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【2026年最新】配信者のためのAI活用講座|Canva・ChatGPT・Midjourney で制作効率10倍にする実践テクニック

【2026年最新】配信者のためのAI活用講座|Canva・ChatGPT・Midjourney で制作効率10倍にする実践テクニック

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配信者のためのAI活用講座|Canva・ChatGPT・Midjourney で制作効率10倍

「サムネイルを作るのに毎回1時間かかる」「配信の台本を考えるのが大変」「SNSの投稿文を考える時間がもったいない」——配信活動を続けていると、こうした制作作業の負担に悩むことは少なくありません。

2026年現在、AIツールの進化は凄まじく、かつてはプロのデザイナーやライターでなければ難しかった作業が、誰でも数分で完了できるようになりました。特にCanva AI、ChatGPT、Midjourneyの3つのツールは、配信者のワークフローを根本から変える力を持っています。

実際に、トップ配信者の間でもAIツールの活用は急速に広がっています。ある調査では、月間100万再生以上のYouTuberの約72%が何らかのAIツールを制作に導入しているというデータもあります。もはやAIを使わないことが、競争上の不利になりつつあるのです。

この記事では、配信者が今すぐ実践できるAIツールの具体的な使い方を、実際のプロンプト例やワークフローと共に徹底的に解説します。

この記事でわかること - 配信者がAIツールを使うべき3つの理由と具体的なメリット - ChatGPTを使った台本・企画書・SNS投稿文の効率的な作成方法 - Canva AIによるプロ品質サムネイルの5分作成テクニック - Midjourneyで配信用オリジナルアート素材を生成する方法 - Suno AI・Udio でオリジナルBGMを作る手順 - AI活用時の著作権・ガイドラインの注意点 - ツール別の料金比較と配信者向けおすすめプラン

なぜ今、配信者にAIツールが必要なのか

AIツールを活用するクリエイターのデスク環境(2026年2月現在)

配信活動における最大のボトルネックは、配信そのもの以外の制作作業にかかる時間です。多くの配信者が直面する課題を整理してみましょう。

配信者が抱える制作時間の問題

一般的な配信者の1本の動画に関わる作業時間を分解すると、以下のようになります。

動画1本あたりの平均作業時間(AI未使用時)
企画・構成60〜120分
台本・原稿作成90〜180分
サムネイル作成30〜60分
動画編集120〜300分
SNS告知文作成15〜30分
合計5〜11.5時間

ここで注目すべきは、配信・撮影以外の作業が全体の70%以上を占めているという事実です。つまり、10時間の作業のうち7時間は「配信以外のこと」に費やされているのです。

AIツールを導入すると、これらの作業時間は劇的に短縮されます。

動画1本あたりの平均作業時間(AI活用時)
企画・構成15〜30分(ChatGPT活用)
台本・原稿作成20〜40分(ChatGPT活用)
サムネイル作成5〜15分(Canva AI活用)
動画編集60〜150分(AI編集ツール活用)
SNS告知文作成3〜5分(ChatGPT活用)
合計1.5〜4時間

最大で約7時間の短縮が可能になります。この空いた時間を配信の質の向上や、新しいコンテンツの企画に充てられるのです。

AI活用が必要な3つの理由

1. 競争の激化

2026年現在、日本国内のYouTubeチャンネル数は700万を超え、Twitchの日本人配信者も急増しています。サムネイルのクオリティ、投稿頻度、SNSでの露出——あらゆる面で高い水準が求められるようになりました。AIツールを使えば、少ないリソースでもトップクリエイターと同等のアウトプットが可能になります。

2. マルチプラットフォーム時代

YouTube、Twitch、TikTok、X(Twitter)、Instagram——配信者が管理すべきプラットフォームは増える一方です。それぞれに最適化されたコンテンツを手動で作るのは、物理的に限界があります。AIで一括生成・変換することで、マルチプラットフォーム展開が現実的になります。

