メインコンテンツへスキップ
ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMG レビュー|32インチ4K WOLED 240Hz デュアルモード搭載の究極ゲーミングモニター【2026年】

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMG レビュー|32インチ4K WOLED 240Hz デュアルモード搭載の究極ゲーミングモニター【2026年】

公開日
読了目安21

「OLEDの完全な黒と圧倒的なコントラストで4Kゲームを楽しみたい」

「競技FPSでは480Hzの超高リフレッシュレート、シネマティックゲームでは4K画質、1台で両方対応できるモニターはないのか」

「ゲーミングモニターとして最高の映像体験を得たいが、ProArtほどの業務向け機能は不要」

ゲーミングモニター市場は2026年、大きな転換期を迎えています。OLEDパネルの普及により、かつてはプロフェッショナルモニター専用だった「完全な黒」と「無限大のコントラスト比」が、ゲーミングモニターでも当たり前になりつつあります。そして、その中で最も革新的な機能を詰め込んだのが、ASUS ROG Strix OLEDシリーズです。

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMGは、32インチ4K WOLEDパネルに240Hzリフレッシュレート、0.03ms応答速度という圧倒的なスペックを搭載。さらに、業界初となるDual Mode機能により、4K@240HzとFHD@480Hzをワンタッチで切り替えられる、まさに「究極のゲーミングモニター」です。

この記事では、XG32UCWMGの全スペックと革新的なDual Mode機能を徹底解説し、デュアルモード活用ゲーマーにとっての真の実力を検証します。

この記事でわかること - ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMGの全スペックと特徴 - Dual Mode(4K@240Hz/FHD@480Hz)の仕組みと活用法 - WOLEDパネルとTrueBlack Glossy仕上げの映像体験 - 0.03ms応答速度の圧倒的な動体性能 - 競合OLEDゲーミングモニターとの比較 - 焼き付き対策と長期使用の注意点

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMGの概要

ゲーミングモニターのイメージ(2026年2月現在)

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMGは、ASUSの最上位ゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」のStrixシリーズに属する、OLEDゲーミングモニターのフラッグシップモデルです。ROG Strixシリーズは、ゲーミングに必要な性能を妥協なく追求するラインナップであり、XG32UCWMGはその集大成と呼べる製品です。

最大の特徴は、世界初となるDual Mode機能です。通常の4K@240Hzモードに加え、OSD設定からワンタッチでFHD@480Hzモードに切り替えることができます。これにより、シネマティックなオープンワールドゲームでは4K@240Hzの最高画質で、競技FPSでは480Hzの超高リフレッシュレートで、という使い分けが1台のモニターで可能になります。

WOLEDパネルにASUS独自のTrueBlack Glossy仕上げを組み合わせることで、OLEDの黒表現と色の鮮やかさをさらに高いレベルで引き出しています。価格は約13万円($899前後)で、OLEDゲーミングモニターとしてはミドル〜ハイエンドの価格帯に位置します。

ROG Strixシリーズの位置づけ

ASUSのゲーミングモニターラインナップには、ROG Swift(最上位フラッグシップ)、ROG Strix(ハイエンド)、TUF Gaming(コスパ重視)の3つのブランドがあります。ROG Strixは、ROG Swiftに匹敵する高性能を、より手頃な価格帯で提供することをコンセプトとしています。

XG32UCWMGは、ROG Swiftシリーズの技術をベースにしつつ、ゲーマーが最も重視する機能に焦点を絞ることで、プロフェッショナル向け機能を省きコストを最適化しています。

スペック詳細

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMG 主要スペック
パネルタイプWOLED(LG Display製)+ TrueBlack Glossy
画面サイズ31.5インチ
解像度3840 x 2160(4K UHD)
リフレッシュレート240Hz(4Kモード)/ 480Hz(FHDモード)
応答速度0.03ms(GtG)
色域99% DCI-P3 / 135% sRGB
色精度ΔE < 2
HDRDisplayHDR True Black 400
最大輝度1000nits(ピーク3%窓)/ 250nits(全画面)
コントラスト比1,500,000:1
映像入力HDMI 2.1 x2 / DisplayPort 1.4(DSC対応)x1 / USB-C(DP Alt)x1
USB端子USB 3.2 Hub(ダウンストリーム x2)
給電USB-C PD 15W(デバイス充電用)
特殊機能Dual Mode / G-SYNC Compatible / FreeSync Premium Pro / OLED Care
スピーカー内蔵なし
VESA100x100mm
重量約6.8kg(スタンド込み約10.2kg)
参考価格約13万円($899前後)

