【にじホロ交流戦2025】史上初のオフラインイベント開催|にじさんじ×ホロライブの歴史的コラボ
【にじホロ交流戦2025】史上初のオフラインイベント開催|にじさんじ×ホロライブの歴史的コラボ
2025年5月、VTuber業界に歴史的な瞬間が訪れました。
にじさんじとホロライブが初めて公式にタッグを組んだオフラインイベント「にじホロ交流戦2025」が北海道のエスコンフィールドHOKKAIDOで開催されたのです。
約3万5000人収容の大規模球場を舞台に、両事務所の人気VTuberたちが「プロ野球スピリッツ2024-2025」で激突。会場は熱気に包まれ、オンライン視聴者も含めて大きな盛り上がりを見せました。
この記事では、VTuberファン必見のこのイベントの詳細、試合結果、MVP、そして二大事務所の関係性について徹底解説します。
にじホロ交流戦2025とは|イベントの全容
「にじホロ交流戦2025」は、VTuber二大事務所であるにじさんじ(ANYCOLOR株式会社)とホロライブ(カバー株式会社)が初めて公式にコラボレーションしたオフラインイベントです。正式名称は「DMMオンクレpresents にじホロ交流戦2025」です。
イベント基本情報
| 正式名称 | DMMオンクレpresents にじホロ交流戦2025 |
|---|---|
| 開催日 | 2025年5月24日(土)・25日(日) |
| 会場 | エスコンフィールドHOKKAIDO |
| 所在地 | 北海道北広島市 |
| キャパシティ | 約3万5000人(観客席約2万9000席) |
| 使用ゲーム | プロ野球スピリッツ2024-2025 |
| 形式 | オリジナル選手による対戦 |
| 主催 | ANYCOLOR株式会社・カバー株式会社 |
イベントの歴史的意義
VTuber界隈では「歴史的なイベント」「夢のコラボ」として大きな話題となり、チケットは即完売。オンライン視聴者数も過去最高レベルを記録しました。
なぜ今、にじホロコラボが実現したのか
両事務所がコラボに踏み切った背景には、いくつかの要因があると考えられます。
- VTuber市場の成熟:競合ではなく、業界全体の発展を目指す機運
- ファンの声:長年にわたるコラボ希望の声
- 新しいエンターテインメントの創出:両社の強みを活かした企画
- オフラインイベントの需要増加:コロナ禍後のリアルイベント回帰
※出典:電撃オンライン - 【にじさんじ/ホロライブ】"にじホロ交流戦2025"が5月24・25日開催
会場:エスコンフィールドHOKKAIDO
日本最新の球場でVTuberイベント
会場となったエスコンフィールドHOKKAIDOは、北海道日本ハムファイターズの本拠地として2023年に開場した日本最新のボールパークです。
| 開場 | 2023年3月 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道北広島市Fビレッジ1番地 |
| 収容人数 | 約35,000人(観客席約29,000席) |
| 特徴 | 天然芝、開閉式屋根、4階建て |
| アクセス | JR北広島駅から徒歩約20分 |
VTuberイベントとしては異例の規模
これまでVTuberのオフラインイベントは、数千人規模の会場で開催されることが一般的でした。約3万5000人収容のエスコンフィールドでの開催は、VTuberイベントとしては前例のない大規模なものです。
※出典:PANORA - 写真で見る「にじホロ交流戦2025」
出場メンバーとチーム構成|詳細解説
にじホロ交流戦2025では、両事務所から人気VTuberが多数参加しました。
大会運営:チェアマン
大会の進行役を務めたのは、両事務所から1名ずつ選ばれたチェアマンです。
| 所属 | VTuber名 | 役割 | プロフィール |
|---|---|---|---|
| にじさんじ | 笹木咲 | チェアマン | ゲーム大好きVTuber、司会進行に定評 |
| ホロライブ | 白上フブキ | チェアマン | ホロライブの看板VTuber、コミュ力抜群 |
