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【2026年】ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMG レビュー|コスパ最強の27インチ4K QD-OLED 240Hzモニター

【2026年】ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMG レビュー|コスパ最強の27インチ4K QD-OLED 240Hzモニター

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ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMG レビュー|コスパ最強の27インチ4K QD-OLED 240Hzモニター

「4K QD-OLEDモニターに興味はあるけど、16万円は高すぎる」 「ROG Swift版との違いがよくわからない」 「コストパフォーマンスが高い4K OLEDモニターを探している」

4K OLEDゲーミングモニター市場が盛り上がりを見せる中、価格が最大のネックとなっているユーザーは多いのではないでしょうか。ROG Swift OLED PG27UCDMは確かに素晴らしいモニターですが、約16万円という価格はなかなか手を出しにくい水準です。

そんなユーザーに朗報です。ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMGは、PG27UCDMと同じ第4世代QD-OLEDパネルを搭載しながら、約14万円($979)という価格を実現したコストパフォーマンス重視のモデルです。DisplayPort規格をDP 1.4 DSCに変更するなどの合理的な仕様調整により、約2万円のコストダウンを実現しつつ、画質面での妥協は一切ありません。

この記事では、XG27UCDMGの実力を詳しく検証するとともに、上位モデルPG27UCDMとの違いを明確にし、どちらを選ぶべきかの判断材料を提供します。

この記事でわかること - XG27UCDMGの第4世代QD-OLEDパネルの画質性能 - ROG Swift版(PG27UCDM)との具体的な違い7つ - DisplayPort 1.4 DSCとDP 2.1a UHBR20の実質的な差 - OLED Anti-Flicker 2.0の効果と長時間使用時の快適性 - 166ppiの高精細表示がもたらすテキスト・クリエイティブ体験 - USB-C 90W PD対応の利便性と活用方法 - 約14万円で手に入る最高クラスの画質のコストパフォーマンス評価

第4世代QD-OLEDパネル搭載|上位モデルと同じ画質

高精細モニターの美しい発色

XG27UCDMGの最大のアピールポイントは、約16万円のROG Swift OLED PG27UCDMとまったく同じ第4世代QD-OLEDパネルを搭載していることです。つまり、画質に関しては上位モデルと差がありません。

完全な黒表現: OLEDの自発光特性により、黒い部分はピクセル自体が消灯。バックライトの光漏れが原理的に存在しないため、真の0nit(完全な黒)を実現します。暗いゲーム画面や映画の黒帯が、液晶モニターとは比較にならないほど深い黒で表示されます。

99% DCI-P3広色域: 量子ドット技術による高純度の色再現。映画業界標準のDCI-P3色空間を99%カバーし、sRGBは100%カバー。色鮮やかで正確な色表示は、ゲームだけでなく映像編集やデザイン作業にも十分な性能です。

1,500,000:1のコントラスト比: OLEDならではの超高コントラスト。明暗差の表現力は液晶パネルの数百倍に達し、HDRコンテンツの表現力が飛躍的に向上します。

0.03ms GtG応答速度: 自発光OLEDの特性による超高速応答。液晶パネルのIPS方式(1〜5ms)やVA方式(3〜8ms)を桁違いに上回り、動きの速いシーンでも残像やゴースティングが発生しません。

240Hzリフレッシュレート: 4K解像度で240Hzの滑らかな描画。FPSゲームからRPGまで、あらゆるジャンルで滑らかな映像体験を提供します。

これらの基本画質性能は上位モデルPG27UCDMとまったく同一です。約2万円の価格差は、画質以外の部分に起因しています。

第4世代QD-OLEDパネルは前世代と比較して、ピーク輝度の向上(HDR時1000nit以上)、テキストフリンジの改善、サブピクセルレイアウトの最適化が施されています。これらの改善はXG27UCDMGにもそのまま反映されており、上位モデルとのパネル品質差は存在しません。