XG32UCWMGのスペックで最も衝撃的なのは、0.03msという応答速度です。これはOLEDパネルの自発光特性を最大限に活かした数値で、液晶パネルでは物理的に不可能なレベルです。映像の残像が実質的にゼロとなり、どんなに速い動きでもクリアに表示されます。

また、Dual Mode機能により、4K@240HzとFHD@480Hzをシームレスに切り替えられることは、ゲームジャンルに応じた最適化を可能にする画期的な機能です。

Dual Mode機能の革新性

デュアルモニター環境のイメージ(2026年2月現在)

XG32UCWMGの最大の売りであるDual Mode機能について、詳しく解説します。

Dual Modeの仕組み

Dual Modeは、モニターの表示解像度とリフレッシュレートをOSD操作でワンタッチで切り替える機能です。

  • 4Kモード(3840x2160@240Hz):最高画質モード。オープンワールドゲーム、アドベンチャーゲーム、映像鑑賞に最適
  • FHDモード(1920x1080@480Hz):最高速モード。競技FPS、格闘ゲームなど、反応速度が最優先のゲームに最適

モードの切り替えにかかる時間は数秒程度で、PCやゲーム機の再起動は不要です。Windows側で解像度の再検出が行われるため、数秒間画面が暗転しますが、その後すぐに新しい解像度で表示が再開されます。

4K@240Hzモードの体験

4K@240Hzモードは、究極の映像体験を提供します。3840x2160の高精細な映像が、240Hzの超高リフレッシュレートで描画されるため、「美しさ」と「滑らかさ」を最高レベルで両立します。

オープンワールドゲーム(エルデンリング、ゼルダの伝説、Cyberpunk 2077など)では、広大な景色が4Kの精細さで描かれ、カメラを動かしても滑らかに表示されます。OLEDの完全な黒表現により、夜のシーンや暗い洞窟の雰囲気も格別です。

映画のようなストーリードリブンのゲーム(The Last of Us、God of War、Final Fantasy XVIなど)では、まるで映画を観ているかのような没入感が得られます。4K解像度によるキャラクターの表情の繊細さと、240Hzによるモーションの自然さが、感情移入の深さを何倍にもしてくれます。

FHD@480Hzモードの体験

FHD@480Hzモードは、競技ゲーミングの新しい基準です。1秒間に480回画面が更新されるため、一般的な60Hzモニターの8倍、240Hzモニターの2倍の滑らかさで映像が表示されます。

Valorant、Counter-Strike 2、Overwatch 2などの競技FPSでは、敵キャラクターの微細な動きをより早く視認でき、反応速度の向上に貢献します。マウスカーソルの遅延も最小限に抑えられ、エイム操作の精度が向上します。

格闘ゲーム(ストリートファイター6、鉄拳8など)では、フレーム単位の攻防がより鮮明に確認でき、反応技や見てから対応の精度が向上します。

Dual Mode活用のベストプラクティス - 4K@240Hz向きのゲーム:オープンワールド、RPG、アドベンチャー、レースゲーム、映像鑑賞 - FHD@480Hz向きのゲーム:FPS(Valorant、CS2)、格闘ゲーム、リズムゲーム、ランクマッチ全般 - 切り替えは数秒で完了。ゲーム起動前にモードを選択するのがスムーズ - Windowsのディスプレイ設定でリフレッシュレートが自動的に480Hzに変更されることを確認 - ゲーム側の設定でも解像度とリフレッシュレートを合わせることを忘れずに

WOLEDパネルとTrueBlack Glossy

OLEDディスプレイの色彩イメージ(2026年2月現在)

XG32UCWMGは、LG Display製のWOLEDパネルを採用しています。さらに、ASUS独自のTrueBlack Glossy仕上げにより、OLEDの映像体験をさらに高いレベルへ引き上げています。