笹木咲さんと白上フブキさんは、以前から個人的にも交流があり、息の合った司会進行で大会を盛り上げました。
監督:チームを率いる4名のVTuber
各チームの監督として、にじさんじとホロライブからそれぞれ2名ずつが参加しました。
にじさんじチーム監督
星川サラ
- 所属:にじさんじ
- チーム名:聖★ミルキーウェイ学園
- 特徴:元気で明るいキャラクター、ゲーム配信が人気
リゼ・ヘルエスタ
- 所属:にじさんじ
- チーム名:王立ヘルエスタ女学院
- 特徴:お嬢様キャラ、戦略的なプレイスタイル
ホロライブチーム監督
天音かなた
- 所属:ホロライブ 4期生
- チーム名:天界学園
- 特徴:握力が強い「ゴリラ」の愛称、熱血プレイ
兎田ぺこら
- 所属:ホロライブ 3期生
- チーム名:兎立ぺこーら学園
- 特徴:ホロライブ最人気VTuber、勝負強さに定評
ドラフト会議とチーム編成
本大会の約2ヶ月前、ドラフト会議が行われ、各監督がチームメンバーを選出しました。
※出典:電撃オンライン - "にじホロ交流戦"のドラフト会議が行われ、メンバーが決定
ドラフト会議の様子も配信され、各監督が熱心にメンバーを指名する姿がファンの注目を集めました。
選手育成配信
選手の育成配信は2025年3月18日からスタートし、本大会までの約2ヶ月間、各VTuberが選手を育成する様子が配信されました。
- 各VTuberの個性が反映された選手育成
- 視聴者と一緒に選手を成長させる体験
- 本大会への期待感を高めるコンテンツ
- 新規ファンの獲得機会
育成配信は本大会の前哨戦として機能し、各チームのファンが結成。SNS上では各チームを応援するハッシュタグが盛り上がりを見せました。
対戦形式|プロスピを使った新しいエンタメ
にじホロ交流戦2025の最大の特徴は、ゲーム「プロ野球スピリッツ2024-2025」を使用した独自の対戦形式です。
対戦ルール詳細
| 使用ゲーム | プロ野球スピリッツ2024-2025(PS4/PS5/Switch) |
|---|---|
| 選手 | 各チームが育成したオリジナル選手 |
| 試合形式 | 9イニング制 |
| 会場 | 実際の球場(エスコンフィールド) |
| 表示 | ゲーム画面を大型スクリーンに投影 |
| 実況・解説 | VTuber本人が担当 |
ルールの特徴
-
各チームがゲーム内でオリジナル選手を育成
- 約2ヶ月の育成期間で選手を強化
- 各選手にVTuberの名前やイメージを反映
-
育成した選手でチームを編成
- 打順、守備位置、投手ローテーションを決定
- 監督の戦略が問われる
-
実際の球場で対戦を実施
- エスコンフィールドの大型スクリーンでゲーム画面を投影
- リアルな球場の雰囲気でゲーム観戦
-
VTuber本人が解説・実況に参加
- 監督VTuberが采配の意図を解説
- チェアマンが実況を担当
- リアルな球場でVTuber対戦を観戦できる
- 選手育成の過程も配信コンテンツに
- 野球ファンとVTuberファンの両方が楽しめる
- 勝敗の予測不能性による盛り上がり
- VTuber本人の解説で深い理解が可能
試合結果|全試合ハイライト
初日:2025年5月24日(土)
第1試合:兎立ぺこーら学園 vs 聖★ミルキーウェイ学園
| 対戦 | 兎田ぺこら監督 vs 星川サラ監督 |
|---|---|
| チーム | 兎立ぺこーら学園 vs 聖★ミルキーウェイ学園 |
| 最終スコア | 7対3(兎立ぺこーら学園の勝利) |
| MVP選手 | 宝鐘マリン(同点ホームラン) |
試合展開
試合は聖★ミルキーウェイ学園が初回から2点を先制する展開でスタート。しかし、4回表に兎立ぺこーら学園の宝鐘マリン選手が同点ホームランを放ち、試合は振り出しに。
その後、兎立ぺこーら学園が着実に得点を重ね、最終的に7対3で勝利を収めました。
兎田ぺこら監督の采配と、宝鐘マリン選手の活躍が光る試合となりました。
※出典:Yahoo!ニュース - 【会場の様子】にじさんじとホロライブが"本物の球場"で激闘!