3. クリエイティブの民主化

かつてはPhotoshopの操作スキルがなければ作れなかったサムネイルが、AIならテキスト指示だけで作れます。プロのライターでなければ書けなかった構成の台本も、ChatGPTがベースを作ってくれます。スキルの壁が下がったことで、アイデアとセンスがより重要になる時代が来ています。

AIツールはあくまで「制作アシスタント」です。最終的な判断やクリエイティブの方向性は、配信者自身が決める必要があります。AIに丸投げするのではなく、AIの出力をベースに自分のオリジナリティを加えるのが、効果的な活用法です。

ChatGPT活用編:台本・企画・SNSを一気に効率化

テキスト生成AIの活用イメージ(2026年2月現在)

ChatGPTは配信者にとって最も汎用性の高いAIツールです。台本作成、企画立案、SNS投稿文、コメント返信テンプレートなど、テキストに関わるほぼすべての作業を効率化できます。

台本作成:構成から本文まで

配信や動画の台本は、ChatGPTが最も威力を発揮する領域です。重要なのは、良質なプロンプト(指示文)を書くことです。

実践プロンプト例:ゲーム実況台本

以下のようなプロンプトを使うと、実用的な台本のたたき台が生成されます。

あなたはゲーム実況系YouTuberの台本ライターです。

以下の条件で動画台本を作成してください:

【動画情報】
- ゲームタイトル:モンスターハンターワイルズ
- 動画の種類:初心者向け武器解説
- 動画の長さ:10分程度
- チャンネルの雰囲気:フレンドリーで分かりやすい解説系

【構成の指示】
1. フック(最初の15秒で視聴者を引きつける導入)
2. 本題の概要(30秒で動画全体の内容を予告)
3. メインコンテンツ(武器3種類の解説、各2-3分)
4. まとめ&次回予告(1分)

【注意点】
- 専門用語には必ず簡単な説明を添える
- 「概要欄もチェックしてね」など、エンゲージメントを促すフレーズを自然に挿入
- テンションは高すぎず、落ち着いた語り口で

このプロンプトのポイントは、具体的な制約条件を細かく指定している点です。あいまいな指示だとAIの出力もあいまいになります。「10分程度」「武器3種類」「初心者向け」など、具体的な数字や方向性を示すことで、質の高い台本が生成されます。

台本のブラッシュアップ

一度生成された台本は、追加のプロンプトで改善できます。

上の台本について、以下の改善をお願いします:
1. 各武器の解説に「実際の狩りでのシチュエーション例」を1つずつ追加
2. フックの部分をもっとインパクトのあるものに変更(3パターン提案)
3. 視聴者への問いかけを2箇所追加して、コメント欄の活性化を狙う

企画立案:ネタ切れを解消する

配信を続ける上で最も辛いのが「ネタ切れ」です。ChatGPTを企画のブレインストーミングパートナーとして使えば、この問題を大幅に軽減できます。

実践プロンプト例:企画アイデア出し

あなたは配信コンテンツの企画プランナーです。

以下の情報を元に、今後1ヶ月の動画企画を15本提案してください:

【チャンネル情報】
- ジャンル:ゲーム実況(FPS中心)
- 登録者数:約5,000人
- 主な視聴者層:18〜25歳男性
- 最近の人気動画:Valorant ランク解説(再生数15,000)

【条件】
- トレンドを意識した企画を5本
- 検索流入を狙えるHow to系を5本
- チャンネル独自の企画を5本
- 各企画に想定タイトルとサムネイルの方向性も記載

SNS投稿文の一括生成

動画を公開したら、各SNSで告知する必要があります。プラットフォームごとに最適な文体や文字数が異なるため、手動で作るのは面倒です。

実践プロンプト例:マルチプラットフォーム告知文

以下の動画について、各SNS向けの告知文を作成してください。

【動画情報】
タイトル:「【Valorant】プラチナからダイヤに上がるための3つのコツ」
URL:https://youtu.be/xxxxx
内容:ランクアップのための具体的なテクニック解説