WOLEDパネルの特性

WOLED(White OLED)は、白色有機EL素子とカラーフィルターを組み合わせて色を生成する方式です。Samsung Display製のQD-OLEDが青色OLEDと量子ドットを使用するのに対し、WOLEDは白色OLEDとRGBカラーフィルター(+白色サブピクセル)を使用します。

WOLEDの特徴として、白色サブピクセルの存在により、全画面高輝度表示時の明るさがQD-OLEDよりも優れている場合があります。一方、純粋な色の鮮やかさ(特に赤と緑)ではQD-OLEDに若干劣るとされますが、XG32UCWMGはDCI-P3 99%をカバーしており、ゲーミング用途では十分以上の色再現性を備えています。

TrueBlack Glossy仕上げ

TrueBlack Glossyは、ASUS独自のOLEDパネル仕上げ技術です。一般的なモニターに使用されるアンチグレア(反射防止)コーティングは、表面に微細な凹凸を設けて反射光を散乱させますが、これにより映像のコントラストと鮮明さがわずかに低下します。

TrueBlack Glossyは、光沢(グロッシー)仕上げにより、OLEDパネル本来の深い黒とコントラスト表現を最大限に引き出します。反射光が映り込むデメリットはありますが、適切な照明環境で使用すれば、その映像美は圧倒的です。

暗い部屋やバイアスライティングを使用したゲーミング環境では、TrueBlack Glossy仕上げのOLEDモニターの映像体験は、マット仕上げのモニターとは次元が異なります。完全な黒の中にゲームの映像だけが浮かび上がるような感覚は、一度体験すると忘れられないインパクトがあります。

DisplayHDR True Black 400

XG32UCWMGは、VESA DisplayHDR True Black 400認証を取得しています。True Black認証はOLEDパネル専用の規格で、通常のDisplayHDR認証よりも厳しい黒レベルの基準が設定されています。

OLEDの完全な黒(0nit)と1000nitsのピーク輝度の組み合わせにより、HDRコンテンツの明暗差を圧倒的なダイナミックレンジで表現します。液晶パネルのDisplayHDR 1000認証モニターと比較しても、暗部の表現力ではOLEDのTrueBlack 400が上回るケースが多いです。

WOLED vs QD-OLED(ゲーミング向け) - WOLED(XG32UCWMG):白色サブピクセルで高輝度表示に有利。LG Display製。TrueBlack Glossy仕上げとの組み合わせで深い黒を実現 - QD-OLED:量子ドットで赤・緑の色純度が高い。Samsung Display製。色の鮮やかさでやや有利 - ゲーミング用途では、両者の画質差は好みの範囲。XG32UCWMGのDual Mode機能というソフトウェア的なアドバンテージが重要な差別化ポイント

0.03ms応答速度の圧倒的性能

高速な反応速度のイメージ(2026年2月現在)

XG32UCWMGの0.03ms GtG応答速度は、現存するすべてのモニターの中でも最速クラスです。この応答速度がゲーミング体験にもたらす影響を詳しく見ていきます。

残像ゼロの世界

0.03msの応答速度は、人間の視覚が残像を認識できない速度です。液晶パネルの最速モデルでも1ms程度の応答速度であり、XG32UCWMGはその30倍以上高速です。

この速度により、以下のような体験が得られます。

高速に動くオブジェクト(FPSゲームの弾道、レースゲームの路面、格闘ゲームのパンチモーション)が、どんな速度でも完全にクリアに表示されます。IPSやVAパネルで感じられた「動きの速い部分がわずかにぼやける」現象が完全に解消されます。

マウスカーソルの軌跡も、高速で動かしてもシャープに表示されます。デスクトップ操作の快適性も向上し、ゲーム以外の普段使いでもOLEDの応答速度の恩恵を感じられます。

ゲームジャンル別の恩恵

FPSゲーム(Valorant、CS2、Apex Legends)

敵キャラクターが画面を横切る際の視認性が格段に向上します。0.03msの応答速度と480Hz(FHDモード時)の組み合わせは、人間の反応速度の限界に挑むレベルの滑らかさとクリアさを提供します。フリック操作やトラッキングエイムの精度向上に貢献し、ランクの上昇を体感できるゲーマーも多いでしょう。

レースゲーム(グランツーリスモ、Forza Motorsport)

