【宅建試験】宅建業者名簿の記載事項8つを完全マスター
宅建業者名簿は、宅建試験で頻出の重要テーマです。記載事項8つを確実に覚えましょう。
試験での出題ポイント
宅建業者名簿の記載事項は8項目です。「記載される」「記載されない」を正確に判断できることが重要です。
宅建業者名簿の記載事項【8項目】
1. 免許証番号・免許年月日
- 免許証番号:国土交通大臣(1)第○○号など
- 免許年月日:免許を取得した日付
2. 商号または名称
- 法人の場合:会社名
- 個人の場合:屋号または氏名
3. 事務所の名称・所在地
- 主たる事務所の情報
- 従たる事務所(支店等)の情報
- すべての事務所が記載対象
4. 役員の氏名
- 法人:取締役、監査役などの氏名
- 個人:事業主本人の氏名
5. 政令で定める使用人の氏名
- 支店長
- 営業所長
- その他の事務所の代表者
6. 専任の宅地建物取引士の氏名
- 各事務所ごとに配置される専任取引士
- すべての専任取引士が記載される
7. 指示処分・業務停止処分の記録
- 処分年月日
- 処分内容
- 過去の処分履歴がすべて記載
8. 兼業の事業種類
- 建設業
- 不動産管理業
- その他の兼業事業
記載されない事項【要注意】
試験でひっかけ問題になりやすい項目
- ❌ 資本金の額
- ❌ 営業保証金の額
- ❌ 電話番号
- ❌ 設立年月日
- ❌ 従業員数
覚え方のコツ
語呂合わせで覚える
「めんしょう じむやく せいせん しけん」
- めん:免許証番号・免許年月日
- しょう:商号・名称
- じむ:事務所の名称・所在地
- やく:役員の氏名
- せい:政令使用人の氏名
- せん:専任取引士の氏名
- し:指示・業務停止処分
- けん:兼業の事業種類
実際に宅建業者名簿を閲覧する方法
オンラインで閲覧可能
国土交通省の「宅地建物取引業者検索システム」で、全国の宅建業者情報を無料で検索・閲覧できます。
宅地建物取引業者検索システム
国土交通省が提供する公式サイトで、以下の検索が可能です:
- 商号・名称から検索(かな・漢字)
- 免許番号から検索
- 都道府県別の絞り込み
- 詳細情報の閲覧
検索システムの活用法
- 不動産会社が正規の宅建業者か確認
- 免許番号の有効性をチェック
- 行政処分の履歴を確認
- 事務所所在地の確認
このシステムを利用することで、実際の宅建業者名簿の内容を確認でき、試験勉強にも役立ちます。
まとめ
宅建業者名簿の記載事項は8項目です。試験では「記載される・されない」の判断問題が頻出なので、8項目を正確に覚えることが合格への近道です。
重要ポイント
記載事項8つ:免許・商号・事務所・役員・政令使用人・専任取引士・処分・兼業
実際の名簿は国土交通省のサイトで無料閲覧可能!
よくある質問
Q宅建業者名簿とは何ですか?
A
宅建業者名簿とは、宅地建物取引業者の重要情報を記録した公的な名簿です。免許権者(国土交通大臣または都道府県知事)が管理しています。
Q宅建業者名簿は誰でも閲覧できますか?
A
はい、宅建業者名簿は一般に公開されており、誰でも閲覧することができます。
理解度チェック ○×クイズ
問1. 宅建業者名簿には、代表者の電話番号が記載される
問2. 宅建業者名簿には、専任の宅地建物取引士の氏名が記載される
問3. 宅建業者名簿には、過去の業務停止処分の内容が記載される
問4. 宅建業者名簿には、資本金の額が記載される
問5. 宅建業者名簿には、兼業している事業の種類が記載される
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