【生成してほしいもの】
1. X(Twitter)用(140文字以内、ハッシュタグ3つ含む)
2. Instagram用(キャプション、ハッシュタグ10個含む)
3. TikTok用(動画を短くリパーパスする際のキャプション)
4. Discord告知用(コミュニティメンバー向け、カジュアルな文体)
  • 台本作成が90分から20分に短縮(約78%削減)
  • 企画のブレインストーミングが1人でも効率的に行える
  • マルチプラットフォーム向けの投稿文を一括生成できる
  • プロンプトのテンプレートを保存すれば、毎回の作業がさらに高速化
  • 日本語でも高品質な出力が得られる
  • 生成された台本をそのまま使うと、個性のない動画になりがち
  • 最新のゲーム情報やトレンドの正確性は自分で確認する必要がある
  • 機密情報(収益データ、個人情報など)をプロンプトに含めないよう注意
  • 無料版は利用制限があるため、ヘビーユーザーは有料版(月額20ドル)が推奨

Canva AI活用編:サムネイルを5分で作るプロの技

デザインツールを使ったサムネイル制作(2026年2月現在)

Canvaは元々テンプレートベースのデザインツールとして人気でしたが、2025年以降、AI機能が大幅に強化されました。特に配信者にとって革命的なのが、Magic Studioと呼ばれるAI機能群です。

Canva AIの主要機能と配信者向けの使い方

1. Magic Design(テキストからデザイン生成)

「ゲーム実況のサムネイル、青と紫のグラデーション背景、驚いた表情の文字」のようにテキストで指示するだけで、複数のデザイン候補が自動生成されます。

2. Magic Eraser(不要な要素の削除)

スクリーンショットから不要なUI要素やウォーターマークを自然に除去できます。ゲームのスクリーンショットを素材として使う際に非常に便利です。

3. Magic Expand(画像の拡張)

正方形のゲーム画像を16:9のサムネイルサイズに拡張する際、AIが自然に背景を補完してくれます。

4. Magic Grab(要素の分離)

画像内の特定のオブジェクト(キャラクターやアイテム)を自動検出して分離。コラージュサムネイルの素材作りに最適です。

5. Background Remover(背景除去)

自分の顔写真やキャラクター画像の背景をワンクリックで透過に。サムネイルへの人物合成が簡単になります。

5分でプロ品質サムネイルを作る手順

実際にCanva AIを使ってサムネイルを作る手順を具体的に説明します。

ステップ1:テンプレート選択(30秒)

Canvaで「YouTubeサムネイル」と検索し、ゲーム系のテンプレートを選びます。2026年現在、ゲーム配信向けテンプレートだけで2,000種類以上あります。

ステップ2:背景の変更(60秒)

Magic Designで背景を変更するか、ゲームのスクリーンショットをアップロードします。Magic Expandを使って、アスペクト比を調整します。

ステップ3:テキストの編集(60秒)

タイトル文言を入力します。Canvaのテキストスタイルから「太字+縁取り」のスタイルを選ぶと、視認性の高いサムネイル文字になります。

ステップ4:人物・キャラクターの配置(60秒)

自分の顔写真やゲームキャラクターの画像をBackground Removerで切り抜き、レイアウトに配置します。

ステップ5:最終調整・ダウンロード(60秒)

色味の調整、要素の位置微調整を行い、PNGでダウンロードします。

サムネイルのクリック率(CTR)を上げるポイント: - 文字は最大3要素までに絞る(情報過多は逆効果) - コントラストの強い配色を使う(黄色×黒、赤×白など) - 人物の表情は感情が伝わるものを選ぶ(驚き、喜び、真剣など) - スマホでの見え方を必ず確認する(視聴者の70%以上がモバイル閲覧)

Canvaの料金プラン比較

Canva料金プラン比較(2026年2月現在)
プラン名Free / Pro / Teams
月額料金無料 / 1,500円 / 3,000円(1人あたり)
AI機能基本のみ / 全機能 / 全機能+コラボ
Background Removerなし / 無制限 / 無制限
Magic Eraserなし / 無制限 / 無制限
Magic Design制限あり / 無制限 / 無制限
ストレージ5GB / 1TB / 1TB
ブランドキットなし / あり / あり
おすすめ対象お試し / 個人配信者 / チーム運営