路面のテクスチャやサーキットの縁石が、高速走行中でも鮮明に表示されます。ブレーキングポイントの判断がより正確になり、コーナリングの精度が向上します。4Kモードでは、コクピットビューの計器やミラーの表示も精細で、実車感覚に近い没入感が得られます。

格闘ゲーム(ストリートファイター6、鉄拳8)

フレーム単位の攻防において、モーションの出始め(発生フレーム)をより鮮明に確認できます。「見てから反応」の技や確定反撃の精度が向上し、対戦の質が上がります。FHD@480Hzモードでは、1フレーム=約2.08msの世界がさらに細かく表示されるため、フレーム精度の向上に貢献します。

オープンワールドゲーム(エルデンリング、ゼルダの伝説)

4K@240Hzモードでの探索は、まさに「目で見る以上に美しい」映像体験です。OLEDの完全な黒表現により、夜のフィールドや暗い洞窟の雰囲気が格段に向上。240Hzの滑らかさにより、カメラ操作が快適で、広大な世界の探索がより一層楽しくなります。

G-SYNC Compatible対応

XG32UCWMGは、NVIDIA G-SYNC Compatible認定を取得しています。G-SYNC Compatibleは、NVIDIAが独自にテストし、G-SYNCモジュール非搭載でもG-SYNC品質のVRR体験が保証されるモニターに付与される認定です。

VRR(可変リフレッシュレート)の重要性

VRRは、GPUのフレームレート出力に合わせてモニターのリフレッシュレートを動的に調整する技術です。これにより、以下の問題が解消されます。

  • テアリング:画面の上下で映像がずれる現象
  • スタッター:フレームレートがリフレッシュレートの倍数でない場合のカクつき

特に4K@240Hzの高負荷環境では、GPUが常に240fpsを維持できないケースも多いため、VRRの恩恵は非常に大きいです。フレームレートが200fps、180fps、150fpsと変動しても、VRRが有効であればテアリングやスタッターを感じることなく、滑らかなゲーム体験が得られます。

FreeSync Premium Pro対応

AMD環境ではFreeSync Premium Pro対応により、VRRに加えてHDRトーンマッピングの最適化も行われます。AMDのRadeonグラフィックカードユーザーにとって、HDRゲーミングの品質が向上する重要な機能です。

OLED Care焼き付き対策

モニターのメンテナンスイメージ(2026年2月現在)

OLEDモニターにおける最大の懸念事項である焼き付きについて、XG32UCWMGが搭載する対策を詳しく解説します。

OLED Care機能

XG32UCWMGには、以下のOLED Care機能が搭載されています。

ピクセルリフレッシュ:モニターがスタンバイ状態になった際に、自動的にピクセルのリフレッシュを行います。これにより、長時間使用による有機EL素子の劣化を均一化し、焼き付きの発生を抑制します。

ロゴ輝度調整:静止画(ゲームのHUD、タスクバーなど)を検出すると、その部分の輝度を自動的に低下させます。同じパターンが長時間表示され続けることによる焼き付きリスクを軽減します。

パネルプロテクション:一定時間操作がない場合に、自動的にスクリーンセーバーを起動します。OSDメニューから時間の設定が可能です。

ピクセルオービット:画面全体をわずかに動かすことで、同じ位置のピクセルに負荷が集中することを防ぎます。

ASUSの保証プログラム

ASUSは、ROG Strix OLEDシリーズに対して3年間のパネル保証を提供しており、この保証にはOLEDパネルの焼き付きも含まれています。万が一焼き付きが発生した場合でも、保証期間内であればパネル交換または修理が受けられます。

日常的な焼き付き対策

日常的な使用においては、以下の点に気をつけることで焼き付きリスクをさらに低減できます。

  • ゲームのHUD(ヘッドアップディスプレイ)表示を長時間放置しない
  • 使用していない時はモニターをスタンバイにする
  • OLED Care機能をすべて有効にしておく
  • 同じ画面を8時間以上連続表示することを避ける

ゲーミング用途では、画面の内容が常に変化するため、デスクトップPC用途(タスクバーやアイコンの固定表示)と比較して焼き付きリスクは低いと言えます。

デザインとROGの美学

ROGゲーミング環境のイメージ(2026年2月現在)