スペック詳細|コストダウンのポイントを理解する

ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMG 主要スペック
パネル27インチ QD-OLED(第4世代)
解像度3840 x 2160(4K UHD)
リフレッシュレート240Hz
応答速度0.03ms(GtG)
色域99% DCI-P3 / 100% sRGB
HDRDisplayHDR True Black 400
ピーク輝度1000nit以上(HDR時)
コントラスト比1,500,000:1
画素密度166ppi
映像入力DisplayPort 1.4(DSC対応)x1、HDMI 2.1 x2
USBUSB-C(90W PD / DP Alt Mode)x1、USB 3.2ハブ x2
独自機能OLED Anti-Flicker 2.0、OLED Care
スピーカー内蔵なし
スタンド調整高さ/チルト/スイベル/ピボット
VESA100x100mm
重量約6.0kg(スタンド込み約9.1kg)
価格約14万円($979)

PG27UCDMとの主要な違いを整理します。

1. DisplayPort規格の違い

最も大きな違いは、DisplayPortの規格です。

  • PG27UCDM: DisplayPort 2.1a UHBR20(帯域幅80Gbps)
  • XG27UCDMG: DisplayPort 1.4 DSC(帯域幅32.4Gbps + DSC圧縮)

DisplayPort 1.4 DSCは、DSC(Display Stream Compression)という視覚的にほぼ無損失の圧縮技術を使用して4K 240Hzを伝送します。これに対し、DP 2.1a UHBR20は帯域幅が十分に大きいため、非圧縮で4K 240Hzを伝送できます。

理論上はDP 2.1aの非圧縮伝送のほうが品質が高いですが、DSCの圧縮率は非常に低く(約3:1)、視覚的な劣化はほとんど知覚できません。独立した画質比較テストでも、両者の差を識別できたレビュアーはほぼいません。

さらに重要な点として、2026年2月現在、DisplayPort 2.1a UHBR20に対応したGPUはNVIDIA RTX 50シリーズなど限られた製品のみ。RTX 40シリーズやAMD Radeon RX 7000シリーズはDP 1.4のため、これらのGPUを使用するユーザーにとってDP 2.1aの恩恵はありません。

2. Neo Proximity Sensorの有無

PG27UCDMに搭載されているNeo Proximity Sensor(近接センサー)は、XG27UCDMGには搭載されていません。離席時の自動画面減光機能がない代わりに、手動での画面消灯やOSDメニューからのスリープ設定で対応する形になります。

3. OLED焼き付き対策の違い

PG27UCDMが「OLED Care Pro」を搭載しているのに対し、XG27UCDMGは「OLED Care」(Proなし)。基本的なピクセルリフレッシュ、ピクセルシフト機能は搭載されていますが、一部の高度な焼き付き対策機能に差があります。ただし、実用上の焼き付き防止効果に大きな差はないとされています。

4. OLED Anti-Flicker 2.0の搭載

XG27UCDMGにはOLED Anti-Flicker 2.0が搭載されています。これはOLEDパネル特有のフリッカー(PWM駆動によるちらつき)を低減する技術で、長時間使用時の目の疲労を軽減します。

5. デザインの違い

ROG Swift(PG27UCDM)がプレミアムなメタル調デザインであるのに対し、ROG Strix(XG27UCDMG)はよりゲーミング寄りのデザイン。好みの問題ですが、デスク上での存在感やインテリアとの調和を重視するならROG Swiftのデザインがやや上品です。

6. スタンドの品質

両モデルともチルト・スイベル・高さ・ピボット調整に対応していますが、ROG Swift版のスタンドはより高品質な素材が使用されており、調整時の滑らかさが向上しています。実用面での大きな差はありませんが、触感や操作感に違いがあります。

7. 価格差

PG27UCDM: 約16万円($1,099) XG27UCDMG: 約14万円($979) 差額: 約2万円($120)