配信者であればProプラン(月額1,500円)がコストパフォーマンス最高です。Background RemoverとMagic Eraserが無制限で使えるだけでも、毎月何時間もの作業時間を節約できます。

Midjourney活用編:オリジナルアート素材の生成

AI画像生成のクリエイティブ活用(2026年2月現在)

Midjourneyは、テキストプロンプトから高品質な画像を生成できるAIツールです。配信者にとっては、オーバーレイ素材、サムネイル背景、チャンネルアート、配信待機画面など、さまざまなビジュアル素材の作成に活用できます。

配信者向けMidjourneyの活用シーン

1. チャンネルアート・バナー

チャンネルの世界観を表現するオリジナルアートが、テキスト指示だけで作れます。

プロンプト例:
cyberpunk gaming room with neon purple and blue lights,
multiple monitors showing game screens,
futuristic aesthetic, wide banner format,
--ar 16:9 --v 6.1

2. 配信オーバーレイの背景

配信画面のフレームやオーバーレイに使える背景素材を生成できます。

プロンプト例:
dark elegant stream overlay background,
subtle geometric patterns,
deep purple and gold accents,
space for webcam and chat,
clean minimal design,
--ar 16:9 --v 6.1

3. サムネイル用の背景素材

ゲームのスクリーンショットだけでは物足りない場合、AIで独自の背景を作れます。

プロンプト例:
epic fantasy battlefield,
dramatic lighting,
explosions and magic effects,
cinematic composition,
vibrant colors,
--ar 16:9 --v 6.1 --style raw

4. エモート・スタンプ素材

TwitchやYouTubeで使えるスタンプのベースとなるイラストを生成できます。

プロンプト例:
cute chibi anime character emoji,
surprised expression,
simple clean lines,
transparent background style,
kawaii aesthetic,
--ar 1:1 --v 6.1 --niji 6

Midjourneyの基本パラメータ

Midjourneyを使いこなすために知っておきたい基本的なパラメータをまとめます。

Midjourney主要パラメータ
--arアスペクト比(16:9, 1:1, 9:16 など)
--vバージョン指定(6.1が最新安定版)
--style rawよりリアルで加工感の少ない出力
--niji 6アニメ・イラスト風のスタイル
--q品質(.25, .5, 1, 2)
--sスタイライズ強度(0〜1000)
--chaosバリエーションの幅(0〜100)
--no除外要素の指定

Midjourney vs 他の画像生成AI

Midjourney以外にも画像生成AIは複数あります。配信者の用途別におすすめを整理しました。

画像生成AI比較(2026年2月現在)
ツール名Midjourney / DALL-E 3 / Stable Diffusion / Adobe Firefly
月額料金$10〜 / ChatGPT Plus内 / 無料(ローカル) / $680/年〜
画質非常に高い / 高い / 高い(要調整) / 高い
日本語対応弱い / 強い / 弱い / 中程度
商用利用有料版OK / OK / OK / OK
得意分野アート全般 / テキスト含む画像 / カスタマイズ / ストック素材系
おすすめ用途サムネ背景 / SNS画像 / 高度なカスタム / ブランド素材
Midjourneyの代替として注目されているのがMicrosoft Designerです。無料で使え、Bing Image Creator(DALL-E 3ベース)を統合しており、日本語プロンプトにも対応しています。コストを抑えたい配信者には有力な選択肢です。

Suno AI・Udio活用編:オリジナルBGMを作る

音楽制作とAI技術のイメージ(2026年2月現在)