XG32UCWMGは、ROG Strixシリーズの洗練されたデザインランゲージを継承しています。

外観デザイン

フロントは3辺フレームレスデザインで、映像への没入感を高めています。背面にはROG Strixシリーズを象徴するサイバーテキスタイルパターンが施されており、ゲーミング環境に映えるデザインです。

ROGロゴのAura Sync対応RGBライティングが背面に搭載されており、他のASUS Aura Sync対応デバイス(キーボード、マウス、マザーボード)とライティングを同期させることができます。

スタンドの可動域

付属のエルゴノミクススタンドは以下の調整に対応しています。

  • 高さ調整:120mm
  • 前後チルト:-5度~+20度
  • 左右スイベル:-25度~+25度
  • ピボット回転:非対応

VESA 100x100mmに対応しているため、モニターアームへの取り付けも可能です。本体重量約6.8kgは、OLEDパネルの軽量さを活かした数値で、ほとんどのモニターアームで問題なく使用できます。

接続端子の充実

背面にはHDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4(DSC対応)x1、USB-C(DP Alt Mode)x1という充実した接続端子を備えています。USB-Cポートは映像入力に対応していますが、給電能力は15W(デバイス充電用)にとどまるため、ノートPCの充電には不十分です。メインのPC接続にはDisplayPort、コンソールゲーム機にはHDMI、MacBookなどにはUSB-Cという使い分けが推奨されます。

メリット・デメリット

  • 業界初のDual Mode(4K@240Hz/FHD@480Hz)で1台2役
  • 0.03ms応答速度で残像が実質ゼロ
  • WOLEDパネル + TrueBlack Glossy仕上げで圧倒的な黒表現と色鮮やかさ
  • DCI-P3 99%の広色域でHDRゲーミングにも最適
  • G-SYNC Compatible + FreeSync Premium Pro対応でテアリングフリー
  • DisplayHDR True Black 400認証の本格的なHDR体験
  • 3辺フレームレスデザインで映像への没入感が高い
  • HDMI 2.1 x2搭載でPS5/Xbox Series Xも接続可能
  • OLED Care機能と3年間の焼き付き保証で安心
  • 約13万円はOLED 4K 240Hzモニターとしてはコスパ良好
  • TrueBlack Glossy仕上げのため明るい部屋での映り込みが気になる
  • USB-C給電が15WでノートPC充電には不十分
  • OLEDパネル固有の焼き付きリスク(対策機能は搭載)
  • 全画面高輝度表示時のABL(Auto Brightness Limiter)による輝度制限
  • FHD@480Hzモード時は解像度が低下しテキストの鮮明さが落ちる
  • スピーカー非搭載
  • ピボット回転非対応
  • FHD@480Hzを活かすにはRTX 4070以上のGPU性能が必要

競合製品との比較

vs ASUS ProArt PA32UCDM

同じASUSの32インチ4K OLEDモニターですが、用途が明確に異なります。PA32UCDMはQD-OLEDパネル採用で色精度(ΔE<1)とAuto Calibration機能に特化したクリエイター向け、XG32UCWMGはDual Modeとゲーミング最適化に特化したゲーマー向けです。映像制作がメインならPA32UCDM、ゲーミングがメインならXG32UCWMGが適しています。

vs LG UltraGear 32GS95UE

LG UltraGear 32GS95UEは、同じくWOLEDパネルを採用した32インチ4K 240Hzゲーミングモニターです。LGもDual Mode的な機能を搭載していますが、FHDモードの最大リフレッシュレートや実装のスムーズさではXG32UCWMGが上回るとされています。価格は同等か若干LGがリーズナブルなケースもあります。ROGブランドの付加価値(Aura Sync、OLED Care、ROGデザイン)を重視するかどうかが選択のポイントです。

vs Samsung Odyssey OLED G8

Samsung Odyssey OLED G8は、QD-OLEDパネルを採用した32インチ4K 240Hzゲーミングモニターです。QD-OLEDの色の鮮やかさと、Samsungのスマートモニター機能(Tizen OS内蔵)が特徴です。色の純度ではQD-OLEDのSamsungが有利ですが、Dual Mode機能と応答速度ではXG32UCWMGが勝ります。

vs ASUS TUF Gaming VG32UQA1A

同じASUSの32インチ4Kゲーミングモニターですが、パネル技術と価格帯が大きく異なります。VG32UQA1AはVA液晶パネルで約4〜6万円、XG32UCWMGはWOLEDパネルで約13万円。映像品質と応答速度ではXG32UCWMGが圧倒的に優れていますが、コスパではVG32UQA1Aに軍配が上がります。予算に余裕があり、最高の映像体験を求めるならXG32UCWMG一択です。