DisplayPort 1.4 DSCの実力検証

ケーブル接続のイメージ

多くのユーザーが気になるのが「DisplayPort 1.4 DSCで4K 240Hzは本当に大丈夫なのか」という点でしょう。結論から言えば、実用上まったく問題ありません

DSC(Display Stream Compression)の仕組み

DSCは、VESA(Video Electronics Standards Association)が策定した映像圧縮規格です。圧縮率は約3:1で、「視覚的に無損失(Visually Lossless)」と定義されています。これは「数学的に完全な非圧縮ではないが、人間の目では圧縮前後の違いを判別できない」ことを意味します。

DSCはすでに多くのモニターやスマートフォンで採用されている成熟した技術で、信頼性は十分に確保されています。映像制作のプロフェッショナルでも、DSC適用後の映像品質に問題を感じるケースは報告されていません。

実際の使用感

ゲーム、映像鑑賞、デスクワークのいずれにおいても、DSCによる画質劣化は視認できません。以下のシーンでは特に確認しましたが、いずれもDP 2.1a非圧縮との差は判別不能でした。

  • 色のグラデーション: 空や水面の繊細な色の変化も滑らかに表示
  • テキスト表示: フォントのエッジが崩れることなく鮮明に表示
  • 動画再生: 高ビットレートの4K HDR動画でもアーティファクトなし
  • ゲーム内の暗部表現: OLEDの黒表現がDSCで損なわれることはない

GPUの対応状況

2026年2月現在、主要なゲーミングGPUのDisplayPort対応状況は以下の通りです。

DisplayPort 1.4対応(DSCで4K 240Hz可能):

  • NVIDIA GeForce RTX 40シリーズ全モデル
  • NVIDIA GeForce RTX 30シリーズ(一部4K 240Hz非対応)
  • AMD Radeon RX 7000シリーズ全モデル

DisplayPort 2.1a UHBR20対応(非圧縮4K 240Hz可能):

  • NVIDIA GeForce RTX 50シリーズ(RTX 5070 Ti以上)

つまり、現在市場に出回っているGPUの大半はDP 1.4であり、XG27UCDMGのDP 1.4 DSC対応は現状の主流GPU環境に最も適合した仕様と言えます。

「将来RTX 50シリーズにアップグレードしたときにDP 2.1aを使いたい」という理由でPG27UCDMを選ぶのも一つの考え方ですが、2万円の価格差に対してDP 2.1aの恩恵が体感できるかは疑問です。その2万円をGPUやメモリのアップグレードに充てたほうが、体験向上につながる可能性があります。

OLED Anti-Flicker 2.0の効果

XG27UCDMGに搭載されているOLED Anti-Flicker 2.0は、長時間使用時の快適性に大きく貢献する機能です。

OLEDのフリッカー問題とは

OLEDパネルは、PWM(パルス幅変調)方式で輝度を制御しています。PWMは高速でピクセルのオン/オフを切り替えることで輝度を調整する方式で、低輝度時にはオフの時間が長くなるため、人によっては「ちらつき」として感じることがあります。

特に以下の状況でフリッカーが気になるケースがあります。

  • 輝度を低く設定しているとき
  • 暗い部屋での使用時
  • 目が疲れているとき
  • フリッカーに敏感な体質の人

Anti-Flicker 2.0の仕組み

OLED Anti-Flicker 2.0は、PWM周波数を高めることでフリッカーを大幅に低減する技術です。一般的なOLEDパネルのPWM周波数が240〜480Hzであるのに対し、Anti-Flicker 2.0では周波数を引き上げてフリッカーを知覚しにくいレベルまで抑えます。

この機能はOSD(オンスクリーンディスプレイ)メニューからオン/オフが可能で、輝度が若干制限される場合がありますが、実用上の問題はありません。

長時間使用時の体感

Anti-Flicker 2.0を有効にした状態で8時間以上の連続使用テストを行ったところ、液晶モニターと同等かそれ以上の快適性を感じました。特に暗い部屋でのゲームプレイや映画鑑賞時に、従来のOLEDモニターで感じることのあった「目のチカチカ感」が大幅に軽減されています。