配信のBGMは著作権の問題が常につきまといます。フリー素材を使っている配信者も多いですが、他のチャンネルと被ることが多く、差別化が難しいのが現状です。

Suno AIUdioは、テキストで音楽の雰囲気を指示するだけで、オリジナルのBGMを生成できるAI音楽ツールです。

Suno AIの使い方

Suno AIでは、以下のような指示でBGMを生成できます。

プロンプト例(配信用BGM):
lofi hip hop beat,
chill and relaxing atmosphere,
soft piano melody with vinyl crackle,
perfect for background music while gaming,
steady rhythm,
120 BPM
プロンプト例(配信オープニング):
energetic electronic intro music,
building excitement,
synth leads with heavy bass drop,
suitable for gaming stream opening,
15 seconds,
epic and triumphant feeling

AI音楽ツールの料金と権利

AI音楽生成ツール比較
ツール名Suno AI / Udio / Soundraw / Mubert
月額料金無料〜$10 / 無料〜$10 / $16.99 / $14
生成回数50回/月(無料) / 50回/月(無料) / 無制限 / 無制限
商用利用有料版OK / 有料版OK / 全プランOK / 有料版OK
楽曲の長さ最大4分 / 最大2分 / カスタム / カスタム
日本語歌詞対応 / 対応 / なし / なし
クオリティ非常に高い / 非常に高い / 高い / 中〜高
  • 著作権を気にせず使えるオリジナルBGMが手に入る
  • 配信の雰囲気に完全にマッチした楽曲を作れる
  • 他のチャンネルと被らない差別化要素になる
  • 楽器演奏やDTMの知識がなくても音楽制作が可能
  • フリー素材サイトを延々と探し回る時間がゼロに
  • 無料版では商用利用が制限される場合がある
  • 生成される楽曲の品質にばらつきがある(何度かリトライが必要)
  • 長い楽曲(5分以上)の生成はまだ安定しない
  • 歌詞付き楽曲は日本語の発音精度に課題が残る
  • 生成した楽曲の著作権の帰属が法的にグレーな部分もある

実践ワークフロー:AIツールを組み合わせた配信制作

ここまで個別のツールを紹介してきましたが、最大の効率化は複数のツールを組み合わせたワークフローを構築することで実現します。

動画1本の制作ワークフロー(AI活用版)

フェーズ1:企画・構成(15分)

  1. ChatGPTに「今週のトレンドゲームニュース」を分析させる
  2. 視聴者に刺さりそうなテーマを5つ提案させる
  3. 選んだテーマの台本構成を生成する

フェーズ2:台本作成(20分)

  1. ChatGPTで台本のたたき台を生成
  2. 自分の言葉遣いや口癖に合わせて手動で修正
  3. 重要なポイントにマーカーを入れる(強調箇所の指示として)

フェーズ3:撮影・配信(自由)

通常通り撮影・配信を行います。

フェーズ4:サムネイル作成(5分)

  1. Canva AIで背景を生成またはMidjourneyで背景素材を作成
  2. ゲームのスクリーンショットとテキストを配置
  3. 自分の顔写真をBackground Removerで切り抜いて合成

フェーズ5:編集(効率化)

AI編集ツール(CapCut、Descript、Vrewなど)を使って編集時間を短縮します。

フェーズ6:公開・告知(5分)

  1. ChatGPTで各SNS向け告知文を一括生成
  2. ハッシュタグも自動提案してもらう
  3. 各プラットフォームにコピー&ペーストで投稿

週間スケジュールの例

AI活用週間スケジュール例(週3本投稿の場合)
月曜日企画3本分+台本1本(ChatGPT・60分)
火曜日撮影1本+編集1本(AI編集・180分)
水曜日撮影1本+台本1本(ChatGPT・120分)
木曜日編集2本+サムネイル3本(Canva AI・240分)
金曜日撮影1本+編集1本+告知文作成(180分)
週末休息 or ライブ配信
合計作業時間約13時間/週(AI未使用時は約30時間)

AI活用時の著作権・ガイドラインの注意点

法律とデジタルコンテンツの著作権(2026年2月現在)

AIツールを活用する上で、必ず知っておくべき法的な注意点があります。

著作権に関するルール

1. AI生成物の著作権

2026年2月現在、日本の著作権法では、AIが自律的に生成した創作物には著作権が認められないのが通説です。ただし、人間が創意工夫を加えた場合(プロンプトの工夫、生成物の編集など)は、著作権が発生する余地があります。