競合比較まとめ - Dual Mode重視:XG32UCWMG(4K@240Hz / FHD@480Hz) - 色の鮮やかさ重視:Samsung Odyssey OLED G8(QD-OLED) - コスパ重視:LG UltraGear 32GS95UE - クリエイティブ用途:ASUS ProArt PA32UCDM(QD-OLED + Auto Cal) - 予算重視:ASUS TUF Gaming VG32UQA1A(VA液晶)

どんな人におすすめか

ゲーマーのデスクイメージ(2026年2月現在)

XG32UCWMGは以下のようなゲーマーに特におすすめです。

デュアルモード活用ゲーマー

複数のゲームジャンルをプレイし、それぞれのジャンルに最適な設定でゲームを楽しみたいゲーマーにとって、Dual Modeは画期的な機能です。平日夜のランクマッチではFHD@480Hz、週末のストーリーゲームでは4K@240Hzという使い分けが、1台のモニターで完結します。

映像美にこだわるゲーマー

OLEDの完全な黒表現とTrueBlack Glossy仕上げによる圧倒的なコントラストは、映像美にこだわるゲーマーにとって最高の体験です。特に暗いシーンの多いゲーム(エルデンリング、Bloodborne、バイオハザードシリーズなど)では、IPSやVA液晶では味わえないレベルの没入感が得られます。

競技FPSプレイヤー

FHD@480Hzモードは、現時点で最も滑らかな映像体験のひとつです。ValorantやCS2でのランク上昇を目指す競技志向のプレイヤーにとって、0.03msの応答速度と480Hzの組み合わせは明確なアドバンテージとなります。

ゲーム配信者・ストリーマー

ゲーム配信者にとって、4K@240Hzの映像美はコンテンツの質を高める武器になります。美しいゲーム映像は視聴者の目を引き、チャンネルの差別化に貢献します。また、OLEDの広色域表現は、配信画面のデザインやオーバーレイの制作にも活かせます。

購入前の確認ポイント

グラフィックカードの性能

4K@240Hzのフルスペックを活かすには、NVIDIA RTX 4080以上またはAMD RX 7900 XTX以上が推奨されます。FHD@480Hzモードでは要求GPUスペックが下がりますが、480fpsを安定出力するにはRTX 4070以上が目安です。

TrueBlack Glossy仕上げへの対応

光沢パネルのため、照明の映り込みには注意が必要です。ゲーミング環境の照明を調整できるか、バイアスライティング(モニター背面に設置する間接照明)の導入を検討してください。照明環境を整えることで、TrueBlack Glossyの映像美を最大限に引き出せます。

設置環境と重量

32インチモニターとして標準的な設置スペース(横幅約72cm)が必要です。スタンド込み約10.2kgの重量は、デスクの耐荷重を確認してください。モニターアーム使用の場合は、本体重量6.8kgに対応するモデルを選びましょう。

よくある質問

デュアルモードのFHD@480Hzは実際にどのくらい滑らかですか?
FHD@480Hzは、現時点で最も滑らかな映像体験のひとつです。240Hzと比較しても明らかに違いを感じられるレベルで、特にマウスカーソルの動きやFPSでの視点移動で差が顕著です。ただし、4Kから解像度がFHDに下がるため、テキストの鮮明さは犠牲になります。競技FPSのランクマッチなど、勝利を最優先する場面での使用が最適です。
OLEDの焼き付き対策はどうなっていますか?
OLED Care機能として、ピクセルリフレッシュ、ロゴ輝度調整、スクリーンセーバー、パネルプロテクションなどが搭載されています。さらにASUSは3年間のパネル保証(焼き付きカバー)を提供しています。ゲーミング用途は画面が常に変化するため、焼き付きリスクは比較的低いです。
TrueBlack Glossy仕上げとマット仕上げ、どちらが良いですか?
TrueBlack Glossy仕上げは、OLEDの黒表現と色の鮮やかさを最大限に引き出します。照明を調整できるゲーミング環境であれば最高の体験を提供しますが、明るい部屋では映り込みが気になる可能性があります。バイアスライティングの導入がおすすめです。
PS5やXbox Series Xとの接続は可能ですか?
はい、HDMI 2.1ポートを搭載しているため、PS5やXbox Series Xの4K/120fps出力に対応しています。VRRにも対応しており、テアリングのない滑らかなコンソールゲーミングが楽しめます。ただし、4K@240HzはPC接続時のみ利用可能です。