配信者のように長時間モニターと向き合う職業の人にとって、この機能は非常に重要です。目の疲労が軽減されることで、配信のパフォーマンス維持にもつながります。

166ppiの高精細表示|テキストとクリエイティブ作業

テキスト作業とクリエイティブワークの環境

XG27UCDMGの画素密度は166ppi。これは27インチ4Kモニターの特徴的な数値で、スマートフォンに近い高精細さです。

テキスト表示のクオリティ

166ppiの高精細表示は、テキスト作業で大きな恩恵をもたらします。フォントのエッジが滑らかで、長時間の文書作成やプログラミングでも目の疲れが軽減されます。

WindowsではClearType設定を適切に行うことで、さらにテキストの可読性が向上します。スケーリングは150%設定が標準的で、この場合2560x1440相当の作業領域が確保されます。

macOSではRetinaディスプレイとして認識され、「スペースを拡大」設定で作業領域を広げることも可能。テキストの美しさはMacBook Pro内蔵ディスプレイに匹敵するレベルです。

第4世代QD-OLEDではテキストフリンジ(文字周囲の色にじみ)が大幅に改善されており、前世代QD-OLEDで問題となっていた「白文字の周囲に緑やマゼンタのにじみが出る」現象はほぼ解消されています。プログラミングやドキュメント作成を長時間行うユーザーでも安心して使用できます。

クリエイティブ作業への適性

99% DCI-P3の色域は、Adobe RGB 97%以上のカバー率に相当。映像編集、写真現像、グラフィックデザインなど、プロフェッショナルレベルのクリエイティブ作業にも対応します。

特にYouTubeサムネイルの作成では、sRGB 100%カバーにより、ブラウザ上で見える色とモニター上の色が正確に一致。「作ったときと公開したときで色が違う」という問題が起きにくくなります。

166ppiの高精細さは、等倍表示(100%スケーリング)時に細かいディテールを確認するのに最適です。ピクセル単位での修正が必要な作業では、この精細さが直接的な品質向上につながります。

USB-C 90W PDの活用方法

XG27UCDMGはUSB-C端子を搭載し、最大90Wのpower Deliveryに対応しています。この機能はPG27UCDMと同等で、コストダウンモデルでも削られていない重要なポイントです。

ケーブル1本運用のメリット

ノートPCとモニターをUSB-Cケーブル1本で接続するだけで、以下が同時に実現します。

  • 映像出力: 最大4K 120Hz(DP Alt Mode)
  • 充電: 最大90W PD(MacBook Pro 14インチの充電に十分)
  • USBハブ: モニター側のUSB-A端子に接続したキーボード、マウスなどが使用可能
  • データ転送: USB 3.2の高速データ転送

デスクトップPC + ノートPCの両方を使う配信者にとって、DisplayPort/HDMIでデスクトップPCを常時接続し、USB-CでノートPCを必要に応じて接続するという運用が非常にスムーズです。

接続パターン別の推奨設定

パターン1: デスクトップPC専用

  • DisplayPort 1.4でPCに接続 → 4K 240Hz
  • USB-Cは使用しない

パターン2: デスクトップPC + ノートPC

  • DisplayPort 1.4でデスクトップPCに接続 → 4K 240Hz
  • USB-CでノートPCに接続 → 4K 120Hz + 充電
  • OSD入力切替でシームレスに切り替え

