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配信機材スターターキット2026年版|3万円・5万円・10万円の予算別おすすめセット

配信機材スターターキット2026年版|3万円・5万円・10万円の予算別おすすめセット

公開日
読了目安13

「配信を始めたいけど、何を買えばいいかわからない」

「予算が限られてるけど、どの機材を優先すべき?」

「2026年のおすすめ機材は?」

配信を始めるにあたって、機材選びは最も悩むポイントの一つです。2026年はLED照明の低価格化USBマイクの品質向上により、以前よりも低予算でプロ品質の配信が実現できるようになりました。

この記事では、3万円・5万円・10万円の3つの予算帯で、最適な配信機材セットを提案します。

この記事でわかること - 配信に必要な機材と優先順位 - 3万円で始める最低限のスターターキット - 5万円でワンランク上の配信環境を構築 - 10万円でプロ品質の配信セットアップ - 各機材の選び方のポイント - 2026年のおすすめ新製品情報

配信機材の優先順位

まず、配信機材の優先順位を理解しましょう。予算が限られている場合、以下の順番で投資するのが効果的です。

配信機材のイメージ(2026年2月現在)

配信機材の投資優先順位
1位(最重要)マイク ← 音質は視聴者の離脱率に直結
2位照明 ← カメラの画質を大幅に向上させる
3位Webカメラ ← 顔出し配信なら必須
4位ヘッドセット/イヤホン
5位その他
配信における音質の重要性: 視聴者は画質の多少の粗さは許容しますが、音質が悪い配信はすぐに離脱する傾向があります。マイクへの投資は最もリターンが大きいです。

予算3万円|最低限のスターターキット

構成例

カテゴリ製品例予算目安
USBマイクFIFINE K669B / マランツMPM-1000U 等5,000〜8,000円
マイクスタンド卓上アームスタンド(汎用品)2,000〜3,000円
ヘッドセット or イヤホン有線ゲーミングヘッドセット(既存品でもOK)3,000〜5,000円
Webカメラロジクール C920n / C270n 等5,000〜8,000円
照明リングライト(USB給電)2,000〜3,000円
ポップフィルター汎用ポップガード500〜1,000円
合計約18,000〜28,000円
  • 配信を始めるのに十分な品質
  • USBマイクなのでオーディオインターフェース不要
  • 軽いゲーム(VALORANT、マイクラ等)の配信に最適
  • VTuberのフェイストラッキングにも使えるWebカメラ
  • マイクの音質は「良い」レベル(プロ級ではない)
  • Webカメラの画質は720p〜1080pの標準レベル
  • 照明は最低限(プロ品質には不足)
  • 将来的にアップグレードが必要

3万円キットの配信のコツ

  • OBSのノイズ抑制フィルタ(RNNoise)で音質を補う
  • 照明を顔の正面やや上から当てる
  • 背景はシンプルに(ごちゃごちゃした部屋は避ける)
  • Webカメラの位置はモニターの上に設置

予算5万円|ワンランク上のセットアップ

構成例

カテゴリ製品例予算目安
USBコンデンサーマイクHyperX QuadCast / Blue Yeti 等10,000〜16,000円
マイクアームアーム型スタンド(デスククランプ式)3,000〜5,000円
ヘッドホンオーディオテクニカ ATH-M50x / AKG K240 等10,000〜15,000円
Webカメラロジクール C922 / BRIO 100 等8,000〜12,000円
キーライトElgato Key Light Mini / LEDパネル6,000〜10,000円
ポップフィルター + ショックマウント付属品 or 汎用品1,000〜2,000円
合計約38,000〜60,000円
  • マイク音質が大幅に向上(コンデンサーマイクの繊細な音)
  • モニターヘッドホンで正確な音声モニタリング
  • LEDパネル照明で顔映りが改善
  • 視聴者に「ちゃんとした配信者」という印象を与えられる
  • 中〜長期的に使い続けられる品質

5万円キットのポイント

マイクアームの重要性: マイクを口元の近くに配置することで、ノイズを大幅に減らせます。卓上スタンドよりもアーム型の方がデスクスペースを節約でき、最適な位置に調整しやすいです。