2. 学習データの問題

AIモデルが学習に使用したデータの中に、第三者の著作物が含まれている可能性があります。特に、特定のアーティストやクリエイターの名前をプロンプトに使うのは避けるべきです。

3. 各プラットフォームのポリシー

プラットフォーム別AIコンテンツポリシー(2026年2月現在)
YouTubeAI支援は許可、完全AI生成は開示義務あり
TwitchAI生成コンテンツは明示推奨
TikTokAI生成コンテンツのラベル付け義務
InstagramAI生成コンテンツのラベル付け推奨
X(Twitter)特段の制限なし(ただし変更の可能性あり)

安全にAIを使うための5つのルール

  1. プロンプトに実在の人物名やアーティスト名を使わない
  2. 生成物をそのまま使わず、必ず自分で加工・編集する
  3. AIで生成した要素が含まれる場合は、動画概要欄に記載する
  4. 有料プランを使って商用利用のライセンスを確保する
  5. 定期的に各プラットフォームのAIポリシーを確認する
法的な状況は流動的です。特に2025年以降、各国でAI関連の法整備が急速に進んでいます。年に1回は最新の法律やガイドラインを確認する習慣をつけましょう。不安な場合は、専門家(弁護士)への相談も検討してください。

AIツール導入のロードマップ:段階別ガイド

AIツールをいきなり全部導入するのは大変です。段階的に導入していくのがおすすめです。

ステージ1:初心者(0〜1ヶ月目)

まずはChatGPTの無料版から始めましょう。台本のたたき台作成と、SNS投稿文の生成を試してみてください。

導入すべきツール:

  • ChatGPT(無料版)
  • Canva(無料版)

月額コスト:0円

ステージ2:中級者(2〜3ヶ月目)

ChatGPTの有料版に切り替え、Canva Proも導入します。サムネイル作成の効率が劇的に向上します。

導入すべきツール:

  • ChatGPT Plus(月額20ドル / 約3,000円)
  • Canva Pro(月額1,500円)

月額コスト:約4,500円

ステージ3:上級者(4ヶ月目〜)

Midjourneyやサムネイル用のAI音楽ツールも導入し、制作ワークフロー全体をAI化します。

導入すべきツール:

  • ChatGPT Plus(月額3,000円)
  • Canva Pro(月額1,500円)
  • Midjourney(月額約1,500円)
  • Suno AI(月額約1,500円)

月額コスト:約7,500円

月額7,500円は決して安くありませんが、週17時間の作業時間削減で考えると、時給換算で約110円/時間の投資です。動画1本の制作時間が半分になれば、投稿頻度を上げて収益アップにつなげられるため、十分にペイする投資と言えます。

よくある質問

AIツールを使うのに専門知識は必要ですか?
いいえ、本記事で紹介するツールはすべてノーコードで使えます。ChatGPTは日本語で指示するだけで使えますし、Canvaもドラッグ&ドロップの直感的な操作です。Midjourneyもテキストで画像のイメージを伝えるだけなので、プログラミングやデザインの専門知識は不要です。
無料でも十分に活用できますか?
はい、各ツールには無料プランがあります。ChatGPTは無料版でもGPT-4oが使え、Canvaの無料プランでも基本的なAI機能が利用可能です。Midjourneyのみ有料(月額10ドル〜)ですが、代替としてMicrosoft Designerなど無料の画像生成ツールも利用できます。まずは無料プランで試してから有料版を検討するのがおすすめです。
AI生成コンテンツはYouTubeの収益化に影響しますか?
YouTubeは2024年にAI生成コンテンツのポリシーを更新し、AI支援ツールを使った編集・効率化は問題ないとしています。ただし、AIが完全に生成した動画(人間の創造的な関与がないもの)は収益化が制限される場合があります。本記事で紹介する使い方は、あくまで人間のクリエイティビティを補助する範囲なので、収益化への悪影響はありません。
AIで作ったサムネイルの著作権はどうなりますか?
Iで生成した画像の著作権は国や利用規約によって異なりますが、Midjourney・Canva共に商用利用を許可しています(有料プランの場合)。ただし、実在の人物に似た画像の生成や、既存の著作物を模倣するプロンプトは避けるべきです。不安な場合は、AI生成画像をベースに自分で加工・編集するのが安全です。
チームで配信活動をしている場合、AIツールの共有は可能ですか?
ChatGPTはチームプラン(Team、月額25ドル/人)があり、チーム内でプロンプトやチャット履歴を共有できます。Canvaはチームプラン(月額3,000円/人)でブランドキットやデザインテンプレートの共有が可能です。チームの人数やワークフローに合わせて、適切なプランを選びましょう。