まとめ

まとめ

ASUS ROG Strix OLED XG32UCWMGは、32インチ4K WOLEDパネルに240Hz/0.03ms応答速度、そして業界初のDual Mode(4K@240Hz/FHD@480Hz)を搭載した、2026年を代表する究極のゲーミングモニターです。TrueBlack Glossy仕上げによるOLEDの圧倒的な黒表現とコントラスト、G-SYNC Compatible対応のVRR、充実したOLED Care焼き付き対策を備え、約13万円という価格は4K OLED 240Hzモニターとしてはコスパにも優れています。シネマティックなゲームは4K@240Hzの最高画質で、競技FPSはFHD@480Hzの究極のスムーズさで楽しめるDual Mode機能は、複数ジャンルのゲームをプレイするゲーマーにとって唯一無二の価値を持つ、まさに「1台で全てを制覇する」モニターです。

※ 価格は変動する場合があります。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • ゲーミングモニターのイメージ: Photo by Unsplash on Unsplash
  • デュアルモニター環境のイメージ: Photo by Domenico Loia on Unsplash
  • OLEDディスプレイの色彩イメージ: Photo by Lorenzo Herrera on Unsplash
  • 高速な反応速度のイメージ: Photo by Florian Olivo on Unsplash
  • モニターのメンテナンスイメージ: Photo by Chris Liverani on Unsplash
  • ROGゲーミング環境のイメージ: Photo by Ella Don on Unsplash
  • ゲーマーのデスクイメージ: Photo by Axville on Unsplash

よくある質問

QデュアルモードのFHD@480Hzは実際にどのくらい滑らかですか?
A
FHD@480Hzは、現時点で最も滑らかな映像体験のひとつです。240Hzと比較しても明らかに違いを感じられるレベルで、特にマウスカーソルの動きやFPSゲームでの高速な視点移動で差が顕著です。ただし、4Kから解像度がFHD(1920x1080)に下がるため、テキストの鮮明さや映像の細かなディテールは犠牲になります。競技FPSのランクマッチなど、勝利を最優先する場面での使用が最適です。
QOLEDの焼き付き対策はどうなっていますか?
A
ROG Strix OLED XG32UCWMGには複数の焼き付き対策が施されています。OLED Care機能として、ピクセルリフレッシュ(自動/手動)、ロゴ輝度調整(静止画の検出と自動輝度低減)、スクリーンセーバー、パネルプロテクションなどが搭載されています。さらにASUSは3年間のパネル保証(焼き付きカバー)を提供しており、万が一の際も安心です。日常的にゲームをプレイする用途であれば、焼き付きが問題になる可能性は低いです。
QTrueBlack Glossy仕上げとマット仕上げ、どちらが良いですか?
A
TrueBlack Glossy仕上げは、OLEDパネルの黒表現をさらに際立たせ、色の鮮やかさを最大限に引き出します。映像の没入感はグロッシー仕上げが圧倒的に優れています。一方、光沢パネルのため室内の照明や窓からの光が映り込むデメリットがあります。照明を調整できるゲーミング環境であればグロッシーが最高の体験を提供しますが、明るい部屋での使用が中心の場合は映り込みが気になる可能性があります。
QPS5やXbox Series Xとの接続は可能ですか?
A
はい、HDMI 2.1ポートを搭載しているため、PS5やXbox Series Xの4K/120fps出力に対応しています。VRR(可変リフレッシュレート)にも対応しており、コンソールゲーミングでもテアリングのない滑らかな映像を楽しめます。ただし、コンソールでのフルスペック4K@240Hzは現行のHDMI 2.1の帯域幅では対応できないため、PC接続時のみ4K@240Hzが利用可能です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

あわせて読みたい

こちらの記事もおすすめ