予算10万円|プロ品質のセットアップ

構成例

カテゴリ製品例予算目安
XLRマイクShure SM7B / Audio-Technica AT2020 / FIFINE AM8T 等15,000〜50,000円
オーディオインターフェースYAMAHA AG03MK2 / Focusrite Scarlett Solo 等10,000〜18,000円
マイクアームElgato Wave Mic Arm / Rode PSA1+ 等8,000〜15,000円
モニターヘッドホンbeyerdynamic DT 770 Pro / AKG K712 Pro 等15,000〜25,000円
WebカメラElgato Facecam Pro / ロジクール BRIO 4K 等15,000〜30,000円
キーライトElgato Key Light / Neewer RGB 660 Pro10,000〜20,000円
グリーンスクリーンElgato Green Screen / 汎用品5,000〜15,000円
合計約78,000〜173,000円
  • XLRマイク + オーディオインターフェースでプロ品質の音声
  • 4K/60fps対応のWebカメラで高画質配信
  • プロ仕様の照明で映像品質が劇的に向上
  • グリーンスクリーンで自由な背景設定
  • 長期間使い続けられる耐久性と拡張性

2026年の注目新製品

2026年の注目配信機材
FIFINE AM8TXLR品質をUSBで実現 + RGB搭載(約8,000〜12,000円)
Elgato Facecam Proプロ級オートフォーカス + 60fps(約25,000〜30,000円)
Elgato Key Light Miniアプリ制御 + コンパクト(約8,000円)
Neewer RGB 660 Pro色温度調整 + 充電式(約10,000円)
Audeze Maxwell 2SLAM技術搭載ゲーミングヘッドセット(約40,000円)

機材カテゴリ別の選び方

マイクの選び方

マイクの種類と特徴
USBダイナミックノイズに強い / 音質はやや控えめ / 初心者向け
USBコンデンサー繊細な音質 / 環境音を拾いやすい / 中級者向け
XLRダイナミックプロ品質 / オーディオIF必要 / 上級者向け
XLRコンデンサースタジオ品質 / 防音環境推奨 / 上級者向け

配信者におすすめの指向性:

  • カーディオイド(単一指向性): 正面の音を集中的に拾う。最も配信向き
  • 双指向性: 2人での対談配信向き
  • 全指向性: 部屋の環境音も拾うため、配信には不向き

Webカメラの選び方

スペックエントリーミドルハイエンド
解像度720p1080p4K
FPS30fps30-60fps60fps
オートフォーカスなし or 基本あり高精度AF
価格帯3,000〜5,000円8,000〜15,000円20,000〜30,000円
重要: 配信の出力解像度が1080pの場合、4K Webカメラの恩恵は限定的です。ただし、4Kカメラは低解像度でもノイズが少なく、デジタルズームの画質が良いメリットがあります。

照明の選び方

照明は配信の映像品質を最も手軽に向上させる機材です。

タイプメリットデメリット価格帯
リングライト目にキャッチライト / 手軽影が出にくい(平面的)2,000〜5,000円
LEDパネル色温度調整可 / 自然な光設置スペース必要5,000〜20,000円
キーライトアプリ制御 / プロ仕様高価8,000〜30,000円

3点照明の基本:

  1. キーライト(メインの光): 顔の斜め前から
  2. フィルライト(影を和らげる): キーライトの反対側から
  3. バックライト(背景との分離): 後方から

初心者はキーライト1灯から始めて、徐々に追加していくのがおすすめです。

配信スタイル別のおすすめ構成

配信スタイルによって必要な機材が異なります。自分の配信スタイルに合った構成を選びましょう。

ゲーム配信(顔出しなし)の場合

ゲーム配信(顔出しなし)の推奨構成
最低限USBマイク + ヘッドセット(約8,000〜13,000円)
推奨USBコンデンサーマイク + マイクアーム + モニターヘッドホン(約23,000〜36,000円)
プロ仕様XLRマイク + オーディオIF + マイクアーム + モニターヘッドホン(約48,000〜108,000円)
不要な機材Webカメラ、照明、グリーンスクリーン

顔出ししないゲーム配信では、マイクとヘッドホンに予算を集中させるのが最も効率的です。

ゲーム配信(顔出しあり)の場合

ゲーム配信(顔出しあり)の推奨構成
最低限USBマイク + Webカメラ + リングライト(約12,000〜19,000円)
推奨USBコンデンサーマイク + マイクアーム + 1080pカメラ + LEDパネル(約27,000〜48,000円)
プロ仕様XLRマイク + オーディオIF + 4Kカメラ + キーライト + グリーンスクリーン(約63,000〜158,000円)