第2試合:王立ヘルエスタ女学院 vs 天界学園
| 対戦 | リゼ・ヘルエスタ監督 vs 天音かなた監督 |
|---|---|
| チーム | 王立ヘルエスタ女学院 vs 天界学園 |
| 最終スコア | 12対7(王立ヘルエスタ女学院の勝利) |
| MVP選手 | 狂蘭メロコ(逆転満塁ホームラン) |
試合展開
第2試合は序盤から乱打戦となりました。両チームがスコアを重ね、シーソーゲームの展開に。
試合のハイライトは6回裏。王立ヘルエスタ女学院の狂蘭メロコ選手が逆転満塁ホームランを放ち、会場全体が熱狂に包まれました。
最終スコアは12対7で王立ヘルエスタ女学院の勝利。リゼ・ヘルエスタ監督の戦略と、狂蘭メロコ選手の勝負強さが勝利を呼び込みました。
休憩時間:DJタイム
第一試合と第二試合の間には、「MOGRA presents にじホロ交流戦スペシャルDJタイム」が約30分間実施されました。
PandaBoYさんによるDJパフォーマンスで、両事務所の楽曲やVTuber関連の曲がミックスされ、会場のボルテージを高めました。
MVP発表
大会終了後の表彰式では、各事務所からMVPが発表されました。
| 事務所 | MVP | 選出理由 |
|---|---|---|
| にじさんじ | 狂蘭メロコ | 逆転満塁ホームランの活躍 |
| ホロライブ | 宝鐘マリン | 同点ホームランで流れを変えた |
両選手ともに、試合の勝敗を分ける重要な場面で活躍したことが評価されました。
参加VTuber紹介|主要メンバープロフィール
ホロライブ側主要メンバー
兎田ぺこら(監督)
| 所属 | ホロライブ 3期生 |
|---|---|
| YouTube登録者数 | 約240万人以上 |
| 特徴 | ゲーム実況の女王、「ぺこら〜」の笑い声 |
| 2025年トピック | 『デス・ストランディング2』出演決定 |
| YouTubeチャット数 | 2025年1位(2000万チャット以上) |
宝鐘マリン(MVP)
| 所属 | ホロライブ 3期生 |
|---|---|
| YouTube登録者数 | 約300万人以上 |
| 特徴 | 船長キャラ、歌唱力と話術 |
| 代表曲 | 「Unison」「マリン船長のHappy Sailing Day」 |
| にじホロ交流戦 | 同点ホームランでMVP獲得 |
白上フブキ(チェアマン)
| 所属 | ホロライブ 1期生 |
|---|---|
| YouTube登録者数 | 約220万人以上 |
| 特徴 | ホロライブの看板、狐耳キャラ |
| 役割 | 大会チェアマン(司会進行) |
にじさんじ側主要メンバー
リゼ・ヘルエスタ(監督・勝利チーム)
| 所属 | にじさんじ |
|---|---|
| YouTube登録者数 | 約80万人以上 |
| 特徴 | お嬢様キャラ、戦略的思考 |
| にじホロ交流戦 | 12対7で勝利 |
狂蘭メロコ(MVP)
| 所属 | にじさんじ |
|---|---|
| 特徴 | 2024年デビューの新人VTuber |
| にじホロ交流戦 | 逆転満塁ホームランでMVP獲得 |
| 活躍 | 6回裏の満塁ホームランで流れを変えた |
笹木咲(チェアマン)
| 所属 | にじさんじ |
|---|---|
| YouTube登録者数 | 約90万人以上 |
| 特徴 | ゲーム大好き、明るいキャラクター |
| 役割 | 大会チェアマン(司会進行) |
にじさんじとホロライブ|二大事務所の現在
市場における位置づけ
にじさんじとホロライブは、日本のVTuber事務所として圧倒的な存在感を持っています。両社の所属VTuberがYouTube登録者数ランキングの上位を独占しており、スーパーチャット(投げ銭)額でも世界トップレベルを記録しています。
| 指標 | にじさんじ | ホロライブ |
|---|---|---|
| 運営会社 | ANYCOLOR株式会社 | カバー株式会社 |
| 上場 | 東証グロース | 東証グロース |
| 所属VTuber数 | 約150名以上 | 約80名以上 |
| 海外展開 | にじさんじEN、KR、ID | ホロライブEN、ID |
| 強み | 多様性、男性VTuber | アイドル性、音楽活動 |
ファン層の違い
興味深いデータとして、両事務所のファン層には違いがあります。
にじさんじのファン層
- 学生〜若手社会人層が厚い
- 配信者のパーソナリティを重視
- 推し活・切り抜き文化が活発
- 男性VTuberファンも多い
※出典:マナミナ - Z世代に人気のVTuber市場を深掘り!