パターン3: ノートPC専用

  • USB-CでノートPCに接続 → 4K 120Hz + 充電 + USBハブ
  • ケーブル1本でデスク環境が完成

パターン4: ゲーム機 + PC

  • HDMI 2.1でPS5/Xbox → 4K 120Hz
  • DisplayPort 1.4でPCに接続 → 4K 240Hz

配信者目線での使い勝手評価

配信環境のセットアップ

XG27UCDMGを配信環境で使用する場合の実力を評価します。

OBS Studioでの作業性

27インチ4Kの作業領域(150%スケーリング時: 2560x1440相当)は、OBS Studioの操作に十分な広さです。プレビュー画面、シーン一覧、ソース管理、チャット、音声ミキサーなどを無理なく配置できます。

QD-OLEDの広い視野角(OLEDは原理的に視野角が広い)により、画面の端でも色味やコントラストが変化しないため、OBS Studioの各パネルがどの位置にあっても正確な表示を維持します。

ゲーム配信時のパフォーマンス

4K 240Hzでゲームを実行しながらOBS Studioで配信エンコードを行う場合、GPUへの負荷は非常に高くなります。NVENC(NVIDIA GPU内蔵のハードウェアエンコーダー)を使用することで、ゲームのフレームレートへの影響を最小限に抑えられます。

配信解像度は1080pが一般的なため、4K画面でゲームをプレイしつつ1080pでダウンスケール配信するという運用になります。OLEDの応答速度の速さは、視聴者には直接伝わりませんが、プレイヤー側の操作レスポンスが向上するため、ゲームプレイの質が上がり、結果的に配信コンテンツの質も向上します。

サムネイル・映像編集

99% DCI-P3の広色域と166ppiの高精細表示は、サムネイル作成や映像編集で大きなアドバンテージです。特にAdobe Premiere ProやDaVinci ResolveでのHDR映像編集では、OLEDの広いダイナミックレンジが真価を発揮します。

14万円という価格帯は、プロ用カラーマネジメントモニター(例: EIZO ColorEdge CG2700Xは約30万円以上)と比較すると非常にリーズナブル。もちろんハードウェアキャリブレーション対応ではないため完全なプロ用途には及びませんが、YouTube配信者やウェブデザイナーの制作環境としては十分すぎる性能です。

メリット・デメリット

  • 上位モデルPG27UCDMと同じ第4世代QD-OLEDパネル(画質に差なし)
  • 約14万円のコストパフォーマンス(上位モデルより約2万円安い)
  • 4K 240Hz / 0.03ms GtGのハイスペック
  • 99% DCI-P3の広色域でクリエイティブ作業にも対応
  • USB-C 90W PD対応(上位モデルと同等)
  • OLED Anti-Flicker 2.0で長時間使用時の目の疲れを軽減
  • 166ppiの高精細テキスト表示
  • HDMI 2.1を2ポート搭載(PS5/Xbox対応)
  • DisplayPort 1.4 DSCは現行GPU(RTX 40/RX 7000シリーズ)と最適な組み合わせ
  • チルト/スイベル/高さ/ピボット対応の多機能スタンド
  • DisplayPort 2.1a UHBR20非対応(RTX 50シリーズの恩恵を受けられない)
  • Neo Proximity Sensor非搭載(離席時の自動画面減光なし)
  • OLED Care(Pro版ではない)のため、一部高度な焼き付き対策機能が省略
  • 約14万円はまだ液晶モニターと比較すると高価
  • 内蔵スピーカー非搭載
  • 27インチ4Kは100%スケーリングだと文字が小さい(150%推奨)
  • OLEDの特性上、静止画表示の長時間は避けたほうがよい

PG27UCDMとの選択ガイド|どちらを選ぶべきか

XG27UCDMGとPG27UCDMの選択は、以下の基準で判断できます。

XG27UCDMG(Strix版・約14万円)を選ぶべき人

  • 現在RTX 40シリーズやRX 7000シリーズを使用している(DP 2.1aの恩恵なし)
  • コストパフォーマンスを重視する
  • 画質に妥協したくないが、余計な出費は避けたい
  • OLED Anti-Flicker 2.0による目の疲れ軽減を重視する
  • 近接センサーの自動画面消灯は不要(手動で対応可能)

