なコンテンツを適切に識別し、収益化の対象から除外する」というポリシー改定を発表しました。
対策:
- AIを「補助ツール」として使い、人間の編集・解説を加える
- オリジナルの視点や解説を必ず入れる
- 単純な自動生成に頼らない
2. 広告適合性審査プロセスの変更(2025年3月10日)
2025年3月10日より、広告適合性の審査プロセスが変更されました。
- 非公開動画も審査対象に
- 人間による審査が行われる場合がある
- 収益化判断に最長24時間かかる可能性
3. 「量産型コンテンツ」ポリシーの明確化(2025年7月15日)
ポリシー名称が「繰り返しの多いコンテンツ」から「量産型コンテンツ」に変更されました。
収益化審査に通るためのポイント
審査に落ちる主な原因
-
著作権侵害
- 音楽の無断使用
- 映像・画像の無断転載
- ゲーム実況でのガイドライン違反
-
コンテンツの独自性不足
- 他人の動画の転載・再アップロード
- テレビ番組のアップロード
- 自動生成コンテンツ
-
コミュニティガイドライン違反
- 暴力的・過激なコンテンツ
- 誤解を招く情報
- スパム行為
審査に通るための対策
- オリジナルコンテンツを制作する
- 著作権フリーのBGM・素材を使用する
- ゲーム配信は公式ガイドラインを確認する
- チャンネル説明・プロフィールを充実させる
- コミュニティガイドラインを遵守する
ゲーム配信者向け:著作権ガイドラインの確認
ゲーム実況・配信をする場合は、各メーカーのガイドラインを必ず確認しましょう。
主要メーカーのガイドライン状況(2025年12月時点):
| メーカー | 収益化 | 条件 |
|---|---|---|
| 任天堂 | ○ | 指定プラットフォームで可能 |
| カプコン | ○ | 個人は可能(法人は別途) |
| スクウェア・エニックス | △ | タイトルによる |
| ソニー(PlayStation) | ○ | シェア機能使用が条件 |
| Microsoft(Xbox) | ○ | Game Content Usage Rulesに準拠 |
※出典:各社公式ガイドライン(2024年9月〜2025年時点)
収益化可能なプラットフォーム:
- YouTube パートナープログラム
- Twitch アフィリエイト/パートナープログラム
- ニコニコ動画 クリエイター奨励プログラム
- X(Twitter) プレミアムサブスクリプション
- TwitCasting ライブ収益
※出典:任天堂公式ガイドライン
YouTubeパートナープログラム(YPP)申請の流れ
申請前のチェックリスト
申請前に以下を確認しましょう。
- 登録者数の条件を満たしている
- 再生時間または視聴回数の条件を満たしている
- 過去90日間で公開動画が3本以上ある
- コミュニティガイドラインの違反警告がない
- 著作権侵害の警告がない
- 2段階認証プロセスを有効にしている
- Google AdSenseアカウントを持っている
申請から承認までの流れ
- YouTube Studioにアクセス
- 収益化メニューを開く
- パートナープログラムの利用規約に同意
- AdSenseアカウントを接続
- 審査を待つ(通常1〜4週間)
- 承認通知を受け取る
よくある質問
まとめ
まとめ
YouTube収益化 2025年のポイント - 2段階システム:登録者500人でスパチャ等、1,000人で広告収益 - ショート動画のRPM:約2〜8円(長尺の1/50〜1/100程度) - 2025年の規制強化:AI生成コンテンツ、量産型コンテンツへの規制 - 審査のポイント:オリジナルコンテンツ、著作権遵守、ガイドライン確認 - ゲーム配信:各メーカーのガイドラインを必ず確認YouTubeの収益化条件は、2023年の緩和により以前より達成しやすくなりました。一方で、AI生成コンテンツや量産型コンテンツへの規制は厳しくなっています。
質の高いオリジナルコンテンツを継続的に投稿することが、収益化への最短ルートです。
参考情報
本記事の作成にあたり、以下の情報を参考にしました。
- YouTube チャンネル収益化ポリシー(YouTube公式ヘルプ)
- 任天堂 ネットワークサービスにおける著作物の利用に関するガイドライン
- 各種テック系メディアの報道(2024年〜2025年)
※情報は2025年12月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
画像クレジット
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