【宅建試験】免許権者とは?国土交通大臣免許と都道府県知事免許の違い

【宅建試験】免許権者とは?国土交通大臣免許と都道府県知事免許の違い

免許権者の判定基準

事務所の設置状況によって免許権者が決まります。
・2以上の都道府県に事務所 → 国土交通大臣免許
・1つの都道府県のみに事務所 → 都道府県知事免許

免許権者とは

免許権者とは、宅地建物取引業の免許を与える権限を持つ行政機関のことです。

国土交通大臣免許と都道府県知事免許の違い

項目 国土交通大臣免許 都道府県知事免許
事務所の設置 2以上の都道府県 1つの都道府県のみ
免許番号 国土交通大臣(1)第○○号 ○○県知事(1)第○○号
有効期間 5年間 5年間
更新手続き 期限の90日前から30日前まで 期限の90日前から30日前まで
営業保証金の供託先 主たる事務所の最寄りの供託所 主たる事務所の最寄りの供託所

宅建試験の頻出ポイント

覚えるべきポイント
  • 事務所が東京都のみ → 東京都知事免許
  • 事務所が東京都と神奈川県 → 国土交通大臣免許
  • 本店が東京、支店も東京のみ → 東京都知事免許
  • 免許の有効期間はどちらも5年間

免許換えが必要な場合

免許換えのパターン
  • ✅ 東京都知事免許 → 東京と大阪に事務所 → 国土交通大臣免許へ
  • ✅ 国土交通大臣免許 → 大阪の事務所を廃止 → 東京都知事免許へ
  • ✅ 東京都知事免許 → 全事務所を神奈川へ移転 → 神奈川県知事免許へ

まとめ

免許権者は事務所の設置状況で決まります。

  • 2以上の都道府県 = 国土交通大臣免許
  • 1つの都道府県のみ = 都道府県知事免許

これだけ覚えれば試験は大丈夫です。

暗記ポイント

事務所が複数県 = 大臣免許

よくある質問

Q免許権者とは何ですか?
A
免許権者とは、宅地建物取引業の免許を与える権限を持つ行政機関のことです。国土交通大臣または都道府県知事が該当します。
Q免許の有効期間は何年ですか?
A
宅建業免許の有効期間は5年間です。国土交通大臣免許も都道府県知事免許も同じ5年間です。

理解度チェック ○×クイズ

1. 東京都と神奈川県に事務所がある業者は、東京都知事免許を受ける必要がある

2. 大阪府内のみに3つの事務所がある業者は、大阪府知事免許を受ける必要がある

3. 国土交通大臣免許の有効期間は、都道府県知事免許より長い

4. 東京都知事免許の業者が神奈川県に新たに事務所を設置する場合、免許換えが必要である

5. 免許の更新は、有効期間満了日の90日前から30日前までに申請する必要がある

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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