VTuber配信の場合

VTuber配信の推奨構成
最低限USBマイク + Webカメラ(トラッキング用) + VTube Studio(約10,000〜16,000円)
推奨USBコンデンサーマイク + 高精度Webカメラ + VTube Studio + LEDパネル(約23,000〜43,000円)
プロ仕様XLRマイク + オーディオIF + iPhone/iPad(Face ID搭載) + VTube Studio Pro(約53,000〜93,000円以上)
追加推奨Live2Dモデル制作費(5〜30万円)
VTuberのフェイストラッキングについて WebカメラでもVTube Studioのトラッキングは可能ですが、iPhone/iPadのFace ID(TrueDepthカメラ)を使うと精度が格段に向上します。表情の細かいニュアンスやまばたきが正確に反映されるため、予算に余裕があればiPhone/iPad連携がおすすめです。

雑談・IRL配信の場合

雑談・IRL配信の推奨構成
室内雑談USBコンデンサーマイク + Webカメラ + リングライト(約15,000〜26,000円)
外配信スマートフォン + ワイヤレスマイク + モバイルバッテリー(約10,000〜20,000円 ※スマホ除く)
プロ外配信アクションカメラ + ワイヤレスマイク + ジンバル + モバイル回線(約40,000〜80,000円)

機材購入のタイミングとお得な買い方

配信機材は購入タイミングによって大きく価格が変わります。

セール時期割引率目安おすすめ
Amazon初売り(1月)10〜30%年始に機材を揃えたい場合
Amazonプライムデー(6月)15〜40%最も割引率が高い
Amazonブラックフライデー(11月)15〜40%年末配信に向けた準備に
楽天スーパーセール(3,6,9,12月)ポイント還元20%以上ポイント重視の方に
機材購入のコツ - Amazonの「ほしい物リスト」に入れておくと、価格が下がったときに通知される - 楽天はSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用するとポイント還元が大きい - 中古品はメルカリやヤフオクで状態の良いものを探すとコスパ良好 - 新製品発売直後は旧モデルが値下がりする傾向がある - Amazonタイムセールは毎日チェックする価値がある

セットアップの手順ガイド

機材を購入したら、以下の手順でセットアップしましょう。

Step 1: マイクの設置と音声調整

  1. マイクをアームに取り付け、口元から15〜20cmの位置に設置
  2. OBS Studioの「音声入力キャプチャ」でマイクを選択
  3. フィルターから「ノイズ抑制」(RNNoise)を追加
  4. 「ノイズゲート」で環境音をカット
  5. 「コンプレッサー」で音量のばらつきを抑える
  6. テスト録音して音量レベルを確認(-12dB〜-6dBが目安)

Step 2: カメラと照明の設定

  1. Webカメラをモニター上部中央に設置
  2. 照明をカメラの斜め上(45度程度)から当てる
  3. OBSの「映像キャプチャデバイス」でカメラを追加
  4. 解像度を1080p/30fpsに設定(配信負荷軽減のため)
  5. 明るさ・コントラストをOBSのフィルターで微調整

Step 3: OBSの配信設定

OBS推奨配信設定(2026年版)
出力解像度1920x1080(1080p)
フレームレート30fps(PCスペックに余裕があれば60fps)
映像ビットレート4,500〜6,000 Kbps(Twitch) / 6,000〜9,000 Kbps(YouTube)
音声ビットレート160 Kbps
エンコーダNVENC(NVIDIA GPU)またはx264(CPU)
プリセットQuality(NVENC)/ veryfast(x264)

配信ソフトウェア(無料)

機材と一緒に揃えるべき配信ソフトウェアは全て無料で入手できます。

無料の配信ソフトウェア
OBS Studio最も人気の配信ソフト / 無料 / 高機能
StreamlabsOBSベース / アラート機能内蔵 / 無料プランあり
StreamElementsブラウザベース / OBSプラグイン / 無料
VTube StudioVTuber用トラッキング / 無料版あり
VoiceMeeter音声ミキサー / 無料