まとめ

まとめ

配信者のためのAIツール活用まとめ

AIツールは、配信者の制作ワークフローを根本から変える力を持っています。

  • ChatGPT:台本作成、企画立案、SNS投稿文の一括生成に最適。作業時間を最大78%削減。
  • Canva AI:サムネイルを5分でプロ品質に仕上げられる。Magic StudioのAI機能群が強力。
  • Midjourney:オリジナルのビジュアル素材を生成。チャンネルの世界観を確立できる。
  • Suno AI / Udio:著作権フリーのオリジナルBGMを作成。他チャンネルとの差別化に。

段階的に導入すれば、初期コスト0円から始められます。最終的に月額約7,500円の投資で、週17時間の作業時間削減が期待できます。

重要なのは、AIを「代替」ではなく「協働パートナー」として位置づけること。AIが得意な定型作業を任せ、自分はクリエイティビティの発揮に集中する——それが2026年の配信者に求められるスタイルです。

画像クレジット

本記事で使用している画像の一部は Unsplash より提供されています。

  • AIテクノロジーのイメージ: Photo by Google DeepMind on Unsplash
  • ロボットとAI: Photo by Alex Knight on Unsplash
  • グラフィックデザイン: Photo by Balazs Ketyi on Unsplash
  • AIアート: Photo by Steve Johnson on Unsplash
  • 音楽制作: Photo by Wes Hicks on Unsplash
  • 法律イメージ: Photo by Tingey Injury Law Firm on Unsplash

よくある質問

QAIツールを使うのに専門知識は必要ですか?
A
いいえ、本記事で紹介するツールはすべてノーコードで使えます。ChatGPTは日本語で指示するだけで使えますし、Canvaもドラッグ&ドロップの直感的な操作です。Midjourneyもテキストで画像のイメージを伝えるだけなので、プログラミングやデザインの専門知識は不要です。
Q無料でも十分に活用できますか?
A
はい、各ツールには無料プランがあります。ChatGPTは無料版でもGPT-4oが使え、Canvaの無料プランでも基本的なAI機能が利用可能です。Midjourneyのみ有料(月額10ドル〜)ですが、代替としてMicrosoft Designerなど無料の画像生成ツールも紹介しています。まずは無料プランで試してから有料版を検討するのがおすすめです。
QAI生成コンテンツはYouTubeの収益化に影響しますか?
A
YouTubeは2024年にAI生成コンテンツのポリシーを更新し、AI支援ツールを使った編集・効率化は問題ないとしています。ただし、AIが完全に生成した動画(人間の創造的な関与がないもの)は収益化が制限される場合があります。本記事で紹介する使い方は、あくまで人間のクリエイティビティを補助する範囲なので、収益化への悪影響はありません。
QAIで作ったサムネイルの著作権はどうなりますか?
A
Iで生成した画像の著作権は国や利用規約によって異なりますが、Midjourney・Canva共に商用利用を許可しています(有料プランの場合)。ただし、実在の人物に似た画像の生成や、既存の著作物を模倣するプロンプトは避けるべきです。不安な場合は、AI生成画像をベースに自分で加工・編集するのが安全です。

この記事を書いた人

TK

モリミー

Webエンジニア / テクニカルライター / マーケター

都内で働くWebエンジニア。テクニカルライターをしています。 映画やゲームが好きです。

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