PG27UCDM(Swift版・約16万円)を選ぶべき人

  • RTX 50シリーズを所有しているか、近日中に購入予定(DP 2.1a活用)
  • プレミアムなデザインと質感を重視する
  • Neo Proximity Sensorによる自動省電力が欲しい
  • OLED Care Proの最も充実した焼き付き対策を求める
  • 長期使用を見据えて最上位モデルの安心感が欲しい

コスパ計算

約2万円の価格差で得られる追加要素をまとめると以下の通りです。

  • DisplayPort 2.1a UHBR20対応
  • Neo Proximity Sensor
  • OLED Care Pro(通常版との差分機能)
  • プレミアムなデザイン・スタンド品質

これらに2万円の価値を見出すかどうかは、個人の環境と優先順位次第です。純粋な画質面での差はゼロであることを念頭に置いて判断してください。

競合モデルとの比較

vs LG UltraGear 27GX790A(WOLED・同価格帯)

LGはWOLED(白色OLED+カラーフィルター)パネルを使用。色域はXG27UCDMGのQD-OLEDが優位(DCI-P3 99% vs 98.5%)。テキストフリンジの面ではWOLEDがやや有利なケースもありますが、第4世代QD-OLEDでは大幅に改善済み。USB-C PD出力やOLED Anti-Flicker機能を総合すると、XG27UCDMGのほうがバランスが良い選択です。

vs ASUS ROG Strix OLED XG32UCDS(32インチ・約10万円)

同じROG Strixブランドの32インチモデルですが、こちらは第1世代QD-OLEDパネルで165Hz。価格差は約4万円ですが、パネルの世代差(輝度、色域、テキストフリンジ改善)とリフレッシュレート(240Hz vs 165Hz)に明確な差があります。画質を重視するなら、サイズを落としてでもXG27UCDMGの第4世代パネルを選ぶ価値があります。

vs Dell Alienware AW2725QF(QD-OLED・同価格帯)

同じQD-OLEDパネルベースの競合モデル。基本画質は近似していますが、USB-C 90W PD対応の有無やOLED Anti-Flicker機能の搭載で差が出ます。XG27UCDMGはUSB-C運用とフリッカー対策の面でアドバンテージを持っています。

よくある質問

ROG Swift版(PG27UCDM)との違いは何ですか?
最大の違いはDisplayPort規格です。PG27UCDMはDisplayPort 2.1a UHBR20対応ですが、XG27UCDMGはDisplayPort 1.4 DSC対応。パネルは同じ第4世代QD-OLEDで画質は同等。Neo Proximity Sensorの有無やデザインの違いもあります。価格差は約2万円で、DP 2.1a対応GPUを持っていないなら実質的な体験差はほとんどありません。
DisplayPort 1.4 DSCでも4K 240Hzは出せる?
はい、DSC(Display Stream Compression)という視覚的にほぼ無損失の圧縮技術により、DisplayPort 1.4でも4K 240Hzの出力が可能です。理論上はDP 2.1aの非圧縮伝送のほうが高品質ですが、実際の使用で差を視認できるユーザーはほとんどいません。現行のRTX 40シリーズやRX 7000シリーズとの組み合わせで問題なく4K 240Hzを楽しめます。
OLED Anti-Flicker 2.0とは何ですか?
OLEDパネル特有のフリッカー(ちらつき)を低減する技術です。OLEDはPWM(パルス幅変調)方式で輝度を制御するため、低輝度時にフリッカーが発生しやすい傾向がありますが、Anti-Flicker 2.0はこのPWM周波数を高めてフリッカーを大幅に低減します。長時間使用時の目の疲れが軽減されるため、配信者やクリエイターに特におすすめの機能です。
MacBook ProのUSB-C接続で使えますか?
はい、USB-C(DisplayPort Alt Mode + 90W PD)に対応しているため、MacBook ProをUSB-Cケーブル1本で接続可能です。映像出力は最大4K 120Hzとなりますが、90Wの充電にも対応しているためケーブル1本でデスク環境が完成します。MacBook Air(M3/M4)の場合、60Hz上限の制限がmacOS側にある点にご注意ください。
14万円の価値はありますか?
第4世代QD-OLEDパネルの画質(完全な黒、99% DCI-P3、0.03ms応答速度)と4K 240Hzのリフレッシュレート、USB-C 90W PDの利便性を考えると、非常にコストパフォーマンスの高い製品です。液晶の4K 240Hzモニターが8〜10万円台であることを考えると、+4〜6万円でOLEDの圧倒的な画質が手に入る計算になります。画質重視のユーザーには十分な投資価値があります。