よくある質問

ゲーム機(PS5/Switch)で配信する場合、追加で何が必要?
ゲーム機の映像をPCに取り込むために「キャプチャーボード」が必要です。Elgato HD60 X(約20,000円)やAVerMedia Live Gamer MINI(約12,000円)が人気です。ただし、PS5にはブロードキャスト機能が内蔵されているため、画質にこだわらなければキャプチャーボードなしでも配信可能です。
防音対策は必要ですか?
マンションやアパートで深夜に配信する場合は、防音対策を検討しましょう。まずは吸音材(3,000〜5,000円程度)を壁に貼ることで反響を抑えられます。本格的な防音室は高額ですが、段ボール製の簡易防音ブース(だんぼっち等)もあります。マイクをダイナミック型にするだけでもノイズ対策になります。
配信機材は中古で買っても大丈夫?
マイクやヘッドホンは中古でも品質に大きな差はありませんが、衛生面が気になる方は新品をおすすめします。Webカメラは中古でも問題ありません。LEDライトは劣化する可能性があるため、新品の方が安心です。メルカリやヤフオクで状態の良い中古品を探せば、予算を抑えられます。
配信用PCのスペックはどのくらい必要ですか?
ゲーム配信の場合、最低でもCPUはIntel Core i5(12世代以降)またはRyzen 5 5600以上、GPUはGeForce RTX 3060以上、メモリ16GB以上が目安です。エンコードにGPU(NVENC)を使えばCPU負荷を抑えられます。雑談配信のみであれば、それほど高スペックは不要で、5万円台のPCでも十分です。
インターネット回線はどのくらいの速度が必要ですか?
配信に必要なアップロード速度は最低10Mbps、推奨20Mbps以上です。1080p/60fpsで配信する場合は安定して15Mbps以上のアップロード速度が必要です。光回線が最も安定しており、Wi-Fiよりも有線LAN接続を強くおすすめします。速度テストは「fast.com」で簡単に確認できます。

よくある初心者の失敗と対策

  • マイクの指向性を理解せず、背面に向かって話してしまう
  • 照明なしでWebカメラを使い、暗い映像になる
  • OBSの設定を高くしすぎてPCが処理落ちする
  • マイクとスピーカーの同時使用でハウリングが発生
  • 配信テストをせずに本番を始めてしまう
  • ビットレートを上げすぎて配信がカクつく
  • 配信前にOBSで5分間のテスト録画を行う
  • マイクの指向性(カーディオイド)の方向を確認する
  • 照明は最低でも1灯(リングライトでOK)用意する
  • スピーカーではなくヘッドホンを使用する
  • 配信ビットレートは回線速度の50〜70%に設定する
  • OBSの「配信情報」パネルでドロップフレームを監視する

まとめ

まとめ

配信機材スターターキット2026年のポイント
  • 最優先はマイク: 音質は視聴者の離脱率に直結する
  • 3万円: USBマイク + Webカメラ + リングライトで十分始められる
  • 5万円: コンデンサーマイク + マイクアーム + LEDパネルでワンランクアップ
  • 10万円: XLRマイク + オーディオIF + 4Kカメラ + プロ照明でプロ品質
  • 2026年の注目: FIFINE AM8T(コスパ最強マイク)、Elgato Key Light Mini(コンパクト照明)
  • 照明の効果: 最も手軽に配信の映像品質を向上させる機材
  • ソフトウェアは全て無料: OBS Studio、Streamlabs、VTube Studio等
  • まずは始めること: 完璧な機材を揃えてからではなく、手持ちの機材で配信を始めよう

配信機材は「あれもこれも」と揃え始めるとキリがありません。まずは最低限の機材で配信を始め、視聴者の反応を見ながら少しずつアップグレードしていくのが最も効果的なアプローチです。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • 配信機材のイメージ: Photo by Will Francis on Unsplash

よくある質問

Q配信を始めるのに最低限必要な機材は?
A
PC(またはゲーム機)、インターネット回線、マイクの3つが最低限必要です。Webカメラや照明はなくても配信は可能ですが、あると視聴者からの印象が大きく変わります。予算3万円程度から始められます。
QUSBマイクとXLRマイク、配信にはどちらがおすすめ?
A
初心者にはUSBマイクがおすすめです。PCに直接接続でき、オーディオインターフェースが不要なため手軽に始められます。音質にこだわりたい場合や、将来的に複数マイクを使いたい場合はXLRマイク+オーディオインターフェースの構成がおすすめです。
Q配信用のカメラは必要ですか?
A
顔出し配信の場合は必要です。VTuberの場合はフェイストラッキング用としてWebカメラが役立ちます。ゲーム配信で顔出ししない場合は不要です。予算に余裕があれば、画質向上のために導入を検討しましょう。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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