両社の関係性
にじホロ交流戦2025の開催は、両社の関係性が「競合」から「共創」へと変化していることを示しています。
VTuberが牽引するゲームトレンド
VTuberは単なるエンターテイナーではなく、ゲーム業界のトレンドを作る存在になっています。
VTuberと共有サーバー文化
- ホロライブサーバー:所属VTuberが参加できる共有Minecraftサーバー
- にじさんじサーバー:大規模な町や建造物が築かれたサーバー
- コラボサーバー:イベント時に両社で共有するサーバーも
これらのサーバーでは、VTuber同士の偶然の出会いや協力プレイが生まれ、コンテンツとして大きな人気を集めています。
新作ゲームの「火付け役」としてのVTuber
VTuberたちは話題の新作ゲームに積極的に挑戦し、その流行の一翼を担っています。
- パルワールド:VTuberの配信で日本での認知度が急上昇
- モンスターハンターワイルズ:発売日に多くのVTuberが一斉配信
- スト6:VTuberの参戦で格闘ゲームブームを後押し
VTuberが配信することで一気に認知度が上がり、売上に直結するケースも少なくありません。
今後の展望|VTuber業界の未来
にじホロ交流戦2025の成功は、VTuber業界の新たな可能性を示しました。
第2回にじホロ交流戦の期待
大会終了後、ファンからは「第2回の開催を希望する」声が多数上がっています。
まとめ
第2回に期待される要素 - 新しいゲームタイトルの採用 - より多くのVTuberの参加 - 海外(EN)VTuberとの合同開催 - 複数日程での大規模化他の事務所を交えたイベントの可能性
にじホロ交流戦の成功を受けて、他の大手VTuber事務所を交えたイベントの可能性も議論されています。
- ブイスポ(VSPO!):eスポーツに特化したVTuber事務所
- ぶいすぽっ!:FPSゲームに強いVTuber集団
- 個人勢VTuber:大手に所属しない人気VTuber
VTuber市場の成長予測
VTuber市場は今後も成長を続けると予測されています。
| 指標 | 2024年 | 2025年 | 2026年(予測) |
|---|---|---|---|
| 市場規模 | 約800億円 | 約1,000億円 | 約1,200億円 |
| Twitch視聴時間 | 8.5億時間 | 11億時間 | 14億時間 |
| オフラインイベント | 増加傾向 | 大規模化 | さらに拡大 |
リアルイベントの増加
コロナ禍後、VTuberのリアルイベントは増加傾向にあります。にじホロ交流戦2025の成功は、今後のリアルイベント拡大を後押しするでしょう。
まとめ
にじホロ交流戦2025は、VTuber業界における歴史的なイベントとなりました。
まとめ
にじホロ交流戦2025 まとめ- 史上初:にじさんじ×ホロライブ公式コラボイベント
- 会場:エスコンフィールドHOKKAIDO(約3万5000人収容)
- 形式:プロ野球スピリッツ2024-2025でのチーム対戦
- 第1試合:兎立ぺこーら学園 7-3 聖★ミルキーウェイ学園
- 第2試合:王立ヘルエスタ女学院 12-7 天界学園
- MVP:狂蘭メロコ(にじさんじ)、宝鐘マリン(ホロライブ)
- 意義:VTuber業界の「競合」から「共創」への転換点
このイベントの成功は、VTuber業界がさらなる発展段階に入ったことを示しています。今後も両事務所のコラボレーションに注目が集まるでしょう。
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