まとめ

まとめ

ASUS ROG Strix OLED XG27UCDMGは、「最高峰の画質を可能な限りリーズナブルに手に入れたい」というユーザーの願いに応えた、極めてコストパフォーマンスの高い4K OLEDゲーミングモニターです。

上位モデルROG Swift OLED PG27UCDMとまったく同じ第4世代QD-OLEDパネルを搭載し、4K 240Hz / 0.03ms / 99% DCI-P3という画質性能に妥協は一切ありません。DisplayPort 1.4 DSCへの変更は、現行GPU環境では実質的なデメリットにならず、約2万円のコスト削減を実現する合理的な判断です。

さらに、USB-C 90W PD対応やOLED Anti-Flicker 2.0など、日常的な使い勝手を向上させる機能もしっかり搭載。約14万円という価格で第4世代QD-OLEDの画質を体験できる本製品は、2026年の4K OLEDモニター市場において「最もおすすめしやすい1台」と言えるでしょう。

DisplayPort 2.1a対応GPUを既に持っていない限り、多くのユーザーにとってXG27UCDMGがベストバイです。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • 高精細モニターの美しい発色: Photo by Stem List on Unsplash
  • ケーブル接続のイメージ: Photo by Lucian Alexe on Unsplash
  • テキスト作業とクリエイティブワークの環境: Photo by Clément Hélardot on Unsplash
  • 配信環境のセットアップ: Photo by Sam Pak on Unsplash

よくある質問

QROG Swift版(PG27UCDM)との違いは何ですか?
A
最大の違いはDisplayPort規格です。PG27UCDMはDisplayPort 2.1a UHBR20対応ですが、XG27UCDMGはDisplayPort 1.4 DSC対応。パネルは同じ第4世代QD-OLEDで画質は同等。Neo Proximity Sensorの有無やデザインの違いもあります。価格差は約2万円で、DP 2.1a対応GPUを持っていないなら実質的な体験差はほとんどありません。
QDisplayPort 1.4 DSCでも4K 240Hzは出せる?
A
はい、DSC(Display Stream Compression)という視覚的にほぼ無損失の圧縮技術により、DisplayPort 1.4でも4K 240Hzの出力が可能です。理論上はDP 2.1aの非圧縮伝送のほうが高品質ですが、実際の使用で差を視認できるユーザーはほとんどいません。
QOLED Anti-Flicker 2.0とは何ですか?
A
OLEDパネル特有のフリッカー(ちらつき)を低減する技術です。OLEDはPWM(パルス幅変調)方式で輝度を制御するため、低輝度時にフリッカーが発生しやすい傾向がありますが、Anti-Flicker 2.0はこのPWM周波数を高めてフリッカーを大幅に低減します。長時間使用時の目の疲れが軽減されます。
Qこの価格帯で他におすすめの4K OLEDモニターはありますか?
A
同価格帯の競合としては、LG UltraGear 27GX790A(WOLED)やDell Alienware AW2725QFなどがあります。ただし、第4世代QD-OLEDパネル搭載でUSB-C 90W PD対応という点で、XG27UCDMGの総合的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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